どうも(^^)v
今回は「軽除くアンダー1500㏄」をお題としてリクエスト頂きましたカタログのアップになります。
いや…欲しいクルマなんですホントは…(^-^;
縁が無いんだなぁ…コレが…(泣)
そのウチどっかで買ってやる。
フィアット500 3代目後期です♪
今回リクエスト頂いたのはアバルトでしたが、持ってないので唯一持ってるこの3代目後期をアップするコトにしました…(^-^;
で…自分も乗ったコトがあるのはアバルト595コンペティツィオーネのみで、通常モデルには未だ乗る機会すらございません…(苦笑)
買うなら500Cツインエアか、500C byグッチが理想ではありますが、現状まだまだ手持ちのお小遣いでは予算不足で手が出ないのが実情…(;´・ω・)
何気にタイミングさえ合えば…と、思い1200ラウンジとかも見たのですが、コレが中々で周囲で売りの話が都合良く出てこなかったんですねぇ…(苦笑)
そんな中、キャラバンを買った訳ですが、そしたら先月売りの話が出てきたっていう…(爆)
クルマはタイミングと縁なんですよホント…(;'∀')
ただ、今の生活環境ではチョット狭い(ベビーカー搭載やら云々…)ので、もうチョット子供が大きくなってから探すのはアリだなって思ってます(*'▽')
さて…そんなフィアット500。
今回のモデルは3代目になりまして、実は歴史が非常に長いクルマだったりします。
ちなみに「500」と書いて、イタリア読みで「チンクエチェント」
「チンク」って呼ぶ人も多いです(*'▽')
遡るコト1936年に実は初代がデビュー。
ハツカネズミのようなので、通称:トポリーノ。
馴染みの無い1台って方も多いと思いますが、確かローマの休日でカメラマンが乗ってたクルマと言えばピンと来る人もいらっしゃるかと(^^♪
で…トポリーノは1955年まで生産されまして…
1957年に2代目…nuova500(新・チンクエチェント)が誕生。
どうやら直属の後継車種では無いものの、2代目扱い。
コチラはもうお馴染みの説明するまでも無いヤツで、コレは1975年まで生産。
で…先程今回のモデルは3代目という話はしたんですが…
コレは3代目じゃないらしい…(汗)
自分はグランツーリスモ2で中学の頃に存在を知りました…(汗)
コレも名称こそチンクエチェントなんですが、「500」って名称では無く、「Chinqechento」って読みになるので、全くの別車種なんだそうです…実にややこしい…(爆)
で…今回の3代目は2代目生産から32年のブランクを経た2007年にデビュー。
日本ではソコから遅れ2008年のデビューになります♪
2代目をオマージュしたようなデザインにより、日本でもヒット…街中での目撃頻度が高いのも分かりますね(^^)v
ちなみに生産はポルトガルだったりします(笑)
こんなのは珍しい話でもなんでもなく、ハイラックスがタイ製だったり、バレーノがインド製だったりと日本車が海外生産なのと同様ですし、戦前で言えば、フォードやシボレーが日本で生産したりもするので、なにも今に始まったコトでは無いんです。
最もコレには人件費や関税の問題、貿易摩擦の解消等、その時代背景・政治的事情により様々な理由がある訳ですが。
まぁそんな感じでポルトガル製イタリア車の3代目チンクエチェントは、とにかく特別仕様車が多く、毎月のように出ています…(汗)
その割にマイナーチェンジはたった1度だけで、2016年のみ。
内容としては外観の小変更と、ナビ等の改良、ボディカラーの追加等。
コレだけ(爆)
元のデザインがイイだけに、もう変える必要も無いんでしょう…NAロードスターと同じ。
今回はそんな後期の中でも2017年4月の内容になります。
ってコトでどっから見てもチンクエチェントと分かる外観ですね(^^)v
後期ではフロントバンパーのメッキモールの取付位置が変わったようで、他には廉価仕様のポップというグレードもプロジェクターヘッドランプになった…だけです(笑)
一方コチラは500Cという電動オープンのモデル♪
リア周りは後期でテールランプ中央にボディ同色のガーニッシュが装備された…だけです(爆)
ボディサイズは非常に小さく、全長3570㎜、全幅1620㎜と5ナンバーフルサイズの全幅でもありません♪
つまり小柄で非常に取り回しがイイと…。
そして色遣いも絶妙ですよね~(*'▽')
このカタログ…近年の日本車のカタログもレクサスとかがそうですが、装丁がホッチキス止めじゃないので、全開で広げるコトが出来ないアレです…(苦笑)
なのでやや見難いのはご了承を…(^-^;
ただ、コレを見るに思うのは、リッタークラスのコンパクトカーでココまでカラフル且つ見栄え品質のイイクルマってのは国産車ではまず滅多とありません。
近いトコでK12マーチが辛うじてイイ線行ってた位かと。
で、そのK12がチンクより耐久性があるかというと、恐らく同レベルで壊れる…(汗)
オシャレながらも各スイッチの配置は非常に分かりやすいですね(^^)v
ただ、パワーウインドウスイッチはシフトレバー両脇なので、慣れが必要かと…。
メーターはスーパーシビックの集中ターゲットメーターみたいですね♪
更にシート1つ取ってもオシャレですねぇ♪
ヘッドレストは中央部が円形状に窪んだ非常にシンプルな形状。
室内はあくまで前席専用という感じで、リアシート及びトランクのスペースは気持ち程度…後席は荷物置き程度で考えとく方が無難です…(^-^;
よく考えたら3ドアハッチバックしか無いんですよね…(汗)
今となっては便利さで5ドアハッチバックが主流となってる訳ですが、そんな中、この3ドアハッチバックは孤軍奮闘で売れてるのは、やはりこのクルマの持つ雰囲気他ならない訳です!
