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2022年11月19日 イイね!

ゼロからつくったスモール。



どうも(*'▽')

今回はカタログのアップ…なんですが、リクエスト頂いたモノでも特集でも無く…。

やっぱりクルマを買ったら毎度やる訳で…。

つまりはそういうコトです。



三菱 i デビュー時です♪

ってコトで以前アイは2008年位のモデルだったかを話題にしたコトがあるんですが、ソレですら11年位前のブログですからねぇ…(^_^;)

今回アイを購入した経緯等は以前話題にしたので飛ばします(笑)

さて…そんなアイは2006年にデビューしています♪

が…実は開発に5年も掛かってます…(汗)

タダでさえ薄利多売となりうる軽自動車で何やってんだって話なんですが、この裏側にダイムラークライスラーとの提携が故に却下食らったりと色々あって(詳しくはウィキペディア見ると載ってます)そんなに掛かってる…と…(苦笑)

2003年には軽自動車の枠を少し外れた大きさで1リッターのエンジンを載せたコンセプトカーもありましたねぇ…アレは数年後にどうやら三菱がそういう関係の車両を廃棄する解体屋に積まれてる画像が一時期流出してましたね(爆)

まぁ…なんだかんだで2006年にデビューした訳ですが、なんせ実用的なトールワゴンなのにミッドシップにしちゃうわ、やたらと丸っこいボディだわ、もう全てが奇抜…(笑)

なのに三菱の開発陣はコレに月販5000台だなんて強気の販売目標を出してくる訳です…なんとムチャな…(爆)

どうやら滑り出しは好調ではあったみたいですが、さすがにコレは玄人好み過ぎます…。

そんなアイのキャッチコピーは…



ゼロからつくったスモール。

CMでは「未来形スモール」なんてコピーも使ってますね♪

YouTubeのコメントに、実際に販売前のアイをユーミンが見てCMソングである時空のダンスを作曲したなんて書かれますね…ホントか知りませんが…。

今回はデビュー時の2006年1月のカタログになります。



カタログでもこのように掲載されているんですが、アイのフォルムをテーマにしたイラストが載ってたりします。

"まめ"から生まれる新芽のように、あなたの新しい気持ちを目覚めさせます。

ってコトでアイのエンブレムに芽が生えてる訳ですね。確かに豆っぽい(笑)



繭(まゆ)をモチーフにした丸っこいフォルムに、スポーティブ・キュートというコンセプトでデザインされています(*'▽')

よくよく考えたらコンセプトではミッドシップだったのに、実際にはFFで販売されたMRワゴンに対し、ミッドシップを貫いてデビューさせたアイ。

まさにミニエスティマという感じ…ですがアイはもっとエンジン搭載位置が後輪寄りですね(笑)

ホイールベースは2550㎜と軽最長で、当時のギャランと同じなんて話題を耳にしたコトがあったんで調べてみたら全く違いました(爆)

パッと見た感じでは2代目のRVRと同じですね…。



リア周りは縦長のテールを採用。

ただ…フロント周りのインパクトと比べると地味…ですかね…(^_^;)

リアフェンダー右側の黒い穴はエンジンのエアインテークとなります♪

全高は1600㎜で当時の軽がカタログやCMでアピールポイントとしていた立体駐車場には入らないタイプになります。



インパネ…というよりインテリア全体がエクステリアに沿った丸みを帯びた形状になります(*'▽')

フロントのガラスエリアが極めて大きく視界は異様な程に広いです。

それでも当初はフロントガラス上部に2枚の窓を円弧状に配置した案もあり(実際に販売されたアイはその部分に黒いガーニッシュとアンテナが付いてます)、更に解放感の大きいデザインではありました…。

インパネ自体は近未来的ながら非常に機能的。

収納も豊富で高級感も出ていますが、照明が少なくやや暗いのが残念。



実はシートの色はレッドの方が良かったんですがね…(^_^;)

シートはソフトな触感ながらも体に吸い付くような不思議なタッチ。

シートクッションとシートバックの繋ぎ目の側面にあるプラスチックのガーニッシュが経年劣化で腐ってポロポロと粉を吹くのはどうにかならんもんですかね…(汗)

リアシートは16段階のリクライニングが可能…ではありますが、角度ピッチが微妙。

もうチョット後ろに倒れてもいいんですがね…。

座面の高さはリアの方が幾分高く、コレが見晴らし良く快適♪

乗り心地も軽とは思えない程に良く出来ています。



一方コチラはグレーインテリア…グレーと言ってもほぼブラックな位のダークさ。

どうやらeKアクティブと同じ色のようです(*'▽')



"うさぎ"のように軽快に、あなたを乗せて走ります。

という具合に動力性能の話題に入っていきましょう(^_-)-☆

ってコトで、アイがデビューした当時に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・3B20…直列3気筒660㏄DOHCターボ、MIVEC、64馬力、9.6kg-m。

当時新開発だったエンジンは当初ターボのみのラインナップ。

そして後にデイズ等にも採用されて遅いと話題になったNA仕様も後に追加されます…が、ミッドシップとFF、そして開発時期も大きく異なるのでもう全く別物と言ってイイでしょう。

ミッドシップなコトもありトラクション性能が高いコトも寄与しダッシュが強力!

