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2022年08月07日 イイね!

SHIFT_performance



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

ってコトで…懐かしさは正直感じないんですが…



Y50フーガ前期 450GT追加時です♪

正直このフーガが出た当初はかなりなんとも言えなかったのを覚えてます…(汗)

なんせ長年に渡って続いたセドリックとグロリアの2大巨頭が滅びる訳ですから…。

まぁセドリックは細かく言うとタクシー仕様が生き残りますが、ソレはまぁ特殊なんでほっときます。

で…このフーガはソレまで続いたセドリックとグロリアの伝統をよくも悪くもブチ破り新たな顧客層を構築して行きます…。

当時の自分としてはまずこのネーミングに違和感があった訳です。

フーガ??なんだろ…イマイチピンと来ない…ってか名前の雰囲気がどうもラーマとかファーファとか家庭的な…(汗)

当然今じゃ何とも思わない訳ですが、コレにまず違和感…そして、今までの角張ったいかにも偉そうなドン!とした感じから、柔和な丸味を帯びた日本車離れしたスタイリングで、コレがセドリックの後継と思えない感じだった訳です…(^-^;

ただ、ネガティブイメージばかりじゃなくて、個人的にはなんともインテリアのオシャレなクルマだなって思ってましたし、正直C33の外装で内装がフーガだったりしたらツボだなぁ…と(笑)

Y50フーガの細かいトコの所感は節々で話題にしていきましょう(笑)

ってコトでY50フーガは2004年に初代フーガとしてデビューしています♪

従来のセドグロの持つ土建屋の社長感から一転し、青年実業家な感じへと変貌。

しかしながら、グレード体系は従来のセドグロのような感じでスポーティ仕様のGT系と、フォーマルユースなXV系で構成されています(*'▽')

そして2005年に最強仕様と言える450GTが追加されます♪

当時のキャッチコピーは…



SHIFT_performance

後に話題にしますが、確かにこのフレーズは間違ってないと思いますね(^^)v

当時、新入社員1年目…昼休みに笑っていいともの途中のCMでこの450GTのCMが流れてて、なんかスゲェの出してきたなぁ…ってのは思ってましたね(笑)

この時代は仕事と遊びでバッタバタ…新型車の情報なんかソッチのけでしたので、テレビのCMで新型車を知ってました…ディーラーで働いてると逆に無関心(爆)

今回はそんな450GT追加直後の2005年8月の内容です。



で…このカタログは結構厚めで冊子のような装丁なので、写真全貌を見たくて「エイッ!!」って開くと「バリッ!!」と破れる仕様となっております(爆)

なのでコレ以上開けない…(苦笑)

少々分かりにくいカットとなりましたが、セドグロのハードトップから時代の流れもありましてサッシ付きでシックスライトウインドウの4ドアセダンとなりました。

全体的に滑らかなフォルムで、リアウインドウがやや傾斜してるのもありまして、伸びやかな感じがあります(*'▽')

今見ると寧ろイイと思えるデザインですが、当時は余りの変貌に中々受け入れられないトコもありました…(^-^;



この時代からですかね…リアテールにもLEDが積極的に採用し始めましたね。

しかし、テールの形状とイイ、このリアの斜め側から見た感じではフォルムがV35スカイラインととても似てまして、共通したデザインテイストであるコトが分かります。



インパネは水平方向に木目がバリッと伸びてまして、実際に乗った感じでは凄く優雅な感じがして結構好きでしたねぇ♪

写真では分かりづらいですが、インパネ中央に配置するアナログ時計が更に高級感を増していて、少々イイホテルに来たような…そんな感じがしたもんです(^^)v

ちなみに450GT系はこの木目が本木目になります。

とにかく新車の時は結構豪華に見えたんですが、この時代の国産車に結構多いのがインパネのヒビ割れ…フーガもとにかく割れます…(苦笑)

タカタのエアバッグのリコールでインパネ脱着の時に表皮が割れた…なんて話題も聞いたりしましたね…(^-^;

それとこの時代のカーウイングスナビは日産車全体に言えますが、とにかく使いづらい…(苦笑)



助手席シートにはティアナにも設定があったオットマン付きシートを装備♪

シートの肩口辺りに装備されるBOSEのスピーカーがコレまたカッコ良い!

