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2022年04月10日 イイね!

湧いて出てきた一家。



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出てたクルマのカタログになります。

最近マジで見なくなっちゃった…(汗)



エスティマエミーナ後期です♪

我が家は中期のルシーダだったので、所々懐かしいですね~(*´з`)♪

ルシーダを中古でオヤジが購入した1998年…

この後期型はまさに現行の最新モデルだった訳ですが、後期になると中古相場もグンとアップして、とても手が出たもんじゃありませんでした…(苦笑)

で…我が家にやってきたのは中期。

前期6年と7年が当時業オクに出品されてて、「どっちにする?」とクルマ屋さんに言われたので「年式が新しい中期で」と決めたんですが、コレが納車されると中期は前期に比べ装備がグンと落ちてる上に、これまた後期で装備が多少良くなったもんだから、チョット残念なポイントではありました…(^-^;

しかし、フェスティバキャンバストップからの乗り換えでしたので、その時点で装備は我が家にとって異次元ではあった訳ですが(笑)

さて…そんなエスティマエミーナは1992年に兄弟車となるエスティマルシーダと同時デビューしています♪

元々1990年に通常版のエスティマが登場している訳ですが、北米市場もターゲットにしていたコトもあり、当時の日本市場では全幅1800㎜というのは大き過ぎるという声が多かった訳ですねぇ…30年経った現在、こんな全幅のクルマはゴロゴロ走ってる訳です。

なんせ実家のゴルフⅦと全幅同じですもの。

で、日本市場に全幅を狭くして5ナンバーサイズに収めたのがこのエミーナ。

当初はコレがヒットした訳ですが、1994年にホンダからオデッセイが出てきて、コッチが大ヒットしたコト、更にライバルが軒並みに出てきて1996年にはミニバンブームが起きておりました。

なんせその当時の日本車なんて4年に1度がフルモデルチェンジは当たり前。

年々アップデートはしたものの、商品力が低下していたのは否めなかったエスティマエミーナ。

モデルチェンジはしたいものの、開発費がかなり掛かってる上に親エスティマも不振と来まして、中々したくても出来ない状況でありました…(;´・ω・)

そこで、1996年にフルモデルチェンジは出来なかったものの、今回アップする比較的大き目な後期型へとマイナーチェンジをしています。

ちなみにこの時期ですね…CMで「トヨタの天才タマゴ」なんてフレーズで売り出してます。

その割にカタログではこのキャッチコピーはチラッとしか出てこない。



変わりに謎の一家が湧いて出てきます。

その名も「エミーナ探検隊」。

ほうほう…よく見ればキャプテン・マムは19歳でスライダー・カズンを産んでます。

結構早産ですね…いや、ひょっとしたらジェントリー・ダッドの連れ子で腹違いの可能性もある(ぇ

折角のミニバンなのに祖父母が出てきて拡大家族じゃないのかい??

なんていう細かい家族構成も気になるトコではあります(爆)

そうそう…各キャラクター紹介の下に性格やら何やら書いてますが、このカタログにその性格が活かされているような場面は感じ取れません…まぁいいか。

今回のカタログは後期になった直後の1996年10月の内容になります。



ってコトで後期型になって大きく違うのがフロントマスク。

ヘッドライトが4灯式になって、合わせてフロントバンパーも変更。

ルシーダとは何気に同じなようでヘッドライトもバンパーも形状が異なります!

逆に言えば他は同じ。

フレーズ通りのタマゴ形で曲線的ではありますが、ロッカーモールやベルトモールで平行線を入れてるのでウルサク無いデザインだなと思います(*'ω'*)

最近のクルマはこういうトコで崩してうねりを持たせたりZ型のプレスラインを何本も入れ過ぎててシツコイと思ってしまう訳で…(汗)。



いるんか?コレ(爆)?

まず地中から出てきた経緯が全くもって不明。



リア回りはバックドア下面のプレスラインを変えてまでテール形状を変更。

金型から手を入れてるので、意外とコスト掛けてイメチェンしてます。

更にヘッドライトもテールレンズもマルチリフレクターにしているのが効いてますね…コレで当時は結構新しいクルマって感じがしました(*'▽')

写真のグレードは後期で追加されたエアログレードのアエラス。

こういうグレードを追加してくる辺り、W30ラルゴのハイウェイスター対抗馬にしたかったのかと思いますね…(^-^;