更に静粛性も高く、タービンノイズも聞こえにくいですね。

但し整備性は劣悪で、特にサーモスタットはオルタネーターの下にあり、エンジンマウントをずらしてようやくのご対面となります…しかもハウジング毎交換しないといけない特殊なヤツ?らしく…。

後はPVCバルブってのが持病で、壊れたらSLの如く大量の白煙を噴きます…(汗)

他に3B21なる1リッターエンジンがあるものの、コチラはスマートに載るらしいですね~。

コレに組み合わされるミッションは4速オートマのみ。

このオートマがこれまたよく壊れるようで、バルブボデーが死ぬらしい…。

ATFもアイ専用の特殊なモノで、エンジンオイルのドレンと間違われてよくオイルが抜かれるトラブルも多いとか…(苦笑)

特にこの初期モノは変速点が高く、中々ATが4速に入りません…(泣)



足回りはフロントがストラットでリアが3リンクのド・ディオンアクスル。

乗り心地はロングホイールベースも寄与し、軽にしては異様に良く快適です♪

更にこの全高の割に重心が極めて低く、回頭性が極めて高い…ものの、フロントのタイヤ幅が145と細いのと、足回りのセッティングにより基本的にはアンダー傾向。

その後の年次改良でアライメントが見直され、かなりハンドリングの楽しいクルマになるようです(笑)



更に車両中央に大断面ストレートフレームが通るコトにより剛性が高く、軽自動車にありがちなペラペラ感がありません…(汗)

ガソリンタンクはホンダからの技術供与によるセンタータンクレイアウトを採用♪

コレによりミッドシップにしては広めの室内空間が確保されています(^_-)-☆

エンジンは45度傾斜して収められているものの、やはりトランクの位置は高め。

そして断熱材も厚いものが敷かれていて、ある程度の熱対策はしているものの、やはりトランクの床面が熱くなるのは否めず、刺身等の生物を買って置いておくのは自殺行為です…(苦笑)

後は空力に関しても考えられてまして、フルフロアアンダーカバーを採用するコトによりフラットボトムな形状になっています!



"まゆ"のように優しく、強く、あなたのカラダを守ります。

アイのエンブレムが豆にウサギに繭と…色々なモノをモチーフとしていますねぇ(笑)



ってコトで安全性が極めて高く、フロントのオフセット衝突対応は当然、リアまでもオフセット衝突対応してます…(汗)

このリアが衝突対応しているのが日本の軽自動車で唯一だったりします!



また、ブレーキペダルは衝突時の後退抑制構造付。

チャイルドシートはISOFIX対応で、ココが地味に有難い(笑)

パワーウインドウはこの時代にしては珍しくオールAUTOで、挟み込み防止機構を全席に採用しています♪



装備としては、タコメーターの中心にデジタルメーターを配置した構造。

両脇にこれまた液晶で燃料メーターをオドメーターを配置。

この配置から人によってはネズミの国のヤツにソックリなんて言う人もいます(爆)



また、地味にウレシイのがインパネ内にティッシュケースが収納可能なボックスを装備!

意外とティッシュケースって置場に困るんですよねぇ…(^_^;)

更にセンターコンソール前方にセカンドバッグ置場があるのもホントに有難い!

こう見えて?結構実用性も高いのがポイント♪

ただ…カップホルダーはリアシートに一切ありません…コレが残念。



で…この時代にしては贅沢、そして三菱らしい電気仕掛けのスマートキーを装備♪

また、キーのボタンを長押しでパワーウインドウが閉まる機能もあります(^_-)-☆

フロントワイパーが1本なのも珍しいですが、コレが間欠時間を調整出来るのはモチロン、車速連動でワイパースピードが変わります…(汗)

しかもフロントワイパー作動時にバックへシフトするとリアワイパーがさりげなく1回動く機構も採用♪

ドアミラーは展開忘れ防止装置なんてのもありまして、車速30km/h以上で勝手に開きます…コレには先日ホントに驚いた次第(笑)

スペアタイヤは非装着で、パンク修理キットを装備…まぁコレはあのラゲッジスペースを見ると致し方ない点ではあります…(苦笑)



オプションでは各エアロパーツに加え、ブリッツのピラーメーターに3連メーターまで…(汗)



他にはMOMOとコラボしたパーツも用意しています(*'▽')




グレードはこんな感じで…。

・G (2WD/4WD)…149万1000円/161万7000円

最上級グレードで、15インチアルミホイールやディスチャージヘッドライト、本革ステアリング、シフトノブ、フロントにマップランプを装備!

