どうも(^_-)-☆
今回からしばらくみん友さんの愛車紹介にアップされてるクルマのカタログを特集します~。
えっと…今回の方は関東の方ですね…未だお会いしたコトはありませんが、機会ございましたら…(*'▽')
ってコトで…縁は無いなぁ…(^_^;)
3代目インプレッサWRX STI4ドア追加時です♪
ってかてっきりカタログ上でも「WRX STI4ドア」ってなってるから「インプレッサ」とはもう呼ばないのかと思ってたら正式名称はまだインプレッサが付くんだそうな。
確かにカタログ上ではインプレッサの文字は一つも出ないものの、当時のプレスリリースはインプレッサWRXに4ドアモデルを追加設定と書いてますね…(^_^;)
元々この3代目のインプが出た時に、まさかの5ドアで賛否両論が沸き起こったモンです…(汗)
「5ドアのWRXだなんてインプじゃねぇ!」的な。
ただ、個人的にはこの5ドアは中々カッコイイし、何よりショートオーバーハングでラリーならコッチの方が振りやすいし合理的でイイじゃないかと思いました(笑)
だってねぇ…2000年頃でも4ドアセダンでWRCで目立ってたのはインプやエボで、フォードフォーカスやヒュンダイアクセントにプジョー206と後はハッチバックばかりでしたもの。
なので何らオカシイとは思いませんでしたね…確かにインプの従来のボディ形状から言うと突飛ではあるんでしょうけど…(^_^;)
さて…そんな3代目インプレッサは2007年にデビューしています♪
上記の通りの5ドアで登場したものの、賛否両論が沸き起こり、2代目程のヒットまでは至ってなかったかと思いますが、2010年のマイナーチェンジ時に突如としてこの4ドアセダンを追加してきました(*'▽')
どうやらスバルのWRC参戦は2008年に撤退していますので、この4ドアが実際にWRCに参戦するコトは無かった訳ですが、少なくとも従来のインプレッサのキャラクターを好む方からには歓迎されたでしょうし、このクルマの存在価値はソレだけ十分にあったというコトでしょう(^^♪
当時の…ってかCMでは出てませんが、カタログにはこんなコピーが書いてます。
The World Prestige Sport.
確かにインプレッサは国内専用という訳では無く、世界的に知名度も高い訳ですから、そう謳っても当然なのかもしれません。
今回はそんなWRX STI4ドアが追加されてしばらく経過した後の2011年3月のカタログとなります。
パッと見のスタイルは明らかに歴代インプレッサWRXの系統のソレですね(笑)
大型エアインテークが設けられたエンジンフードに、後方視界は二の次のリアウイング。
フロントバンパーのエアインテーク、メッシュグリルを挟むようにやや湾曲を描いたヘッドライト。
張り出したブリスターフェンダーとまさにそのものですね(笑)
4580㎜の全長に対し、全幅は1795㎜、全高が1470㎜と結構高めなので実際に大きく見えますね。
で…通常のWRX STIに対し、WRX STI Aラインというヤツがあります。
このAラインってのはオートマ仕様で、言わばランエボのⅦGT-Aのような存在。
確かにバカッ速なんだけど、ややクルージング志向。
リアスポが無いだけで気持ちスリーパー風(笑)
インパネは元々が1500㏄のクルマに2リッターないし2.5リッターのバケモノエンジンを積んだヤツなんで…つまり質感は排気量だけで考えちゃうとそれなりでしょう。
元々がそういうゴージャスさを求めるクルマじゃないので、その辺りからナンセンスな訳です…。
それより何より機能性…扱いやすそうな大き目のダイヤルを採用したエアコンパネルに気持ち程度にハザードスイッチしか無い位にシンプル(笑)
センターコンソールはグローブを投げ入れてくれと言わん感じに開いてます。
インパネ最上段にナビのスペースがある位ですね。
ただ、Aラインでもオプションになりますが、このプレミアムパッケージのタンレザーの室内はチョットインプレッサっぽくない雰囲気がして好きですね(^^♪
一方でAラインじゃない方…つまりマニュアルのヤツはオプションでSTI仕様のレカロなんてのも入れられます。
つまりソレらしい感じ。
シフトノブに付いたバック用のサルノコシカケを見ると、あぁ…インプだなって思う次第(爆)
少々ザッパに説明しちゃったんで、シートの詳細を入れると、Aラインが3種類でフツーのが2種類。
Aラインの本革仕様になると、シートヒーターも装備され快適性アップ♪
エンジンはスバル伝統のボクサー…低重心がウリのユニットですよね(*'▽')
ただ…このWRX STI 4ドア追加時に搭載されるエンジンは意外や2種類あります。
・EJ20…水平対向4気筒2000㏄DOHCターボ、308馬力、43.0kg-m。
STIに搭載される伝統のEJ20は300馬力を突破!
