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2021年12月04日 イイね!

力は、我に。



どうも(^^)v

今回はカタログのアップになります…

あんまり触ったりした記憶無いんですよね…(汗)



F50シーマ前期一部改良モデルです♪

モデルチェンジした時のインパクトはとにかく強かったですね!!

4.5リッターという排気量に、バルカンヘッドライトの絶妙な高級感とエグさ(笑)

21世紀に突入して、新たな高級者像を感じるところもありました(^_-)-☆

今でこそ随所を削りに削ってケチり、挙句の果てに楽器ケースに入ってレバノンへ飛んだゲスなフランス野郎のイメージこそ付き纏いますが、当時は新生ゴーン日産で騒がれてまして、コレからの日産は大変革して行くんだろうな!!

なんて感じさせるモデルチェンジでしたよ(*'▽')!!

結果ズッコケまくったけど。

まぁ…あくまで日本市場は。

さて、そんなF50シーマは4代目シーマとして2001年にデビューしています♪

先代のY33も見た目の高級感こそありましたが(特に後期)、デビューした時期がバブル崩壊後でコストダウンの進んでいた1996年ってのが効いていて結構質素だったんですよね…(^-^;

ただ…シーマだけじゃないですよ。20セルシオだって前期は削られまくってたんですから、当時の日本の自動車市場がそうだったと。

で…そんな中に前述の通り21世紀を感じる高級車としてライバルのセルシオが30系にフルモデルチェンジしてから5ヶ月遅れでの堂々たるデビュー!

インパクトある見た目、随所に渡る世界初装備、トドメに4.5リッター!!
(セルシオは20から排気量アップしたものの、4.3リッターだった)

当時のセルシオに引けを取らない内容でリングに上がって来た感じです。



カタログをめくると歴代シーマが並び、初代からのDNAをアピールしています。

当時のキャッチコピーは…

力(フォース)は、我に。

今回のカタログはそんな前期でも、3リッターにもバルカンヘッドライトとレベライザーが追加された2002年9月の一部改良時のカタログです。




ってコトで当時のベンツを意識してた感じで且つ、直線基調だったY33と比較すると、やや丸みを帯びて一気に新しくなった感じがしたものです(*'▽')

グリルも変にケバケバしい大きい感じではなく、スマートながらも貫禄を感じるデザインに♪

この6本スポークのアルミもスポーティでカッコイイですね(^^)v



リア回りもエンブレムが最小限でこれまたスッキリとした印象。メッキも少な目。

ちなみに日産のCIロゴはこのF50シーマを筆頭に変更されてます。



インパネは90年代の高級車とは一線を画す明るい色を用い、それまでの高級車は黒内装という感じを一部で壊した感じがします(^^)v

このバーズアイメープルの木目の色も当時は斬新でした♪

エアコンベンチレーターはフルシャット式で閉じるとフラットになります…
コレがまたカッコイイ(*'▽')



今でこそよくありますが、当時はこのエクリュという内装色はかなりインパクトがありました!!

シートにギャザーも入ってて、ゆったりと大きく…最近の本革よりも高級感を感じます。



また、本革の色は他にも、カフェラテと呼ばれるベージュ系や、従来の高級車のイメージで行きたい人にはブラック内装も用意しており、どれもがシーマのイメージに似合う感じでした♪

そんなF50シーマ前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・VK45DD…V型8気筒4500㏄ツインカム、280馬力、46.0kg-m。

4駆モデルは馬力がそのままに最大トルクが41.0kg-mとなっております。

当時新開発のエンジンで吸排気バルブにはチタンを採用♪

しかしながら、この直噴が結構トラブル多かったようで、マイナーチェンジで戻されています。

お客さんのクルマの納引で運転したコトはあるハズなんですが、なんせ店舗から数百mの場所だったので全然印象に残っておりません…(苦笑)

・VQ30DET…V型6気筒3000㏄ツインカムターボ、280馬力、39.5kg-m。

名機VQターボは先代比パワーアップで280馬力になってますね(^^)v

フィールもイイですしハイパワーなものの、ガス食いなのがタマにキズ…(苦笑)



コレらに組み合わされるミッションは、2駆が5速オートマ、4駆が4速オートマ。



足回りはフロントがストラットでリアがマルチリンクとなっています。

意外やこのクラスでもフロントがストラットなんですね…(汗)



で…4駆のシステムは日産お得意のアテーサを採用♪



先進装備はなんと2001年に世界初のレーンキープサポートシステムを採用!!

