どうも(^^)v
今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。
昔は沢山走ってましたねぇ♪
BGファミリア後期3ドアです♪
てっきり今回アップするまでコレは前期のカタログだとばかり思ってました…(汗)
昔はソレこそ結構走ってましたよね(*'▽')
3ドアと4ドアは結構見かけましたし、アスティナはリトラのヘッドライトが入った斬新な5ドアって感じでしたね(^^)v
ただ…縁は無く今まで乗る機会は無かったですね…(^-^;
周りでも乗ってる人がいませんでした…(^-^;
さて…そんなBGファミリアは1989年に7代目ファミリアとしてデビューしています♪
基本的には更に2世代前のBDファミリア…つまりはFFになって赤いファミリアで陸サーファーなる言葉まで生んだ5代目からのキープコンセプト。
バブル世代だけありまして、内外装共に質感の高いクルマとなってます(^^)v
で…1991年には今回の後期型へマイナーチェンジ。
人気もソコソコありましたので、見た目の最低限のリファインとエンジンの改良が入った位で内容は小規模ですね(^^)v
当時のキャッチコピーというよりも、カタログではこんな感じで…
強くて、粋で。
う~ん…なんかよく分からんけど…(^-^;
今回は後期になった直後の1991年1月の内容で、3ドア専用カタログになります。
ってコトで、今回カタログをアップするに辺り、初めて前期と後期の違いを知った次第ですよ…(苦笑)
フロント周りで大きく違うのがバンパー。
ナンバープレートの下に縦にスリットが1本入るのが後期なんですが、自分はココは前期のが好みですね…(^-^;
フロントグリルは歴代から考えると結構小さ目で、シュッとした感じがします♪
リア回りはテールガーニッシュのプレスラインの入る位置が違うのと、テールレンズ左右のガーニッシュ下側にリフレクターが入って前期と違い、後期はクリアレンズの部分が端まで入ってますね(^^)v
実はテールも改めて見ると前期のが好みだったり…(^-^;
ソレでもBGファミリアって結構スッキリとしたデザインでカッコイイですね♪
ただ…街中で見るのは大体お買い得グレードばかりで、色褪せてカサカサになった赤いボディカラーに、ブレーキダストが沢山付いたショボイ鉄チンのポンコツが走ってる印象が強いです…(苦笑)
インパネは後期で右下にポケットが付いた模様。
直線基調のダッシュボードは上段の一等地にデジタル時計を置いたりしてて、配置が少々勿体ないような気もします…(汗)
エアコンスイッチは扱いやすいレバー式ですが、時計と場所が入れ替わった方が使いやすそうな気もしますねぇ。
その下にオーディオ、ラジオとよく見かける配置。
インパネは先代BF型の方がメーター周りにサテライトスイッチが付いてて、やや近未来的だったのに対し随分と現実的な感じになりましたねぇ…(^-^;
シートの話題は後程改めてしますが、コチラは中間グレードのインタープレイのシート。
穴開きヘッドレストでややスポーティな雰囲気を出してます。
ファミリアがどうかは分かりませんが、ティーダもこんな感じでシートクッションとシートバックの中央に縦に1本ステッチが入ってたんですよね…。
で…コレが実際に座るとチョット悪さして、特に座面の方で変な張りが出て、ケツ周りの耐圧分布がイマ一つになっちゃう訳ですねぇ…(^-^;
ティーダがそうだったんで思い出しちゃった次第。
そんなBGファミリア後期3ドアに搭載されるエンジンは全部で3機種…
・BP…直列4気筒1800㏄ツインカム、135馬力、16.0kg-m。
前期はスポーツグレードは1600㏄だった訳ですが、後期では1800㏄に変更。
この上にGT-Xという更に速いWRCベースのターボグレードがあるんですが、今回のカタログには掲載されておらず割愛となります…(^-^;
・B5…直列4気筒1500㏄ツインカム、120馬力、13.5kg-m。
可変吸気システム採用で前期比10馬力アップとなってます♪
・B5…直列4気筒1500㏄シングルカム、94馬力、12.5kg-m。
コレも後期なってEGI-Sというシングルポイントの燃料噴射(当時トヨタとかもCiとかやってましたね)で、前期より多少パワーアップ。
上記B5のシングルカム版となります。
・B3…直列4気筒1300㏄シングルカム、79馬力、10.5kg-m。
