どうも(*^^)v
アップするものも溜まってるので、カタログのアップと行きましょう(^^ゞ
ってコトで…
EL51ターセル前期です♪
まさにタイムリーで数日前に乗ったばかりです(爆)
丁度20年前位にオヤジが代車で紺色のコルサだかターセルだかに乗ってきて横に乗って以来でしたわ…当時確か中1か中2。
その時から幅の狭いシートで驚きましたが、今回の件であの時の感想そのままだった訳で(爆)
兄弟車のコルサのCMではとにかく価格の連呼で安いのが取り柄っていう印象も強烈に残ってますね…(^_^;)
クルマとしての出来が云々よりも、コレを新車で買ってずっとワンオーナーで乗るとしたら、今年で24年な訳ですから、コミコミ96万円で購入した場合(ホントにグレードによっては出来た)…
車体だけで割ると年間4万円…安過ぎ(笑)
ちなみに当時シーマをコミコミ720万円で購入したとしたら(計算しやすいようにこうしただけ)、年間30万な訳ですから…。
カリーナEDをコミ240万円で買ったとしたら年間10万円。
72万でミニカ買ったら年間3万円な訳ですから、それなりに実用性と装備を求め、コスパを考えるとある意味凄いクルマですよコレ…(笑)
まぁ…参考までに。
ってコトでEL51ターセルは1994年にデビューしています♪
先代のバブル全盛期デビューとは打って変わって、この型はバブル崩壊後の中でも一番コストダウンのツライ時期にデビューしたとあって、そのチープ感には凄まじいものがありました…(^_^;)
その代わり??前述のようにとにかく安かった(笑)
一番安い、3ドアジョイナスEパッケージの4速マニュアルで81万8000円ってのは1994年にしては衝撃的な価格だった訳で(笑)
その代わりエアコンも無い状況(パワステはナゼか標準)。
まぁ総合的に見れば最大のウリは手頃なコトだけとも言えました…当時は。
今回のカタログは1994年9月で、デビュー当初のカタログです。
まずはメインとなるのは4ドア。
先代と比べると、部品点数もボディのプレス数も極端に減らしてコストダウンしました感がかなり出てます…(^_^;)
当時、徳大寺さんが本に書いてた通りなんですが、前後バンパーに無塗装モールだけ別体装着していることにより、小事故での修理代を安く抑えたコトには感心する…的なコト書いてましたね(*^^)v
リア周りにも同様のコトは言えまして、先代にはあったリアガーニシュも無くなり、各種装飾類も減った印象。
イイ意味ではバブル期の何でも上昇志向が無くなり、言葉通りのベーシックカーに戻ったとも言えます。
インパネもとにかくシンプルで最上級グレードでもこんなもんです(^_^;)
先日乗った印象ではとにかくシートはホントに最低限…以下かもしれません…(苦笑)
フロントシートはとにかく幅が狭くて小さい…ものの、まだイイとして。
リアシートは更に小さい&座面が低過ぎて凄いコトに…(汗)
太ももの裏からひざ裏まで完全にシートが接触しません…ココまで接触しないクルマも珍しい。
リアシートに乗るならせいぜい30分位の距離ならOK…(苦笑)
乗降性を意識し過ぎて、座面の先端も削り過ぎてる感じでしたね…(^_^;)
んで3ドアもあるんですが、CMで知名度が一気に上がったカローラⅡとは対照的に影のような存在感がありましたね…(汗)
まぁ…カローラⅡとは主にグリルが違う程度だったと思います。
そういえば3ドアにはセダンにあったバンパーモールが無いんですね。
もうリアに関しては、3兄弟ともデカールが違うだけっていう…(苦笑)
剥がしたら絶対に判別出来ない自信があります。
ちなみに3ドアの室内もまんま4ドアのリアドア無し版。
せめてリアシートの座面は変えたいトコ…端を削らなくても…(苦笑)
なんて思ってバブル全盛のEL41を見たら、どうやらセダン、ハッチ共通。
やっぱりこういう気付きにくいトコは共通にするんですねぇ…(汗)
ちなみにEL41とEL51のシートを写真で見比べただけでも造りの違いは雲泥の差でございます。
そんなEL51ターセル前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
