どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
そう言えば最近一気に見なくなりましたね…(汗)
ってコトで…
初代bB前期 デビュー時です♪
コレはホントに売れましたよね~(*'▽')
出た当時も結構話題になる内容が多いクルマで、このCMも色んなパターンがありましたし、何よりこのCMソングを作っていたwiggle(ウイグル)っていうユニットがとにかく斬新だったんですよね(^^)v
自分はこのアルバム(bB専用のジャケット)が出てすぐに買いましてね…このwiggleってユニットはメンバーが6人位で各々が各国にいるもんだから、インターネット上で作曲のやりとりをしてCDにしたとかいう異色の内容…そしてメンバー同士が会ったコトが無いという、いかにもインターネットが普及し出した時代ならではって感じでとにかく衝撃を受けてCDを買った訳です(笑)
確かそんな感じだったハズ…(内容を改めてネットで調べてみる…)、うん間違いない。
そうそう…このサントラCDを確か広島の本通のHMVで買ったんですわ(笑)
懐かしいなぁ…(T_T)
で…カタログを集めてる方でしたらご存知でしょうが、このカタログは構成が結構凝ってるんですよね(^^)v
最初の写真をご覧の通りでハードケースに入ってます。
で…ケースから取り出しますと、コレまた想像通りかもしれませんが、レコード調となってます(^^)v
イチイチこういう演出が凝ってる辺りが好きでしてねぇ(笑)
ちなみに前期の間で改良がある度にカタログの表紙が写真の青から赤とか緑とかに変わるんだったかな…3種類程あるハズです。
コレが後期になるとネッツ共通デザインのただのカタログになるのが残念…(泣)
さて…そんなbBは2000年にデビューしています♪
そりゃ最近見ない訳ですよ…(汗)
ヴィッツやファンカーゴのプラットフォームをベースにした兄弟車で、主に若者をターゲットユーザーとしたストリート系な…ザッパに言うとヤリ〇ン車(ぇ
ホンダS-MXのトヨタ版ってトコでしょうか…とにかくナンパなテイストで、夏場はスケーター、冬場はボーダーに好まれるような感じでございます(爆)
ただ…恐らくトヨタも想定外の結末だとは思うのですが、スクエアで分かりやすいデザインが意外にもサイレントマジョリティ的な感じで当時の中高年層にもウケまして棚ぼた的ヒットもあったかと思います(^^)v
そういえば…GX61マークⅡに乗ってる時に追突してきたのもbBに乗ったオバちゃんでした…(泣)
この事故をキッカケにいつものトコへ入庫し出した訳ですから人生分からんもんです…(爆)
そして開発は当時としてはかなり先鋭的だったフルデジタル開発というヤツで試作車が存在しないっていうヤツだそうで…(汗)
しかし思うのは、未だにマガジンXとか読んでますと、覆面を被った試作車が昔同様に走ってる訳ですから、やっぱり走る・曲がる・止まる…その他諸々の辻褄合わせは試作車があってナンボだと思います。
そりゃある所はデジタル化して効率化を図るのは当然でしょうが、やっぱり最終的に人が実際に乗って安全に移動しなければならない商品ですから、フルデジタルってのは行き過ぎですね…しかも20年も前のコンピューターの性能ですから…(汗)
ってコトでそんな感じでbBは生まれてきた…と。
今回はデビュー当初の2000年2月の内容になります(^^)v
ってコトでカタログ内の構成も独特…
敢えての白黒カットの写真が何枚も使われます。
スタイルはこの通り分かりやすく、スクエアな箱の上に、これまたスクエアな屋根が乗ったブロックみたいなフォルム。
前期はヘッドライトがマルチリフレクタータイプじゃ無いので今見ると少々古臭く見えます…個人的にフロントマスクは後期のが好みですね(^^)v
リア回りは純正でクリアテールを採用する辺りで、ワルな感じを出していたのかなと。
後期になりますとリアバンパーが大型化、そしてナンバーポケットがリアゲートに移設されます。
う~ん…リア回りは個人的に前期のが好み。
そう言えば後期は北米でサイオンブランドが立ち上がって、サイオンxBなんて出てましたね(^^)v
インパネは特に若者向け!…ってデザインでも無いですね。
