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2021年07月11日 イイね!

どっち付かずで結局そうなる。



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

コレも検討したんですよ当時…



AE111Nカローラスパシオ前期
5人乗り&4WD追加時です♪

遡るコト約25年前に、親のクルマだったフェスティバの代替案で何かしらのミニバンを考えた時に候補に上がった訳です。

確か予算は200万円位だったでしょうか…つまりはエスティマだろうとオデッセイだろうとラルゴだろうと必然的に中古になります。

そんな時にたまたま買ったドライバーだったかにスパシオのスクープ記事が載った訳です…1996年の後半だったか。

「スクープ!トヨタから約200万円で6人乗りのコンパクトミニバン!」

コレだ!…と(笑)

そして1997年の年明け直後にこのスパシオが登場し、ザ・マイカーだかの新車紹介記事を見て愕然とした訳です。

「どうやって6人乗るのよコレに…(汗)!?」

さらにその2ヶ月後位に買ったカーセンサーの関東版(当時、北九州で関東版扱ってる本屋があったんですよ!!)にスパシオの開発メンバーがカットモデルに乗ってる記事があったんですが…(ちなみにその記事まだガレージに有ります)。

1列目に開発メンバーの大人2人は普通に座れます…まぁ当然ですよね。

2列目はどう考えても大人の足が入るスペースが無いので、子供の体格のマネキンが2体。

3列目に開発メンバーが2人乗っていて、そのウチ1人は両手を目一杯V字に広げている。

つまり…3列目のV字に広げた手はカットモデルだから出来るのであって、実際のボディでは絶対にそんな姿勢出来ないし(まぁ…どんなクルマでも難しいけど)、それよりも絶対に背筋を伸ばして座れないであろう、そのイビツな光景に唖然としたものです…(苦笑)

当然の如くマトモに座れないんじゃあねぇ…ってコトで即効却下となりました(爆)

いや…クルマ自体はキライじゃないんですがね…(^-^;

さて…そんなAE111Nカローラスパシオは1997年にデビューしています♪

名称からしてカローラベースの3列(2列もあるけど…)シートミニバンでして、CMには当時まだソコまで知名度の無かった爆笑問題がナレーションをしてたのがかなり印象的でしたね(^^)v

まだ爆笑問題もボキャ天に出てた位じゃないですかね…まさか後々こんなに有名になるとは当時全く思いませんでしたが…(汗)

2000年位だったかなぁ…爆笑問題が月曜の深夜だかにやってた番組で「太田光のザ・コラム」とかいうコーナーがメッチャ面白くて、本も買いました(爆)

「カツオ」とかいうタイトルのコラムだったか…サザエさんのイクラちゃんが出て来る話で大爆笑したのをなんとなく思い出して…って誰も覚えて無いかも…(汗)

あ…メッチャ脱線した…(汗)

まぁ…とにかく、デビュー当初は4人乗りと6人乗りだったこのスパシオ。

デビュー半年後に今回の5人乗りと4WDが追加されます。

今回はそんな1998年2月のカタログになります。



ってコトで全体的に丸味を帯び、まさに卵形という言葉がピッタリのフォルム。

前期は写真のようにハニカムグリルなんですが、後期に較べて前期のがスポーティで好みではあります(^^)v

横一直線に並行に伸びるプレスラインに対し、斜めに跳ね上がるドア下のプレスラインが特徴的でもあります…この処理が結構カッコイイですね♪



リア周りは、コレまたテールランプのインナーの処理が車体と同じような卵形になっているのが個性的でもあり、一目でスパシオって分かる感じがしますね♪

バックモニターのカバーがかなり大きいのに時代を感じますが、当時としては違和感のしにくい処理になってるなぁ…って思いますね(^^)v



インパネは上下をツートンカラーにして、狭い足元を広く見せようと明るいアイボリー調にしたのだと推測、対してアッパーはグレー系にしてメリハリを持たせています。

当時のこのクラスにしてはかなり奥行きのあるインパネですね。

ナビのモニターをインパネ最上段に持ってきていたり、エアコンスイッチは手探り操作性に優れたダイヤルタイプで、使い勝手は良さそうに見えます♪

ソレにデジパネが印象的(´ω`*)



