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2022年08月13日 イイね!

時代は「快」へ。



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

いや…コレが全然馴染みが無くって…(汗)



SV30ビスタ前期です♪

確かに昔はよく走ってたファミリーカーって感じですね(^^)v

そしてデビューした時期が時期だけに極めてバブリー(笑)

だけど周りに誰も乗っていませんでした…(^-^;

さて…そんなSV30ビスタは3代目ビスタとして1990年にデビューしています♪

先代同様、セダンとハードトップの2本立てで、キープコンセプトではありますが、時代背景も合わせてより豪華になっています♪

当時のキャッチコピーは…



時代は「快」へ。

そう…当時はモデルチェンジの度に豪華になり、そして快適になって行った訳で、まさにそんな成り立ちを表すようなキャッチコピーではあります(^^)v

しかし!デビューから32年が経過…恐らく色々な箇所に劣化は来てるかと…(汗)

だからついこのキャッチコピーを見るとこう思ってしまうのです…

時代は「壊」へ(ぇ

その前に最近はもう全然見ませんからねぇ…「壊」を通りこして「滅」位になってます…(泣)

今回はデビュー間もない1990年11月の内容になります。



ってコトでまずはハードトップ。

カムリだったらチョイと上級志向のプロミネントになる訳ですが、ビスタは単純にただのビスタ…と。

当時は特に何も思ってません出したが、改めて見ますとヘッドライトと一体感を生むクリアのフロントグリルが印象的です(*'▽')♪



リア回りは横一文字のテールランプですが、ウインカーレンズのアンバー部分も横一文字に回っているのが印象的ですね(^^)v



一方コチラはセダン。

昔からセダンはグリルの違うカムリという感じで個人的には地味な印象しかありません…(苦笑)



リア回りでドカンと載ってるセダンのカットはコレだけ。

テールレンズはカムリの後期に結構似ていますが、別物。

ただ、やっぱりビスタはハードトップの方がイメージ強いですね~(^-^;

セダンを見るのはカムリばかりで、ビスタは全く見ないまでも無いですが、当時でも珍しい方ではありました。



インパネはバブル期ならではのソフトパッドに覆われた豪華なモノ♪

しかしながら、突飛な感じの造形では無く極めて実用的。

エアコンパネルも液晶だらけなんてコトは無く、手探り操作性に優れたダイヤル式。

寧ろこのインパネにデジパネってのが違和感があります(笑)



シートもこの時代は夏期にはやや暑いものの、肌触りが気持ちいいモケットが多かったですね(^^)v

ただ、SV10にあった正統派FFセダン的な広さは無いですね…(^-^;

この時代はどれもコレも4ドアはハードトップがメインでしたねぇ(笑)

そんなSV30ビスタ前期に搭載されるエンジンは全部で4機種…



・3S-FE…直列4気筒2000㏄ハイメカツインカム、140馬力、19.0kg-m。

フルタイム4駆は135馬力、18.5kg-mになります。

この型のビスタでは最もメジャーになるユニットになります。

動力性能も過不足無く至ってフツーなエンジンになりますね(^^)v

・3S-GE…直列4気筒2000㏄ツインカム、165馬力、19.5kg-m。

前期のみに設定されるGTに搭載される最強ユニットになります。

下からのパンチもあり、また上までそれなりにフケてパワフルですね(^^)v

但し歴代ビスタ唯一のハイオク設定。

・4S-FE…直列4気筒1800㏄ハイメカツインカム、115馬力、16.0kg-m。

元々の車重がソコソコ軽いので、コレでも街乗りならそんなに過不足無く走るでしょうね(^^)v

ビスタはこの1800搭載グレードも結構見たと思います。

・2C-T…直列4気筒2000㏄シングルカムディーゼルターボ、91馬力、19.4kg-m。

ってコトでディーゼルターボは当時のタウンエースとかにも搭載されてたヤツですね(^^)v



コレらに組み合わされるミッションは全車に5速マニュアルと4速オートマ。

但し、2リッターのオートマは電子制御になりますね(^^)v



足回りは4輪ストラットの独立懸架で、2リッターのFFには4WSの設定もあります…基本的にはエクシヴとかとメカニズムが似ています。

この手の4WSは自分もセリカに乗ってたんで分かりますが、低速の小回りは面白い位に効くんですが、高速走行時の緊急回避みたいなレーンチェンジだとリアの追従が不安定で死にそうになります…(苦笑)

後はバック時に2WSに出来る機構は地味に有難いです。



そしてホイールストローク感応型のTEMSも装備されます(*'▽')

ホイールストローク感応になったのはエクシヴやセリカよりも進化が見られる箇所となります♪



4WDはマニュアル車に関しては、センターデフにビスカスカップリングを組み込んだ物、オートマは油圧多板クラッチを電子制御にしたECハイマチックとそれぞれで制御が異なります。



装備としましては、この手のインパネにはチョットミスマッチ感もありますが、デジパネも選択出来ます(^^)v

よく考えたらED、エクシヴ、18セリカはデジパネ無いんですよね…アッチの方がスペシャリティ感が増して似合いそうなもんですが…。

他にはオートチルトアウェイステアリングなんて言って、降りる時にキーシリンダーからカギを抜いたら自動的にステアリングが上昇する機構…なんてのも…ある…あるんですがねぇ~

とにかく作動音がウルサイっていう…(苦笑)

ガコン!!って最初壊れたんじゃね?位に思ってしまう位の音と結構な勢いで跳ね上がるヤツ(笑)

で…乗る時に手でハンドルは降ろす訳です。

12クラウンとか71マークⅡに付いてたヤツはスプリングで跳ね上がるだけなんですが、なんかこのビスタとかのヤツはムダにチルトする為のECUだか入ってるんですよね…(爆)



ワイヤレスドアロックもこの時代から少しずつ採用車が増えてきた頃。

ビスタのは電波ですかね…当時の赤外線式のはホントに近づかないと開かないんですよね…(苦笑)

もうそれならキーシリンダー回したが早いよって位に。

ソレとこの時代のトヨタ車はシートベルトバックル照明が付いてるクルマがありましたね(*'▽')!!

