どうも(^^)v
今回はリクエスト頂きましたカタログになりますね…
ってコトで実は意外や馴染みが無いんですけど…
S15シルビア コンバーチブル
ヴァリエッタです♪
ディーラー居た時もS15シルビアこそ入ってきてもヴァリエッタは1回も無かったですね…(^-^;
そういえば、チョット前だかにアマゾンプライムで沖縄旅行ガイド的な番組見てみたんですよね。
すると、テレビの画面比率が昔のブラウン管の4:3だかになりまして「やたら古いなぁ…」と(笑)
で…現地で借りるレンタカーで出てきたのがこのヴァリエッタという(爆)
いやいや…いつのだよって(笑)
もし、このレンタカーがまだあるなら勢いで借りそうだし(笑)
屋根ぶっ壊れてただのクーペになってそうだけど(爆)
さて…そんなS15シルビア コンバーチブルヴァリエッタ(以下ヴァリエッタ)は1999年にデビューした7代目シルビアのオープンモデルとして2000年に追加されています♪
そういえば冒頭にCMを貼り付けてますが、当時こんなCMやってたとは…(汗)
全然記憶にありません…シェリルクロウの初期のCMはしょっちゅうテレビでCMしてましたけどね(^^)v
一応カタログ上のコピー…
その瞬間、風はルーフに変わる。
決して電動開閉機構の故障で開きっぱなしになった訳ではありません(爆)
今回のカタログは2000年5月のモノで、ヴァリエッタが発売された当初になりますね(^^)v
ってコトでフロントから見た感じはまんま通常のS15シルビアと同じ感じとなります(*'▽')
自分はS15のデザイン好きですね…コレも20年選手ですから信じられませんが。
リア側から見ますと、やはり見た目が大きく違ってきますね♪
ルーフを格納する為に、トランクパネルはかなり長大に。
但し、変な腰高感は無く結構自然なバランスです。
レクサスIS350Cとかってこの辺りでかなり腰高になってました…(^-^;
コチラはクローズド状態。
丸みを帯びたボディラインに対し、ルーフは構造上仕方無いのかもしれませんが、カクカクとしています…(^-^;
分かってはいるコトですが、ソフトトップに対し、メタルトップの方が耐候性や防犯性に優れてますし、車内の快適性もあるので、何かとメリットは高いですね♪
しかし、やっぱりオープンカーというのは全般的に屋根を開けた方がしっくりきますね(^^)v
ソアラエアロキャビン程では無いですが、やっぱりバランス的に少々チグハグな感じが残ります。
そう言えばこうやって見ますと、この手のオープンモデルにしてはリアウインドウが大き目ですね(^^)v
ただ…どうしてもトランクパネルがハイデッキになりがちなので、後方視界はやや悪いかと思います…(^-^;
インパネは通常モデルと同じで、特にヴァリエッタだからと言って特別なデザインが施されている訳ではありません。
シートはパッと見では形状こそフツー、後は前後でシート生地が違う。
リアは合皮…そうそう…見た目から分かりにくいですが実は4人乗りです♪
で…このフロントのシート生地こをヴァリエッタの特徴!
世界初モルフォトーンクロス!!
日産と帝人と田中貴金属工業の3社が共同開発した繊維…モルフォテックスを採用した生地となります(^^)v
モルフォテックスとは、モルフォ蝶というチョウチョの生態を応用した生地でして、光の当たり方によってシート生地の発色が変化するらしく♪
なんでしょうかね…この時代はボディカラーにマジョーラとかそういう色彩変化を楽しむのが流行りましたね…(笑)
ってかこのモルフォトーンクロスがその後クルマに採用された事例を全然聞かない…(苦笑)
気にはなりますがね…(^-^;
で…そのモルフォトーンクロスが標準で、オプションで10万円出せばコッチの本革シートになると。
シートもギャザーが入って見た目の高級感ではコッチですね(^^)v
モノ珍しさではモルフォトーンクロスも中々ですし、選択時に迷いそう(笑)
かと言って本革なら濡れても拭き取りやすいし…。
そんなヴァリエッタに搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・SR20DE…直列4気筒2000㏄ツインカム、165馬力、19.6kg-m。
上記はマニュアル車、オートマ者は160馬力、19.2kg-m。になります(^^)v
しかし当時は思ったモンです…
なんでターボ無いんだぁ??
S13の時はターボだったのに…。
スペックRヴァリエッタなんてあっても良かっただろうに…(泣)
ボディ剛性が足りないのかもしれませんが、ソレでもC33よりマシでしょ…(爆)
コレに組み合わされるミッションは5速マニュアル及び4速オートマ。
足回りはフロントがストラットでリアがマルチリンクと特に変更ございませぬ。
装備の特徴としましては、やっぱりこのヴァリアブルメタルルーフってのに尽きます。
丁度この時代はベンツのCLKだったかその辺りの輸入車を筆頭に増え始めて、国産でしたらソアラエアロキャビンを除けば、このヴァリエッタがトップバッター位じゃないでしょうか(^^)v??
40ソアラやコペンはコレより少々遅れての登場ですしね(^O^)
当時はもう幌のオープンなんて無くなって行くんじゃないか位で思ってましたね。
ただ結構この手は車種によってはルーフパネルのリンクの擦れ音や軋み音がパチパチ出やすかったりですね…(^-^;
特にルーフの分割数が多くなると尚更…当たり前ですがね。
ちなみにルーフの開閉時間は約20秒♪
車体に対してトランク部分は外観からは広そうに見えるものの、実際には開閉機構のユニット等も詰め込まれているので広さはそれなり。
ルーフを開けたら手荷物が気持ち入るようなモンですね…(^-^;
ボディカラーは全部で4色。
自分ならココはマニュアルでキビキビと…ボディカラーはイメージカラーのブリリアントブルーで♪
シートは敢えてモルフォトーンクロスのままってのがイイかもしれんですね(^^)v
価格は5速マニュアルで279万8000円。
寒冷地仕様にビスカスLSDが付くと285万30000円。
それぞれでオートマ車だと97000円アップとなります♪
ちなみにオーテック扱いの持込み登録車両という、少々特殊な内容ではあります。
まぁ…日産のライダーシリーズとかも持込みなんですがね(笑)
生産はエスカルゴ等も生産された高田工業…
つまりルーフからして特殊だってコトです(笑)
さて…そんなヴァリエッタはシルビアのモデルライフ同様短命で、僅か2年で終了。
現在は中古車相場としてもピンキリではありますが、そのキリでも結構するもんですね…(^-^;
年数も結構経ってるし、ルーフも特殊ですから部品確保とかでは大変そうではあります…(^-^;