5E-FE…直列4気筒1500ccハイメカツインカム、94馬力、13.5kg-m。
4駆は91馬力、13.2kg-mになります。
そう言えば、プライベーターSAKIってマンガでこの1500のコルサにスタタボのエンジンを載せてFドリするって話があります(笑)
元が軽いクルマなんで、やってみると面白そうではあります(^_-)-☆
4E-FE…直列4気筒1300ccハイメカツインカム、88馬力、11.8kg-m。
多分エンジンとしては悪くないんですよ…軽いですし、フツーに走るハズ。
4速マニュアルだったら(笑)。
3速オートマだとさすがにツライ…唸るばっかりで…(汗)
1N-T…直列4気筒1500ccOHCディーゼルターボ、67馬力、14.0kg-m。
コレがトルクがあって結構速いんで驚きます…特に軽いし(笑)
NL30に乗った感じからすると、多分NL50でもフロントヘビーな動きをするとは思います。
これらに組み合わされるミッションが、1300は4速マニュアルと3速オートマ。
1500とディーゼルは5速マニュアルと4速オートマになります。
足回りはフロントがストラット、リアは2駆がツイストビーム、4駆が車軸式。
メカニズムは完璧に先代のキャリーオーバーですねコレ。
見えない部分は徹底的にコストカットしてますね…当時の台所事情が伺えます。
さて…装備としては…
当時はこのクラスでも普及し始めた位のリモコンキー位ですかね…(^_^;)
但し赤外線式が大半でして、かなり近づかないとロックが解除されず、まだまだ実用性としては厳しい面がありましたね…(苦笑)
後は時代ですねぇ…先代にあった豪華&格好的な装備は徹底的に廃止されてます…(汗)
グレードもそれなりに削られ…
オートエアコンやリモコンキーが付いた最上級のVXサルーンパッケージにソレを省いたVX。
1300のみのアベニューってヤツに、一番売れたであろうジョイナス。
で…無塗装バンパーにバンパーモールと言うシュール極まるジョイナスEパッケージ。
ハッチバックはVX、アベニュー、ジョイナス、ソレのEパッケージと、ほぼほぼセダンと同じです。
ボディカラーは意外と多く9色もありまして、自分ならセダンVXサルーンパッケージのライトグリーンメタリックと行きたいもんです(*^^)v
チープなクルマに無駄にフルオプションなんてして、何がしたいのかよく分からない仕様なんてしたいもんです(爆)
さて…そんなターセルのカタログには価格表が入ってまして…
市松人形。
ではなく、当時無名だった吉川ひなの。
ハート型の涙って歌を何気にCDで出してまして、自分は好きな曲なものの、あまりの音痴っぷりには当時の初々しさを感じます(爆)
その後ターセル様々なんて言ったお陰かCD効果か分からないものの、リメイク版すみれセプテンバーLOVE中身の人と結婚して離婚しています。
ターセルを街中で見なくなってきたと共に、この市松人形もテレビで見なくなってきています。
ちなみにコレが4ドアの価格表。
一番安いグレードのマニュアルなら90万切ります…(汗)
今見て分かったのはVXサルーンパッケージ以外はエアコンがオプションっていう…(爆)
1300ジョイナスのオートマでエアコンとフロアマットとバイザー付けて値引き10万で諸費用コミコミ120万円位が当時の売れ筋じゃないかなぁと…(^_^;)
一方3ドアなら同様のケースで各車5万円安ってトコみたいです。
で…ディーラーオプションも載ってたんですが…
インパネトレイ位は標準で付けてくれてもいいじゃないのよ…(^_^;)
なんて思ったり。
こんなの付いてるの見たコトないなぁ…なんて思ったり。
自分が乗るならバックドアガーニッシュ付けたいトコです(笑)
さて…そんなEL51も20年選手…さすがに見なくなってきました…(^_^;)
そういえば先日のツーリングで話題になってましたが、ダークグリーン系はクリアが剥げたり、ミラーベースがボロボロになったりするそうですね…(^_^;)
意外とこの辺りは高齢の方がワンオーナーでガレージ保管なんてケースも多々あるハズなので、じっくり探せばイイ1台が今なら出て来ると思います♪