どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、「後ろに人を乗せるクルマ」という内容でやっております。
イイなぁ…未だもって欲しい…欲しいんだなぁ…(汗)
ペルソナ後期です♪
いや…マジで未だにこのスタイル大好きなんですよね(*'▽')
デザインもそうですが、コンセプトや拘り的な要素含めて素敵だなぁと。
更にコレをベースに弄ってる人が少ないので、車高落としてホイール換えてシックな感じにしたかったですねぇ…(*‘ω‘ *)
ただ、このペルソナに前期と後期があるって知ったのはココ数年の話…(苦笑)
だって見た目で分からんですもん…(汗)
さて…そんなペルソナは1988年にカペラベースの4ドアピラーレスハードトップとしてデビューしています♪
まずコンセプトがバブリー…ってか異様。
イングリッド・バーグマン
自分もピンとは来ませんが、スウェーデン出身のハリウッド女優をクルマのコンセプトにしちゃう辺りがぶっ飛んでます(爆)
しかもコレが例えばフェラーリなんかのスーパーカーや、イタリアのカロッツェリアで造られた極少のスペシャルモデルなんてなら分からんでもないですが、日本のサラリーマンのオッチャンが比較的買うであろう、当時新車で200万円台の大衆車にコレを引っ提げて来る時点でまず今じゃ有り得ない(笑)
こんな浮世離れした感が最高にバブルで飛んでる感じがして好きですねぇ♪
で…1990年に後期型へ。
後期型…と言えど、内容は一部改良な感じでして、特に内外装がリファインされた訳では無く、装備の見直しやボディカラーの改廃が主となってますね。
そんなペルソナ後期型のキャッチコピーは…
ビューティフル・クルージング
ん…??あれ…??
イングリッド・バーグマンが出てこない…(苦笑)
ちなみに前期のカタログでは、「バーグマンのごとく」なんて1ページにドカンと出てきてたと思うんですが…(汗)
自分はペルソナがメッチャツボではあるんですが、当時の実情としてペルソナは正直新車で台数が出たかと言いますと、コレが殆ど売れなかった…(泣)
恐らくこの辺りで当初のコンセプトが少々ブレてきた感じもします…(^-^;
今回は後期でも1991年4月の内容で、モデル末期に近い方になりますね。
この伸びやかなフォルム…今見てもホントにカッコイイと思います!
特にこのクルマでそのカッコ良さが一番出ている部分はルーフのライン。
そしてピラーレスを存分に味わう為にシートベルトをルーフに付けなかった…コレが一番デカイでしょう(*'▽')
フロントマスクも非常に凝った造りで、ヘッドライトのレンズはスモーク処理されてますし、エンブレムは仮面のデザインをした七宝焼き!!
けど…このコトはカタログに全然書かれてない…(泣)
この浮世離れした感じがイイ!!
マダムの帽子もムダにデカイ(爆)!!
いやいや…こんなビューティフル・クルージングしてるのに車内で帽子被って窓開けてドライブなんてしてたら帽子が気になって仕方ない…(爆)
しかし…こんなオシャレな感じでピラーレスなのが理由でしょうね…。
日本専売っていう…(泣)
で…ペルソナと言えばこのボディカラー。
アコースティックゴールドでございます(*'▽')
実はルーフサイドツートンと言う、ペルソナ独自のツートンの塗り分け♪
ルーフサイドツートンの設定を自分が知ったのは実はかなり後年のコトで、カタログでも正直分かりにくい位に近似色。
そして当時走ってるペルソナ(現役時代でもレアだったけど…)では一切見たコトすら無かったです…(汗)
あ…ちなみにテールレンズも二重レンズになってまして、かなり凝ってますね。
リアのホイールアーチはサイドモールの部分でカットされてる特殊な感じです。
あぁ…マジでいいなぁ…。
正直ピラーレスハードトップで窓を開けた時の美しさはこのペルソナが圧倒的にカッコイイと思いますねぇ。
ローレルより全然ココはペルソナのが魅力的…リアピラーの滑らかなラインもより一層引き立ててる感じがしますし♪
インパネは囲うように飛び出したメーターバイザーとサテライトスイッチも個性的ですが、この時期のマツダ車のセダンには多かったエアコンルーバーが3連なのも特徴♪
ただ…このエアコンルーバー上の表皮が捲れてる個体が多いですね…(^-^;
けどペルソナと言えばやっぱりコレでしょう…
ラウンジしたリアシート♪
コレに尽きます…ゴージャスでバブリーな雰囲気がプンプンします(*'▽')