B5の1.3リッター版。コチラもEGI-S化で前期比パワーアップ。
コレらに組み合わされるミッションは、1800と1500は5速マニュアルと4速オートマ。
1300は4速マニュアルに3速オートマで、1990年代に入った乗用車にしてはやや旧態化したようなメカニズム…お買い得グレード感らしい内容ではあります。
足回りは4輪ストラットの独立懸架になります(*'▽')
マツダお得意のSSサスペンション…当時そう言えばよくカタログで売りにしてたような…(^-^;
コーナリングにリアをトーインに持って行って、ナチュラル4WS的な感じを謳ったサスが当時は色んなメーカーでありました(笑)
後期になるとブレーキは4輪ABSを拡大採用。
そして安全面では当時各メーカーがサイドインパクトバーを採用してましたが、ファミリアも例に漏れず採用してますね(^^)v
で…先程も話題にしましたが、シートはこのように3種類…。
GTはサイドサポートが大きく張り出したバケットシート。
インタープレイは穴開きヘッドレストのややスポーティテイストなシート。
クレールはいかにも大衆車的なこのクラスにありがちな?実用的なシート。
装備としましては、GTなら当時のこのクラスにしては贅沢だったオートエアコン。
更にコレは良心的だなって思う静電気アースボタンなんてのがあります♪
帯電加工シートとかも今はありますが、こういう地味なトコで有難い装備がナゼか30年も経過した現在のクルマに標準化されていません…(泣)
そりゃドアフレーム触りながら降りればいいですが、衛生的に雨や雪で汚れてたり、冬場に冷たくなったフレームに触れるのも…(苦笑)
コレが標準ってのは地味に有難いハズです←静電気ビリビリ来る人
ちなみに全車標準…増々最高。
で…コチラはオプションで3連メーターやアルミペダルのセットなんてあるのが時代を感じますねぇ(^^)v
当時はこんなオプションが多かったですよね♪
で…グレードはこんな感じで。
・1500DOHC16-バルブ インタープレイ
このインタープレイという響きがもう懐かしい(笑)
グレード中で最量販で推しのグレードになります♪
実用的でありながら、このクラスとしての装備も十分!
・1500 16-バルブ インタープレイ
シングルカム版のインタープレイで、動力性能は別に重視しないけど、装備はソコソコ欲しいって人にという感じでしょう♪
但し、パワーウインドウとパワードアロック、ドアカーテシランプがオプション。
ミラーの電動格納が無くなったり、エアコンスイッチがワンタッチスイッチからレバーに式なってたりと装備も気持ち落ちてますね。
・1300/1500 16バルブ クレール
最もベーシックなグレードとなります。
タコメーターも無いですし、各種ウォーニング未装備、各種照明も削られる他、バンパーも張り出しの無いタイプになります。
・1800DOHC 16-バルブ GT
この中では最上級となるスポーツグレード。
オートエアコンにABSも標準!アルミホイールも装備され内容も豪華です♪
で…ボディカラーは全部で6色。
自分なら1800のGTで5速マニュアル、ボディカラーはラグナブルーメタリックがイイですね♪
みんなが、楽しいクルマです。
ってコトで、4ドアセダンとアスティナを含めた新ファミリア系列をよろしくね!
ってなってます。
その後、1992年にWRCベースの最強グレードとなるGT-Rが登場!
1800ターボで210馬力は今見てもかなりのスペックだと思いますね(^^)v
そして1994年にモデルチェンジする訳ですが、3ドアは実はその後も1996年にグレードを絞って併売。
当時のマツダの広告には新車としては異様とも言えるような最安値で毎回片隅に赤いクレールが出ていたもんです…(^-^;
恐らくココで併売したのはマツダとしては結構助かったんじゃないでしょうか…なんせファミリアNEOは凄まじくズッコケましたので…(苦笑)
さて…そんなBGファミリアですが、さすがにもう30年も前のクルマ。
今やもう滅多と見る事はないですね…(汗)
逆にアスティナとか、3ドアでもGT-Rとかマニアックな層が新車時から比較的ユーザーが多かったそれらのモデルはレアなものの、まだ見る機会はあると思います♪
そう言えば数日前にネットで拡散されてましたが、アスティナが事故って横転してましたね…オーナーさん無事だとイイのですが…。