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2022年09月21日 イイね!

この昭和感がイイ♪

どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります(*'▽')

ってコトで…



S38Vハイゼットスライドバン中期です♪

ホンット懐かしいですねぇ(*'▽')♪

子供の頃はこの型のハイゼットって結構走ってたんですよね…大概ボロかったけど。

最近はソレこそ軽の箱バンもオシャレでカラフルな感じになってきましたが、一時期は白かシルバーが多かったですよね…(^-^;

しかし、ソレより更に遡って70年代とかになると、カラーバリエーションこそ少ないものの、水色だったりカーキ系の色だったりと、一風変わった感じの箱バンがいましたよね(^^)v

恐らくこの型の最終型とかになるんでしょうけど、水色の個体に色褪せてガッサガサになったホイールキャップを付けたハイゼットをよく見たのが印象的でした(笑)

さて…そんなS38Vハイゼットは4代目ハイゼットとして、まずは1971年にトラックが先行してフルモデルチェンジ。

そしてこのスライドバンは1972年に遅れてフルモデルチェンジしています♪

しかし、今回のカタログはコピーがイチイチ昭和な感じプンプンで泣けます…。



愛着のハイゼットスライドバン

「愛着の」ってワザワザ付けちゃってますからねぇ(笑)

そして…「使いこむほど良さがわかる元祖スライドドア」と、あります。

この型のハイゼットが実は軽初のスライドドアです!

まさに今回の企画にうってつけ(笑)

ちなみにリクエストにもしコレが出ていなかったら、後日自分の選んだスライドドア車候補でコレを個人的にアップするところでした…(爆)

まぁ…そんなこんなで…



ダイハツも言葉通りの自信作(笑)

ちなみにこの寄席文字は「橘 右近 筆」となってます。

調べてみますと、落語家の方でこのような寄席文字を広告などで結構手掛けていた方のようです…全く自分は馴染みが無いですが…(苦笑)



表紙をめくってもこの通り。

まるまる1ページを使ってその自信作ぶりがドンと出ています(^^)v

そんなハイゼットスライドバンは1974年に中期型へとマイナーチェンジ。

軽自動車のナンバープレートが白から現在の黄色になったのと、プレートのサイズ自体も大型化。

そしてフロントグリルのデザインが変わり、通称:ドラえもんハイゼットと呼ばれるコトになりました(^^)v

まさに水色の最終型とかだとドラえもんって感じがするんですよコレが(笑)

今回は中期になって以降の1975年8月のカタログになります。



う~ん…懐かしい…(笑)

まさに子供の頃に見てた箱バンって感じです(^^)v♪

今の軽箱バンと違ってサイズは当然小さい上に丸っこかったですねぇ♪

最低地上高は意外と高そうに見えて150㎜…恐らくデフとか色んなトコが出っ張っていたんでしょうね(笑)

そして車重は当時の軽では恐らく重量級なんでしょうが、ソレでも610kg!

ドラえもんハイゼットなんて呼ばれるのがなんとな~く分かるこのフロントグリルのデザイン…ドコかしら愛嬌を感じるんですよね(^^)v



ってコトで軽初のスライドドアになります(^^)v

両側スライドドアで、確かにこの当時の他のライバルがヒンジ式だったことを考えますと、荷物の積み下ろしもラクでしょうし、かなりのアドバンテージがあったのではないのでしょうか♪

スライドドアのドアヒンジは現在のような手首でヒンジを回転させて引くタイプでは無く、ボタンを押して引くタイプのようですね。



リア回りはこのカットしか無かったのでご了承を…<(_ _)>

バックドアのヒンジがいかにも当時のクルマって感じですね(^^)v

現在のように蝶番とダンパーを用いた方式ではなく、これまた恐らくですが、トーションバーを用いた方式でしょうね(^^)v



荷室長さは1620mmと、このボディサイズを考えると結構広いと思います!

最大積載量は2名乗車時で300kgとなってます(^^)v

なんだ…ハイゼットキャディの倍も乗るじゃないか…(爆)

で…スライドバンならではのアピールをしてるイラストがあるんですが…



昭和のドロボーに見える(爆)

どう見てもこのヒゲ具合は昭和のドロボーだろう。

ちなみにこのドロボーヒゲはカタログの随所に出て来るものの、最終的にキャラクター名は一切書かれておらず、何者なのか不明。

後ろめたくて名乗れない(違)



インパネはいかにも70年代の人々が描いた近未来のようなデザインですね(*‘ω‘ *)

曲線基調で、運転席周りに各スイッチ類を集中させた上に左右非対称のデザインを用いてスポーティな感じがします♪



シートはモロに骨格・スポンジ・表皮みたいな感じで平板な感じのヤツですね(*'▽')

最も、この時代のクルマのシートはそれなりのクラスにならないとこんなシートは当たり前でしたね(笑)

色合いや柄なんてのも70年代って感じがします♪



運転席の足元はジョイントカバーが付いた屈折式というヤツ…ってか屈折するのが寧ろ当たり前な現代ですから、当時はコレがアピールポイントだったのか??



