どうも(^^)v
今回はカタログのアップになりますが、「後ろに人を乗せるクルマ」というテーマでやるのはコレでラストですね。
ってか…全く馴染み無いなぁ…(苦笑)
ってコトで…
起亜 初代K7タクシー前期です♪
あ…ちなみに今回のブログのタイトルは、「後ろに人を乗せるクルマ」を韓国語に翻訳したらこうなりました(爆)
てコトでタクシーですね…タクシー(笑)
にしても、今までヒュンダイのクルマやら中国のよく分からんメーカーのクルマは何台か色々乗りましたが、起亜のクルマは意外やまだないんですよねぇ…(^-^;
で…良く言われるのは、「韓国車だから…」とか「中国のクルマはしょうもねぇ」とか、そんなコメントやらニュースとかで見てたら目立ちますよね…(苦笑)
ところが実際に乗ってみると意外とそうでもなくて、コレが中々悪くない(*'▽')
そりゃプラスチッキーな質感な箇所があったりとか、ツッコミどころもそりゃ皆無じゃない訳ですが、少なくとも日本車にチョット追いつかずともかなり迫っては来ています。
中国車はまだまだ粗削りな部分もありますが、最近のヒュンダイとかは場合によっては国産車よりクオリティの高い部分が出てきてます。
一方で日本車がこの手のクルマに圧倒的で負けてると思わせるのは「斬新なアイデア」でしょうね…冒険が無い。
まぁアイデア倒れの装備が多いのも事実なんですが、見たら驚くようなギミックがこの手の韓国車や中国車はあったりしますね…80年代の日本車が良い意味で挑戦的だった斬新な装備と言いますか…そういうのがあるんですよ。
さて…話を元に戻しまして、そんな起亜K7は2009年にデビューしています♪
車格的にはカムリとかその辺りになるかと。
起亜のクルマではありますが、プラットフォームやエンジンなんてのは意外やヒュンダイと共用しているのは特徴だったりしますね(^^)v
ソレと各種電気仕掛けな装備も色々あるのもトピックではないでしょうか(*'▽')
今回は前期モデルの中でもタクシー専用カタログで2012年1月の内容になります。
ってコトで日本のタクシー乗り場の並びをイメージしてからこのK7を見ますと、パッと見は随分タクシーとしては豪華そうだなと思わせる雰囲気はあります♪
ボディサイズも結構大きく、全長は4965㎜、全幅は1850㎜。
そうそう…余談ながら今回カタログを事前に見るにあたってグーグル翻訳を使って見た訳ですが、コリャ便利がイイですね(^^)v
なるほど…コレから海外のカタログはこうやって見ればより詳細が分かるなと思った次第です。イイ時代になったもんです。
しかし、全体的なデザインを見ますと前後共にどっかで見たようなディテールの寄せ集めではありますねぇ。無個性と言いますか。
窓のサッシの枠のカタチとか、ドアに入るプレスラインとか、テールランプの形状とか…こうパッと見た時に「あぁ…コレが起亜のクルマなんだな!」っていうアイディンティティはどうも伝わらん感じですね…(汗)
エンブレム見て初めて分かるブランドと言いますか…。
そう言えば行灯の形状は日本では見たコトが無いカタチなのでその辺りは斬新ですね(笑)
まぁしかしですよ…例えばタクシー乗り場で配車されたクルマがコンフォートでもそりゃ何の不満も無い訳ですが、このK7が突然ドンとやってきたらコリャコレでパッと見の豪華さはある訳ですから、利用する立場としては悪くないのかな…とは思いますね(^^)v
カタログで伝わらないトコで言いますと、このK7は分かりませんが、ドアを閉める時の重厚感とか閉まり具合とか、そんなのはやっぱり同クラスの国産車と比較してヒュンダイのグレンジャーとはチョット軽いなぁ…とかそんなのはあったりしますがね…(^-^;
まぁ後はソレをイイと捉えるかどうかとか、気付く気付かないは個人の価値観や感覚の違いですから何とも言い難いトコではあります。
