どうも(*^^)v
相変わらずカーライフは特に何も無いので、カタログネタばっかりでスイマセン…(汗)
まぁ…夜勤の週は比較的時間があるからアップするコトにしたんですけどね…(苦笑)
さて…今回からは1BOX特集とさせて頂きます(*^^)v♪
1BOXと言いましても、ワゴン、バン、軽1BOXと様々ありますので、吟味した上で決めました(笑)
ってコトで…
ミニエース中期です♪
ぶっちゃけ馴染みも無いです…(苦笑)
っつか、ミニエースってなんぞや??ってなりますよね??
トヨタには歴代…○○エースと付くクルマ(主に1BOX)が多数あります。
纏めてみますと…
・ハイエース (エースシリーズのトップに君臨する。)
・レジアスエース (ハイエースの兄弟車。販売店が違う。)
・グランドハイエース (ミニバン系エースのトップでグランビアの兄弟車。後のアルベル)
・ハイエースレジアス (鼻つきのハイエースと思ってください)
・ツーリングハイエース (レジアスの兄弟車。超マイナー)
・トヨエース (トラック)
・タウンエース (ハイエースの弟分。後のノア)
・ライトエース (今でこそタウンエースと同じだが、昔は一回り小さかった。タウンエースの弟分で後のヴォクシー)
・マスターエース (タウンエース豪華版…今でいうエスクァイア)
んで…このエースシリーズの一番最下級…っつか一番小さいのが今回のミニエース。
ミニエースが登場したのは1968年でして、この時はまだハイエースとミニエースしか無かったんですわ(笑)
トヨエースも当時ありましたが、トラックだから根本的に考えなくてイイです。
1975年に生産中止になってますが、ライトエースがハイエースの弟分を担うコトになりまして、引退。
ちなみにミニエースのキャッチコピーは…
街のミスター・スマート
つまりオスですね…コイツ。
今回のカタログは1969年にマイナーチェンジした中期型で、70年5月発行のカタログです♪
っつか…説明長過ぎた…(汗)
パッと見でマツダのポーターキャブをバンにしたらこんな感じ的なデザインですね(笑)
つまり愛嬌があります♪
花柄のホイールキャップといいですね…
ってかこのキャップはカタログ撮影用です(爆)
とりあえず、前から見ても、横から眺めても、後ろから見送っても、右から左へ受け流してもカッコいい車なんだそうです。
ひとつ間違ってるが気にしてはいけない。
にしても…この花屋っぽいカットはもう少しどうにかならなかったのだろうか…??
運転席の彼が気になるレディ。
花を抱える彼女が気になる七三野郎。
ミニエースを舞台に取り巻く三角関係。
あわれ今日も3人の歯車はビミョーに噛み合わないまま、フラワーデリバリーエブリデイ。
そんなズッコケ三人組は華麗にスルーしまして、ミニエースにはトラックもある訳です。
ポーターキャブみたいな。
しかしながら、さすがこの辺りトヨタって感じで、荷台もニーズに合わせてジャストフィットなんですわ。
サイドラインが個性的になるトラックの方が個人的には好みですね(*^^)v
フラットデッキこそ、ただのトラックになってしまう(笑)
インパネは非常にシンプルなものですが、敢えて曲面を使ってる辺りがいいですね♪
上がデラックスで下がスタンダードですが、ラジオ、ヒーター、シガーライターの有無位の違い。
AT限定の女性が多い昨今では考えられないシーン(笑)
スカートもミニなのミニエース。
ボディ同色スカートなのミニエース。
多分今は60代後半ってトコでしょうか??
時の流れは罪だと思う(ぇ
この元・オネーサンの身長もスリーサイズも分かりませんが、車格の割には広そうに見えますね♪
三角窓に時代を感じます♪
そんなミニエース…実は国産最後の空冷!!
2U-B…水平対向2気筒空冷790ccシングルキャブ、36馬力、6.3kg。
ヨタハチと同じエンジンです♪
但し、デチューンしたもの…実はコレがミニエースがほぼ壊滅した理由。
ヨタハチのドナーにされまくった訳です…(T_T)
近年でいうトコの、AE92がAE86のベースにされた感じ…実に惜しい…(泣)
ちなみにミッションはオールシンクロのコラム4速マニュアルのみ。
足回りはフロントがダブルウィッシュボーンで、リアがリーフと定番の組み合わせです…当時は。
装備としては…
ポーターキャブに似てる最大の理由と思われるベンチレーターや…
物置きにもなる、エンジン・カバートレイなんてのも個性的ですね(*^^)v
後にキャリイバンも同じコトしてます(^o^)
そして…
花火っぽい発煙筒(爆)
っつかドコで撮影したんだこのカット…(笑)??
そんなミニエース最大の目玉はバンでもトラックでも無い…
ソレがミニエースコーチなのです…
なんと800ccで7人乗りっていう…(汗)
最高出力を乗車店員で割ったら1人頭で5馬力強ですよ…走るのかコレ…(汗)??
っつか絶対こんなに広々してないハズだ(爆)
ホントに写真は嘘をつく…(笑)
っつかですよ…7人乗車時に旅行カバン10個は軽く積めますなんて書いてるよ…コレ。
正気か(汗)!?
7人で旅行カバン10個詰めて旅に行くも…
上り坂で絶対何人か降りて押してそうな気がする…(苦笑)
そんなミニエースは4色のボディカラーから選べます♪
ココは当時のバンとしては鮮やかなブラティ・レッドなんていいですね(^o^)
カラフルに商売させる気でしょうか…(汗)
まぁ…なんつ~か個性的な車ですよ…(笑)
で…このミニエース…案の定コレ以降中々後追いなんてそうそう出てくる訳も無く、83年にスバルがドミンゴを出します。
ドミンゴは1000ccで7人乗りだったんですが、時代の進歩により、辛うじてソコソコ売れた(笑)
トヨタは21世紀になるかってトコでアトレー7のOEMでスパーキー出す訳です…(笑)
ミニエースがココで強引ながら蘇った感じですかね…(笑)??
で…今のトヨタのミニバン系ラインナップなんてのを考えてみる…
・アルファード&ヴェルファイア (コレが昔のハイエースのポジション)
・ハイエース (名前こそ変わらないものの、貨物臭が増した。)
・エスティマ (ミニバン需要が上がった為、ココが昔とやや違うトコ。)
・ノア&ヴォクシー (正にタウンエース&ライトエース)
・エスクァイア (マスターエースが蘇ったようなもの)
・ウィッシュ&アイシス (ココも時代の流れで需要で出たようなもん)
そう…そうなんですよ…
正にシエンタがミニエースのポジションになる…(笑)
そう考えると時代は繰り返す感じする訳です…。
けどなぁ…シエンタよりミニエースの方がネーミング的にチョット可愛らしい気もします…分かりやすいし(笑)