どうも(^^)v
今回も「後ろに人を乗せるクルマ」というテーマの元にカタログをアップしています。
ってコトで…恐らく知ってる人も少ないかも…(汗)
グランディス中期
エグゼクティブエディションです♪
えぇ…グランディスはまぁご存知の方も多いでしょう(^^)v
自身も以前は横に乗る機会の多かった1台です…懐かしいですねぇ(爆)
で…そんなグランディスにエグゼクティブエディションなる仕様があるのを知ったのはココ数年の話。
カタログこそ所有していても、実車を見たコトは未だもってありません…(汗)
さて、そんなグランディスはシャリオグランディスの後継として2003年にデビューしています♪
実質シャリオのモデルチェンジ版というコトになりますが、当時の三菱のトレンドでありました「ブーレイ顔」のクセが強過ぎて、アレだけ売れたシャリオグランディスの人気はドコへやら…一気に急降下…(汗)
クルマ自体はよく出来てますし、コレが意外とイイクルマなんですがね…(^-^;
ソコで2005年に中期型へマイナーチェンジしまして、フロントマスクは一気にクセの無いデザインになります(^^)v
で…恐らくその時なんでしょうね…このエグゼクティブエディションが追加されたのは。
なんせ資料が探しても全くない…(汗)
どうやら「三菱自動車テクノサービス株式会社(MATS)」なるモノが架装した車種らしく、名前の通り後席VIP仕様なグランディスだったりします(^_-)-☆
いや~こんなのあったんだなぁ…としみじみ。
当時のキャッチコピーは…
その個性は、高級を知り尽くしたあなたにこそふさわしい。
う~ん…どうなんだろ…(汗)??
今回のカタログがグランディスの中期モデルの中でも2006年6月の内容です。
ってコトでフロントグリルのアクの強いデザインが薄くなり、今見ますと中々のフォルムだったりします♪
最初からコレだったらソコソコ売れてたと思うんですがね…(^-^;
ただ、この当時はライバルのRBオデッセイがメッチャカッコ良かったしなぁ…。
ってコトでリアドアを開けてエグゼクティブな後席をアピール♪
ただ…アルファードのロイヤルラウンジSPやエルグランドVIPと比較しちゃうとやはりワンパンチ欠けちゃいますね…(^-^;
価格帯が違うのもあるんですが、そのワンパンチVIP感に欠けるトコはコレから部分部分で感じ取れて頂けるかと思います…(汗)
あぁ…このインパネは個人的には懐かしい…(笑)
ただ…MMCS(マルチ)一体型で社外デッキが入らないのは問題ですねぇ…(泣)
各種スイッチの操作性は正直パッと見では分かりにくいスイッチの形状、配置。
高級感を演出するとしてはやや寂しいシフトパネル周り…(汗)
更にハザードスイッチの配置はともかく、もっと大きくてもいいかも…(^-^;
インパネも全体的に見て、加飾が少なく高級感に欠ける…と、言いますか。
シャリオグランディスのような分かりやすい高級感が無いんですよね…(汗)
けど、乗るとコレが意外とイイんですけどね…写真じゃ伝わりにくい…(泣)
シートは本革で、写真のようにキャプテンシートの6人乗り。
そしてエグゼクティブを謳う割にナゼか7人乗り…(汗)
いや…4人乗り無いんかい…(汗)
そう…ココなんですよ…実に惜しいのです。
どうせなら三菱関連グループの重役御用達でもいいじゃないですか…(苦笑)
ココは他車よろしく4人乗りにした上に、リアシートを偉そうな専用キャプテンシートにしてもっと豪華に振舞った方がエグゼクティブだったのになぁ…と…(汗)
しかし、ベースのグランディスを知っていましたら高級感は大幅アップ♪
メカニズムの説明は特に写真が無いのでザッパに。
搭載されるエンジンは1機種のみ…
・4G69…直列4気筒2400㏄SOHC、MIVEC、165馬力、22.1kg-m。
コレが意外とSOHCだからってバカに出来ず、結構速いんですよ(*'▽')!
高速巡航も楽々なパワーに、ベスモのバトルではオデッセイ抜かして1位になるポテンシャル♪
但し燃費は正直このクラスにして考えても少々悪いですかね…実燃費リッター7位。
コレに組み合わされるミッションは、インベックスⅡのスポーツモード付4速オートマ。
足回りはフロントがストラットでリアがセミトレの4独。
この時代のミニバンってリアがトーションビームになりがちですが、グランディスはセミトレ使って4独になってるのはポイントですね(^^)v
実際に乗り心地はこれまた良くてクルージング向き♪
で…エグゼクティブならでは装備面は色々あります(*'▽')
足載せ
うん…良くも悪くも正直な装備名称です(笑)
例えば日産でしたら助手席リラックスシートとかになるんですが、単純に足載せ。
まぁ…確かにエグゼクティブならではの装備なんですけどね(笑)
ちなみにシートヒーターは運転席のみ…あぁ…リアにも欲しい…。
更に可動式の読書灯をヘッドライニングにビルトイン♪
ブルーバードシルフィブロアムといい、やっぱりリアには読書灯なんでしょうか?
そんなに点けて使う機会ってあるんでしょうかね…(^-^;??
更に天井には、やや時代を感じますが7インチワイド液晶のディスプレイ。
そして2列目シートはリクライニングにプラスして、シートクッションも3段階に角度が可変するリラックスモード付を採用♪
この辺りがエグゼクティブって感じですね(^^)v
更に運転席シートバックにパーソナルテーブルも装備していますし、リアオートエアコンもあります(*'▽')
そんな感じでリア回りに装備はある程度充実していますので、ノーマルのグランディスと較べたら十分にエグゼクティブと言える内容です(^^)v
運転席周りでは、左右をカメラで確認可能なデュアルラウンドモニター。
音声駐車ガイドシステムも備えています♪
更にクルコンにウッドのコンビハンにウッドシフトノブと、装備も充実。
当時、装備車種が増えてきた、電動パワーバックドア(エレクトリックテールゲート)もありますし、サードシートは床下格納も出来ます。
ってか…サードシートはやっぱり無くていいよなぁ…エグゼクティブ仕様なら。
ボディカラーは2色のみのラインナップ。
ナゼかパールホワイトがありません…(汗)
ココはエグゼクティブ名乗るなら自分はブラックマイカですね(^^)v
価格はこんな感じでエグゼクティブエディションとしては安いんですよやはり。
当時の他社のこんな仕様はもっと高いので…(^-^;
グランディスもドンと豪華にして200万円アップ位なんて感じで行くと、かなりエグゼクティブ感が増せたのに…と、余計な世話ながら感じてしまう訳です…(苦笑)
架装は冒頭の通りこんな感じで。
三菱の車両架装ってココがやるんでしょうね…TECSとかオーテックとかそんな感じかと。
さて…そんなグランディスエグゼクティブエディションは恐らく三菱関係の重役送迎車とかそのような用途が大半でしょうね…(汗)
恐らく岡山か愛知は岡崎辺りでなら時折見かける機会もあったんでしょうね(^^)v
しかし、用途が用途だけに恐らくお役御免で廃車にされてる可能性も高いですよね…なんせもう16年前のクルマですし…(汗)
ひょっとしたら残存ゼロなんてケースもあるかもしれませんよ!?
雑誌なんかでも取り上げられないし、かなりの珍車・レア車になる可能性は間違いないでしょう(*'▽')