後はネガな部分としましては、経年劣化で外車のようにヘッドライニングの布が剥がれて垂れてくるのが定番トラブル…(汗)

シートの座り心地としてはとてもゆったりしています(*'▽')



で…本革シートのカラーバリエーションが比較的多いのも特徴♪

本革とインテリアパネルの組み合わせで種類が豊富です(*'▽')

個人的には最初に出したタンレザーが好みですね(笑)

そんなY50フーガ前期450GT追加時に搭載されるエンジンは全部で3機種…



・VK45DE…V型8気筒4500㏄DOHC、333馬力、46.0kg-m。

コレがデビュー当時国産最強だったんですよね(*'▽')!!

333馬力というこのゾロ目がまたイイ訳で…。

ただ、自分のいたディーラーでは1台も売れたトコを見てません…(汗)

なので実際に乗る機会も無かったんですよねぇ…(^-^;

・VQ35DE…V型6気筒3500ccDOHC、280馬力、37.0kg-m。

名機VQですからトルクはモリモリ、高回転までシューっと回ってフィーリングもかなりイイですね(^^)v

ただ…HRになる前ってのもありまして、燃費がやや悪いのはタマにキズってトコでしょうか…(^-^;

・VQ25DE…V型6気筒2500㏄DOHC、210馬力、27.0kg-m。

コレでも実用域は十分に快適かと(^^)v♪



コレらに組み合わされるミッションは5速オートマのみ。



足回りはフロントがダブルウィッシュボーンで、リアがマルチリンク。

スポーツパッケージですとリアアクティブステアが付きますが、もうこの頃はハイキャスって呼ばないんですね…(泣)

乗り味はセドグロから比較するとグッとハードになってスポーティだと思いましたね…ソレと当時としてはホイールが大きかったのでバネ下が重くてドタバタするような感じだった気がします…(^-^;

もう15年前に乗ったのでウロ覚えではあるんですがね…(苦笑)



ショックアブソーバーはデュアルフローパスっていうヤツらしいですね。

ソレと当時は純正19インチってのが衝撃的でしたね(^^)v!!

初回車検でタイヤ交換になるフーガが当時来まして、ソレこそタイヤ交換代込で車検代が36万円とかなってましたね…(汗)



で、ボディはフードとトランクがアルミは当然で、ドアパネルまでアルミ。

個人的にフードとトランクにアルミはイイと思うんですが、ドアにアルミは実用面でですね…(汗)

意外とドアって当てたりで凹が出来たりしやすいので、イザって時のリペアビリティで大変そうだなぁ…と…(^-^;



さて…装備にしましては、フーガのメーターはオープニングの演出も当時としてはカッコ良かったんですが、ソーラーエクリプスメーターって名前なんですね(^^)v

どっかのメーカーのクルマと名前がまんまございますね(爆)



で…コレも話題にしました、助手席パワーオットマン♪

当時はホントに高級車と思う装備でしたね(^^)v

そして空調はインパネ上面に噴出し口があって後席まで風が届く仕様となってます♪

当時の日産はティーダからラフェスタとかまでこういう気配り装備がありましたね(^^)v

そしてプラズマクラスターが付き出したのもこの時代から。



350XV VIPと250XV VIPは後席にパワーリクライニングシートが付くんですが、450GTに装備されないのは意外な感じがしますね…(^-^;



カーウイングスナビは350XV VIPのみオプションでツインモニターに出来るようで…どうりて装備してるフーガを見た記憶が無い訳です…(^-^;



で…オーディオはBOSEの14スピーカー!!

当時はオーディオに手を入れるなら社外スピーカー入れてナンボみたいな感じでしたが、14スピーカーを純正採用したのは衝撃的でしたね(*‘ω‘ *)!

特にシートの肩口にスピーカーが付くなんて思いもしませんでした…(汗)

今でもココまでやるのは珍しいですね…コスト掛かってます。



で…ヘッドライトはクリスタルブループロジェクターのHIDにAFSが装備されます♪

こんなトコも当時としては先進的な装備だったと思います(*'▽')



で…グレードはこんな感じで。

・450GTスポーツパッケージ…567万円。

GT系の最高峰…フーガとしても最高額のグレードになりますね!
専用のスポーツサスに19インチアルミ、リアアクティブステアにアルミペダルを装備します(*'▽')

・450GT…554万4000円。

スポーツパッケージの装備を省いた仕様になります。



・350GTスポーツパッケージ…441万円。

3.5リッターのGT系では最高峰…4.5リッター比較で本木目が木目調に。
ソレとリアマフラーがツインテールからシングルテールになります。
シートも本革、助手席オットマン、後席ヘッドレストの前後調整、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグがオプションに。