このクルマはホントシートバリエーションが特徴的。

まずは2-0-2と呼ばれる4人乗り。

前席はともかく、足元タップリのストレッチリムジン顔負けのリアシートスペースは一見ルーミーでゆったりしてそう…あくまでしてそう。

しかしながらリアシートの座面はモロにリアの車軸中心だから突き上げがキツイだろうし、リアストラットが左右に張り出すから、シートの座面幅は目一杯取っても狭く…(泣)

あとコレ…一体どうやってリアシートにシートベルトして座ったまま、リアドアの窓を開けるんだ…(汗)!?

ヘッドレストの真後ろにはリアガラスが倒れるように迫り、追突されたらチョットコワイ。



で…大体こういう空間的にムリのあるレイアウトのクルマは、モデルさんを使わずにイラストで人物を書いたりしてですね…(汗)。

リア用フットレストなるものがあっても、かなり足が長くないとフットレストに届かないかもしれません…(^-^;



そしてコチラが6人乗りの2-2-2。

一見6人キレイに乗れそうだけど、前の4人乗りの写真と比較すると運転席と助手席がやや前寄りになってたりして…(爆)

ちなみに3列目の座面幅が960mmで、それでも結構狭いのに、この2列目の座面幅は820mmと来た…(苦笑)

法規的には座面幅380mm以上で1席だから問題は無い…けど…(汗)



ちなみにこの2列目は取り外し可能且つ、オプションのシートアタッチメントを装着すると車外でベンチシートで使えるよ♪

そうそう…この2列目の脱着機能は何気に日本初!

だけどシートの重量が28㎏あるとか当時の雑誌で書いてた気がします…(苦笑)

いつ…いつ使うんだろう…(汗)



そんでもってセカンドシートを倒すとテーブルになって、尚且つコレまた日本初らしい助手席回転機能なんてのもあります♪

あれ??…ドミンゴ…(汗)



さらにこの2列目シートは座面がグイッと持ち上がってジュニアシートに!!

トピックは多いけど、結局のところ2列目シートはレッグスペースが狭いから、小学校低学年の子供がジュニアシートを使う為にあるってコトなんでしょう…(^-^;

そんなこんなで、足元がルーミーな4人乗りと、多目的な6人乗りでスタートしたスパシオだった訳です。

ココからは自分の予想ですが、恐らくスパシオを出す際の本音はこんな感じだったんじゃないでしょうか…(^-^;

この2グレードでニューモデルとして話題を持って行こう(*'▽')!!

しかし…絶対ユーザーにバレる…レイアウトにムリがあると…( ;∀;)


困った時の安全策を張っておこう…(^-^;


つまりは半年後…




新車効果が薄れたトコでやってきたのが、2-3と呼ばれる5人乗り。



シートはフルフラットになるし、シートバックを収納すればフラットなラゲッジスペースが出現♪

あぁ…コレは便利だ…実に便利だぁ~(棒読み)

気付けば背の高いカローラハッチバックがココに誕生した訳です(爆)

実際に街中で見るのはこの2-3が大半でしたしねぇ…(^-^;

そんなAE111Nカローラスパシオ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・4A-FE…直列4気筒1600㏄ハイメカツインカム、110馬力、15.2kg-m。

2駆のモデルはコッチになります。このクラスとしてフル乗車を除き動力性能に特に不満は無いかと…。

・7A-FE…直列4気筒1800㏄ハイメカツインカム、120馬力、16.0kg-m。

今回追加された4駆に搭載されたのがコッチになります。

さすがに6人フル乗車で4駆だとコレでも結構キツイんでしょうかね…??

