どうも(^_-)-☆
ってコトで今回もカタログのアップのなるのですが…
いいねぇ…もうたまらん…
S13シルビア前期です♪
実は以前アップした際は、前後期まとめてのアップだったので、今回改めて前期のみ単独でアップするコトにしました…
って…言っても前回アップしたのはもう8年前の話です(笑)
にしても懐かしい…学生時代に自分の周りではコレまたS13がウヨウヨいましたよ(笑)
しかしながら、大半がもうSRの後期でして、唯一1人だけですが、前期のQ’sに乗ってる友人もいましたね(*^^)v
専門学校の昼休みは食堂でメシを食うか、当時は学校の外のスーパーで買い物をするか、お店に食べに行くか(今はダメらしいけど、当時はOKだった)って感じで、自分は外に食べに行く派でした(笑)
で…結構よく行ったお店が八幡東区にある泰海っていう中華料理屋。
ココにシルビアやローレルに乗ってよくマーボー丼や焼き飯食べに行ってましたね(笑)
もう十数年前の話なんで、まだお店やってるのかなぁ…(汗)
学生時代に確かに色々な友人のクルマに乗りましたが、やっぱりシルビアは特に思い出深いですね(*^^)v
さて…そんなS13シルビアは1988年にデビューしています♪
先代、S12シルビアが商業的に大失敗なのもありまして、メーカー自らコライカンってコトで、かなり気合を入れて出してきた1台です(^_-)-☆
デビュー時の記者会見で、久米社長自ら、「プレリュードの市場を奪い取る」と宣言する程の気合いが入った程…つまりそれ程メーカー自身もプライドを賭けた1台だったのです。
当時のキャッチコピーは…
時代は、次のクルマを待っていた。
どうやら世論のハートにコレがマッチしたようでして、瞬く間にヒットを飛ばし、30万台を売り上げたようですね(*^^)v
で…特に日産自身が気合いを入れてたのがデザイン…
CMでもカタログでも堂々と謳っていた…
アートフォース シルビア
内外装共にそれまでの日産車とは違う、新しい日産車を感じさせるデザインは今見ても古臭く無いのが特徴…ホントにいいんだコレが…(笑)
ってな訳で今回のカタログは1988年11月のもので、グッドデザイン受賞後のものです。
たまらん。
このライムグリーンツートンのボディカラーがもうたまらないのです(笑)
そしてこの塊感のあるデザイン…当時、このシルビアを見たピニンファリーナが…
「もう少し大きければ、凄いクーペになっただろう。」
とまで言った程にかなりの高次元で完成されたデザインだったというのが分かります♪
リア周りから見ても伸びやかでして、ノーマルの仕様を見る限りでは、優雅な大人のクーペという雰囲気が出ています(^_-)-☆
実際に当時はデートカーとしての需要が高く、ドリフトマシーンになったのは後々の話。
実際に新車当時に街中で見るのはK’sよりQ’sのが圧倒的に多かったのを覚えてます(^_-)-☆
余程デザインに気合いを入れていたのか、外観だけの写真をかなり使っています♪
ちなみにボディサイドのプレスラインは、「エレガントストリームライン」って言うみたいですね(笑)
で…インテリアも拘ってる訳で…
当時絶壁インパネばかりで、やや堅苦しいイメージだった日産車の中で、一気に時代の先端へいったようなインパネの丸みを帯びた感じはかなり新鮮だったと思います(^_-)-☆
ただ、このインパネはどうも素材が悪いようで、芳香剤なんて付けようもんなら表皮がベリッと剥がれます…(泣)
シートはモダンフォルムシートという、一体成形のハイバックシート。
一見、デザイン的に見栄えはイイものの、やたらとクッションが柔らかくフニャフニャで乗っててすぐ疲れるシートでしたね…(^_^;)
後期になると、ヘッドレスト別体型になり、多少マシにはなります…(^_^;)
そんなS13シルビア前期に搭載されたエンジンは全部で2機種…
CA18DET…直列4気筒1800ccツインカムターボ、175馬力、23.0kg-m。
CAターボって正直馴染みが無いのです…(苦笑)
スペック的には低そうにも見えますが、これでも当時は結構なハイパワーエンジンでした(*^^)v
CA18DE…直列4気筒1800ccツインカム、135馬力、16.2kg-m。
