どうも(^^)v
今回はみん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログになります(*'▽')
チョコ乗りした位で特に印象は無いんですよコレが…(苦笑)
けど…そう言えば最近走ってるの見なくなってきた…(汗)
今ブログ書き出して気付いた次第…そう言えば最後に見たのはいつだろう…。
Kei 5型です♪
コレ…今回初めて知りましたが、スズキお得意の細かな改良&ロングライフなコトもあり、なんと11型まであるんだそうで…(汗)
で…今回はその中でも5型。
個人的には現役で新車の時よりも、底値でゲタというイメージのが強いかな…。
さて、そんなKeiは1998年にデビューしています♪
軽自動車が規格改正された際、各社一斉に登場したニューモデルの中の1台で、当時としては珍しいSUVモデルの軽となります(*'▽')
また、スズキにはジムニーなる本格4駆クロカンがある訳ですが、Keiはあくまで街中を雰囲気で乗るSUVモデルですね…。
岩場をガンガン登ってアシが伸びて…なんてのとは、全く持って別です。
登場時は3ドアモデルのみでしたが、数か月後に5ドアを追加。
で…幾多の改良を繰り返しながら、3ドアモデルの廃止や、スポーツを追加しつつ、2001年に今回の5型へ改良。
エンジンの改良や、装備の見直しが主になってますね(*'▽')
そんなKeiのキャッチコピーは…
スタイリッシュ・スモール
個人的には…スタイリッシュという感じとは全く違うような…(汗)
現在の目線で見ますと、ハスラーが持つ、ポップでライトな感覚皆無のSUV。
ハスラーでのキャラクターが形成される前夜、スズキもどこかしら非日常感を演出したいながらも、ソコまで冒険するのもリスキーなので、やや保守的なベクトルに走らせようと試行錯誤してるように感じ取れます。
ハスラーはココから更にレジャー感覚な雰囲気を出してますもんね(*'▽')
今回はそんな5型登場直後となる、2001年11月の内容です。
印象的なフロントフェイス。
漂っている魅力は、大人の上品さ。
う~ん…元々この手に妙なセレブ感や上品さとか、正直そんなのを求めるキャラクターと全然違うんですが…(苦笑)
お買い得なプライスで、アルトと違った日常生活!
位なレベルです…えぇ…(汗)
確かに2000年に実施した3型の際の改良で、フロントマスクを一新してまして、特にヘッドライトのインナーがブラックアウトされた物から、シルバーになってから一気にライトな雰囲気が出て、スッキリした感じにはなってます。
初期のヤツはもうチョット野暮ったい感じがしなくはなかったんです…(^_^;)
で…今回の5型はグレードが僅か2種類に集約されてまして、コレが上級グレードとなるN-1。
しかし、お買い得車感が強い感じ…当時はまだ少数だったSUV的な車種だったので、もう少々冒険しても良かったような気がします…(汗)
レジャーカー的要素を感じるのは、まだ初期の方ですかね…(^_^;)
美しさとたくましさと。
洗練された街によく似合うスタイルです。
リア周りはモデル全体を通し、あまり変化を感じません…ってか変わって無いのか??
僅かながら縦長な感じのテールランプが特徴…ですかね(^_^;)
ソレと今更ながらプレスドアなんですね…こういう細かいトコが凝ってます♪
個人的にはサッシュドアよりプレスドアの方が好きですが、最近はコストの関係からなのか、採用車を見ませんね…(汗)
と…思ってたら、スズキの軽自動車って未だに殆どプレスドアじゃないですか(爆)
ちなみにダイハツの軽も…。
トヨタ車では特に無いのか…そんな印象です。
大切にしたのは、運転のしやすさ。
エレガントな時間を約束するコックピット。
インパネは4型で変更されてますが、う~ん…正直スズキらしいチープ感があると言いますか、軽なんで妥当とも言えます。
インパネ一等地に2DINスペースがあるので、ナビの視認性向上♪
エアコンパネルもダイヤル形状で、操作性は抜群!