ちなみに5ドアが欲しいって人は、かなり大きくなり雰囲気も変わりますが、500XなるSUVモデルもあったりします。
他のシートもこんな感じで、レッドのヤツとかも気になるところ♪
そして多々ある限定車…シートバリエーションは多岐に渡ります…。
そんな3代目チンクエチェント後期に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・31214…直列4気筒1200㏄SOHC、69馬力、10.4kg-m。
基本的に搭載されてるエンジンで多いのはコッチでしょう(*‘∀‘)
1気筒辺り2バルブのSOHCというのは今では珍しい部類ですね…。
・312A2…直列2気筒900㏄SOHCターボ、85馬力、14.8kg-m。
フィアットのダウンサイジングターボエンジンは、他メーカーと一味違った2気筒SOHC8バルブエンジンは、通称:ツインエアと呼ばれます(*'▽')
どうやらECOスイッチをONにすると、77馬力、10.2kg-mになるようで、昔のスタタボみたいですよね(笑)!
日本車だと、550㏄の軽以降は2気筒って無いでしょう…(汗)
よく考えたら今まで2気筒のクルマを運転したコトって、アクティストリートとシトロエン2CV位かもしれません…(^-^;
個人的に気になるのは当然このツインエア…いつか欲しいんですよねぇ。
ちなみに本国ではディーゼル仕様もあるようですね(*'▽')
そしてコレらに組み合わされるミッションは、デュアロジックなるセミオートマのみ。
内容を見るに、VWuP!のASGみたいな感じですね…変速にクラッチを使うので、スムーズに乗りこなすには、MT車の構造を知った上で乗らないとダメですね…(^-^;
足回りはフロントがストラットでリアがトーションビームという、日本車のこのクラスと似通った構造。
但し、どうやらフロントのアッパーマウントは刺さってるだけのようですね…。
で…写真のようにホイールは15インチと16インチが用意され、このようにバリエーションが豊富。
ちなみにアバルトに乗った感じでは、キャスターの度数あんまり入ってないのかな…キビキビ走る反面、直安にやや乏しい感じ。
気になって調べると、基準値は2°45′らしい…かなり立ってますね…。
ちなみにK13マーチで3°チョット、ヤリスで5.5°位。
で…今回のカタログはやはりラテンの血が強いのか、装備や安全性能の話題は未掲載(爆)
代わりに見映えの話題ばっかしてます(笑)
ってコトで、見映え関係のオプションが大半…マツダと対極(爆)
けど…マツダの本社工場でアバルト124スパイダー作ってるんですよね…(笑)
ど~うも今回は話題が逸れがちだ…(爆)
話を戻すと、このように外観は数種のストライプやデカールを用意♪
こういう演出や遊び心はミニに似通った感じがしますね(*'▽')
バッヂもこの通り5種類。
そしてキーカバーはスワロフスキーまでありまして、なんとなくジローラモはこんな環境で育ってきたんだから、そりゃそうなるわな…ってしみじみ思う訳です(ぇ
ナビは後期で5インチのタッチスクリーンになりました…5インチ!?