自分はドイツ車のガチッと閉まるあの感じが好きな訳ですが、ゴルフに毎日乗る両親からすると、「重厚でシッカリしてるけど、力が要るから少々キツイ…」という言葉も出てくる訳です…つまりそういうコトですね…(^-^;
インパネは赤い照明を使ったりするのがいかにも韓国車のテイストではあります。
コレが正直見辛いんだなぁ…(苦笑)
後は外車全般に言えるマルチメディア関連のスイッチの小ささと分かりにくさ。
こういう部分の使い勝手は未だに日本車が直感的に分かりやすいのが多いです。
ソレとこのK7タクシーでココがイイなと思うのは料金タクシーが綺麗にインパネにインストールされててスッキリしてるってトコですね(^^)v
やや下にあって見難いですが、こうやって配置するコトで掃除もしやすいでしょうし、助手席エアバッグも機能します。
シートは本革シートで見た目の高級感はタクシーと思えないところがあります♪
但し、この手の韓国車とかの本革シートはシボが粗めでビニールのようなツルッツルの本革みたいなのが多いですね…カタログでは伝わりにくいトコで…(^-^;
ただ、この手のタクシーで本革シートなんてのは意外や清掃性の面で理には適っているとは思いますね(笑)
室内は結構広そうですよね…リアのフロアトンネルも結構フラットに近い感じですし、大人5人で乗ってもソコまで窮屈さは無いでしょう♪
そんなK7タクシー前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
λ(ラムダ)…V型6気筒3000㏄DOHC、LPG、235馬力、28.6kg-m。
韓国車って意外とLPGのクルマが多いんですよね♪
で…正式にはLPIという表記になりますね(^^)v
正直乗ったコトも無いんで全然分からんです…(苦笑)
しかし、以前乗ったTGグレンジャーの2.7LPIはLPGならではの始動性の悪さは少々あるものの、走れば結構トルクフルで高速巡航も非常に楽々なサルーンでしたね♪
恐らく動力性能的には不満の無い仕上がりにはなってるんだろうとは思います。
コレに組み合わされるミッションが6速のオートマ。
そして足回りはフロントがストラットでリアはマルチリンク。
気になるトコで乗ってみたいもんですね(笑)
で…装備としては、タクシーですがステアリングヒーターも装備され結構豪華な訳です(*'▽')
で…当然のようにシートにはヒーターとベンチレーション機能もあります♪
で…カードが丸見えなのは見映えでともかく、バックミラーはETC内蔵で、バックモニターも装備と何気に機能が多いんですよ(笑)
特にETC内蔵のバックミラーは日本じゃ見かけないので斬新ですし、こういうやり方もあるんだな~と思いますね(^^)v
コレもカードが隠れるようにもうチョットなれば意外と合理的な装備なのかもしれませんしね…こういうのがあるから面白い訳です。
で…グレードはモノグレードのみ。
ボディカラーは全部で4色なんですが、オレンジなんかは派手そうですよね(笑)
自分が韓国で個人タクシーをやるなら、敢えてのオレンジなのも面白いかもしれません(*'▽')
もうチョット濃いめのオレンジならチェッカー無線風になって韓国のロングの夜明になれるかと思います(ぇ
さて…そんなK7ですが、2012年の末にはマイナーチェンジで後期型へ。
そして2016年にはモデルチェンジしてますね(^^)v
今ではその2代目もモデルライフを終えまして、名称自体が消滅。
後継はK8と言いまして、どうやら正統派セダンでは無くてグランクーペのフォルムになっているコトから、今後のセダンは世界的にグランクーペのフォルムが常態化して行くんだろうなと思います。
今回のK7はまず日本で見かけるコトは無いでしょうし、全く馴染みの無い車種ではありますが、世界にはこんなクルマもあったんだというコトで(笑)
さて…次回以降はリクエスト頂きましたカタログを順次展開して行きましょう(*'▽')