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2022年07月22日 イイね!

美しい妻と一緒です。



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

自分は好きな1台ではあります…ありますが…(^-^;

ってコトで…



レパードJフェリー グレード追加時です♪

日産にいても全然入庫して来なかったですよ…(苦笑)

正直時代が20年は早過ぎたクルマかと思います…(泣)

なんせココまで尻下がりなセダンは当時の日本車ではU14ブルかこのJフェリー位でしたからホントに異様で、さすがに受け入れられないだろうって感じは出てましたもの…(汗)

で…2010年位になってですよ…LSとかの雑誌でUSDMベースで一部のマニアに人気が出て、一時期はJフェリー専門に扱う中古車屋まで出てきましたね(笑)

F31レパードでも100万位になってる時に同じ位の価格設定でJフェリー並べてたから、一体誰がこの値段で買って行くんだろう?とも思いましたが…(苦笑)

今ではグランクーペなんていうボディ形状の4ドアセダンが流行り出しまして、最近のセダンは尻下がりなデザインが国内外色んなメーカーから出だしまして、やっとこのJフェリーのデザインが受け入れられられるような時代になってきました…。

そんなレパードJフェリーは3代目レパードとして1992年にデビューしています♪

ご存知の方が大半でしょうが、当初は2ドアと4ドアで出てきたレパードですが、2代目は2ドアのみになり…、そしてこのJフェリーはなんと4ドアのみで出してきた(笑)

歴代でこんなにボディ形状に左右されるクルマなんて珍しい…(汗)

昨今ではインサイトも極端な例ですね…クーペから5ドアから4ドアって…(爆)

ちなみにこの時期の日産車はセドグロにこのJフェリー、そしてシーマがある訳ですが、車格的にこのJフェリーはセドグロとシーマの間に入るカタチになるかと思ってます。

それにしてもJフェリーってサブネームまで付いた3代目のレパードな訳ですが、名前の由来はフランスの「祝日」という意味を英語風に発音した場合の造語だそうで…。

「豹の休日」

もう一体何が何だか分からんネーミングになってしまってます(爆)

そもそも今日は出勤日なんていう豹がドコにいるのか…。

で…当時のキャッチコピーは…



美しい妻と一緒です。

う~ん…まぁクルマの装備や車格、雰囲気を見るに分からんでも無いですが、このコピーから全くこのクルマの目指す立ち位置が分からない…。



アンビリバボーの再現VTRみたいだ(爆)

この後にアンビリバボーだと大概の確率で運命の歯車が狂い出します(ぇ

実車も出た途端に歯車は狂ってたんですが…(汗)

今回はデビューから1年が経過し、各グレードの見直しや追加がされた1993年6月の内容になります。




今ではコレが十分にカッコイイ訳ですが、当時はホントにF31からのモデルチェンジで考えても…いや、セダンで考えても受け入れられるようなデザインでは無かったのです…(汗)

丁度1990年に入る頃位にオーガニックフォルムなんていう丸っこいデザインがトレンドになっていった訳ですが、セダンの中でもJフェリーは極端だった訳で。

グリルも小さいし、威厳という感じはしないし、更に高いクルマの割に高級車だという風格も感じず、一体コレが何なのか?というのが当時の目線ですよまさに…(汗)

実際のところ、コストの掛け方なんて異様ですよ…専用部品も多いですし。



で…この尻下がりがトドメ…(汗)

今見るとメッチャカッコイイんですよ…自分は好きですよこのケツ♪

そう言えば、よく考えたら当時はこの手の高級車は後ろにVIPが乗るのを前提とした車種が多く、ココまでパーソナルに振ったのはアリストかJフェリーって位ですよね。

なので、リアドアもこの手にしては短く感じますねぇ。



にしてもこう見ると垂れ方はやっぱスゴイ(笑)

後席重視な訳でも無く、トランクを狭くするようにケツは下がり。

全くこのメーカーはこの30年前にケツ下がりのクルマを出してズッコケた教訓が生かされなかった訳です…(苦笑)

いや~けどこのリアは今見るとホントにカッコイイ♪

そしてさりげないV8のエンブレム。



インパネはセドグロやシーマもあるのにJフェリー専用のデザイン。

そしてセンタークラスターには本木目のパネルが入っている訳です。

派手さは無いながらも高級感はバリッとあるインパネですね(^^)v



で…シートはこんな感じで豪華な本革シートがある訳です。

どうやらオーストリアのシュミットフェルトバッハ社製でどうやら50万円。


更にその上を行くオプションもある訳です…



イタリアはポルトローナフラウ社製のタンレザーの本革シート。

お値段は更に飛んで80万円するとかで、装着率も少ない稀少オプションです(*'▽')



イタリアのチョイ悪オヤジがピッツァやパスタを食し…
またある時は女を口説いたその手で丁寧に上質な革を厳選する訳です。

決してピッツァのように30分以内で迅速に厳選しないとは思ってます…
けどラテン気質で結構選別がテキトーな感じがしなくもない(爆)

更にJフェリーでは、その本革シートの風合いを大切にしたいとのコトで、電波透過型の断熱グリーンガラスがセットで用意されるようですね(^^)v



で…やや話は戻り、助手席はF31レパードやC33ローレルでもお馴染みのパートナーコンフォタブルシート。

Jフェリーではソレがパワー化されています…コレイイなぁ(笑)

