どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
コレで自分が選んだ80年代車のカタログはラスト!
ってコトで…
フォード プローブ前期です♪
懐かしいですねぇ…バカ売れとかは無いまでも当時はたまに走ってたんですよ。
小学生の時に確か1コ上の女の子だったかなぁ…
仲良いとかじゃ無かったけど、建設会社の社長さんの家だったんですよね。
オヤジさんはビュイック…確か黒塗りのパークアベニュー。
で…確か歳の離れた姉ちゃんだったハズ。真っ赤なプローブ乗ってたんですよね。
ソレで印象に残ってますね(^^)v
さて…そんなプローブは1988年にデビューしています♪
アメ車…ではあるんですが、基本的にはカペラのプラットフォームを使ってまして、アメリカで造られたマツダ車という感じでしょうか。
そしてカタログにはこんなモノが挟まれておりました…
なんと
1ヶ月で10万台もの予約を取っている!!
しかし、あくまで予約。
バブル真っ盛りの登場ですから、とにかく勢いで予約した連中も多数いるハズです(爆)
そして当時のキャッチコピーは…
NEW AMERICAN TASTE
とは言え…ですよ。
当時、アメリカではこの手のクルマはセクレタリーカー(秘書の車)。
つまりは女性が通勤用のゲタで乗るクルマというジャンルだった訳です。
方や日本では排気量が2200㏄…自動的に3ナンバー…(汗)
当時の3ナンバー車は自動車税がなんと年間8万1500円も来るケッコーな高級車!!
そんな簡単にアメリカンテイスト言われてもですよ…(苦笑)
今回は1988年10月のカタログになりまして、デビュー当初のカタログになりますね。
さて…そんな初代プローブ。
今見るとコレが結構カッコイイ(笑)
子供の頃に見てたプローブってなんかもうチョットボテッとした印象だったんですがね…(^-^;
ボディカラーは赤でしたが、もっと朱色っぽい、オレンジ味の入った赤。
写真ほど鮮明じゃないです。
そう言えばBTTF2の2015年の世界でプローブが街中のクルマとして出て来るんですよね(^_-)-☆
キャビンフォワードしまくって、フロントガラスの先端がヘッドライトのすぐ後ろにあるという違和感(爆)
あ!!コレだコレだ!!
今回カタログを見て分かったのは、近所で見てたプローブはGTじゃなくてコッチのLXの方だったのです(^O^)
前後バンパーのデザインが変わって、やや丸味が出てボテッとしてくるんですよね…(^-^;
子供の頃の記憶が刷り込まれてるので、コッチのがプローブらしいと思ってしまいます(笑)
インパネは上部がドアトリムへと続くラウンドしたデザイン♪
その割にステアリングが直線基調のT字でややアンバランスな感じもあります…(^-^;
チョット気になるのは各種スイッチが小さくてやや低い位置にあること。
押しにくいそうな気もしますね…アメ車ならでは?な大味なスイッチのフィーリングもありますし…(汗)
そしてインパネ中央上部は時計…じゃなくて温度計。
シートはGTとLXで形状がやや違うのですが、ドチラにも言えるのはシート幅が550mmもあって、日本車と違ってゆったりとしたサイズです♪
そんな初代プローブ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
F2…直列4気筒2200㏄OHCターボ、145馬力、26.2kg-m。
パワーピーク、トルクピーク共に比較的低めの設定&2200㏄もあるので結構トルクフルで速いんじゃないのかと…。
ちなみにエンジンは型式から言ってもマツダ製。
F2…直列4気筒2200㏄OHC、110馬力、17.9kg-m。
コチラはNA版。
コレらに組み合わされるミッションは、なんとGTは5速マニュアルのみ!!
アメ車と言えばオートマがメインなイメージだったのでコレは少々意外です。
一方LXは4速オートマのみ。
足回りは4輪ストラットでブレーキはGTが4輪ディスク、LXはリアがドラム。
メカニズムはカペラベースなのでやっぱり日本車的…ですね。
モロにアメ車って感じでなく、比較的気軽にアメリカを感じるコトが出来そうなキャラクターですかね(^^)v
装備としてはLXにデジパネを搭載♪
おぉ♪なんだか斜めのバーグラフに緑のバックライトがいかにも80年代って感じでイイですね(^^)v
コレ…イマイチ分かりにくいですよね…なんなのか。
トリップコンピューターらしい。
平均燃費や平均車速やら…こういうドライブコンピューター的なのは、世界共通だったんですかねこの時代は(笑)
ソレにしてもコレをインパネの一等地へ持ってくる辺りがなんとも。
クルコンスイッチはインパネにバーのような形状のモノが取り付けられているのですが、コレは使いやすいのでしょうか…(^-^;??
VMM(ビークル・メンテナンス・モニター)ってヤツらしいです。
単純にコーションランプですね(^^)v
写真はGTのモノで、LXはコレがデジパネに表示されると。
そして当然逆輸入車になりますので、日本仕様は法規処置として、サイドマーカーを装備。
そしてリフレクター…
ヤッツケ感パネェ(爆)
両面テープでポチっとした感じ。
そう言えば思い出したように書きますが、このクルマは元々ドアミラーがフェンダーから連続するラインでカッコイイ…ハズなんです。
しかし、法規でNG食らう(可倒式じゃない)ので日本仕様は取って付けたようなドアミラーになっているのです…残念…(泣)
今更ながらグレードは2種類で、GTとLX。
ボディカラーは4色。
自分ならLXのシグナルレッド…まさに子供の頃に見たそのままが今見ても1番性に合ってます♪
マニュアルでガンガン!
と…いうよりもこういうクルマはオートマでハンバーガー片手にフリーウェイを50マイルでゆったりと流すのが楽しそうな気がします♪
キレイなLX…もコレまたイイのですが、現地でボロッボロのLXでホイールキャップが1枚飛んでったようなの転がすのもこれまた味です(^^)v
陽に焼けて色落ちた赤でもコレまた素敵(笑)
とりあえず愛に恋。♡
オマケ
この「プローブ」というクルマ。
元々はコンセプトカーに付けられた名称だったらしいですね。
三菱でいう「HSR」シリーズみたいなもんでしょう←例えが古くてゴメン。
で…コチラはプローブⅤ
ドアの開き方からしてぶっ飛んではいます(笑)
元々は空力の良さをコンセプトとしたシリーズで、このプローブⅤではなんとcd値0.137!
で…実際の市販したプローブは0.304。
意外とコンセプトは受け継いでますね…当時としてはかなりイイ。
そんなプローブ…今じゃ全く見ませんね…(^-^;
昔ならやれハイパワーやらのスペックに興味が走りがちですが、歳を取るとこういうゆったりとしたのもコレまたイイなと思ってしまったり…。