センターメーターなのがヴィッツ譲り(デザインは全然違いますが…)。
但しタコメーターが小さく視認性がイマ一つ…というのが10年前に代車で借りた時に感じた自分の感想のようです…(苦笑)
センタークラスター上部にはbBのロゴが入っているのが特徴的でしょうか。
エアコンパネルは操作性が良さそうなダイヤル式…ではありますが、シートポジションに対してややスイッチの配置が遠め。
シートはベンチシートで、ホールド性こそソコソコですが、着座位置等は丁度良いのと、何よりスクエアでピラーの立ったボディ形状なので、車両感覚が掴みやすく運転は比較的しやすい方ではあります。
ただ…どうやらbBは経年劣化でシートクッションのスポンジがボロボロと崩れる傾向にあるようです…(泣)
フロアカーペットにスポンジのカスがポロポロと。
そんな初代bB前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・1NZ-FE…直列4気筒1500㏄DOHC、110馬力、14.6kg-m。
4WDは105馬力、14.1kg-mとなってます。
当時のコンパクトクラスにしては1t超えで少々重いコト、そして登坂等を考えると1500が妥当なんでしょうね(*'▽')
・2NZ-FE…直列4気筒1300㏄DOHC、88馬力、12.5kg-m。
1人で乗って街中をトコトコ走るのはイイでしょうけど、やはりエアコンONで坂を登るなんてシチュエーションではツライでしょう…(^-^;
ピラーが立ってて空気抵抗も大きいでしょうから、高速もツライでしょうし、何よりこの1300の実燃費が悪かった…(苦笑)
リッター10kmも走らなかったんですもの…(汗)。
コレらに組み合わされるミッションは4速のコラムオートマのみ。
足回りはフロントがストラットで、リアは2WDがイータビームと呼ばれるトーションビーム。
4WDは車軸式です。
そしてbBはとにかく小回りが全然効きません…(苦笑)
このボディで最小回転半径5.5mはやっぱり罪なのです…セルシオよりデカイし。
装備としましては、前述のセンターメーター。
こうやって見ますとタコメーター…そして燃料計の小ささも…(汗)
各種警告灯がかな~りありますね…。
で…何気にムーンルーフの設定もあります。
全車に設定はあるものの、意外と装着車となると珍しいんじゃないでしょうかね。
で…グレードはこんな感じ。
・Z "Xバージョン” (2WD)…157万8000円
最上級グレードで各種エアロパーツ、プライバシーガラス、アルミホイール、助手席シートバックポケット等の内外装を充実させた最上級グレード。
・Z "Xバージョン” (4WD)…173万8000円
・Z…145万8000円
どうやら地味なトコでヘッドレストやドアトリムがファブリック巻きじゃなくなる模様。
・S "Xバージョン” (2WD)…141万8000円
1.3リッターでは最上級グレード。
Z "Xバージョン”との主な違いは、助手席バニティミラー、キーレス、電格ミラー、フォグランプ位でそんなに大きくは変わりませんね。
・S "Xバージョン” (4WD)…161万8000円
上記4駆版は排気量が1500㏄になります。
・S…129万8000円。
ベーシックグレードになります。
コレにボディカラーはBLACK系とBRIGHT系の2系統に分かれてまして、全6色の構成。
bBの名称の由来であるBLACK&BRIGHTにかけているトコもあります(*'▽')
ちなみに名称の由来は数種あるようで、BlackBoxの略でbBだったりも。
自分でしたら、Z "Xバージョン”の2WDでボディカラーはベタにブラック。
ノーマルでも悪くはありませんが、ギャルソンのブラックマフィアのフルキットなんて入れるとネタでしょう(笑)
で…コチラがオプションカタログ。
オプションカタログは本カタログのようにやたら大きい物では無く、通常サイズ。
そして地味(爆)
ベタなトコで言えば、パールホワイトのシートカバー、そしてソレに準じたドレスドトリムなる内張り。
そしてホワイトのパネルなんてのがあります。
bBならではの面白うそうなオプションとしましては、ディスプレイとリムなんてのがあります!