・350GT…420万円。

GTスポーツパッケージ比でアルミペダル、スポーツサス、リアアクティブステアが省かれる他、アルミが19インチから17インチになります。




・350XV VIP…493万5000円。

3.5リッターでは最高額で後席装備が重点的になるグレード。
リアパワーシートはモチロン、エアコンは唯一プラズマクラスターが標準♪
後席からエアコンやオーディオの操作も可能です(*'▽')

・350XV…420万円。

3.5リッターでは1番ベースとなる仕様。
XVとGTで同価格なので、スポーティな装備を取るかは好みの問題でしょう。



・250GT…367万5000円。

350GT比で運転席パワーシートを除く電動装備やキセノンヘッドランプ等がオプション化されます…但し、全てのオプションを足せばかなり近い仕様も可能です。

・250XV VIP…376万3200円。

2.5リッターでは最高額で、後席パワーシート等が装備された仕様となります。

・250XV…341万2500円。

モデル中1番のエントリーグレードとなりますが、装備はそれでも十分でしょう♪



・350GT FOUR…420万円。

350GTと350XVと3つ並んで同額の3.5リッターシリーズ。
3.5リッターではあるものの、価格を削る為か装備は250GTとほぼ同じです。

・350XV FOUR…393万7500円。

ってコトで4駆モデルのベースグレードになりますね。
GT系比較でマルチが削られる分多少お求めやすい価格です。



内装のバリエーションはこのように豊富です♪

汚れも比較的目立ちにくいのと、高級感を兼ね備えた感じでタンレザー(フォーブって内装色らしい…)が好みですね(^^)v



ボディカラーは全部で7色ありますが、全体的にダーク系が多め。

意外とワインレッドとか派手目なボディカラーが無いのは意外な感じもしますね。

自分でしたら450GTスポーツパッケージでグレイッシュブロンズメタリックを。

オプションでインテリジェントクルーズコントロール、プラズマクラスターエアコン、サンルーフってトコでしょう(*'▽')♪



で…コチラはオプションカタログ。



純正フルエアロは控え目な感じで、自分は結構好みの部類だったりします(^_-)-☆




それにしても当時は純正とは言えキセノンが結構高かったのが分かる部分。

なんとフォグランプだけでこんな価格です…(汗)

ヘッドランプがハロゲンの2.5リッターにフォグだけキセノンというトンチンカンな仕様も出来ます…そんな客いないだろうけど…(爆)

ホイールは純正19インチをポイしてレイズ製の鍛造19インチなんてのも可能です。



意外な感じもしますが、ウインカー付きミラーはオプション。

ミラーの面積の割には小さくて見た目も正直イマ一つな感じしかしません…(苦笑)

リアテールはスモーク仕様なんてあって、純正で少々ヤンキーチックな感じも。



メタル調や木目調パネルは更に面積を増やすコトが可能なのはどのクルマでも定番のオプション。

MOMOステも用意されてたりしますが、自分はあんまり好みじゃないですね…(^-^;




で…ゴールドエンブレムがあるのもこの手のセダンって感じですね(^^)v

お値段は仕様よりけりで約2万前後。


さて…そんなY50フーガですが、2009年まで生産されてY51フーガへバトンタッチ。

長年続いたY51フーガはこの度生産終了が決まり、2世代18年続いたブランドが…というよりもセドリックから続いたこの手のセダンも終了となりました…(汗)

最近はクラウンのモデルチェンジで賛否両論が湧いてますが、片やブランド消滅で終了してしまうフーガもある訳です…。

で…そのクラウンはなんだかんだ言われながらもボディバリエーションを今時珍しい4タイプ造った上に、フォルムは従来の形式を崩しながらもセダンを設定して粘る姿勢を見せただけでも自分はスゴイなと思った訳です。

最近の日産は面白いクルマを出してきてチョット巻き返して来た感じがしますので、またこの手のセダンが復活して出てくると面白そうだと思うんですがね…(^-^;

あ…肝心のY50フーガは初期モノだったらもう18年オチでまさに今は底値で極上車も変えちゃう旬な時期だと勝手に思ってます(爆)

それにしても最近走ってる姿は前に比べると減って来た気がしますね…(^-^;
Posted at 2022/08/07 19:19:09 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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