2400回転で最大トルクの90%を発揮し、4400回転までほぼフラットなまま最大トルクまで達します…コリャ速いでしょう(笑)
・EJ25…水平対向4気筒2500㏄DOHCターボ、300馬力、35.7kg-m。
Aラインに搭載されるのは2500㏄仕様で、ピークパワーよりもトルク重視の仕様♪
2800回転から6000回転まで最大トルクを発揮…オートマとの組み合わせでまさにツアラー向きのスペックではないかと(^_-)-☆
コレらに組み合わされるミッションは、STIに6速マニュアル、Aラインはパドルシフト付の5速オートマ。
全車に搭載されるSI‐ドライブと組み合わされるコトにより、走行特性をコントロールするコトが出来ます(*'▽')
足回りはフロントがストラット。
アルミ鍛造ロアアームやピロボールブッシュを採用。
リアはダブルウィッシュボーン。
スバルお得意の4WDシステムは、通常モデルにDCCD方式の4WD。
そしてAラインはVTD-4WD。
DCCDは機械式+電子制御で差動制限♪
VTD-4WDはプラネタリーギヤ式のセンターデフで前後輪をトルク配分します。
で…左は標準モデルに装備されるフロントヘリカルLSD。
右は標準モデルがリヤにトルセンLSD、AラインはビスカスLSDとなってます(*'▽')
なんとしても速くスムーズに曲がる為に差動制限機構をいくつも設け、機械制御と電子制御を複合させ要塞化したようなクルマですね(笑)
ブレーキはAラインはオプションになりますが、ブレンボの4輪ディスク♪
タッチ・フィール・性能全てに満足の行く内容なのかと思いますね(*'▽')
ただ…個人的にはブレンボ搭載車に乗った記憶は少なく、ハッキリ覚えてるのはヒュンダイのジェネシスG70に乗った時にブレンボの良さは痛感しましたね(笑)
国産1000万円オーバーの高級車…とかより遥かにブレーキのタッチもフィールも性能も良かったもんですから…(笑)
ブレンボに限らず、よく効くブレーキってのは馬力以上に重要な性能ですね(*'▽')
さて…今回はメカニズムの話題が多くなりがちなクルマですが、装備面も色々充実♪
外気温や瞬間・平均燃費、デジタル時計を表示するインフォメーションメーターや、パワーシート!!
特にパワーシートはレカロ以外のSTIを含む全車に標準!
更にAラインはプレミアムパッケージを選択すると助手席までパワーシートになります(^_-)-☆
更にヘッドランプウォッシャーやワイパーデアイサー、ヒーテッドドアミラーと快適装備がこの手のスパルタン系にしては充実してるんですよね(*'▽')
そしてサンルーフ、全車に標準のキーレスアクセス&プッシュスタート♪
リアシートのセンターアームレストは欧州調の薄めの硬いタイプのヤツ。
スライドカバーの付いたセンターコンソールもこれまたそんな感じですね!
またセンタートレイにも照明が設けられています♪
で…グレードはこんな感じで。
・WRX STI…373万8000円。
6速マニュアルで2リッターボクサーターボを搭載した走りの仕様♪
・WRX STI A-ライン…315万円。
5速オートマで2.5リッターボクサーターボを搭載した快適ツアラー仕様♪
・WRX STI A-ライン プレミアムパッケージ
上記AラインにBBS製18インチアルミとシートヒーター付タンレザーシートを組み合わせた豪華仕様(^_-)-☆
ボディカラーはこんな感じで全6色♪
自分でしたらAラインプレミアムパッケージのプラズマブルー・シリカを…。
オプションでブレンボ製のブレーキ、HDDナビ、サンルーフって感じですね♪
で…どうやらこの4ドアモデルはその後もスバルらしい限定車や各種改良が入りつつ、2014年まで販売されて新型へフルモデルチェンジ。
その後のモデルではインプレッサの名称が完全に外れ、スバルWRXになってるようです。
自分はこの辺全く詳しくないのですが、どうやら2021年に現行モデルが出てるようで、なんかよう分からんけどSUVチックな無塗装のフェンダーが付いて個人的には何とも言い難いデザインになってますね…この流行りキライなんだな。
恐らくこの手…インプやランエボなんていうモデルはいつの時代も一定数のマニアが存在しているので、相場だけで見ますといつの時代も高値安定傾向のイメージがありますね(^_-)-☆
なんでしょうかねぇ…自分らしく無いと言いますか…。
全くキライではありませんが、自分にはナゼか似合わない…そして縁の無いジャンルで人生が終わりそうなクルマではあります…(苦笑)
今までの車歴を見る限り、この手のクルマが全くありませんからねぇ…(汗)
いつかは何かしら4WDのモデルを所有したいという気持ちだけはあるのですが…(笑)