何よりも特徴的なのは、インパネ下部が横方向にドカッとアンダートレイが設置されてますので、小物類は収納しやすいかと思います(*'▽')
ただ…やっぱり内装はひと昔前の軽の質感とレイアウト…こればかりはそう感じてしまいます…(汗)
インテリアに、インテリジェンス。
この室内のテーマは、落ち着きと上質です。
前席はシースルーヘッドレストを採用し、サイドサポートもやや張り出してまして、僅かではありますが、スポーティな感じがあります(*'▽')
その割に表皮の柄がややジジ臭い…(苦笑)
SUV形状の為、室内高は1260㎜とやや高めで、居住性は十分かと(*'▽')
アップライトなSUVスタイルで、視認性もイイと思います♪
ちなみに全高は1545㎜と、SUVスタイルではありますが、なんと立体駐車場も入っちゃうという(笑)
そんなKeiの5型に搭載されるエンジンは全部で2機種…。
・K6A…直後3気筒660㏄DOHCターボ、60馬力、8.5kg-m。
トップグレードのN-1に搭載されるのがコレで、この5型で詳細は記載されていないものの、公式でも新開発…なんて謳ってます。何が新開発なのか?
ちなみに初期モノでは、64馬力のハイプレッシャーターボ、そして60馬力のマイルド版ターボとなる、ロープレッシャーターボの2種類のターボがありましたが、この5型ではロープレッシャー版のみ。
コレはしっかりと理由があり、もうこの頃にはKeiスポーツが発売されてて、ハイプレッシャー版はソチラを…という風になってます(*'▽')
で…このMターボなるヤツは、名称通りのマイルドな特性で、チョット元気なNAというパンチとフィール。
・K6A…直列3気筒660㏄DOHC、VVT、54馬力、6.4kg-m。
上記NA版は可変バルタイのVVTを搭載♪
さすがにF6Aまでのモッサリ感は無いものの、性能は推して知るべし。
コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアルと4速オートマ。
この時代…というより新規格になってからは大半の軽が4速オートマ化したのが、動力性能においての進化のポイントでしたね(*'▽')
ノンターボでもまずまずのレベルで走るようになってます。
ソコから更にもう10~15年って感じですかね…CVTになった最近の軽は正直NAで不満の無いレベルまで…(汗)
軽は特にミッションでの進化幅が大きいと思ってます(*'▽')
足回りはフロントがストラットで、リアがスズキの軽定番のI.T.L。
正直、重心の高さがどうしても残る動きをします。
後は車体が大き目なので、当然動きもやや重め。
セーフティ関連は、5型で助手席にもエアバッグが採用されてますね(*'▽')
その他で5型の進化点は、電波式キーレスがハザードランプによるアンサーバック方式に改良♪
この電波型ってのが、個人的には革命的でした(笑)
いや…赤外線式キーレスってまだまだ巷で走ってるクルマには、この時代結構装備されてたんですよ。
かなり近づかないとマトモに動かない赤外線式に対し、900ムーヴの電波式は、障害物さえ無ければ、マンション5階の廊下からでも反応しましたからね…アレには驚きましたよ…(汗)
その他の装備では、各部に採用されたUVカットガラスや、抗菌インテリアの採用が、21世紀に入ってからの軽自動車だなぁ…という感じ。
UVカットはともかく、抗菌仕様は正直効果が本気で未だ分かりません…(苦笑)
で、4駆にはヒーテッドドアミラーを装備!
コレとシートヒーターの組合せが、この時代のスズキの軽の4駆は標準装備となるパターンが多いですね(*'▽')
収納に力を入れ出したのもこの辺り…そして軽自動車は元々の車体が小さいので、ポケッテリアでアピールする車種が未だ多いと思います。
そしてKeiの面白いところは、ラゲッジアンダーに34Lの容量を持つ、取り外し可能なボックスを装備しています!!
コレは知りませんでした…ただ、実際に取り外して使う人ってどれ位いたのか(笑)??
