どうも(*'▽')
「軽除くアンダー1500㏄車」をお題としたカタログのアップもコレで一区切りです。
コレ…信じられない位売れましたね…(汗)
オペル 初代ヴィータ後期です♪
もうブログのタイトル通り…ビューティフルライフの影響でバカ売れしたヤツ(笑)
自分達の世代では常盤貴子が車椅子仕様に乗ってたイメージが強烈でしょう(*'▽')
後はスリルドライブですね…最近はゲーセンで筐体を見るコトすら無くなってしまいましたが、ホントに楽しい機種でした…今やイニDと湾岸ばっか。
で…このヴィータって乗ったコトって無いんですけど、実はスタンドでのバイト時代に初めてオイル交換したお客さんのクルマがヴィータっていう(笑)
しかも赤…5ドアだったかな。
事前に練習したのは先輩の90スプリンターで、実践でいきなり外車??って(爆)
上抜きだったんですが、正直人生でオイル交換すら数度目な上、上抜きなるヤツすら1回やったかどうかのレベル…。
今なら、おおよそこの排気量のエンジンならコレ位…みたいな目安も分かりますが、当時はこのクルマのオイルが一体何ℓ抜けるのかも分からないですし、上抜きのコツすらもうサッパリ…(汗)
ソレで速くやれなんて言われても知らんわと…。
当時は知らない自分が悪いとは思ってましたが、今考えると教育体制からしてもうムチャクチャなんですよね…(苦笑)
会社で後輩にこんな教え方するか?ってなったら絶対ありえませんもの…(苦笑)
と、言うコトでなんだかんだで交換こそしましたが、イイ思い出はありません(爆)
それからは後にも先にもオペル車のオイル交換はしたコト無いですね…(笑)
そんなオペルヴィータは1993年にドイツでデビュー、日本には1995年モデルより輸入しています♪
現地名はコルサ…日本では、トヨタがコルサを販売していたので、商標権の絡みもあり、ヴィータと呼ばれるのはソコソコ有名な話。
当時はルノーのルーテシアも、現地名のクリオだと、ホンダクリオを被るので、ルーテシアになってたりというコトがありました…(^_^;)
そしてオペル・コルサとしては2代目になります。
で…1997年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
外観の変更を筆頭に、各部の改良が入っています(*'▽')
今回は、そんな後期へマイナーチェンジした翌月となる、1997年6月の内容です。
まさにコレ!コレですね!
キムタクも常盤貴子も出て無いけど、まさにコレですよ…えぇ(笑)
このヴィータ、デザイナーは児玉英雄さんという日本人デザイナーなんだそうで、外車ながらも妙に親近感を持つのは、そういうトコにもあるのかもしれません♪
後期では、フロントグリルと、バンパーのエアインテークのデザインを変更。
全体的に丸味を帯びたフォルムが特徴…当時のオペルはベクトラもアストラもこんな感じのテイストでしたよね(*'▽')
で…コチラは5ドア。
5ドアはリアドアガラスにディビジョンバーも無く、1枚モノなので、この辺りからしてスタイリッシュ♪
また、クォーターガラスも装備し、視認性もアップしてますね(*'▽')
リア周りもこんな感じでしたね(*'▽')
ってか、今更気付いたんですが、3ドアと5ドアでテールランプどころか、バックドアの形状すら違うんですよね…昔はこんなクルマもたまにありましたが、今ではコスト管理が徹底化され、金物まで別になるクルマなんて稀になりました…(汗)
インパネも外観に合わせた感じで、多少の丸味こそありますが、妙にドイツ車らしいというか、堅苦しい感じのするインパネなんですよね…(苦笑)
フィアットとかなら、外装同様の遊び心なんてのがあったりするもんですが、コレを見る限りでは実用一辺倒。
まぁ…K11マーチをドイツで造ったらこんな感じになるような気もします(笑)
インパネ上段一等地にマルチインフォメーションディスプレイを装備。
その下には比較的大きいエアコンの吹出口、そしてダイヤル式エアコンパネル、1DINサイズのオーディオ…で、灰皿ですかね?