コレが夜間使う時に地味に便利だったりするんですよ(笑)!

ただ最近は1000万円レクサス級でも装備無いんですよね…。

ってかもっと言うとフロントよりもイザって時の後席中央とかに欲しいヤツ。



これまたトヨタ車に採用の多かった超音波雨滴除去装置付ドアミラー。

ミラーの表面がブルッと震えて…う~ん…雨滴が細かくなっただけのような…(汗)

なんにしろそんなトコにコスト掛けれる辺りが特徴的で面白い訳でして。



で…今回のビスタやカムリって個人的に堅実なオヤジが乗るセダンというイメージが昔から付いてる訳ですが、そういうクルマってやっぱり所々が実用的で地味に収納あったりするんですよ(笑)

なので?センターボックスやらリアのパケトレに収納がある訳です。

だったらマークⅡにもパケトレに収納あってもイイじゃん!!って思うけどナゼか無いのです…(苦笑)



で…グレードはこんな感じでまずはハードトップから。

・GT…走りのグレードで最高額モデルになりますね(^^)v

・VX…通常モデルで装備は最上級。VXは結構見た気がします♪

・VR…1.8とディーゼルの最上級。リアブレーキがドラム。

・VE…2.0の最廉価、1.8の中間。オートライトやランバーサポートが省略。

・エトワール…結構見たけどハードトップの最廉価。

特にエトワールってお買い得車のイメージが強かったんですが、実はハードトップで最廉価グレードってのは意外でしたね…(^-^;

マッドガードが無かったり、ワイパーは時間調整式がミスト付に、他にはコーナリングランプ、カップホルダー、マップランプ、リアのアームレスト等の装備が省略されますが、ソレでも日常使用に十分不満の無い感じの仕様だったりします。



お次はセダン。ちなみにハードトップより同グレードで4万円程安いです。

・VX…セダンはVXが最上級でGTの設定は無し。装備内容はハードトップ同様。

・VR

・VE

・エトワール

この3グレードもハードトップ同様。装備も変わりません(*'▽')

・VL

セダンのみのグレードでシリーズ全体の最廉価グレードがこのVLになりますね!
1800のみで装備は一気に削られます…(汗)
ブルーガラスで、タコメーター、パワーウインドウ、集中ドアロックなんてのも削られますし、ミラーは無塗装、2本スポークのハンドルで見た目も変化。
価格もエトワールより更に15万円位安いので、営業用とかそんなんでしょう(笑)



ボディカラーはこんな感じで全7色の設定。

自分でしたらハードトップVXのドレッシーナイトトーニングを…。

オプションで純正アルミ、TEMS、ムーンルーフ、リアワイパー、超音波ミラー、デジパネ、オートドライブ、キーレスという感じでしょうか…(^^)v



で…コチラはハードトップの価格表。

一番安いのはエトワールの5速で145万1000円。

それなりに台数が出たであろう、VXのオートマで2WSなら187万6000円。

一番高いのはGTのオートマで4WS仕様車…219万4000円になりますね。

あ!ちなみにエアコンは全車ディーラーオプション!!

そうだ…まだ物品税の関係でこの時はギリギリディーラーオプションなんですね~(汗)

このエアコンがマニュアルエアコンで17万4000円、オートエアコンだと20万3000円。



で…コッチはセダンの価格表。

当然ながらモデル最安値となる1800VLの5速なら125万3000円となりますね。

逆に最高額はGTが無いので、2000VXの4駆となりまして、コレが204万1000円。

セダンで唯一車両本体価格で200万円を超える仕様がコレとなってますね(^^)v

さて…そんなSV30ビスタですが、どうやらこの1年後に本革シートの設定が出来るようで更にバブリーに♪

そして後期ではバブル崩壊直後で気持ちながらの簡略化。

次期モデルの40系は正直コストダウンの嵐のクルマでした…全体的に落とされた感が子供心に分かる位違う感じがしたもんです…(^-^;

しかし、この手の高級車…というジャンルにはギリギリ行かない実用的セダンの最高峰的なクラスはやっぱりマニア層が少ないのか後年になって見かけなくなる車種の1台になりますね…(汗)

今やイベントでも見かけませんし、弄るにしてもアフターパーツがそもそも無いようなクルマだからなぁ…(苦笑)

そうだ…最初に時代は「壊」へ

なんて言っちゃいましたが、よく考えたらコッチかもしれませんね…

時代は「懐」へ。

そうだ…もう見かけないですもんね…見た日には懐かしいなぁ♪ってなる(笑)

アレだけ街中で見かけた風景の一部だった訳ですから。
Posted at 2022/08/13 06:40:46 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~トヨタ~ | クルマ

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