どうやら高速道路の緩いカーブではある程度手を離してても行けちゃうってんですから驚きます…(汗)

更に車間距離自動制御システムも備わりクルコン作動時は前車と一定の車間距離を保持して走行します(^_-)-☆

車間距離の制御にはミリ波レーダーを使用と、実は今のクルマと変わりません!

ただ…当時のミリ波レーダー搭載車はグリルのデザインに違和感があったんですよね…(汗)

今はミリ波透過タイプのエンブレムが開発されたので、このような見た目の違和感が非装着車と較べても分からなくなりました♪



ナビは上下可動式の8インチワイド液晶♪

当時の日産のナビのモニターは上下可動式だったり格納式だったりとありますが、大体この辺りのギミックが壊れるような…(苦笑)

ソレと電子キーはあくまで鍵山が無いだけで、普通にシリンダーに刺してエンジンをかける行為は同じです…(汗)

しかしながら、このカタログの半年前にK12マーチでインテリジェントキーが採用されてたり…ってかもうインテリキーも20年になるんですね…(汗)

ってかK12マーチがもう20年前のクルマになるというのが信じられない…(汗)



で…オーディオはメーカーオプションでBOSEサウンドシステムがあるんですが、意外や8スピーカーだったりします。

確かY50フーガは14スピーカーでしたね(^^)v



パワーオットマンも当時ではかなり斬新♪

この後ティアナのCMでアピールしてたのが印象的。

他にも電動サンシェードやガラスサンルーフもあります♪



で…実は日本初のドアミラーウインカー!

当時はコレがまたインパクト抜群♪

ココからVIP系を筆頭にドアミラーウインカーを流用したり社外品を入れるのが流行りました(^_-)-☆

ってか自分のローレルも一時期ドアミラーウインカーにしてましたね(笑)



で…シーマと言えばこのマルチプロジェクターキセノンヘッドランプ。

通称:バルカンヘッドライト

コレがとにかくインパクト抜群で、コレも移植が流行ったパーツでしたし、何より当時の30セルシオ前期のヘッドライトがオムスビ型でどうもボンヤリした感じでしたが、シーマの方は明らかに目力で勝負してきた感じが良かったですね(^^)v

ただ…今回知ったのは意外とデビュー直後ってコレは4.5リッターモデルだけで、3リッターモデルはただのマルチリフレクター式だったんですね…(汗)

この2002年9月のモデルでは3リッターもバルカンヘッドライトになっていて、やっと50シーマらしくなったという感じです(笑)



で…コチラは最上級グレードのVIP。

この写真のカットがいかにもVIPって感じでカッコイイですし、さりげなくリアピラーのVIPエンブレムが写ってるのがこれまたそそられる訳です♪



VIPになりますと、後席用オーバーヘッドコンソールが装備されまして、読書灯、デジタル時計、バニティミラー…そしてオプションで後席用モニターも備えるコトが出来ます(^^)v

で…中折れ機能にバイブレーター、ヒーターが付いた後席パワーシート。

Y31シーマからの伝統装備である助手席リラックスシートも装備♪



リアドアシェードにピュアトロン、後席用エアコン吹き出し口、オーディオとエアコンのコントロールスイッチ付リアアームレスト、リアドアオートクロージャーにパワートランクリッドまで備わります!!

