どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
意外や?今でもイベントでよく見かける1台ですね(^^)v
にしても…このCMの人は一体何者なんでしょ??
ってコトで…
A60セリカXX後期最終です♪
1度だけ運転したコトありますね…長いノーズが印象的でした♪
さて…そんなA60セリカXXは2代目セリカXXとして1981年にデビューしています♪
ソアラ譲りの2800ツインカム6を搭載して当時国産最速の200km/hオーバーを叩き出しています(^^)v
マンガですが、個人的にはメカドックの印象が強いですね(笑)
で…モデル途中でターボや2リッターツインカムを追加しながら1983年に後期型へマイナーチェンジします。
当時のキャッチコピーは…
ザ・スーパースポーツマシン。
やっぱりXXはこのロングノーズが一番のポイントでしょう♪
いま、スポーツの完成域へ。
2TWINCAM&1TURBO。
実はワンカムもあるのに…(泣)
今回はそんな後期でも1Gエンジンが1G-Ⅱになった最終型。
1985年3月のカタログになります。
今回のカタログは写真構成や文面がホントにカッコ良いんですよ(^_-)-☆!!
ザ・エキサイティング24。
そのスーパーメカニズムは感性を挑発する。
名機1G-GEU搭載のホットモデル…後期でもカタログの中心になります(^^)v♪
どうやら後期の途中でドアミラーが可倒式になってるようですね。
ロングノーズにリトラのヘッドライトはスポーツカーの典型的デザイン♪
ザ・グレートツインカム6。
テクノロジーは、ここまで極めることができる。
ってコトで最上級グレードの2800GT♪
後期になってフルカラード化されたリアバンパー、そしてRrフェンダーのエアアウトレットが特徴です(^^)v
ザ・スペクタクルターボ。
新たなるドラマが始まった。
コチラはM型のターボエンジン搭載のGターボ…オートマのみだったからかタマ数は少なめですね…(^-^;
インパネは外観同様の直線基調。
ソアラのような至れり尽くせりな装備では無いですが、それでもかなり豪華な部類になります♪
エアコンパネルはワンクラス下?のセリカ、カリーナ、コロナのように左右調整式。
そして定番のデジパネ。
インパネ中央のセンターレジスターは正方形で、この辺りは個性的ですね!
シートは8ウェイ・スポーツシート。
サイドサポートアジャスターにランバーサポートはこの時代のトヨタ車にあった空気を送るポンプを手でシュポシュポさせてからシートサイドのボタンで調整♪
この機構もやがて電動になって行くので過渡期の機構と言えますね。
そんなA60セリカXX後期最終に搭載されるエンジンは全部で4機種…
・5M-GEU…直列6気筒2800㏄ツインカム、175馬力、24.5kg-m。
2.8TWINCAM6-後期型になって5馬力のパワーアップをするものの、最終的にソアラには搭載された6Mの搭載はありませんでしたね…(^-^;
スペース的な問題か…コスト的な問題か…。
後はツインカムですが、基本がM型なので1気筒2バルブです。
57年度 日本機械学会賞(技術賞)受賞。
CGとかでもなく、このようなエンジン全バラとかのカットがイイと思うんですよ。
メカメカしくていかにもスポーツカーのエンジンって感じじゃないですか(^^)v
ちなみにコレは1G-GEUの写真です。
・1G-GEU…直列6気筒2000㏄ツインカム、160馬力、18.5kg-m。
2.0LASREαTWINCAM 24VALVE
走る管楽器でお馴染みの1Gツインカム…この時期はまだ青ヘッドになります♪
青ヘッドは低回転がやや弱いですが、高速クルージングでは赤ヘッドよりも全然気持ちイイ位に回ります(^^)v
この後期最終で吸気システムがEFI-Dになってます。
・M-TEU…直列6気筒2000㏄OHCターボ、145馬力、21.5kg-m。
2.0TURBO WITH INTERCOOLER
コレもソアラでは160馬力に中期からパワーアップされているのに、セリカは145馬力のままだったり。
ちなみにオートマのみ。
・1G-Ⅱ…直列6気筒2000㏄OHC、130馬力、17.5kg-m。
後期最終で1G-EUから変更になったのに、コレについては説明も何も無い…(^-^;
コレらに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと4速のオートマ。
しかし、2リッターツインカムは5速のみで、Mターボは4速オートマのみ。
GX61は1G-GEUにオートマがあるのにセリカXXは最後まで5速のみ。
足回りはフロントがストラットでリアがセミトレの4独。
どうやらロータスと技術協力したようで、前期ではカタログで色々書いてますが、後期にはこの記述が一切無いっていう…(苦笑)
1G-Ⅱ搭載車以外はLSDがオプションで設定があります。
空力は後期ではCD値が0.35から0.34へ向上!
更に最終型でサンシェード一体型のリアスポイラーが追加されてます。
装備ではデジパネ…ソアラがキッカケとなった世界初装備ですが、機構はセリカXXもほぼ同様でしょう(^^)v
メーターの数字は0.28秒をインターバルに切替。
80年代のステータスアイテムになって行きます(^^)v
さらにターボ車にはターボインジケーター。
クルーズコンピューターも装備出来ますが、2800GTのみのオプションなので恐らくかなりレアです。
オートドライブ…いわゆるクルコンですね。
意外や2800GTのみのオプション。
90年代末までは機構に進化が見られませんでしたが、2000年前後より減速支援から始まり今や自動運転アイテムの要となっております!
スピードアラームは正直お節介アイテムではある…(苦笑)
ハンディ・マップランプは初代より受け継いだ珍装備。
受話器のようなコードが伸びて地図を見たり…が今は無い…(苦笑)
ルームランプも今やLED化で真昼間のように明るくなりました(笑)
ヘッドランプクリーナーも80年代はステータスアイテム。
但し、1度噴射するとかな~り汚れます…(苦笑)
グレードは全部で6グレード。
・2800GT…最上級のGTグレード。装備も専用装備が奢られます。
・2000GTツインカム24…4バルブのスポーツグレード。装備も結構豪華。
・2000Gターボ…GTまで行かないけどターボでは豪華版。
・2000Sターボ…飾り鉄チンがカッコイイ♪シートや装備は結構質素に。
・2000G…ナゼかGターボより装備が多い(笑)。ワンカム豪華版。
・2000S…装備はストライプが無い以外はSターボ同様。
ボディカラーはカタログには書いて無いのですが…
・スーパーディープレッド
・スーパーホワイトⅡ
・スーパーシルバーメタリック
・ナイトブルーメタリック
・ファイタートーニング
みたいですね(笑)
自分ならスーパーディープレッドの2000GTツインカム24ですかね(^^)v
さて…そんなセリカXX。
後継車はご存知の通りスープラで、そのスープラもBMWユニットながら近年復活♪
賛否両論あるかもしれませんが、スープラというブランドが復活しただけでも自分は嬉しいですね(^^)v
街中で見ると独特のカッコ良さがあります♪
それにしてもセリカXXも最早もう手の届かないクルマになってしまいました…(汗)