どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…馴染み無いなぁ…(^-^;
初代シャルマン中期です♪
子供の頃はシャルマン自体をまず見るコトが無かったです…。
ダイハツの販売加盟店の工場の前で…
「シャレード「「シャルマン」「クオーレ」
なんて筆文字風に書かれた看板を見る機会のが多かったです…えぇ。
もうシャルマンに至っては車体よりもあの看板の方こそ数が出ているのではないのか…(爆)??
さて…そんなシャルマンは1974年にダイハツのフラッグシップセダンとしてデビューしています♪
フラッグシップと言ってもベースとなったのはカローラ…しかも当時最新の30ではなくて一世代前の20系となってます。
そして1976年のマイナーチェンジで中期型に…SCとGCが追加されたり、フロントグリルが変更されたりしています。
今回はその中期型の中でも1976年11月のマイチェン直後のものになります。
ってコトで中期型で大きく変わったのがこのフロントグリル…
今見るとケンメリっぽい感じ…逆スラントでスポーティです(^O^)
ちなみに20カローラベースな訳ですが、フロントドアはそのまま共通。
リアフェンダー上部入るラインは結構インパクトありますね♪
やっぱりなんかケンメリ辺り意識してるような…(爆)
インパネはちょっと分かりにくいですが、角型3連のメーターパネルが特徴的なトコですかね(^^)v
写真のヤツはSC(スポーティカスタム)というグレードでして、革巻風のウレタンスポークのステア。
GC(グランドカスタム)という最上級グレードですとウッドステアリングに木目調パネルになります。
シートは雰囲気からしてチョット豪華なカローラって感じでしょうか。
最上級グレードでもこの通りヘッドレスト一体型のハイバックシートです。
そんな初代シャルマン中期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
T-U…直列4気筒1400㏄OHV、82馬力、11.6kg-m。
3K-U…直列4気筒1200㏄OHV、64馬力、9.2kg-m。
どちらもこの中期型でDECS-Cという51年排出ガス規制に適合♪
触媒にチャコールキャニスター、EGRにエアポンプと装備される訳です。
コレらに組み合わされるミッションは全車4速マニュアル、SCとGCとハイカスタムにオプションで5速マニュアル。
1200ハイカスタムとカスタムに2速オートマが選べます。
1400にオートマがありません…時代を感じますね…(^-^;
足回りはフロントがストラットでリアがリーフリジッド。
ブレーキは1200デラックスを除きフロントがディスクでリアがドラム。
1200デラックスは4輪ドラムです。
で…ナゼかココで奥さまへCMキャラクターの小川知子がシャルマンを紹介。
そしてDCCSの会長がご主人さまへシャルマンを紹介します。
いや…紹介もイイんですが、今一度ダイハツチャレンジカップを復活して頂きたい…(泣)
5000円で3ヒート走れてお弁当付きで景品まで貰えてスゲェ良かったのに!!
手軽にモータースポーツの登竜門的な感じで間口の広さが最高でございました♪
で…装備と言われましても結構必要最低限。
チャイルドプルーフのレバーがインサイドハンドル手前にあるのが独特ですね(^^)v
ロックノブもこの年代にしてはオーソドックスな引き上げタイプではなくて、現代的な感じです。
シートベルトはバックルの解除ボタンがダイハツマークです♪
今では法規上の問題で絶対にコレは出来ないでしょう…(^-^;
グレードはこんな感じで…
・SC(スポーティカスタム)…1400のスポーティグレード。
ボディカラーは全部で6色あります♪
スーツの下にスポーツのこころ…言い回しがなんかいい感じでして…(笑)
・GC(グランドカスタム)…1400の最上級グレード。
内装色はボディカラーによって2色選べます。
・ハイカスタム…1200と1400があります。1200では最上級。
・カスタム…コチラも1200と1400があります。ラジオやシガーライター等の装備は最低限装備されてます。リアシートのヘッドレストがありません。
・デラックス…最下級グレード。1200のみです。ボディカラーも3色のみ。
自分なら1400GCの5速でサーフブルーメタリックですかね(^^)v
オマケ
70年代のダイハツはEVやハイブリッドに熱心だったようでして、1979年のモーターショーにシャルマンハイブリッドが展示されています♪
なんでも550㏄のエンジンにモーター2基という、現代の目で見ますと変則的なユニットに見えます。
最高速は90km/h…ガソリンと電気はコンピューター制御で切り替えるようでして、フェローマックスのハイブリッドからの進化が伺えます(^O^)
ただ…この時代はまだまだ実用化には程遠い内容ですね…さすがにこのスペックでは…(^-^;
さて…そんなシャルマンは今やまずイベントでも見かけないクルマですね。
初代もそうですし、2代目も…後継のアプローズもどれも貴重な存在になっています。
意外と造りは実直でダイハツらしいマジメさがあるようには思えます(^O^)