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2023年01月04日 イイね!

901の第一級。



どうも(*'▽')

今回はみん友さんは愛車紹介にアップされているクルマのカタログになります。

以前はお会いする機会も多かった県内のみん友さんですが、もう10年以上はお会いしてないですね…そういう方は年々増えてきてまして…(^_^;)

皆さんお元気だとイイんですけどね…(^_^;)

このクルマは未だもって名車ですね…こんなクルマ中々無いですよ…えぇ。



P10プリメーラ後期 一部改良時です♪

乗った時に目からウロコになりましたし、実際に改めてカタログを見ると、パッケージングの良さに惹かれる1台ですね(*'▽')

恐らく901時代の日産車の中ではセダンとして1番質実剛健…んでもって華やかさゼロって訳でもないけど、決してバブルに浮かれただけで出来てないような1台。

ある意味901時代の日産のセダンではローレルと対極…アッチは逆のパッケージングで出来てるようなクルマですからねぇ(笑)

そんなP10プリメーラは初代モデルとして1990年にデビューしています♪

それまでの日産のラインナップでこの手はヨーロッパ系キャラクターを持つオースターが担ってましたが…ハイソカー系統のハードトップが流行っていた日本の市場では鳴かず飛ばず…(汗)

ソコで日産が901運動で本腰を入れてアシやらボディやら気合を入れて出したクルマってのはご存じの通り。

ホントに当時の国産のセダンの中では異色…。

このプリメーラ、名称の由来はスペイン語で「第一級の」という意味らしく、まさしく901時代の日産車の中でも第一級の内容かと(*'▽')♪

で…1992年に後期へマイナーチェンジした後、1994年にセダンのみ今回の一部改良が入ります。

運転席エアバッグの標準化等の安全装備向上をすると共にバブル崩壊の煽りを受けて部分的にコストダウンがされてたりします。

今回はそんな後期の一部改良直後になる1994年9月のカタログになります。



今となっては標準的なフォルムですが、当時のノングノーズで富士山型のキャビンと比べると真反対…全高は1385㎜とそんなに高くないように思えますが、当時のセダンはとにかく薄いクルマが多く、このプリメーラでも結構高く見えたものです。

しかし、プリメーラはイイ意味で当時の日産車らしさ…デザインがとにかく洗練されてて決して不格好では無いんですよね(*'▽')♪

元々のデザインがイイだけに後期でのエクステリアの変更点は最小限♪

ウインカーレンズがクリアからアンバーになりましたが、個人的には前期のクリアのが好みではあります…(^_^;)



リア周りはどうやら後期でナンバープレート横のガーニッシュが黒になった…らしいのですが、コレがカタログを見てもよく分からないんですよね…(^_^;)

恐らく途中で何かしら変更が入っちゃったか…(^_^;)??

そう言えばプリメーラのバンパーに入る無塗装のモールはどうしても経年劣化で白化してましたね…(汗)

30年を経て現在のSUVも同じくこんな感じに白化するばかり…もうチョット何かしら進化出来ないものなんでしょうかね…(汗)

そうだ…P10って言ったら出始めのイメージがあるからですかね…この赤が一番似合う気がします♪

街中で目撃頻度が高いのはガンメタでしたね(*'▽')



インパネは直線と円がイイ塩梅でミックスされたデザイン…やっぱりこの時代の日産車が好きですねぇ(*'▽')

ただ、この時代の日産車は全体的にスイッチが小さい傾向にあります。

良く言えば繊細で華奢な感じ…と言いますか(笑)



欧州調の造りなだけありまして、前席はダイヤルでリクライニングするタイプ。

グレードにもよりますが、スポーティなシースルータイプのヘッドレストも備えます♪

後席もこの辺りしっかりしてて、当時は…まぁローレルもそうなんですが、ヘッドレストがシートバックにこんもりと付いてるタイプに対して、プリメーラはこの辺りしっかりと分離して調整が可能。

全高もそれなりにあるので、室内も広めです(*'▽')



また、T₄という4駆グレードにのみレザーバージョンが用意され、黒内装の本革シートが用意される訳ですが、当時はギャザーが入ったゴージャス感溢れるシートが多かった時に比較的現代風のシワの少ないレザーが特徴となります。