そしてコレはディーラーオプションでテーブルキットにするコトも出来るという♪
こういうアイディアが詰め込まれてるのは面白いですね(*'▽')
正直このアイテム1つで魅力的に見えてきます(笑)
で…グレードはこんな感じ。
・Eタイプ (2WD)…(5MT/4AT)
カジュアル装備&経済性がうれしい。
ってコトで、ベースとなるのがこのグレードとなりますが、正直このグレードの割合が高いのではないのかと思いますね~。
■Eタイプの主な装備
〇安全装備
・運転席&助手席エアバッグ
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・熱線入りバックウインドウガラス
・間欠ワイパー
〇快適装備
・エアコン(抗菌処理タイプ/エアフィルター付)
・AM/FMラジオ付カセット
・スピーカー
・アンテナ
・パワーステアリング
・パワーウインドウ
・パワードアロック
・キーレスエントリー
〇インストルメントパネル
・液晶オド/トリップメーター
・ウレタンステアリングホイール
・ダイヤル式空調モードスイッチ
・シガーライター
・インパネフック
〇インテリア
・抗菌インテリア
・バックドアインサイドグリップ
・フルトリム&成形天井
・クロス入り成形ドアトリム
・3ポジションルームランプ
〇シート
・セミバケットフロントシート
・シースルータイプフロントヘッドレスト
・リクライニング機構付分割可倒式リアシート
〇収納スペース
・前席インパネアンダートレー
・前後ドアポケット
・ラゲッジボックス
〇エクステリア
・フロントドアUVカットガラス
・熱線吸収グリーンガラス
・カラードドアミラー
・カラードドアハンドル
〇その他
・キー抜き忘れ/ライト消し忘れ警告ブザー
・フロントスタビライザー
・フットレスト
・155/80R13ラジアルタイヤ+フルホイールキャップ
▲Eタイプの主なオプション
・4輪ABS(ブレーキアシスト付)
・N-1 (2WD/4WD)…(5MT/4AT)
充実装備&新開発Mターボエンジン搭載。
トップグレードのMターボ搭載エンジン車になります(*'▽')
通常モデルのKeiで4駆はこれのみになりますね~。
■Eタイプにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備
・ヒーテッドドアミラー(4WD)
・リアワイパー
・ベンチレーテッドフロントディスクブレーキ
〇快適装備
・AM/FMラジオ付CDプレーヤー
・電動格納式リモコンドアミラー
・運転席シートヒーター(4WD)
〇インストルメントパネル
・タコメーター
〇シート
・運転席シートリフター
〇エクステリア
・スモークガラス
〇その他
・165/70R14ラジアルタイヤ+フルホイールキャップ
自分でしたら、N-1の2WDで5速を…ボディカラーはレイクブルーメタリックって感じでしょうかね(*'▽')
この通常モデルの他、3型から追加されたKeiスポーツ、そして5型の特別仕様車となる、Kei up to youカンサイヤマモトなるヤツ。
スズキと山本寛斎はエスクードでもコラボしてますが、このKeiのヤツに関しては、台数や期間の設定が無い特別仕様車だったようです(*'▽')
この後、Keiスポーツは6型でKeiワークスへと変わります。
オマケ
コレ…1995年の東京モーターショーでのコンセプトカーなんですが、UR-1というモデルになります。
アーバンランナータイプ1の略でUR-1。
手持ちの資料では詳細が記載されていませんが、恐らくKeiのルーツはココにあるんじゃないのかなと…。
灯火類の配置等はKeiと全然違いますが、全体的なフォルムは後に繋がるような感じがあります(*'▽')
で…全然室内は違います。
インパネはコンセプトという感じですが、シフトブーツとかは結構チープな…(苦笑)
やはり後のKeiに思えてならないんだよなぁ…コレ。
で…Keiはモデルライフが長かったコトもあり、中古も結構豊富!
そして底値で流通してるかとばかり思ってましたが、コレが意外やターボだとソコソコするんですね…(汗)
思い入れのある方はどうぞ…そういう感じです(笑)