この中に何かしら入れて飾ってくれってヤツなんですが、奥行は5~10mm(どうやらトリムなんで湾曲してるらしい)ので、トミカのような物を入れて飾るのはムリですね…(苦笑)
ただ…高さは75㎜ありますし、幅も375㎜ありますので、神社で引いたおみくじを飾るのもイイでしょうし、イオンで1万円分食料品を買った時のレシートを飾るのにもイイです。
夜間にも映える照明付きも選択出来ますので、文字も読めますね(ぇ
スムージングテープなるクォーターウインドウを隠すテープもあります。
コレで保冷車や冷凍車のように装ったりするコトも出来ますね(*'▽')
バックドアスムージングガーニッシュなんてのもあります。
コレ1つで結構印象は変わるかと♪
更にメッキパーツも充実。
ゲインズよろしくなオーバーフェンダーもあります。
デュアルカラーなる仕様のパネルやステアリングもあります(笑)
当時マジョーラなんて流行りになりましたね(*'▽')
実際にbBも限定車でマジョーラが後に出てきます。
そうそう…この当時のトヨタ車はオプションで色いろメーターっていう8色が切り替わるメーターがありました(笑)
好みなんでしょうが、取り付ける人はかなり少ないと見ていいでしょう。
ハイ…純正オプションでウーハーBOXまであるのがbBらしい…(爆)
コレでトランクは何も載せれなくなります。
ルーフスピーカーは回転させて外向きにするコトも出来るようです(*'▽')
その昔にあったシティのマンハンタンサウンドみたいですね(笑)
その上にあるルームミラーカバーは恐らく流用出来るでしょう(爆)
先程チョロッとファイアパターンの激しいストライプを載せていましたが、キャラクターを考えると地味目なヤツもあったり。
サンシェードスクリーンと共に見たコトが無いです…(汗)
後は収納系オプションも多いですかね(^^)v
インパネトレイやボックスリッドは結構実用的です。
オマケ
さて…そんなbBは元々1999年の東京モーターショーに出たオープンデッキというコンセプトカーからスタート。
最初はコレがすぐに発売されそうなデザインでしたので、実際に数か月後に出たbBはただのハッチバックだったので、「違うじゃん!」ってなりました…(笑)
まぁこんなコンセプトカーが出て来るコト自体がありえないか…なんて思ってたら実際に2001年に追加でオープンデッキが出た時は驚きました(笑)
しかもおおよそコンセプトカーのまま(よく見るとテールが違いますね)。
奇抜で個性的…敢えてコレを選ぶ…というか唯一無二の車種ではありました♪
しかしながら、一般的にはやはり受けず1年少々でオープンデッキは消滅。
なので前期のみ…。
このオープンデッキは今やマニア物件に当然のようになっておりまして、中古車相場もやや高めだったりしますね(^^)v
で…当のbB自体は新車がそれなりに売れたというのもありまして、20年が経過した車種にしては中古車のタマ数は多め、そして底値オブ底値。
好きなら今のウチに行っておくのも手ですね…意外と人気が出てきたり。
そうそう…実際に新車時に人気がモデル末期まで続いたこと、そしてモデルチェンジした2代目があまりに変わり過ぎて滑り出しがボロボロだったのもありまして、中古車相場では2代目が登場したにもかかわらず、初代と2代目の相場が逆転してました…(苦笑)
2代目は確かに前期はともかく、後期なんてもう当初のワル感や若者向け感が消えてすっかり落ち着いたようで…(^-^;
しかし意外ですね…2代目まで入れると2016年までbBってあったんですね…(汗)
チョット驚きました…(苦笑)