ミラーは俗に言うリモコン式ってヤツですね…室内側のレバーを弄って調整するヤツ…昔はたまにこんなクルマがありましたね(*'▽')
室内は後期でリアシートに3名分のヘッドレストを装備…思えばこの頃からリア中央席もヘッドレストを採用する車種が増え、中央席も3点式シートベルトになっていったりしましたね(*'▽')
シートはパッと見でしか言えませんが、ドイツ車らしい硬そうな感じがします。
表皮の柄は結構派手…ですねぇ。
そんな初代ヴィータの後期モデルに搭載されるエンジンは全部で3機種…。
・X16…直列4気筒1600㏄DOHC、106馬力、15.0kg-m。
おぉ…コレが今回のお題から排気量外れちゃってますね…(^-^;
3ドアのスポルト16Vってヤツにだけ搭載されるスポーツユニット♪
唯一のハイオク仕様となります(*'▽')
・X14…直列4気筒1400㏄DOHC、90馬力、12.7kg-m。
上記1400㏄仕様で、標準仕様に比べややスポーティなユニット。
・C14…直列4気筒1400㏄SOHC、60馬力、10.5kg-m。
最もベーシックなユニットで、コチラはSOHC…オマケに輸入車では珍しいレギュラー仕様で、経済的な仕様となっております(*'▽')
コレらに組み合わされるミッションは、1.6リッター車は5速マニュアルのみ。
他は全車4速オートマとなってます(*'▽')
足まわりは、フロントがストラットでリアがトーションビームという、このクラスのFF車では定石通りのメカニズム。
但し、前期からダンパー等のチューニングが行われ改良されてます♪
安全装備は、この時代から日本車でも普及しました、デュアルエアバッグ全車標準。
ドイツ車らしく、安全性にとかくウルサイようで、ドアビームも2本並行配置。
前席はシートベルトテンショナーを装備し、万一の衝突時、エアバッグとの相乗効果が上がるようになっています(*'▽')
パワーウインドウはピンチガード…つまり挟まれると反転する機能も装備。
一方で、日本車のような、コレ見よがしなアメニティは無く、助手席下に小物入れが有ったり…
時計や外気温が表示される、トリプルインフォメーションディスプレイ。
オプションで電動ガラスサンルーフが装備出来たりする位ですね(*'▽')
まずは3ドアから…。
・ヴィータスウィング…(4AT/右ハンドル)
キュートで、しなやか。
気さくでかわいい、ヴィータのエントリーモデルです。
3ドアでは最もベーシックなヴィータになりますね(*'▽')
■ヴィータスウィングの主な装備
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドライト
・ボディ同色バンパー
・左右リアフォグランプ
・ルーフアンテナ
・ルーフモール
〇シート/インテリア
・シートリフター
・6:4分割可倒式リアシート
・前後席シートベルトアジャスター
・リア3席ヘッドレスト
・4本スポークステアリングホイール
〇室内装備
・電子同調ラジオ&カセット+6スピーカー
・花粉フィルター
・助手席バニティミラー
・フロントドアポケット
・トランクルームランプ
・ヘッドライトオン警告ブザー
〇メカニズム
・トリプルインフォメーションディスプレイ
・パワーステアリング
・フロントパワーウインドウ
・イモビライザー
・センターロッキングシステム
・リアウインドウワイパー
〇セーフティ
・デュアルSRSエアバッグ
・ABS
・フロントシートベルトテンショナー
・シートベルトフォースリミッター
・サイドインパクトツインドアビーム
〇タイヤ&ホイール
・165/70R13タイヤ+5Jスチールホイール
▲全車にオプション
・2ウェイ電動ガラスサンルーフ
・ヴィータスウィング16V…(4AT/左・右ハンドル)
キュートで、キビキビ。
とってもこしゃくな、ヴィータです。
3ドアでは中間グレードになる、1.4リッターツインカム仕様。
エンジンがツインカムになるだけで、装備はスウィングと全く同じです。
・ヴィータスポルト16V…(5MT/左ハンドル)
ジャーマンスポーツをコンパクトに凝縮。
小気味いいほど、ヴィータです。
ヴィータの中では最もホットなモデル、唯一の5速マニュアル車。
■ヴィータスウィング16Vにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・ボディ同色ドアミラー
・ボディ同色リアスポイラー
〇シート/インテリア
・スポーツシート
・革巻き4本スポークステアリングホイール
〇室内装備
・前席バニティミラー
・助手席下小物入れ
〇メカニズム
・スポーツサスペンション
・熱線入り電動ドアミラー
〇タイヤ&ホイール
・185/60R14タイヤ+5.5Jアルミホイール
次いで5ドア
・ヴィータGLS…(4AT/右ハンドル)
コンパクトなのに、奥が深い。
いちばん身近なライフスタイルカーです。
ってコトで5ドアで最もベーシックなのがコレになります♪
■ヴィータスウィングにプラス、またはグレードアップする装備
〇室内装備
・前席バニティミラー
・助手席下小物入れ
・リアリーディングランプ
〇セーフティ
・リアドアチャイルドプルーフロック
・ヴィータGLS16V…(4AT/左・右ハンドル)
ヤングファミリーにぴったりの、ナイスパッケージング。
中身もスマートなヴィータです。
ってコトで5ドアはコレが最上級グレードになります♪
但し装備はGLSと同じです。
コレにボディカラーが全8色、インテリアが3パターンとなります(*'▽')
自分でしたら、ヴィータスポルト16Vのアーデンブルー…サンルーフも付けます♪
この手のハッチはマニュアルでキビキビと乗りたくなります(笑)
そんな訳でオペルは、信頼と実績のヤナセがお届けします。
スゲェ壊れそうだけど…(苦笑)
で…このオペル。
日本では輸入権がコロコロ変わって行ったようで、最終的に2006年に日本では正規輸入が消滅…(汗)
その後、日本でもブランド復活の話題が一時立ち上がっていましたが、コロナで延期
…その後もイマイチの模様で、現在復活のメドは立たないそうで…(汗)
確かにジャーマン3に比べると、明らかにブランドイメージが薄いのと、大衆車…の割に実用性に欠ける等、嬉しさが少ないので、そりゃ買わないよね…ってのが個人的見解。
更に買ったトコでリセールも期待出来ない…なんてなれば正直日本で販売するメリットが希薄になるのは致し方無いのかもしれませんね…(汗)
ちなみにヴィータの中古車は検索したが皆無…。
そりゃそうなんですよね…ビューティフルライフ効果で購入した人は恐らくファッションの一部として乗っただけであって、輸入車のメンテやら、長く乗ろうなんて人はまず皆無でしょうし…(汗)
バイクは詳しくないですが、恐らくTWとかもそうなんじゃないですかね??
あくまで流行したファッションの一部…ヴィータはどうもそう思ってしまう訳です。