そう…日本車と違い、こういうトコほぼほぼ気にしてない(笑)
ただ…BluetoothオーディオにUSB入力に対応してる辺りに頑張ってると。
しかし、コレは2017年の時点ですからね…最新の500eは当然進化してます。
その他アクセサリー。
フードのメッキモールやリアスポ、イタリアンフェンダーバッヂ等の見映え系が大半(笑)
ヘッドレストフックは珍しく実用品(爆)
で…グレードはこんな感じ。
・500 1.2POP
・500 ツインエアPOP
・500C 1.2POP
各仕様のエントリーグレードになるのが、このPOPという仕様になります♪
■POPの主な装備
〇視界関連
・ハロゲンヘッドライト
・ヘッドライト光軸調整コントローラー
・LEDデイランプ
・スマートウォッシュ機能付ワイパー
・ヒーテッド電動ドアミラー
・リアデフロスター(タイマー付)
・リバースシフト連動リアワイパー
・リアフォグランプ
〇インテリア&シート
・POP専用デザインファブリックシート
〇ステアリング&コントロール
・オーディオ/ハンズフリーコントローラー付レザーステアリング
・チルトステアリング
・レーンチェンジ機能付ターンシグナルスイッチ
・マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター
・パワーステアリング
〇エクステリア&足まわり
・ボディ同色バンパー
・電動開閉式ソフトトップ(ガラス製リアウインドウ)…(500C)
・ウインドデフレクター(500C)
・クローム仕上げドアハンドル
・ソフトトップ同色リアスポイラー(500C)
・175/65R14タイヤ+スチールホイール(500)
・185/55R15タイヤ+18スポーク専用アルミホイール(500C)
・テンパータイヤ
〇オーディオ&空調
・マニュアルエアコン
・AM/FMチューナー付オーディオプレイヤー
・5インチタッチパネルモニター
・Bluetooth
・USB(iPod/iPhone対応)
・AUX
〇セーフティ
・フィアットコードⅡ(イモビライザー)
・デュアル+サイド+カーテンエアバッグ
・TPMS
〇ユーティリティ&コンフォート
・助手席バニティミラー(500)
・前席バニティミラー(500C)
・フォローミーホーム
・タイマー付パワーウインドウ
・残照式ルームランプ
・メモリー付ウォークイン機構
・車速感応集中ドアロック
・グリップカバー選択式フィアットオリジナルキー
・5:5分割可倒式リアシート
・ラゲッジルームランプ(500C)
・START&STOPシステム
・スマートオルタネーター(ツインエア)
・500ツインエアラウンジ
・500Cツインエアラウンジ
基本的にはこの2グレードで、ラウンジが上級版。
ちなみにラウンジはツインエアしか搭載していません(*'▽')
■POPにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界関連
・バイキセノンヘッドライト(光軸自動補正式)
・ポップアップ式ヘッドライトウォッシャー
・フォグランプ
・自動防眩ルームミラー
〇インテリア&シート
・運転席シートリフター
・ラウンジ専用デザインファブリックシート
・アルミキックプレート(500C)
〇ステアリング&コントロール
・ECOスイッチ
〇エクステリア&足まわり
・クロームサイドウインドウボトムライン
・クロームエキゾーストパイプフィニッシャー
・クロームアクセントライン付バンパー
・固定式ガラスルーフ(500)
・ウインドストップ(500C)
・185/55R15タイヤ+14スポークアルミホイール(500)
・195/45R16タイヤ+20スポークアルミホイール(500C)
〇オーディオ&空調
・フルオートエアコン
〇ユーティリティ&コンフォート
・助手席照明付バニティミラー(500)
・ラゲッジルームランプ(500)
・アラーム式リアパーキングセンサー
・スマートオルタネーター
ボディカラーは500が全7色。
後期でミントグリーンとカントリーポリタンイエローが追加されてます♪
ドチラもチンクのキャラクターにマッチしたカラーだと思います♪
コレに500は内装が3色。
500Cはボディカラーが3色と少ないものの、ソフトトップも3色設定があります。
で…内装は2色。
500Cも赤内装あったらオシャレだと思うんですがね…(汗)
しかし、特別仕様車が沢山あるので(ホントに1~2ヶ月に1種類位の割合で出てるんですよ…)、通常モデルで悩む必要もあまり無いのかもしれません…(苦笑)
自分でしたら500Cのツインエアラウンジを♪
アイスホワイトのボディカラーに赤い幌って感じでしょうかね(*'▽')
しかし…byグッチがやはり理想でして…(笑)
さて、その後のフィアット500は特別仕様車を山のように生み出しながら、先日とうとう日本では16年間のモデルライフ終了が発表されました…(泣)
ツインエアの方は一足早く2023年10月末に終了しまして、現在はPOPという名称からCultという名称に変更された通常モデルが在庫限りの販売という状況です。
で…実は2020年に500eというEVモデルが本国で発表され、実質的にはコレが4代目という扱いでしょう(*'▽')
日本でも2022年に販売開始されてますが、どうやら500万円オーバーで、正直簡単に手を出し難いクルマになりましたね…(汗)
ちなみに最終のcultとかなら259万円と、輸入車しては比較的安価。
確か一番安い頃は200万円切ってたかと…。
ただ、故障等の信頼性の面では、やはりイタリア…いや…ポルトガル車になるのか?
なんというかラテンのクルマですよ…(苦笑)
元々の設計段階からの考え方が違うので、寒暖差も湿度差も大きい日本の四季の環境で故障するのは致し方ないコトだと思った方がイイんでしょう…(汗)
そして中古車は豊富で、底値の個体もあれば、新車までと、選択肢は人それぞれで決められるのがメリットな1台ですね♪
例えば短期間…1年位オシャレな雰囲気を体験してみたいのなら、底値の仕様を購入し、のめり込むのであれば、ソコから新車同様の高年式にステップアップするのも手段だと思いますし、今のウチに新車購入に踏み切ってみるのもまた手段…。
または、輸入車ではよくあるパターンの、新車2年位である程度価格がダウンしたヤツを狙ってみるのもイイですよね(*'▽')
それに限定車が豊富な訳ですから、気に入った限定車を探し出してみるのも楽しそうですね~♪
こういうクルマ…日本車には無いので羨ましいと思いますね(*'▽')