本来、後期でTmというグレードにも白の本革がありましたが、コチラは後期の途中でリストラ…(苦笑)



で…モデルの途中で追加された5ドアとなります♪

今回のこの一部改良はこの時には5ドアに適用されず、数か月後に遅れて改良が入るコトになります。

よく考えると黒の5ドアってなんだか新鮮ですね(*'▽')



5ドアの内装は大きな違いが無く、リアシートが5ドア用で違う位でしょうかね。



5ドアならではで、タダでさえやや広いラゲッジルームは5ドアで当然ながら更に広大に♪

また、先程のリアシートはこのようにダブルフォールディングが可能となってまして、フラット且つ広いスペースが確保されています(*'▽')

もうココで一気に紹介しちゃうと、5ドアはイギリス生産なので、専用ステッカー、そして専用のエンブレムが装備されます(^_-)-☆

そんなP10プリメーラ後期一部改良時に搭載されるエンジンは全部で2機種…。



・SR20DE…直列4気筒2000㏄ツインカム、150馬力、19.0kg-m。

圧縮比は高めの10.0で、当時のSR搭載車の中でもハイオク仕様。

SR横置きなんで、先日話題にしたU13ブルと同じく整備性やらネガな要素はそのまま。

・SR18DE…直列4気筒1800㏄ツインカム、125馬力、16.0kg-m。

上記の1800㏄仕様ですが、車重自体が1100㎏台なコトもあり、恐らくコレでも動力性能的には十分だと思いますね(*'▽')



コレらに組み合わされるミッションは、5ドアを除き5速マニュアル、後は全車に4速オートマを設定。





絶品の足回りはフロントがマルチリンクにリアがパラレルリンクストラット♪

特に後期型になってからはリアサスのレインフォースが形状変更され剛性アップ!



グレードによってはフルフレックスショックアブソーバーを装備♪

どうやらユニシアの開発で、路面から伝わる振動からの周波数に合わせて減衰力が2段階に変化(*'▽')

初期モノで評判が今一つだった「硬過ぎる」という足回りに対してのネガを打ち消す為に対策が入ったようなカタチなんでしょうね(*'ω'*)



4駆のシステムには日産お得意のアテーサを採用♪

まさに優れたアシを持つクルマになってますね(^_-)-☆



安全面では後期の一部改良で運転席エアバッグを標準化♪

合わせてモデル終了1年前にも関わらず、オプションながらも新たに助手席エアバッグが設定されていますね(^_-)-☆

当時はこの手の対策が急務だったんでしょう…各メーカーが相次いで標準採用に踏み切ります(^^)/



装備面としては、長尺物もラクに積めるトランクスルー♪

リアのヘッドレストは上下調整式、そして欧州調の薄いリアシートセンターアームレストが装備されます(*'▽')



また、セダンのトランクはダブルヒンジを採用♪

開口部の割にはトランクが大きく開くので荷物の出し入れも容易で実に凝った機構ですね(*'▽')



パワーウインドウスイッチは、P10プリメーラやW10アベニールはこんな感じでセンターコンソールにスイッチがありましたね。

この時代の欧州車はこの部分にスイッチがある車種もそれなりにあるものの、決して使いやすいとは思いませんでしたし、何をこんなトコまで真似なくても…(汗)

なんて思ったもんです…(苦笑)

一応運転席と助手席のアームレストにもそれぞれのパワーウインドウスイッチがありますが、前席からリアドアの窓を開閉する場合はコレを使うしかありません。

カタログには当然記載されない面として、地味な部分でのコストダウンがこの一部改良で入ってるようで、パワーウインドウスイッチ照明、灰皿照明、グローブボックス照明なんてものが廃止されてるようですね。



逆にこの一部改良で設定が増えたものとして、Teにオプションになるスポーツスポイラー!

ブレーキ冷却ダクト付のフロントスポイラーと大型リアスポイラーで一気に派手になっています(*'▽')

結構この初代のモデル末期辺りからJTCCとかでスポーティなイメージが定着してきますね♪

で…今回のカタログには掲載されてませんが、オーテックバージョンも同時発表されてます(*'ω'*)



コレはディーラーオプションになりますが、カーボン調パネルの設定があったのは知りませんでした…(汗)

恐らくですが、結構なレアモノかもしれません。



で…グレードはこんな感じ。

・2.0Te…Touring excitement

未だに中古車でタマが多い…ってか大半はこのグレードでしょう(*'▽')

ハロゲンフォグランプ、本革ステア&シフトノブ、各スポイラー、フルフレックスショックアブソーバー、ABS、シルバーポリッシュの14インチアルミと専用装備が沢山入ったスポーティ仕様!

