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2022年04月02日 イイね!

高級車の新しいツヤとチカラ。



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出ていた車種のカタログのアップになります♪

ってコトで…馴染み無いなぁ…(^-^;



HEセンティア前期です♪

この型のセンティアは周りに誰も乗ってる人がいませんでしたね…(^-^;

正直初代のHDの方が優雅でカッコ良かったのと、HEよりもアフターパーツが多い上に何より安い!!

ので初代を買う友人は数人いました(*'▽')

片やこの2代目は一気にマイナーになったのと、弄るにもパーツが少なく、中古車も当時は年式が新しくそれなりに価格もしましたし…(汗)

VIPベースにするにもかなり珍しい存在でしたね…(^-^;

逆に言えば弄ったらバリっと目立つ1台でもありました(^^)v♪

さて…そんなHEセンティアは2代目センティアとして1995年にデビューしています♪

このセンティアというクルマの歴史は時代の影響をモロに受けたクルマと言って間違いないでしょう。

初代はバブル全盛期の影響で、かなりコストが掛かって豪華絢爛…だけど煌びやか過ぎず優雅なフォルムで大人の為のパーソナルカーという雰囲気が出ていましたね(^^)v

で…この2代目はバブル崩壊の影響と、当時の倒産寸前の経営状況をモロに受けまして、色々な面で装備が省かれたのは少々ツライトコではあります…(泣)

どうやら当初は初代のビッグマイナーチェンジで乗り越える案もあったようですが、最終的に辛うじてフルモデルチェンジが出来たようですね…。

しかしながら冒頭の写真のようにCMキャラクターにはショーンコネリーを起用して、高級車のイメージを構築しようとしたり、当時の台所事情を踏まえた上で、クルマ自体も精一杯頑張って造られた1台…なのかもしれません(^^)v

そんなHEセンティア前期のキャッチコピーは…



高級車の新しいツヤとチカラ。

なんでしょう…若干ながら高保湿スキンケアクリームのような感じがしなくもないですが、なんとなく品位と威厳を静かに請求したいのであろうコピーだと思われます。

今回はデビュー直後の1995年10月の内容になります。

ちなみにこのカタログはBカタログでして、本カタログを持ってないのが残念なところ…(泣)

いつか本カタログを手に入れた際はまた話題にしましょうね…(^-^;



ってコトで先代の曲線で構成された初代とは一変…。

フロントグリルは高級車のソレらしい大型の堂々としたものになり、高級車の定番のような顔つきになっています。

しかしながら前期のコレはまだ大人しい方…後期はもっとハッタリの効いた感じに。

個人的に思うのは、ドアガラスとベルトモールのラインに初代の雰囲気が映し出されているような気がしますね!



リアのこの角度からの方がより初代からの面影が残っているように思います♪

リアテールは上段がブレーキ、下段がウインカーとバックランプ、特に下段がクリアになっていてスッキリとしていますね(^^)v

リアピラーは先代よりもやや立ち気味、そしてハイデッキになったのでトランク容量も増えているかと思います…居住性重視ですね。



インパネは木目パネルがかなりの面積を占めてます…

最近はこういうクルマ無いですね。

ステアリングはデザインが正直やや安っぽい印象。

全体的に角張っている辺り、先代の優雅さとは対照的ですねぇ。



シートはオプションの本革シートを入れるとゴージャスな感じがアップします♪

前席シートバックグリップは、いかにも当時の高級車という印象です(*'▽')

但し、コストダウンされた箇所も増えてまして、後席ヘッドレストが調整出来るのは最上級グレードのロイヤルクラシックのみ。

他は固定式になっています。

そんなHEセンティア前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・JE-ZE…V型6気筒3000㏄DOHC、205馬力、27.7kg-m。

エンジンは先代からのキャリーオーバーですが、馬力は5馬力アップ。

・JE-E…V型6気筒3000㏄SOHC、160馬力、25.0kg-m。

一方コチラは1気筒3バルブのシングルカム仕様。

先代にあった2.5リッターのみは姿を消し、3リッターのみのラインナップとなりましたが、個人的には2.5リッターをそのまま継続採用した方が他のメーカーのライバルとより競えて台数稼げた気がするんですけどね…(^-^;

ただコレで2500㏄にするとスペック的にライバルに劣る印象も否めないのが難しいトコでもあります…145馬力の2500㏄なんてなってもねぇ…(苦笑)



コレに組み合わされるミッションは、4速オートマのみ。

新開発のスロープコントロールを採用…とは書いてます…(^-^;



足回りは4輪マルチリンク。

先代に引き続き電子制御式の4WS採用車もありますが、後輪の最大切れ角が7度から5度へとダウン。

正直大き過ぎると小回りは効くものの、その制御に対する違和感が大きくなるので5度に抑えた方がマシだとは思いますね…(^-^;

それでも5度ってのは結構切れるんですよ…Uターンとかで実感出来ます(笑)



装備としては、コストダウンが目立ったものの、電動プリセットチルトステアリングなどのアメニティはシッカリと装備♪

木目パネルは木目調…にはなってますが、楡(にれ)という木を模しています。

また、時代に合わせてAVセンター&ボイスガイダンスGPSナビ…

なんていうものまで採用していて、高級車に恥じない内容になっているのは間違いないとは思いますね(*'▽')



で…グレードはこんな感じで。

・ロイヤルクラシック (DOHC)

最上級グレードでフェンダーマーカー、ナビ無しのマルチ、クルコン、後席シートバックグリップ、オーディオやエアコン操作が可能なリアシートアームレスト、ボカシガラス等、運転席周りの装備はモチロン、後席にも重きを置いたVIP仕様となってます♪

驚くのは最上級グレードだろうが、全車カップホルダーがディーラーオプションっていう…(^-^;

・エクスクルーシブ (DOHC)

このグレードでも4WS、電動プリセットステアリング、ヒーテッドドアミラー等、運転席周りの装備は十分にありまして、パーソナルユーザー向けになってますね!



・リミテッドG (SOHC)

本革巻ステアリングに前席パワーシート、TCS&ABS等が装備されてまして、SOHCながらも多少の豪華さを備えた仕様です。

4WS装着車も選択出来ます♪

・リミテッド (SOHC)

エントリーグレードで、リミテッドG比較でシート生地がグレードダウンされる他、ドアトリム周りの木目調パネルが削られたり、4WSを装着しないとTCSやABSすら装備されないという感じ…。

センティアの大きさは欲しいけど装備に拘りが無い…なんて人なんでしょうかね。

もしくは割り切った公用車。



ボディカラーは全部で7色…全体的にダーク系が占めており、その中でもブラックが2色、ホワイトがパール含む2色とやや偏ったような展開となっております。

自分でしたらココはロイヤルクラシックのブリリアントブラックを。

オプションで本革シート、カップホルダーってな感じでしょうか。

それにしても先代では世界初を謳ったソーラーベンチレーション機能を付けたサンルーフ…それどころかサンルーフすら無いんですね…(汗)

さて…そんなHEセンティアですが、さすがに装備を削り過ぎたか…。

1997年のマイナーチェンジで装備を全車グレードアップするテコ入れも図られるものの、正直泣かず飛ばず…(泣)

2000年にルーチェから続く伝統が消滅するコトになります…(T_T)

もうマツダからこの手のFRでVIPなヤツ…出てこないでしょうねぇ…(;´・ω・)

そんな意味では貴重な存在…マニアックな車種故に今後の旧車イベントとかではチョット目立つような気もします(^_-)-☆
Posted at 2022/04/02 12:22:01 | コメント(6) | トラックバック(0) | カタログ~マツダ~ | クルマ

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