中でもフロントのマップランプはG以外にオプションでも装備出来ないので地味に羨ましい…(泣)

そうだ…そういえばナゼか全グレード防眩ミラーが無いんですよ…なんで!?

・M (2WD/4WD)…138万6000円/151万2000円

中間グレードで、純正アルミがホイールキャップになるものの、ホイールキャップの穴の部分がアイのエンブレムの形状に開いているデザインが特徴♪

中間グレードでもスマートキー(キーレスオペレーションシステム)やフロントガラスへのUV&ヒートプロテクトガラスの採用、運転席ハイトアジャスターにCDプレーヤーと装備が充実♪



・S (2WD/4WD)…128万1000円/140万7000円

最廉価グレードで、ドアサッシがボディ同色のままだったり、スマートキーが装備されないものの、ソレでもキーレスは標準で全席フルオートパワーウインドウ、フルオートエアコンと装備は不満が無いどころか十分な位だったりします…(汗)

シート生地もグレード差が無く、全てエコテックス規格100%適合のニットを採用♪



ボディカラーは全部で9色。



そして全ボディカラーに2色のインテリアカラーが選択出来ます(*'▽')

自分でしたらブラックのグレーインテリアのM…と言いたいトコですが、本音で言えばGのシルバーメタリックでレッドインテリアですね(笑)

オプションは寒冷地仕様を…。

ってか2駆の場合はスタートアップヒーターというのを単体で選べたりします。

コレは水温が上がる前に温風を出す電気式ヒーターですね…。

そうそう…エンジンはミッドシップでラジエターが車両前方にあるので水回り配管が必然的になる為、水温が中々暖まらないんですよね…(苦笑)

ワゴンRとかの3気筒の軽は水温がすぐに上がるので、その感覚でアイに乗るとサーモスタット死んだんじゃないの!?って気持ちになります(爆)

さて…そんなアイはその後、三菱お得意の年次改良等で色々手は入るものの、エクステリアへのテコ入れは無く…つまりデザインの変えようが無かったと(笑)

しかしながら、こんな特異なレイアウトが軽のスタンダードになるってコトはやっぱり無く、2013年にガソリンモデルは終了…(汗)

2010年には電気自動車のアイミーブが出ますが、コチラはモデル末期に歩行者衝突保護の対応により全長が伸び、まさかの普通車登録になったりしながら2021年に生産終了と、シリーズとして足掛け15年の長寿モデルとなりました。

一見、15年も生産すると古臭く見えてくるもんですが、アイは全く古臭く見えません…不思議なクルマですよ(笑)

で…そんな特異なレイアウトで走りの質が非常に高く、モデルライフが長い為、部品の製廃で悩むコトも無く…そして恐らくこんなに高コストな軽は2度と出ません。

なのになのに…

コレが今底値で来るんですよ…(汗)

グレード…ボディカラー…選び放題ですよ。

なんなら予算足して更に近未来感を出したいなら電気のヤツも来るんですよ…。

安全性もやたらと高い、実用性も抜群…何より運転が楽しい(笑)

どうですか??皆さんも(笑)??

いやいや…私は決して「NPO法人:アイの手を広げよう」の会代表ではありません。

仲間を募ってみんなで桜を見に行く会をしようとかも企んでおりません。

こんな底値で楽しめてスポーティで実用的で嫁の買い物用とウソが付けて、近所の体裁も損ねないクルマがドコにありますか??

ココにあるじゃないですか…(笑)

毎月の小遣いチョット貯めたら買えますよ…初期モノなら。

秋は増車の季節←意味不明

さぁさぁ…買いたくなってきましたねぇ。
Posted at 2022/11/19 18:30:36 | コメント(11) | トラックバック(0) | カタログ~三菱~ | クルマ

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「例年通りですが、年始年末の挨拶やってたらキリが無いんで、その旨のコメントを頂かない限り省略してます…ご了承を…。」
何シテル?   12/31 21:57
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