どうも(*'▽')
今回は「昭和」をお題にリクエスト頂きましたカタログのアップとなります。
いや~イイですよねぇ…欲しいクルマの1台なんですよ…( ;∀;)
L70ミラ前期 ターボシリーズ
4WD追加時です♪
前期の見た目も捨てがたいし、後期のEFI化に5ナンバーセダンで後席が広くなったのもコレまた捨てがたい…( ;∀;)
一時期TR-XXが欲しくて探したものの、程度がイイって個体がもう壊滅的…(泣)
なんせ免許取った2003年頃ってもう壊滅的でしたし、その頃って正直今更!?って感じの印象が強かったですしね…(苦笑)
そんなL70ミラは1985年に2代目モデルとしてデビューしています♪
大ヒットした初代=ミラクオーレから基本的にはキープコンセプトで、軽ボンバンになる訳ですが、やはり先代同様にドコかしらイタリアンな雰囲気が漂うキャラクターで、ライバルのアルトに対し、僅かながら高品質感のあるモデルだったかと(*'▽')
また、当初よりターボモデルはあったものの、登場より3ヶ月後に追加されたTR-XXが決定打で、エアロパーツで武装したボディで、他のグレードとは違った雰囲気がウケ、たちまち大人気モデルに拍車が掛かる格好に!
ボーイズレーサーな兄ちゃんから、ヤンキーな姉ちゃんやヤンママ等に大人気なモデルでしたねぇ( *´艸`)
そして1986年にはターボ4WDを追加され、雪国や泥濘地を多用するユーザーへ向け、更なるラインナップを拡充しています(*'▽')
そんなL70ミラ前期のキャッチコピーは…
美しく、先端。
なんかよく分かりませんけど刺さります(爆)
今回は恐らく…なんですが、4WDが追加された直後となる、1986年8月の内容になります。
風・華麗。
静寂。息をひそめるスーパー・エアロフォルム。
アクセル・オン。52PS(グロス)が目覚める。
空気が緊張する。まばたき。
その瞬間、スーパー・エアロフォルムは風になった。
ハハハ…
カッコ良過ぎるだろ(笑)!!
前期のハニカムグリルにイエローのヘッドライトがもうカッコ良過ぎます♪
ってコトでミラターボと言えばのTR-XXですよ(*'▽')!!
このサイドデカールもまたイイんですよね~。
L200になるとコレに更にバブル全盛期ならではの質の高さがプラスされる訳ですが、L70のシャープさが今となってはイイんですよね(∩´∀`)∩
で…後期になるとグリル面積が小さくなり、フード先端がよりグリル側に回り込むタイプになります。
コレにEP71スターレットのターボSグリルを入れるのもコレまたカッコイイ♪
アレ最初にやった人スゴイですよね…違和感無いですもの(笑)
動・敏捷。
タイトなコーナーが迫ってきた。
ステアリングを切り込む。横Gを、バケットタイプのシートがホールドする。
狙いどおりにラインをトレースし終ると、
もうストレートへ向かう態勢をととのえていた。
自分はコレにカロッツェリアのTS-X35辺りを入れ、ブレーキ連動で光らせ、バルタンウインカーを装着し、スーパーボルクを履かせ、工藤静香の「嵐の素顔」を流せば完璧だと思ってます(ぇ
フィンタイプのホイールとかもイイですね…黒いレースのカーテンを付けてヤンママ仕様にするのもコレまたイイと(笑)
それにしてもエアロパーツのデザインが良いのと、リアマフラー2本出しがもう素敵過ぎます♪
最大のライバルは数年遅れて登場したアルトワークスになりますが、アチラはスポーツ感を全面に出して派手だなぁと(*'▽')
ミニカZEOもそうですね…どちらかと言うとワークスのキャラクター寄り。
対してこのミラは対極的にシックな印象です♪
インパネは直線形状で、上面全体がトレイになってるのが特徴。
ステアリングは当時ではかなり珍しいD型なんですね('Д')!!