インパネは基本的に初期型から一貫してこのまま。

デュアルエアバッグになった以外は特に変更点が無いものの、デビュー当時から近未来的なデザインだったので、全然古臭く感じません(^^♪

ってか今見ても斬新…但し収納が無かったり、汎用品のカップホルダーとかを取り付けにくいのが難点。



シートは7人乗りと8人乗りがありまして、まずは7人乗り。

1列目の座面の下にエンジンがあって嵩が高いので、座面が薄い上、夏場はエンジンの熱がモロに伝わるのが難点。

2列目は回転対座機構付のキャプテンシートでコレが結構快適♪

3列目は狭さを感じず車体の割に結構広いです(^^)v

前期なら3列目も大型のアームレストが付くんですが、中期からコストダウンで廃止されてます…(泣)

そういえば3列目のシートは跳ね上げて収納するんですが、コレが結構力が必要で大変…(汗)



ソレと8人乗りですね…細かいトコでは7人乗りと8人乗りでシートのステッチが異なります。

そんなエスティマエミーナ後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・3C-TE…直列4気筒2200㏄OHCディーゼルターボ、105馬力、23.0kg-m。

後期になって5馬力アップ。「ヒューン」という独特でやや大きめのタービンノイズが特徴。

黒煙やや多め、車重があるので瞬発的なパワーは無いものの、結構な高速域でグイグイ引っ張りはします…但しウルサイ。

・2TZ-FE…直列4気筒2400㏄ツインカム、135馬力、21.0kg-m。

親エスティマとエンジンは同じ。ボディサイズは5ナンバーながら2400㏄なので3ナンバーになります。



各油脂類のリザーバタンクはフード下に収納され、日常のメンテナンス性は良くするように工夫はしています…イザという時の整備性はともかく…(苦笑)

基本的なメンテナンスは亭主任せ…典型的なイラスト。



コレらに組み合わされるミッションは、ディーゼルのXのみに5速マニュアルの設定があり、他は全車4速オートマ。



足回りはフロントがストラットでリアは7人乗りがダブルウィッシュボーン。

8人乗りは4リンクコイル。

7人乗りの方は意外とゆた~っと走ってフロントとリアのロールバランスが違って、フロントのがグッと沈んで行く感じだったかと…(^-^;

高速域でも安定性は高いものの、親エスティマに乗るとその差に愕然とします。

親エスティマを知らずに乗ると結構イイとも言えます。



で…ココからエスティマのアピールポイントが出てきます。

なんかやっとこの家族がそれなりに説明をするらしい構成になってたり(爆)



初代のエスティマシリーズは有名ながらアンダーフロアのミッドシップ。

エンジンは床面を低くする為に75度傾けられている訳ですが、コレはサンフランシスコで一番急な坂道に止めてもオイルが吹きこぼれない限界の角度から決めたそうですね(^^)v

つまりは海外展開された親エスティマからそのまま採用。

床下に収められたエンジンはフード内…つまりは車両前端に配置されたパワステやらなんやらかんやらの補器類を回す為、クランクから伸びたエクイップメントシャフトで動力を前端まで伝えます。

このエクイップメントシャフトは画期的な機構であるものの、耐久性に乏しく10万㎞でカップリングのゴムが切れて盛大な異音と振動を出しちゃう…(泣)

コレ…今も維持してる人って今後どうしてくんだろうと毎度思います。

部品出るんでしょうか…(汗)!?



装備面としては、我が家のエスティマにも付いてたイージークローザー。

コレがホントに厄介でキャッチに嚙みこんでドアが開かない開かない…(泣)

このトラブルは新車2年半から手放すまで定期的に続き、強引にドアを開けた故にドアハンドルが折れて外れたコトもあります…(汗)

根拠が分からんですが、スライドドアの後側だったか張り手でバンバン叩いて開けたりしましたね…。



その他はデュアルエアコンを装備…してますが、クーラー機能のみ。

寒冷地仕様はヒーターのみで北風か太陽の2択しか無いっていう…(汗)

C23セレナとかタウンエースはクーラーにヒーターも付いてたのになんでよ??

