どうも(*^^)v
今回はカタログのアップになります←ネタないんだよね今週
ってコトで早速行きましょう…
AE86カローラレビン後期です♪
馴染みアリまくりの超メジャーなハチマル車って方が多いでしょう(笑)
ハチロクって某マンガを見てから知った世代だとやったら速くて、ドリフト自由自在で、200万位出さないと容易に購入出来ないクルマで…なんて印象の人も多いんじゃないでしょうか…(^_^;)
自分の場合はブーム前から知ってるのもあって、元々は1ケタとかで引っ張ってくるオモチャ的なクルマだったのに、あのマンガの影響でプレミア神輿の頂上に載せられてしまった感が…(汗)
だから、カローラのスポーティルックがこんなに値段が上がるっていう時点で違和感です…(汗)
さて…そんなAE86カローラレビンは1983年にデビューしています…何と35年前…(汗)
元々、先代のE70系ではカローラ3ドアハッチバッククーペの1600ccツインカム搭載車がレビンという名前でしたが、このE80系より、2ドアノッチバック及び3ドアハッチバック全体にレビンという名称が付くようになってます♪
また、この型では、セダン系がFFへ移行したものの、レビンのシャシーは先代の物をほぼほぼキャリーオーバー…なのでFRを踏襲しています。
当時のトヨタとしても、各社がこのクラスの車種を一斉にFF化していく中、まずはセダン系で様子を見て…石橋叩いたって感じでしょうか…(^_^;)
その代わりと言いますか…エンジンが新開発の4A-Gになったのが最大の特徴です♪
で…後期へのマイナーチェンジは1985年、主に内外装のリファイン&質感アップですね。
今回のカタログは1985年10月のものです。
そういえば、前期のカタログを見たコトある人は分かると思うんですが、前期のカタログって完璧に郷ひろみ写真集だと思ってます…今見たら本人がさぞ恥ずかしいだろうな…と思う位(爆)
郷ひろみと言えば、ブックオフに行くと大概どの店舗にも1冊は108円の文庫本コーナーにダディが
ありますね…ダディの在庫は万全!安心のブックオフ…まぁどうでもいいけど。
そうそう…んでもって前期はアイドル色を出してたんですが、いざデビューしてみると、コレが走り屋に人気が出まして現行当時に第1次ハチロクブームが起きた訳です。
ってコトで後期のカタログは結構カッコイイ(笑)!
結局AE92でFF化されたのもあって、ハチロクは平成2~3年辺りまでは高値安定だった気がします(*^^)v
ちなみに言わずもがな、この写真は合成写真。
で…この後期からラジエターグリルがクリアタイプになった上、グリル内にフォグランプが内蔵されてます♪
フロントバンパーもウインカーレンズが拡大。
んで、コレが3ドアの1600GTアペックスですね(^_-)-☆
そうそう…この後期からオプションで写真の西ドイツ、イントラ社製のアルミホイールが選択出来ます。
特にこの3ドアはリアハッチゲート周りとリアのフェンダー周りがサビでグサグサになりやすいんですよね…(^_^;)
で…コチラが2ドアの1600GTアペックス。
通称:パンダと呼ばれるこのボディカラー…正式名称はハイメタルツートーンと言います。
で…イニシャルなマンガ効果で3ドアに人気がありますが、当時からラリースト等に人気があったのは実は2ドアの方。
リア周りの剛性はコッチのが高いなんてのはよく聞いた話…まぁ構造上そうなりますが…(笑)
インパネはいかにも当時のトヨタ車って感じですよね(*^^)v
コレが今見るとメッチャスパルタン♪
ヘッドライトスイッチがコンビネーションレバータイプではなく、ダイヤル式なのが印象的。
特に後期で大幅に室内の質感がアップしています(*^^)v!
前期はドアトリムがビニールのソフトパットだったのが、後期でクロス張りになっています。
一方スポーティ系グレードじゃなくて…要はAE85なんかはシースルーヘッドレストでもバケットタイプのシートでも無く、フツーのシートだったりします。
そんなAE86カローラレビン後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
4A-GEU…直列4気筒1600ccツインカム、EFI、グロス130馬力、15.2kg-m。
あのマンガみたいにやたらとエボやFDを追いかけれるスーパーポテンシャル!!