ってコトでさすがバブル期設計だけありまして、非常に内装の豪華が伝わってきます。

そんなレパードJフェリーのグレード追加時に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・VH41DE…V型8気筒4100㏄DOHC、270馬力、37.8g-m。

Y32シーマ譲りのV8エンジン且つ、シーマ比で90kg程度軽いのが動力性能に効いてるようですね♪

・VG30DE…V型6気筒3000㏄DOHC、200馬力、26.5kg-m。

コッチはセドグロにも積まれたユニットになりますね(^^)v

個人的に車格がセドグロとシーマの中間だと思ってるのがこのエンジンラインナップですね。

Y32セドグロは2リッターやディーゼルもあるけど、Jフェリーには無いですし、一方でシーマのようにV8だけでは無い(後に3リッターターボも追加されますが…)と。

かと言ってキャラクターがフォーマルよりもパーソナルなので、単純に区分けがしにくいってのも正直なトコではあります…(^-^;



コレら組み合わされるミッションは、4速オートマのみ。

但し、当時としてはまだ珍しい方だったゲート式になります♪

コレだけでグッと高級感がアップした気がしましたね(^^)v



足回りはフロントがストラットでリアはマルチリンク。




更にV8のタイプXではスーパーハイキャスも装備されてます(*'▽')



装備としましては、前述の豪華な本木目パネルに、当時の日産の高級車では定番アイテムだったアナログ時計…コレがカッコイイんですよ(^^)v♪

バニティミラーが照明付きってのもイイですね♪



また、エアコンガスがR12からR134aに変わって行く初期のクルマなので、リアガラス下端にはこんな珍しいステッカーも貼られます。

大概ココはスーパーファインコートやら、ABSやらエアバッグやらを貼られるスペースですが、まさかこんなステッカーを貼られるクルマがあるとは知りませんでしたよ…(笑)



他に地味にスゴイのがパワーウインドウスイッチ。

運転席のUP/DOWNスイッチだけ大きいんです…(汗)

全てのY32がこんなスイッチなのかと言うとそうでは無くてJフェリーだけナゼかこのスイッチ…(笑)

こんなトコにコスト掛ける!?ってパーツです。

更にトランクルームの車載工具はビルトインタイプで豪華ですね(^^)v

そうそう…サイドブレーキのリリースレバーはY32特有の電磁式。



そしてメーカーオプションではオートリフレックスミラー。




他にディーラーオプションでは、本木目のATフィニッシャーがありまして、コレで更に高級感がアップします♪

ハンドフリーの自動車電話は時代を感じる内容ですねぇ~。



で…グレードはこんな感じで…。

・タイプX…4.1リッター搭載の最上級グレード。

・タイプX Sパッケージ

このグレード追加時に設定された仕様で、専用のフロントグリルとフォグランプ、リアスポが付いただけっていう…(汗)

そしてナゼかポルトローナフラウの本革シートが選べなくなったり、超音波雨滴除去機能の付いたヒーターミラーがオプションで選択出来なくなる謎仕様…(苦笑)




・タイプL…3リッターの上級グレード。

3リッターになると助手席パワーシートはオプションになります。
しかしながら、このグレードでもポルトローナフラウの本革シートを選ぶコトが出来ます(^^)v

・タイプL Sパッケージ

コレも4.1リッターと同じく専用フロントグリルとフォグ、リアスポが選べる仕様。



・タイプF-e

このグレード改良時にタイプFからABSやビスカスLSDを省略したタイプF-eになってますね。

最もベーシックなグレードで、ヒーター付ミラーやCDプレーヤー、ASCD、リモコンキーなんてのが省かれており、シート生地もグレードダウンしますね。



ボディカラーは濃淡がハッキリと分けられた計7色の展開。



内装パターンは全部で10種類と、グレード展開の割にバリエーションは多岐に渡ります。

自分でしたらやっぱり気になるのは最高峰のタイプX。
ボディカラーはダークグリーンにポルトローナフラウの本革、超音波&オートリフレックスミラー、サンルーフの組み合わせで行きたいですねぇ(^^)v

さて…そんなレパードJフェリーですが、実はココから改良なるモノが一切なく、1996年に4代目へとバトンタッチ。

ココまでテコ入れされずほっとかされるクルマなんて中々無いです…(苦笑)

しかもやっぱりトコトン売れなかったようで、3年9か月で売れたのは僅か7000台…(汗)

さっきソレこそ新車情報のレパードJフェリーの回を流し見してたら月販目標3000台とか声が耳に入って来てました…(汗)

2ヶ月分しか売れてないやん…(汗)

そりゃそう…この時代はこんな優雅なセダンはJフェリーだけじゃなくって、各社に沢山あったんですから、新車でドンと大枚叩いてイザって時にリセールがドンと下がるようなクルマなんて余程このスタイルに惚れ込まないと買う人なんていやしません…(泣)

結局このJフェリーしかりですよ…U14やらもですが、この時代以降の日産車は開発費を掛け捲って兄弟車作りまくるもこうして万人受けしないような玄人好みな車種を生み出した蓄積が倒産危機として回ってくる訳です…。

そしてフランスから詐欺師がやってきて、後に楽器ケースに入るコトになります。

今見るとホントにJフェリー単体はスゴイカッコイイクルマなんですがね…(^-^;

大体この時代の日産車は新車時よりも生産終了後に人気が出るクルマが多かったなぁ…(苦笑)
Posted at 2022/07/22 04:00:15 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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