そしてコレでもかとドカンと大きなタコメーターを配置。
他は装備も少なく至極シンプル。
シートは専用バケットシートで、表皮の凹凸形状もこれまた特徴的でして、いかにも80年代のバケットシートという感じです。
また、コレでも4ナンバーのボンバンなので、定員オーバー4名ではあるものの、後席の居住性は絶望的…(苦笑)
後期の最後で5ナンバー仕様も出てまして、コチラだと現代の軽同様にリアシートもそれなりに座れるようになります。
当時は物品税の都合上、この手の4ナンバーボンバンばかりでしたが、平成に入り廃止されて以降は商用使用で若手の任意保険料が比較的安価に済む以外での4ナンバーボンバンのメリットは無いので、今となってはただただ窮屈と…(苦笑)
街・快走。
のびやかな加速で、街を遊泳するターボTR。
いま、運動効率に優れたロックアップ機構付オートマチックも加わって、
その走りはよりスムース&スポーティ。
高性能をスマートに。これが都会派の洗練だ。
コチラのターボTRはデビュー当初より設定がされてたグレードになります(*'▽')
通常のミラにエアインテークが装備され、ハニカムグリルになる位のシンプルで控え目な差別化となっています。
ただ、このターボTRにのみ前期はオートマの設定があるのが特徴。
つまりオートマのターボが欲しければコレを買えってコトになります。
遊・痛快。
海も山も、ハイウェイも、大地はすべて
遊びのフィールドだから、このクルマは生まれた。
自在の走行性能が、好奇心をふくらませる。
走りのエリアを拡大する。
遊びを欲ばった新領域ターボ4WDだ。
コレがこのカタログで追加されたターボ4WDですね(*'▽')
地上高は意外やTR-XXを変わらないようで、諸元見ると寧ろTRの方が高く…コレ誤記載じゃないのかなぁ…(汗)
写真の4WDもTR-XX同様にエアロパーツで武装されてますが、コチラはオプション。
フルカラード化して、センターアンテナにすると、なんちゃってTR-XXになりますね(笑)
TRと4WDのインパネ周りは、TR-XXとやや違い、メーターの配置が異なるのと、ステアリングも通常の丸型へ…シフトノブも変わりますね。
シートもバケット形状では無く、通常のミラ同様のシンプルなヤツ。
ではあるものの、コレが中々凝っていて、シートバックの途中からヘッドレストを含めて外れまして、このようにフルフラットに出来ます…狭いでしょうけどね…。
そんなL70ミラターボ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・EB…直列3気筒550㏄OHCターボ、キャブ、グロス52馬力、7.1kg-m。
インタークーラーで武装し、550㏄でリッター100馬力に迫るハイスペック!!
コレが後期になるとリッター100馬力オーバーになっちゃうんですから(笑)
自分はクオーレのCRターボをチョコッと動かしたコトがある位です…。
整備工場の1階から屋上までスロープで動かした位ですが、NAの550と比べたらそりゃトルクはあるよね…って印象だったかと…(^_^;)
ちなみに前期はターボが油冷式なんだそうで…。
コレに組み合わされるミッションは、全車5速マニュアルと、TRに軽初となるロックアップ付の2速オートマになります(*'▽')
ロックアップが付く分、燃費は多少マシでしょうけど、2速なんでトンッ!と変速したら終了(爆)
どうやら後期最終でコレが3速になるようなので、オートマ狙うなら最終なのかな~と。
けど2速オートマも案外悪くは無いって聞いたコトありますがどうでしょう??
足回りは、フロントがストラットで、リアはTRとTR-XXがセミトレの4輪独立懸架!
そして4駆は5リンクになりますね。
4駆の方はパートタイム式で、切り替えもこのようにスイッチ1つでOKなのは有難いですね(*'▽')
この手のユーザーは女性の方も多いですし、トランスファーで本格的に煩わしく切り替えるよりもスイッチでポンの方が絶対イイでしょう(笑)
装備としましては、やはりTR-XXに充実した装備が集中しますよね(笑)
センターに装備されるルーフアンテナはカッコ良さでは抜群♪
更にグラフィックターボインジケーターがこれまた先進的な感じで盛り上げます!
コレがL200だと確かターボのマークだけになりましたね…アレでも結構嬉しいんですが(笑)
L500になるとソレすら無くなりました…(泣)
そして精悍なデュアルエキゾーストパイプなんて最高です!
収納では何気にシートアンダートレイも用意されてまして、小物程度ならコチラへって感じです。
TR-XXは、ディンプルルーフライニングという、当時の軽としては比較的凝ったライニングを採用。
なんせパンチングの塩ビレザーを接着剤で貼り付けてたのが関の山…しかもコレが経年で剥がれて垂れてくるのもセットで定番…(泣)
後年はドンドン高級化し、現代の軽はフルトリムに成形天井なんて当然…スゴイですよ。
イエローバルブのヘッドランプも当時はこれまたカッコ良くてですね(*'▽')
後はメーカーオプションながらMOMOステも選択可能♪
そしてTRにはフルカラード化されるホワイトパックも用意♪
コレだけでかなり雰囲気が変わり豪華に感じます(*'▽')
このホワイトパックは後にTR-XXにも用意されるコトになり、コレがまたカッコイイんですよね!!
他にも4ナンバーボンバンというのもあり、後席の小ささを利用して??
この通りに結構豪華なクォーターボックスを装備します!
シートベルトは何気に拘束感を低減するテンションリデューサーが装備されてまして、当時としてはかなり豪華な部類になりますね!