S13自体がそんなに重い車種でも無いので、コレでも結構十分に走ります♪
これらに組み合わされるミッションが、5速マニュアルと4速のオートマです。
足回りはフロントこそストラットですが、リアは当時新開発のマルチリンクで、901活動の幕開けとなったサスですね(*^^)v
中々に粘ってイイ足です♪
日産もやっぱり気合い入ってたようでして、細かいアシの動きまで解説する凝り様です(笑)
また、ハイキャスもR31のようなリアメンバー毎曲げてしまうという強引なものではなく、油圧制御で同位相に1度程度切りこまれる、ハイキャスⅡへと進化しています♪
正直グニュグニュしたステアフィールはやはり違和感が残るんでしょう…(^_^;)
さて…装備としては…
純正のフルエアロ…特にエアロフォルムバンパーは未だに人気のあるオプションですね(*^^)v
コレ付くと一気に雰囲気が変わります(*^^)v
ちなみに、S13でも特に前が見えないと評判の悪かったプロ目…(汗)
実はコレもSパッケージっていうオプションで、リアスポとサイドモールのセットになってるんです…。
つまり当時はコレの装着車が多かったってコト…コレがチョット意外ですよね…(汗)
っつか俺は絶対このオプションいらない…。
どうもリアスポ付けるの好きじゃなくって…(苦笑)
ソレとサンルーフはGパッケージっていうみたいですね(*^^)v
後はGパッケージになるとコレも付く。
日本初のヘッドアップディスプレイ!
コレ…少なくとも日本初。詳しい資料が無かったので何とも言えませんが、ひょっとしたら世界初…。
コレが付くとメーター自体もスピード表示のみデジパネになります(*^^)v
で、当時のコレはフロントウインドウに表示されるのは数字のみ。kmなんて文字も付きません。
コレが付くと、外からフロントガラスを見たら、部分的にミラーフィルムみたいな感じの加工をされてるので分かりやすいんですよね(^_-)-☆
やっとココ数年で装着車が増えてきた装備ですが、S13は約30年前に装備していたと思うと、日産も勢いがあったなぁ…と…(^_^;)
残念なのは、その後の日産車に全然生かされなかったコト…(泣)
逆にトヨタは14マジェスタから採用し初め、代々進化させてモノにしていきます…。
んで、ディーラーオプションのスーパーウーハー。
コレ…別段大したもんでも(性能的にも…)無いと思うんですが。
ナゼかヤフオクで20万超えで落札されてました…(苦笑)
まぁ確かに珍しいんですが…こういうモノにもプレミアが付くようになったのか驚きましたね…(汗)
さて…そしてグレード構成ですが…
グレードは全部で3グレード。
最上級グレードは唯一のターボ付きグレードK’s。
最量販グレードのQ’s。
パワーウインドウすら付かないレアな最下級グレード…J’s。
有名な話ですが、グレードは全てジャック・クイーン・キングと、トランプを意識したネーミングでオシャレなんですよね(^_-)-☆
その後、ダイヤセレクション、クラブセレクション、SC(スペシャルカードの略)、オールマイティ(エースのAにスペードのマークの入ったエンブレム)。
なんて感じでトランプにちなんだパッケージオプションや特別仕様車がありましたね(*^^)v
ボディカラーは全部で6色。
自分は絶対ライムグリーンツートンです♪
頭文字D読んでる人が「池谷カラー」っていうヤツ(爆)。
さて…その後のS13シルビアは皆さんご存じの通り、ドリフト、ゼロヨン、ストリート、サーキット…
あらゆる場所で格好のベースとなり、しかも兄弟車のワンエイティも含めると生産台数も多いもんだから、シルエイティにワンビアなんて感じで、安くて手軽に楽しめるクルマで人気となりました…(^_^;)
自分が免許取った頃なんざまさに底値でタダ同然…いらないからあげるよの最右翼。
しかしながら、そんなクルマが今や極上車なら新車時同然の値段が付いちゃうんで驚く次第です…。
やっぱり安くて手軽で楽しめるって大事ですよ…(汗)
日産には今一度プレミアムスポーツなんざほっといてコレ出してちょーだいよ!
って言いたくなりますね…今ソレどころじゃないのも知ってるけど…(苦笑)