個人的にはグレーよりもこのベージュ内装のが好みですね(*'▽')
リアシート座面のアームレストは取り外し可能で、クッションとしても使えます♪
それと前後のドアトリムの繋がりがイイですね~♪
コレがローレルとか他のピラーレスはフロントドアとリアドアの間にセンターピラー分のトリムが入りますが、ペルソナは前後ドアのトリムだけ(*'▽')
運転席もシートの幅を削いでしまうカタチにはなりますが、アームレストを格納する感じなんてのも凝ってますねぇ♪
で…Bタイプは本革になりますが、Aタイプはこのように布張りになります(*'▽')
それとアームレストクッションはAタイプにはありません。
そんなペルソナ後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・FE…直列4気筒2000㏄DOHC、140馬力、19.0kg-m。
前期から継続採用される2リッター版は可変吸気システムを採用しています。
基本はカペラとかと変わらないんだと思うんですがね。
・F8…直列4気筒1800㏄DOHC、115馬力、16.0kg-m。
後期で1800がSOHCからDOHCになったのが最大のトピックでしょうかね(^^)v
コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアルと4速オートマ。
足回りは4輪ストラットの独立懸架で、ナチュラル4WS感覚の、スーパーSSサスペンションとなってますね(^^)v♪
こんなハードトップでも足回りの動きを約1ページ使って解説入れる辺りがマツダのカタログらしい気もします(笑)
で…後期から2000㏄のみオプションで4W-ABSも新採用。
と…言っても装備したペルソナなんて恐らくかなりレアでしょう…(汗)
装備としては…いや…装備??
グローブボックスが無い。
インテリアイズムと謳うだけありまして、足元を広くする為にグローブボックスがありません♪
車検証はどうやらシート下に収納があるようですね(^^)v
またはシートバックポケットへ…。
灰皿も装備されてないのは今では当たり前ですが、当時は喫煙がフツーの生活環境だった中で灰皿が無いなんてクルマはかな~り浮世離れしたものでした(笑)
代わりに小物入れが。
そしてフロントのシートベルトはリアドアにビルトイン♪
後席のドアを開けられた時にもれなく苦しいようですが、何より窓を全開にした時の見映えがイイですよねぇ(*'▽')
ドアトリム外すのは正直めんどくさそうではある…(苦笑)
で…後期になりますと、運転席シートがスライドとチルトのみのパワーシートになります(^^)v
う~ん…パワーリクライニングは無いのか…(^-^;
そしてフルオートエアコンはこれまたマツダお得意のスイングルーバー付き♪
スイングルーバー付きってのが高級感があって羨ましかったんですよね(^^)v
で…グレードはこんな感じで。
・タイプA (2000/1800)
ベーシックなグレードでシートが布張り。
ガラスにボカシがあれば2000。
・タイプB (2000/1800)
最上級グレードで本革シートが特徴。
アームレストクッション、フルオートエアコン、アルミホイールが標準装備♪
ボディカラーは全部で6色。
確か前期はブラックがあったかと思いますが、後期では廃止されまして、代わりにイメージカラーとなったブレイブブルーマイカ、更にニートグリーンマイカが追加されてますね(^^)v
そう言えば今思い出しましたが、小学生の時に住んでたマンションの1階にあった床屋さんがまさにペルソナ乗ってましたねぇ…ブレイブブルーマイカでした♪
自分でしたら2000タイプBのオートマでボディカラーはアコースティックゴールドですね(^^)v
またまた思い出しましたが、グレイスフルレッドマイカはソルブレインの正木本部長のクルマでした…マニアック過ぎたか…(汗)
最後にレストランに来たものの、駐車場が見つからず途方に暮れてます(ぇ
あ…イメージキャラクターの奥田暎二となります(爆)
さて…そんなペルソナは意外や短命で僅か3年少々でモデル終了…(泣)
後継車となったのは排気量がアップされ一回り大きくなったアンフィニMS-8でございます…アレも奇抜だったけど…(笑)
いや~やっぱり改めて見直すとカッコ良くて惚れ惚れ致します♪
もうこんなクルマは2度と出てこないでしょう…(泣)