で…グレードはこんな感じ。
・ターボTR (5MT/ロックアップ付2AT)…75.2万円/79万円
ターボモデルとしては最もベーシックなグレード。
オートマを選ぶならコレになりますね(*'▽')
■ターボTRの主な装備
〇エクステリア
・モール付樹脂バンパー
・ターボデカール/ストライプ
・大型ドアミラー
・色付ホイールセンターキャップ
・化粧ナット
・助手席ドアキー
・クォーターウインドウセラミック塗装
・エアスクープ
・スポーツグリル
〇インテリア
・ウレタンハンドル&シフトノブ
・前席サンバイザー
・アシストグリップ
・フルファブリックシート
・自立式インナーベルトホルダー
・ドアアームレスト
・ニードルパンチフロアマット
・ニードルパンチラゲージマット
・パーキングレバーブーツ(MT車)
・ドライバーズトレイ
・インパネアンダートレイ
・クォーターボックス
・カウルサイドトリム
・大型ドアトリム(ツートーン)
〇ダッシュボード
・AMラジオ
・シガライター
・タコメーター
・ターボインジケーター
・ヒーターコントロール照明
〇安全快適装備
・ドアスイッチ(右)
・前席テンションリデューサー付ELRシートベルト
・セミコンシールドワイパー(2速)
・リアウインドウデフォッガー
〇足回り/その他
・145/70SR12ラジアルタイヤ
・大径フロントスタビライザー
▲ターボTRの主なオプション
・フェンダーミラー
・サイドストーンガード(DOP)
・プッシュ式バックドアロック
・ホワイトパック
・シートアンダートレイ(DOP)
・リアワイパー
・ハッチバックオープナー(DOP)
・アルミホイール
・ターボ4WD (5MT)…89万円
文字通りの4駆仕様。
■ターボTRにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・モール付大型樹脂バンパー
・イエローバルブ異型ハロゲンヘッドランプ
・ストライプ/ターボ4WDデカール
〇インテリア
・シートアンダートレイ
〇ダッシュボード
・トリップメーター
・4WDインジケーター
〇安全快適装備
・セミコンシールド間欠ワイパー
・リアワイパー
・クールガラス
・ハッチバックオープナー
〇足回り/その他
・145SR12オールシーズンラジアルタイヤ
・オートフリーホイール機構
□ターボTRより省略される装備
・クォーターボックス
▲ターボTRより更に選択可能なオプション
・8スポークホイール
▽ターボTRより省略されるオプション
・プッシュ式バックドアロック
・ホワイトパック
・ターボTR-XX (5MT)…87.5万円
やはりミラターボと言えばコレでしょう…大本命(笑)
ちなみに恐らく全車とは思いますが、エアコン装着は12万5000円。
ツートーンは2万3000円。
つまりエアコンを装備すると丁度100万円になります…当時としては高額!
■ターボTRにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・大型カラード樹脂バンパー
・イエローバルブ異型ハロゲンヘッドランプ
・全周ストライプ/ターボデカール
・サイドストーンガード
・バックドアスポイラー
・ルーフアンテナ
・ドアサッシュブラックアウト
・カラードスポーツグリル
・デュアルエキゾーストパイプ
〇インテリア
・専用ウレタンハンドル&専用シフトノブ
・バケットシート
・専用シフトレバーブーツ
・シートアンダートレイ
・センターボックス
・フロアコンソールボックス
・ディンプルルーフライニング
・バックドアトリム
・シート生地織込大型ドアトリム
〇ダッシュボード
・トリップメーター
・グラフィック式ターボインジケーター
・メーター透過照明(指針照明付)
・フィニッシュパッド付インパネトレイ
〇安全快適装備
・セミコンシールド間欠ワイパー
・リアワイパー
・クールガラス
・ハッチバックオープナー
〇足回り/その他
・専用アルミホイール
□ターボTRより省略される装備
・AMラジオ
前席テンションリデューサー
▽ターボTRより省略されるオプション
・プッシュ式バックドアロック
・ホワイトパック
自分でしたらもうターボTR-XXの1択!!
ボディカラーも当然のようにホワイトで決まりです(笑)
イイなぁ…コレのリアウインドウにミキハウスのステッカー貼ってですね~(笑)
しっかしもうホントに見なくなりましたよ…イベントでもレアな部類…(汗)
アレだけ走ってたTR-XXもミラパルコ90も廃車体ですら全然見掛けない…(泣)
そして気付けばマニア物件となり、相場も比例して高騰し…(汗)
それにしてもやっぱカッコイイんですよ…L200もイイんだけど、またベクトルが違ってL70からしか得られない成分があるんでやんす(爆)
現実的にもし買うなら後期の5ナンバーしかやはり現実味が無いですね…(^_^;)
いや…そもそも家庭持ちでソコ要るのか!?って話ですね…ごもっとも。