どうも(*^^)v
今回もカタログのアップになります…
ってコトで…
2代目タウンエースワゴン最終型です♪
この当時ってまだミニバンに違和感を覚える人も結構いたんで、この手のワンボックスもそれなりに売れてたんですよね(^_-)-☆
中学ん時に先輩の家が乗ってたんですが、なんかこの最終型のタウンエースワゴンって色が凄く地味でしてね…ファミリー感を感じないグレーとか茶色とか地味な色が多かったんですわ…(^_^;)
もっと華やかなボディカラーがなんで無いんだろう??と思ってた1台です。
最も、平成5年~9年位までのクルマって景気を反映してか地味だったりなんだかパッと見で質感の低いボディカラーがどのクルマにも多かったものですが…(汗)
さて…そんな2代目タウンエースワゴンは1982年にデビューしています♪
モデルライフがとにかく長かったので、1985年、88年にマイナーチェンジがそれぞれあり、92年1月に原形が無くなるようなビッグマイナーを施します。
マイナーチェンジが92年ってのは個人的にタイミングが良かったなと思います…とにかく装備がグンとアップ♪
コレがもう1~2年ズレてたらバンに毛が生えたような悲惨なものだったのではないのか??
なんて思いますね…(苦笑)
カタログ自体は93年2月のものになります。
ってコトでこの最終ビッグマイナーで、元々カクカクだったデザインをムリヤリ丸くしちゃったもんで、何とも言い難いデザインになっています…(苦笑)
この頃のトヨタはオーガニックデザインを強調していた為、やたら丸みを帯びていますが、Aピラーやルーフの後端上部の形状はさすがに変更出来なかったようでして、部分部分に古臭さが残る結果となっています…(泣)
リア周りもな~んかヌメッとした感じでして、リアガーニッシュは個人的にはコレの前の赤一文字のテールの方が好きでした…(苦笑)
インパネは度重なるマイナーチェンジで当初の面影は全く無く、90年代の乗用車感溢れるデザインになっているものの、ステアリングはステッチ模様が入っていて80年代のまま取り残された感があるのです…(苦笑)
シートやインテリアは7人乗りのロイヤルラウンジ系ですととにかく豪華でして、実質的には上級版とも言える、エスティマルシーダ/エミーナに比べても豪華な部分が所々に見えます♪
ところが、コレが8人乗りのスーパーエクストラになると、やたら貨物っぽくなるのです…(汗)
んでもって実質的に売れ筋だったのは実はコッチ。
そんな2代目タウンエースワゴン最終型に搭載されるエンジンは全部で2機種…
3Y-EU…直列4気筒2000ccOHV、97馬力、16.3kg-m。
今じゃ滅多とお目に掛かれないOHV…さすがにややアンダーパワーでしょうか…(汗)
2C-T…直列4気筒2000ccOHCディーゼルターボ、85馬力、17.6kg-m。
コレでもややアンダーパワーだったのか、93年8月に2200ccの3C-Tへパワーアップしてます♪
コレらに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと、4速OD付きオートマです。
足回りに関しては、フロントがダブルウィッシュボーンのトーションバー。
リアがトレーリングリンクのコイル、又はリーフでしてこの手のワンボックスでは定番のレイアウト。
但し、ロイヤルラウンジ系ではTEMSが標準装備…ってか元々日本初はこの型のタウンエースです(笑)
ただ、このビッグマイナーで上下G感応式TEMSとなり更に進化をしています(*^^)v
更にブレーキ回りもオプションでワンボックス初のABSが選べるようになったのもトピックです♪
さてさて…装備としてはですね…
ロイヤルラウンジリミテッドに標準の、イージーアクセスパワーシート!
このクラスではチョット異様です(笑)
ただ、リクライニングは手動だったり(爆)
アラーム付デジタル時計なんてのもコレまた地味ながら装備してたり(笑)
空調に関しても、オーバーヘッドデュアルエアコンに、リアヒーター、クール&ホットボックスと至れり尽くせりなのです♪
しかもこのリアヒーターってのがミソでして、エスティマ系って当時リアクーラーしか無かったんですよね…(泣)
寒冷地に住んでる方ならこの差は大きかったんじゃないかと思いますね…(汗)
更には電動カーテンもあったりしますし…
ヒーター付のドアミラーがあるのもいいですね(*^^)v
更にタウンエース系では定番のスカイライトルーフも選択出来れば…
ツインムーンルーフも選択可能なのはいいですねぇ♪
ちなみにこのツインムーンルーフはフロントもチルト&スライドが可能でして、コレはトヨタ系のワンボックスではこの型のタウンエースとライトエースのみなのです!!
グレード構成は意外と少なく、最上級グレードのロイヤルラウンジリミテッドを筆頭に、コレにグッと装備を落としたロイヤルラウンジ、更に8人乗りになった最量販グレードのスーパーエクストラ。
他にLD、スーパーSW、SWとあるんですが、これら3グレードは4ナンバー貨物の毎年車検を嫌うユーザーへ向けた5ナンバーバン(登録上はワゴンだけど…)。
ちなみにSWはスイッチワゴンの略なんだそうです。
後はTECS扱いですが、シャルムという、2段ベッドのキャンピング仕様もあります(*^^)v
コレは元々用意されていたキャニオンパッケージの流れを汲むモデルですね(^_-)-☆
さて…そんな2代目タウンエースワゴンは96年10月までと、実に14年に渡り販売され、後継のタウンエースノアへとバトンタッチします。
こうやって見てますと自分はロイヤルラウンジリミテッドが気になりますね(^_-)-☆
にしてもやっぱりもうチョット鮮やかで華やかさのあるボディカラーは出来なかったものなのか…(汗)