ってなるヤツ。

なので、北海道とかに本州仕入れの個体を乗ったりしたら冬場は恐らくかなり室内寒いかと思います。

後はリアの蛍光灯…コレは結構明るくて重宝します♪

それと後期はリアカップホルダーにアクセサリーソケットが装備されますね(^^)v



ルーフの種類は3種類♪

ハイルーフでツインムーンルーフになってるジョイフルキャノピー。

名前の通りのツインムーンルーフ、標準のミドルルーフ。

ジョイフルキャノピーになると、室内高が65㎜アップ、Cd値も標準の0.35から0.34になります(^^)v

ちなみにジョイフルキャノピーもツインムーンもフロントは手動チルトのみ。

リアは電動スライドのみです。

しかし…この夫婦、気になるセリフが出てきます。



借家…借家なのか…(爆)

まぁ…ウチも実家は当時賃貸マンションでした…えぇ。



で…グレードはこんな感じ。

・Gラグジュアリー

ツインムーンルーフが標準の7人乗り最上級グレード。

シート生地が専用のジャガードモケットになる他、リアは熱線反射ガラス。

他にもコーナーセンサー、純正アルミ、イージークローザーを装備♪

・G

7人乗りの通常グレード。装備的には8人乗り最上級グレードのXラグジュアリーと大差無いものの、素ガラスなのと、7人乗りのみのカラードバンパーが特徴!




・Xラグジュアリー

7人乗り最上級グレード。熱線反射ガラスやイージークローザー等装備十分!

・X

7人乗りベーシックグレード。意外とこのグレードが結構多いですね。

・アエラス

後期で追加されたエアログレード。エアロ付きなのでバンパーもカラードに。

基本的にはXに電動格納式ミラーや熱線反射ガラスが装備される程度です。



ボディカラーはこんな感じで7色の設定。

しかし、アエラスは専用のダークブルーイッシュグレーマイカ、又はオプションでスーパーレッドマイカしか選べません…(汗)

ソレと意外なのはホワイト系のボディカラーが無いんですよ…タマゴなのに(爆)

自分でしたら、Gラグジュアリーのジョイフルキャノピー、ボディカラーはダークティールグリーンマイカで(^^♪

そう言えば新車当時に公式ホームページを見たコトありますが、卵が割れてエスティマが中から出てくるローディング画面でしたね(笑)

余談ながら「天才タマゴねっと」なんてホームページもありましたね~(*´з`)

当時はまだ免許も持ってませんでしたので、たまにホームページを覗いて楽しんでましたね(^^)v

ネットし放題の契約が無かった当時が懐かしい…(笑)

今みたいにまとめサイトとかも無くって、ネットの敷居自体が高かった時代だったのもありまして、ホームページを開設してる方はホントにディープな方が多くてソレはソレで楽しかったですね~(*´з`)



話題は脱線しましたが、コチラは2WDの価格表。

最安値はガソリンのXで217万6000円。

最高額でディーゼルのGラグジュアリー、ジョイフルキャノピーで313万3000円。




で…コレは後期でも最終の方の特別仕様車。

親エスティマの方はVリミテッド、一方のエミーナはモデルライフ通して何度も設定のあったXリミテッドですね(^^)v

共に1999年9月のカタログ。



今回はエスティマもついでに。



エスティマの方は特別外板色のシルバーメタリックとホワイトパールマイカを設定。

内装はリミテッドのロゴ入りで、撥水加工もされた専用のスウェード調シート。

他にも木目パネルが設定されてゴージャス感をアップさせてます♪



更にエクセーヌパッケージなる設定もありますが、この場合は内装色が茶色。



一方のエミーナのXリミテッド…8人乗りでもかなり豪華に振った仕様です(*'▽')



コチラも親エスティマ同様のスウェード調シート、そして木目パネルとなってます♪

最もこの頃には8人乗りでもかなり豪華なエルセオというグレードが標準でありましたので、お好みでどうぞって感じもします♪

コチラはボディカラーでシルバーメタリックとホワイトの設定。

ホワイト単色は通常のエミーナでは設定が最後まで無かったので、タマゴ感を出したい人にはベストでしょう(笑)



コチラはエミーナXリミテッドの価格表。

おおよそ270万円位の価格設定…それよりもトヨタカレリーというワードが懐かしい…(泣)



コチラはエスティマVリミテッドの価格表。

おおよそエミーナとは30万円程度の差で300万円前後。

さて…そんなエスティマエミーナはその後、一部改良でまさかのトップグレードであるGラグジュアリーが廃止…(汗)

7人乗りグレードはGのみになったんですが、代わりに8人乗りでGラグジュアリー並の装備を入れたエルセオというグレードが追加され、より8人乗りに力を入れている辺りに時代の違いを感じますね~。

で…このエミーナはルシーダと共にこのモデルで終了。

ミニバンの歴史上では今見ると突飛なモデルではありますが、ソレだけ個性も光る1台だったかと(*'▽')

そうそう…後にノアの特別仕様車だかでエルセオエディションと名称だけ復活してたり…(笑)

この名称…自分はかな~りの時を経て知るコトになりましたが、驚きましたね~(笑)
Posted at 2022/04/10 23:14:52 | コメント(10) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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