まさにVIPです♪



で…グレードはこんな感じ。

・450VIP

「VIP」だからなしえる最高の贅沢…後席豪華装備充実の最高級仕様♪
VIPは全席ワンタッチパワーウインドウも付きます。
ホイールは乗り心地重視で16インチ。

・450XV

VIPから後席充実装備を省いたオーナーズ仕様。
ホイールは走り重視な17インチ。



・450XL

XVからオートワイパーやヒーター付ミラー、8インチモニターを省いたりしたグレードになります。

・450VIP FOUR

450VIPの4駆仕様ですが、実はそのまま4駆じゃなくて装備は少々落ちてます。

・450X FOUR

450XLをそのまま4駆にした仕様だと思ってください。
標準装備品は変わらないけど、メーカーオプションがXL比で減ってます。



・300G

唯一の3リッターグレードで電動チルテレやASCD(クルコンですね)、カーテンエアバッグの設定が無かったりします。



コレにボディカラーは7色…意外やワインレッドとかは無いんですね。



で…室内が本革が3色でモケットは1色のみ。

自分でしたら450VIPのブラックでエクリュ本革のモノトーン仕様が好みですね♪

コレにオプションでサンルーフとツインモニター、SFHCってな感じです(^^)v

余談ですが、レーンキープサポート&車間距離ASCDがセットオプションで、コレを装着するとシートヒーターが付かないんだそうです…(苦笑)

シートヒーターは外せん(爆)



ちなみにコチラはこのカタログと同時期発表された300Gグランドツーリングという特別仕様車になります♪



この300Gグランドツーリングになりますと、ホイールが何と18インチに!!

なるほど…だから足元がしっかりした感じに見えるんですね(^^)v



更にブラック本革シートが標準!!



黒本木目フィニッシャーに専用エンブレムも装備♪

どう見てもセルシオで言うトコのBユーロ辺りを対抗にしてます(笑)

確かに3リッターでこの内容は魅力的かもしれません♪



ちなみにコチラがオプションカタログ。



当時は高級装備だったフロントサイドビューモニターの設定があります♪

お値段12万円。

まだ当時のサイドカメラは取って付けたような感じでしたね(*'▽')



フロアマットは最高級仕様ですと8万5000円♪

この手の高級車になるとマット1枚からして分厚いですね(*´з`)



意外や本木シフトノブはオプション。



更に定番のレースのシートカバー。

ミクロガードピュアトロンもあるんですが、この辺りはさすがに少々高くても標準装備にしていいのでは??なんて思ったり。



この手のVIP…っていうか日産系VIPじゃ定番のボンマスは18金メッキのモノもあります(*'▽')♪

その他ステータス性溢れるゴールドエンブレムも用意。

さて…そんなF50シーマは滑り出しのインパクトこそかなりありましたが、セルシオ比で言いますとやっぱり売れてなかったかと…(^-^;

ソレでもモデル当初は結構検討しましたし、2003年辺りのマイチェンではヘッドライトにAFSまで付いたりしてそれなりに商品力があったと思うんですよ…(*´з`)


問題はその後…

商品として放置し過ぎ…(汗)

その間にセルシオはレクサスLSになって排気量はアップするわロングモデル出すわハイブリッドモデル出すわで1クラス上のクルマになって高級感が一気にアップ!

やっとこさシーマがテコ入れにしたのはもうモデル末期で焼け石に水状態…(泣)

伝統のターボも途中で廃止。

その後、2008年にビッグマイナーかましたものの、いきなりフーガ風のリアを取っつけるもんだから、なんかフロントとのデザインのバランスが崩れちゃってて…(汗)

更に外部突起の法規制の絡みで伝統のアカンサスのエンブレムが言葉通りにアカンとなってただのペッタンコとしたバッチみたいなエンブレムに…(泣)

この後期なんてホントに今まで指で数える程しか見たコトがありません。

で…2010年にさよならシーマで終了…(汗)


ソコから2年程度ブランクが開いて復活したと思ったらソレはフーガのロング版だったという…(笑)

更に驚いたのは三菱にOEMされてディグニティになって出てきたコトでしたが(爆)

正直方やLSと較べて(現行LSも少々迷走してるけど…)一気に崩落していった感がする少々悲運なクルマとも言えるでしょう…(泣)

で…このF50シーマは初期モノは底値ですね…

正直こんな安価で4500㏄V8が楽しめるってイイですね(^^)v

恐らくこの辺りも数年したら相場がアップして3桁突入もありえない話じゃないです。

ってか今までそんなクルマが100万行く訳ねぇだろ!!

なんてのが実際に100万以上になってたりしちゃうんですからこれまたF50シーマが一気に上がってもおかしくないと思ってます…(汗)

あと5年も経てば懐かしいなんて言われ出すんですよ…きっと。
Posted at 2021/12/04 06:55:13 | コメント(14) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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