どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
ってコトで…
HCルーチェ後期最終です♪
親戚の家が当時新車で買って乗ってましたね…その後、Z32がデビューすると同時に親戚の家のファミリーカーがZ32になるという暴挙がありましたが…(爆)
ソレと以前チョコッと運転させてもらったコトがあります…V6の2リッターモデルでしたが、意外とトルクフルなクルマって印象ですね(^^)v
さて…そんなHCルーチェは5代目ルーチェとして1986年にデビューしています♪
マツダのフラッグシップモデルとして、パーソナルなキャラクターの4ドアハードトップと、よりフォーマルな4ドアセダンの2タイプのボディ構成はこのクラスでは定番と言えます。
しかしながら、このクラスでもロータリー搭載モデルがあったりとマツダらしい個性的な一面があったり、途中で3リッターモデルの追加があったりとエンジンラインナップが豊富なクルマでもありました(^O^)
1988年には後期型へマイナーチェンジをして、1990年に今回の後期最終とも言える小改良を施しております(^O^)
今回は1990年1月のカタログで、まさに最終型と言えるカタログです。
ってコトでまずは4ドアハードトップの3リッターモデル。
ちなみにグレードは最高級モデルの3000-V6DOHCロイヤルクラシックってヤツですね(^^)v
3リッターモデルですと前後に装着された大型バンパーが特徴。
そしてコチラはスポーティモデルとなるグランツーリスモ…。
実はセドグロだけじゃなくてルーチェにもグランツーリスモが今回の後期最終で追加されています♪
で…コチラは5ナンバーボディのモデル。
グレードはリミテッドスペシャルエディション。
後期の見た目で一番分かりやすいのはフロントグリル中央にルーチェのエンブレムが付いてるコト…前期はグリル右上にMAZDaって入ります(^O^)
後はリアテールも何気に違ってるんですね…今更ですが…(爆)
ソレと前期はナンバープレートのガーニッシュがメッキですが、後期はテール同様の処理になってますね(^^)v
一方コチラはセダンモデル。
個人的に思うコトですが、ルーチェはレガートの時代からハードトップとセダンのスタイルの違いに違和感が無いなぁって思います(^^)v
クラウンもセドグロもハードトップとセダンだと明らかに違いが分かるんですけどね(^^)v
インパネはデジパネ仕様ですと、かなり横長でインパクトがありますね!
センターレジスターが3つあったり、カセットデッキが成立式だったりとクセが強い(笑)
シートはクッションの厚みがあってフワッとしながらもしっかりとコシのある感じでしたね(^^)v
本革シートはロイヤルクラシックなら写真の通りギャザー入りで高級感のあるもの。
一方、グランツーリスモではこのギャザーが無くて、この辺りにアメ車風な感じとヨーロピアンな感じで差別化をしてますね♪
そんなHCルーチェ後期最終に搭載されるエンジンは全部で5機種…
・JE…V型6気筒3000㏄DOHC、200馬力、26.5kg-m。
ルーチェ最大排気量のエンジン、前期の途中でOHCで追加されたものの、後期になってDOHC化しています。
・JF…V型6気筒2000㏄OHC、110馬力、17.1kg-m。
スペックの割には下からトルクがあって非常に乗り易いのです(^O^)
・JF-T…V型6気筒2000㏄OHCターボ、145馬力、23.5kg-m。
上記のターボ版。時代背景からの商品性を考慮するとライバルはDOHCが当たり前でしたからややアピール度に欠けたのではないかと思います…(^-^;
・13B-T…直列2ローターターボ、180馬力、25.0kg-m。
これぞマツダの個性♪下のトルクが薄いだ燃費悪いは別!
・EF…直列4気筒2000㏄OHC、キャブ、82馬力、15.2kg-m。
さすがにコレじゃ高級感とかは…あくまでの実用性って感じでしょうかね。
コレらに組み合わされるミッションは、2000のノンターボV6と直4に5速マニュアル。
全車に4速オートマですが直4以外は電制です。
足回りはフロントがストラットでリアがマルチリンク。
コレにグレードによってはAASという減衰力可変サスを…
グランツーリスモは欧州仕様のユーロチューンドサスで強化してますね(^^)v
ブレーキはロイヤルクラシックとグランツーリスモにABS。
塗装は世界初のハイレフコート!!
回転しながら厚塗りをしていくコトにより、高品質且つ高耐久の塗装を実現!!
実際に未だにユーノス500とかもイベントで見たら塗装がキレイですもんね(^^)v
ちなみに後期で世界初採用されたようですが、意外とルーチェでは話題にされず、ユーノス云々の話題ばかりです…不思議と。
装備としては、セダンのロイヤルクラシックは電動でフルフラットになるシート。
ロイヤルクラシックには後席パワーシートもあります(^O^)
エアコンはマツダお得意スイングルーバーに、リアはグレードによって、エアコン又はベンチレーターがありますね♪
オーディオはやはり成立式のカセットデッキがいかにも当時のルーチェって感じですね(^^)v
ささやかながら、後席にはオーディオコントロールスイッチもあります。
更に高級車らしく装備は非常に充実♪
空気清浄器にクーラーボックスもありましてジュースも冷やせます♪
で…意外なのはハイマウントストップランプがグランツーリスモにしか無いっていう…(汗)
ココはもうチョットどうにかならんかったのでしょうか…(^-^;
で…前述の通り横長のデジパネ♪
煌びやかでカッコイイですね(^^)v
最後にココまで装備が色々あるのに、なぜかロイヤルクラシックにしかオートライトが無い…(汗)
なんで(爆)!?
グレードによってはクルコン標準なのに…(汗)
ってコトでグレード構成はまずはハードトップから。
・グランツーリスモ…ユーロサスにLSDが標準のスポーティモデル。
搭載エンジンは3リッターV6のみ。
・ロイヤルクラシック…一番豪華なモデル。
搭載エンジンは3リッターV6と唯一のロータリーターボ。
・リミテッドスペシャルエディション…コレが最量販かと。パワーシート付。
搭載エンジンは2リッターV6ターボとV6NA。
・リミテッド…搭載エンジンがとにかく多いですが、装備は十分ですがソコソコ。
搭載エンジンは3リッターV6とロータリーターボ、2リッターV6ターボとV6NA。
・SG-X…実用重視の最廉価版。
搭載エンジンは2リッター直4のみ。
ココからはセダンで…
・ロイヤルクラシック…セダン最高級。3リッターV6のみ。
・リミテッド…中間。2リッターV6ターボとV6NAのみ。
・SG-X…最廉価版。2リッター直4のみ。
ボディカラーは全部で7色。
ハードトップは全車腰下がベージュ又はシルバーのツートン。
ちなみに写真はハードトップのヤツでセダンはシートのバリエーションがチョット違います。
ルーチェならロータリー!!
なんて思ってたんですが、実はロータリーには本革の設定が無いのです…(泣)
なので自分なら3リッターV6のロイヤルクラシックのメロウバーガンディの本革で
しかし…個人的には最後の最後でなんですが、HCルーチェって3リッターの大型バンパーよりも5ナンバーバンパーの方がしっくり来て好きなんですよね…(^-^;
で…最終的にルーチェはこのHC型を最後に終了。
後継車はセンティアとなりますが、あの流れるようなフォルムは未だもってたまらんですねぇ(^_-)-☆
ただ、このルーチェ…実は営業モデルのみはセンティアが登場後も継続生産されてて1995年まであったりします。
夜明けさんのイースタンです(ぇ
そんなルーチェ…今やイベントで位しか見るコトも無くなり。
それどころかセンティア見ないもの…既に…(汗)