・2.0T₄…Touring 4WD

ほぼほぼTeの4駆版の内容となってます。
Te比でフォグランプ、本革シフトノブ&パーキングレバー、リアスポイラー、エアロパーツ、ABS、アルミホイールが全てオプション化。

つまり全て付ければTeの4駆版まんまになる上、レザーパッケージを選択すれば最上級仕様になります。

・2.0Tm Sセレクション…Touring maturity

名称通りでTmのスポーティ仕様。

本革巻ステア、平織のスポーツシート、リアスポイラー、アルミホイールを装備。

・2.0Tm…上記Sセレクションの高級装備仕様。

Sセレクションで紹介した装備が無くなる代わり、木目調パネル、高級モケットシートが装備されます。



・1.8Ci Lセレクション…Comfort intercruise

1800㏄グレードの中でも高級装備に振った仕様になります。
ちなみに2リッターはグリーンガラスで1.8はブロンズガラスで見分けが出来ます♪
それと1800は寒冷地仕様以外トランクリッドトリムも省略。

木目調パネル、高級モケットシートが1800で唯一装備。

・1.8Ciクルーズ…1800シリーズ唯一のスポーティ仕様。

フォグランプ、本革巻ステア、スポーツシート、リアスポイラー、14インチアルミを1800で唯一装備。
更にCDプレーヤー、マッドガード、スーパーファインコーティングも全体でこのグレードのみ装備されます…快適仕様も兼ねてるんでしょう。

・1.8Ci…上記Lセレクションとクルーズの装備だけでなく更に装備を省略。

運転席シートバックポケット、トランクスルー、リアセンターアームレスト、リアシートヘッドレスト、という感じで後席周りが省かれてますね。

・1.8Cu…Comfort uptown

シリーズ中の最廉価仕様。
Ci比で電動格納式ミラー、エアコン、カセットデッキ、スピーカー数が4から2、FMダイバーシティ、シートバックポケット、ホイールカバーと数々の装備を省略。

ってかまさかのエアコンがメーカーオプションですら無いのにビックリします…。

・2.0e GT…唯一の5ドアハッチバックグレード。

このグレードは数か月後に遅れて4ドアセダン同様の一部改良が入る共に、よりベーシックな仕様が追加されますが、とりあえずこの時点ではこうなります。

Teの5ドア版というべき内容ですが、比較しますと、フォグランプ、エアバッグ、本革ステア&シフトノブ&パーキングレバー、シートバックポケット、ATポジションインジケーター、フルフレックスショックアブソーバー、アルミホイールが省かれます。



ボディカラーはこんな感じで全8色。

自分でしたらベタですが2.0Teの5速でラズベリーレッドパールを。

オプションでリモートコントロールエントリーシステム、ホログラフィックサウンドシステム、スーパーファインコーティング、ガラスサンルーフ、LSD、寒冷地仕様って感じでしょう(*'▽')

さて、その後P10プリメーラはモデル終了8ヶ月を前にして更にグレードの追加等を行い、1995年にP11へフルモデルチェンジしています。

この時代としては5年程生産され、比較的モデルライフが長めな上、グレードや特別仕様車の改廃でメーカーとしても商品を大事にしていた感じがしますね(*'▽')

さて…そんなP10プリメーラ…さすがに30年程度前の車種になるので、現存数は少ないものの、意外や中古車後期のタマは出てきまして、2リッターですとミッション問わず100万~200万程度。

1.8リッターなら50~100万の間位で出てくるようです。

しかし、プリメーラも上がり幅は少ないものの、ややアップしましたね。

一時期はもうチョット安く購入出来て(価格的に)入門しやすい部類だったと思うんですがね…(^_^;)

やっぱりこの時代の日産車はどの車種を見ても面白いクルマが多いなぁと思いますねぇ(*'▽')
Posted at 2023/01/04 19:06:41 | コメント(15) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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