コレらに組み合わされるミッションは、4速オートマのみ。



足回りは4輪ストラットで、この辺りに当時のカローラの血統を感じます♪



装備としてはとにかく豊富な収納。

一番右下のヤツは、マルチネットという多機能ネット。

しかしナゼか2-3には装備されません…(苦笑)



2-0-2にはフットレストにもなるフロアボックス。

Z10キューブの床下収納と違い、しっかりとボックスになってる辺りトヨタらしいです。



2-3のみの装備としては、後席用格納式トレイとカップホルダーがあり…

いや…あるにはあるんですが…

右側の座面の裏にあります(ぇ

つまりは左後席の人が、右後席の座面を跳ね上げた時に使うんだそうです…(汗)

付いてるの知らない人のが多そう…(汗)



メーターは全車デジパネ♪

他のカローラ兄弟にデジパネは無いですが、ナゼかスパシオはデジパネ♪

更に空気圧警告灯がナゼかあります…先進的♪



ムーンルーフは大型で、バイザーも大型。

スパシオ乗るなら欲しくなりますねぇ♪



バックモニターは先述の通り、当時としては意匠が可愛らしくスッキリとした感じもします(^_-)-☆



ちなみにこの時期のカローラスパシオにグレード構成というのは特に無く…。

2-0-2、2-2-2、2-3から選ぶのと、写真のG、S、Lの各パッケージを組み合わせるだけ。

Lパッケージを選べば全部付きとなる訳です。



ボディカラーは全部で7色。

こんだけワーワー色々言っててなんですが、敢えて今だからこそ平凡な?2-3を選ばずに2-0-2か2-2-2を選びたくなります(爆)

だってクルマに興味の無い一般的な人が今更敢えてこのスパシオを買うコトはまず無いでしょうから…(笑)

でしたらココは2-2-2で大人6人おしくらまんじゅう状態で3時間程走って疲労困憊になりたい♪

ってコトで2-2-2のLパッケージで、ベタにダークブルーマイカを…。

ソコにオプションのムーンルーフ投入と行きたいところです♪



そんでもってコチラはオプションカタログ。



あぁ…このフル装備感が実にカッコイイ♪

このクルマはボディカラーとメッキパーツ…そしてエアロでかなり化けますね♪

この仕様も捨てがたい…ってかカッコイイ。



メッキパーツはフロント周りだけでなく、リヤコンビガードなんてものもあります。



そしてオプションは他にもこんな感じで。

ストライプテープが90年代のRVって感じが出てます♪

シートケースなんてオプションもぶっ飛んでますが…(爆)



で…このオプションにはこんなシールセットがあるんです(^O^)




貼ってシュミレート出来ちゃう!!

今ならネット見積りでCGですぐ見れちゃいますが、こうやってシールをペタペタ貼って考えるってなんかワクワクします♪

ってか実際に当時貼ってワクワクしました(爆)

こういうの今もやって欲しいなぁ…今のカタログ合理的ですもん…(泣)

さて…そんなカローラスパシオ。

キッチリ4年のモデルライフを全うしてフルモデルチェンジする訳ですが、2代目では4人乗りなんて冒険は無く…。

一方ムリヤリ感な6人乗りは、通常の5人乗りに+αの緊急用シートが付いた7人乗りへ…つまりは他の3列シートミニバンと同じような機構に。

更に見た目は質感が上がった物の、内容と同じく堅調な感じになって個性が埋没した感があります…(泣)

やはりこのサイズで3列シートミニバンを開発するに辺り、セダンタイプではムリがあるのでしょう…ってかムリしかないか…(汗)

結果的にグッと全高が上がってスライドドアがマストとなったシエンタやフリードがこのクラスを制するコトになった訳で…。

しっかしながらこうやって見ますとトヨタも結構な冒険してますよね(笑)

スパシオも意外と好きだったりするんですよ…ただ縁が無いだけで…(泣)
Posted at 2021/07/11 03:08:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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