…なんてコトは無い…(苦笑)
けど軽いから意外と速い訳です…まぁソレでも「おぉ♪元気いいよねぇ♪」ってヤツです(笑)
このエンジンの良さは速いとかパワー云々では無くて、レスポンスの良さや気持ち良さ…
俗に言うグッドフィールな訳です。
特に4000回転を境に切り替わる、「T-VIS」っていう可変吸気システムの効果が大きいです♪
シビックで言う「VTECに入った」的な切り替わりの前後が分かりやすいのがコレに繋がってる訳ですねぇ(*^^)v
今のクルマってこういう可変ギミックの切り替わりが分かりにくいように極めて自然なフィーリングに仕上げてる訳です…ホントに気付きませんしよ~く出来てるんです♪
しかしながら人間ってのは不思議なもんで、山や谷があった方が面白いって思っちゃう(笑)
ベタ凪よりも波が有る方が気持ちがイイ(笑)
ハチロクってのはそういう意味では人を引き付ける魅力があります…軽いのもイイ(笑)
3A-U…直列4気筒1500ccシングルカム、Vキャブ、グロス85馬力、12.0kg-m。
某マンガ…っつかイニシャルDは「あまりの遅さにケツから蹴っ飛ばしたくなる位の…」なんて書いてましたが、実際のところ、ヨーイドン!みたいなコトをしなければ、意外とコレが元気に走ります。
軽いのもあって普段乗りなら十分満足出来ます(*^^)v
ただ、Vキャブってのはかなりクセがあって、触ったコトが有る人は関わりたくないって位なシロモノらしいですね…又聞きした話題ですけどね…(苦笑)
これらに組み合わされるミッションは5速のマニュアルと4速オートマ。
特にAE86の方は後期から電子制御式のECT-Sになってるようですね。
ちなみに前期はAE86の5速のファイナルが4.100と4.300で選べましたが、後期で4.300へ一本化されてます…(^_^;)
んでもって足回りはフロントがストラットで、リアが4リンクコイル。
当時としては極めてオーソドックスでして、リアがリジッドっていう時点で驚く方もいると思います(笑)
(自分は数年前まで4独かと思ってました…。俺だけ??)
さて…装備としては…
80年代前半のトヨタ系スポーツシートはこのエアーランバーサポートがありました(^_-)-☆
縁日のピョンピョン飛ばすカエルの如く、ポンプをシュポシュポして空気を入れて~ってヤツですね。
で、イニシャルD見てたら出て来る、エレクトロニックディスプレイメーター(笑)
GTアペックスにのみオプションだったりします。
実はグリル内蔵フォグはGTアペックスのみでして、ソレ意外ですと、この自動開閉フォグがオプションで選択出来ます(*^^)v
コレが今やヤフオクで高値で取引されるアイテムですね(笑)
後はこのサンシールドストライプなんてのはレアアイテムかと思われます(*^^)v
で…グレードは3ドアが読んで字のごとく「頂点」という意味の「GTアペックス」を筆頭に、走る人の為のパワステ無しの硬派モデル「GTV」。
更に「レビンをくださいって言っただけで、ハチロクと思って買ったらハチゴーだったんだよぉ…(泣)」
でお馴染み…AE85の「1500SR」。
ソレと2ドアの「1600GTアペックス」。
更に2ドアは硬派仕様の「1600GT」、1500豪華仕様のSEに、パワステやバニティミラーの付いた女性仕様の「ライム」、最もベーシックな「ライム」になってます。
さて…そんなAE86カローラレビン…。
元々最初の書いたように?若者が気軽に遊べる手頃なライトウェイトスポーツだった訳です。
ソレが良くも悪くもあのマンガで95年辺りから一気に相場が高騰し、今では、極上車なら400万円に達したりと、親分のスープラやソアラを軽く超える下剋上ぶりにはどうも違和感があります…(^_^;)
しかしながら、あのマンガが無ければ、多分今の世の中のはこんなにハチロクが残って無かったと思いますね。
やっぱり昔を知っていたら良くも悪くも複雑な気分になるクルマがハチロクなんですよねぇ…(笑)