今回の車はそこまで馴染みが無いかなぁ…なんて思ってましたらふと思い出が蘇ってきた…そんな1台です…(苦笑)
C31ローレル後期です♪
ローレルと言いますと、やっぱり自分はC33が一番馴染み深い訳ですが、C31のカタログを見てますと苦い…と言いますか痛い思い出が…(苦笑)
もう4年位前ですかね…当時はディーラーで働いていたのですが、当時でもまず見かけないC31の後期セダンが燃料ホース交換で入庫してきました…。
その当時、80年代の車が入庫して来た場合は、なぜか自分が(当たり前か?)担当になっていました…(爆)
で…未だにその日の思い出が濃厚に残ってます…。
丁度その日は会社の飲み会で、このC31の燃料ホース交換がその日最後の仕事でした。
リフトで上げて燃料ホースを外した瞬間、予想を大きく超えた大量のガソリンが漏れて来まして、頭からモロに被りました…(汗)
結局、ホースを交換して、片道40分かけて家に帰り着替えたのですが…(この時点で1時間半経過)
体中にガソリン被るとマジでヤバいです…(汗)
終始ヒリヒリしてもうなんとも言えない感じでしたね…(汗)
前置きが長くなりましたが、そんなC31ローレルがデビューしたのは1980年。
尊敬するスカイラインの父でお馴染みの、故・櫻井眞一郎氏が開発をされまして、当時としてはトップクラスの空力を誇るCd値0.38を叩き出すボディでした♪
1982年に後期にマイナーチェンジをしていますが、その際にユーベル・ド・ジバンシィを起用して、特別仕様車のジバンシィバージョンを3回に渡って発売したのは、ハイソカーマニアにとっては有名な話です(笑)
コレはハードトップになります。
この後期型になってから、当時最大のライバル、GX61マークⅡを意識したのかツートンカラーも設定されます。
正式名称はマルーンスイートツートンを呼ぶらしいです♪
んで…コレがジバンシィというオッサンです。
えぇ…あのジバンシィです…。
ウルトラマリンのイメージしか無いです(爆)
10年位前に香水で流行りましたね…(懐)
当時高かったからCk-Oneやブルージーンズやセクシーボーイ使ってましたけど…(苦笑)
後期型でデザイン上の最も大きい違いはナンバープレートの位置がリアガーニッシュからリアバンパーへ下げられたことですね♪
テストに出るので覚えておきましょう←何の?
インパネは当時の日産のトレンドである通称:絶壁インパネ。
次期型のC32にも繋がるイメージですね♪
シートはコレがハイソカーの見本と言わんばかりのボタン張りでワインレッドのシート(笑)
コレ位ド派手な方が個人的には大好きですね♪
一方コチラはセダン。
オイラが屈辱的プレイを味わった方です(爆)
ハードトップは今見ても華やかですが、コチラの方は実際に見ますと結構地味なイメージです。
しかし、前期に比べますとバンパーがカラード化されていたりと間違いなく豪華にはなっています!
全ては宿敵マークⅡ3兄弟に立ち向かう為(笑)
エンジンは名機L型にターボを装着したL20ETエンジン。グロス145馬力。
静しゅくとか書いてますが、実際はタービンの高い音がかなり聞こえます(笑)
それがまたいいんですけど、音の割には前に進みません…(苦笑)
そしてC31後期最大のトピックは…
世界初!夢のスーパートルコン!!
夢に見るどころかさっぱりわからん…(苦笑)
1速から4速まで全てに渡りATのロックアップが働くのが特徴で、ロックアップにより、ATの伝達効率が上がり、エンジンの回転数も下がる為、燃費も良くなり静かになるというメリットがあります。
まぁ…夢っちゃ夢なんでしょうが、当時のエンジニアにとっては夢の機構なんでしょう…(汗)
一般のお客さんにはこんなコト言ってもチンプンカンプンだと思いますし…(苦笑)
そして、この時代のハイソカーならではの豪華装備が充実しているのもC31の特徴です♪
シートは4名分までのメモリー付き!!
ミラーの調整角度もメモリー出来ます!!
けどリクライニングは手動…(泣)
なんつ~中途半端な…(苦笑)
つまりはシートに関してはリフターとスライドしか電動じゃないんです…(汗)
平成初期のミニカみたいですね…(汗)
そしてお約束のデジパネ!
なかなかカッコ良くて、インベーダーゲームを連想させるようなデザインです♪
さらには荷物の重さによって車高を自動調節するオートレベライザーまで…(汗)
歴代のローレルの中でも結構豪華なんですよね!!
センターコンソールがテーブルになるのも羨ましい…(汗)
ローレルに乗ってると何気に物をチョット置いたり、メモ書きする時とか凄く困るんですよ…(苦笑)
なのでコレはマジでいいなぁ…と。
コレはサウンドバランサーと言って、オーディオのバランス調整をするレバーなんですが、こんなトコにココまで凝っている時点で実に無駄過ぎて最高ですね(笑)
そうそうオーディオのバランスなんて弄りませんし…(苦笑)
ラジオの操作が後席から行えるというのも高級車って感じがしますねぇ♪
全体的に見ますと、運転席が主役のC33と違って、後席の人間まで考えているのがC31って感じでしょうか…。
コレも昔はドコにでもいたクルマなのですが、90年代後半にはもう見かけないクルマになっていましたね…(汗)
ちなみにCMのイメージキャラクターだったジバンシィは現在もご健在。
果たしてローレルの話をしてジバンシィが覚えているのかチョット気になるところです…(苦笑)