リアシートはもう見るからに薄いのが分かりますし、やたらと座面が長いような…(爆)

今じゃ座面の横にモロに足をぶつけそうなステーなんてのもありえませんね…(汗)

あくまで商用車ですから、コレ位簡易なシートでも十分だったのでしょう(*'▽')

そんなS38Vハイゼットスライドバン中期搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・ZM…直列2気筒360㏄2サイクル、キャブ、26馬力、3.7kg-m。

スペックだけ見ると結構キツそうではありますよね…ネット換算で20馬力出てればイイでしょうし…(^-^;

しかしながら2サイクルなので、まだパンチがありそうな気もしますし、バンの高めなギヤ比も相まって、当時の交通網ではそんなに気にならない性能だったんじゃないでしょうか…よく分からんけど…(苦笑)



コレに組み合わされるミッションは4速マニュアルのみ。

おぉ…よく見たらその後ろにチョークレバーがありますね('Д')!!




足回りはフロントがダブルウィッシュボーンで、リアはリーフリジッドという、典型的なバンのアシですね(^^)v

最近の軽バンでは、フロントがストラットでリアがコイルリジッドとなってますので、普通車クラスのワンボックスのような構造です(^O^)

ブレーキは2重配管…とはなってますが、イラストから見るに現在のX字配管では無くて前後配管になってます。

当然のように4輪ドラム。



装備としましては、この年代辺りから恐らく標準装備になってきたと思われる3点式シートベルト…このカタログではセフティベルトとなってますね(^^)v

そしてヘッドレスト。



ミラーは回転式、ウインドウォッシャーは電動式になってます。

ワイパースイッチは今のようにレバーでは無くて、コレはダイヤル式ですかね。



エアコンなんて当然ございません。

但し、ヒーターは全車標準…標準なんですが、内外切替レバーがあるのはスーパーデラックスのみです(爆)



で…エアコンはありませんが、ヘッドライトとフロントグリルの裏…計3ヶ所にベンチレーターを装備!

こうやって見るとかなりシンプルです。



で…グレードはこんな感じで2種類…。

・スタンダード

言葉通りのスタンダードな仕様。
パッと見た感じではホイールキャップが無く、合わせホイールがモロ見え(笑)
スタンダードながらも、3点式セフティベルトとヘッドレストは標準装備となってまして、安全性はそれなりに配慮していたようですね(^^)v

・スーパーデラックス

ソコにデラックスは無く、一気にスーパーまで飛びます(爆)
スタンダードの装備に加え、ホイールキャップ、ウインドウモール、ラジオ、内外気切替付ヒーター、シガーライター、灰皿、助手席サンバイザー、荷室マットを装備。
スーパーが付いても装備の違いはそんなもんです。



ボディカラーは、スーパーデラックスはエアリーマスタードかノーザホワイトの2色から選べますが、スタンダード強制的にノーザホワイトです。

自分でしたら…もう選択肢は少ないんだけど、スーパーデラックスのエアリーマスタード…コレでしょう(笑)



そのほかにも愛着のハイゼット、フェローMAXバン、そして新発売のダイハツハローもございます(爆)

実は何気にコレ…全部カタログ持ってますねぇ…。

この中ではフェローMAXバンだけ以前アップしましたので、他の2台も機会がありましたらそのウチ話題にしましょう(笑)


さて…そんな4代目ハイゼット。

確か同時に似てるけどなんかチョット違うハイゼットって無かった??

ってなりませんでしたか??

実は今回調べててこの辺りの時系列がやや曖昧でして、改めて確認して納得。



君は知っているか?

そう…コチラはハイゼット55ワイド。

ハイゼットとしては5代目…つまり次期型という扱いになるんですが…

販売時期が実は併売!

話題を一旦整理しますと、今回の4代目ハイゼット…実はこの後1976年に軽自動車の規格変更に合わせて550㏄車が追加されます。

追加ってコトは360㏄も併売な訳です。

どうしてそんなコトが起こったか??

そう…軽免許制度があったから!

軽限定免許では新規格軽自動車の運転は認められないため、360cc(S38系)は、当時50万人ほどいたといわれる軽限定免許ユーザーへの救済策のため、1981年8月まで継続販売されることとなった。(一部Wikipedia抜粋)

まぁ…そう言うコトで併売があった訳ですが、この時の550㏄車は360㏄車比較でバンパーの長さで100㎜長くなっただけでした(ちなみに新規格の規格上では全長&全幅共に100㎜延長されてます)…つまり新規格の恩恵を居住性で受けていなかった訳です。



ソコで1977年に100㎜ワイド…名前の通りのハイゼット55ワイドが出た…と。

実にややこしい。

・4代目ハイゼット360
・4代目ハイゼット550
・ハイゼット55ワイド

つまりはこの3バリエーションが同時期販売されております。

そして1981年に550㏄と55ワイドが共に終了。

で…6代目のS60型(通称:まゆげ)にモデルチェンジするんですが、どうもまゆげが出た後も3ヶ月併売してますね…(爆)

確か記憶の限りでは、軽免許のみ保有しているドライバーが乗れる最新のクルマが確かこのハイゼット360になります(笑)

しかしながら、2022年の現在に軽免許のみ保有するユーザーなんて最早一握りでしょうから、現役ワンオーナーのハイゼットなんてもう中々無いでしょう…(汗)

こういう子供の頃に見慣れたクルマってなんか気になるんですよねぇ…(*‘ω‘ *)♪
Posted at 2022/09/21 11:19:56 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~ダイハツ~ | クルマ

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