どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
コレも懐かしいですね…よく見ましたよ子供の頃は。
ってコトで…
2代目ボンゴマルチワゴン後期です♪
この後期も印象にはありますが、自分は前期のバン…
丸目のヘッドライトに明るめのブルーの個体なんて印象に残りますね(^^)v
さて…そんな2代目ボンゴは1977年にデビューしています♪
初代で特徴的だったRRの駆動方式は一般的なキャブオーバー式のFRへ…。
但し、この2代目からボンゴの伝統とも言っていいダブルタイヤで床面を低くした、「ワイドロー」が出てきたのがトピックだと思います♪
そしてモデル途中に販売店違いの兄弟車、「ボンゴボンディ」を投入しつつ、1981年に今回の後期型へマイナーチェンジします。
当時のキャッチコピーは…
俺の、WEST CORST
正直どうもこのクルマから西海岸のニオイが漂ってこない…(苦笑)
古着屋の西海岸が出て来ます(ぇ
で…このカタログは、この左ページに茶色のボンゴが出てるんですが…
合成丸出しっていう(爆)
他のカットは全然そんなコト無いんですが、ナゼかコレだけモロなのです…(汗)
今回のカタログは1981年1月のモノで後期になった直後になります。
さて…この後期型。
特徴としてパッと見で分かるのは角目になったヘッドライト…
さらにラジエターグリルも付きまして一気に印象が変わりますね(^^)v
70年代から一気に80年代になった感じがあります。
ウッドパネルがウエストコースト…なんでしょうか…(爆)
サニーはカリフォルニアだし、シビックはカントリーだしで…ボディカラーは何かと黄色だし。
ワゴンのロングモデルになりますが、ダブルタイヤってのがなんだか貨物感を漂わせますね…(^-^;
リア周りは縦長のテールで、オーソドックスなワンボックスという感じです。
インパネのデザインは70年代に出たのもありまして、その時のトレンドを引きずってますね…シルバーのパネルとか。
後はマツダらしくて、助手席インパネ上面にスピーカーグリルの穴が開いてたりですね。
オーディオもDINコンソールなんてものは無く、インパネにビルトインされたAM/FMラジオのみなのも時代を感じます。
シートは3列9人乗り。
ロングデラックスのみ4列10人乗りになるんですが、昔はこの手のワンボックスはバネットとかも確か9人乗りとかでしたよね(^^)v
ちなみに9人乗りはロングでもシートのタンデムディスタンスはショートと変わらないみたいで、単純に荷室が広くなるだけの模様…なんだか勿体無いなぁ…(汗)
で…80年代初頭のワンボックスから流行り出した回転対座シート。
当然のようにボンゴにも装備されたのですが、座面を軸にターンする形式。
足元狭いし…(苦笑)
もうちょっとスライドするなりどうにかならんかったのか!?
ロングなら荷室はバカッ広いのに、回転対座にしたらこの足元スペース…(泣)
とりあえず回転させただけという安易な感じもします…勿体ないなぁ…。
そんな2代目ボンゴマルチワゴン後期に搭載されるエンジンは以下の2機種…
S2…直列4気筒2200㏄OHVディーゼル、70馬力、14.5kg-m。
どうやらワンボックス初のディーゼルみたいです(^^)v
OHVというのに時代を感じるトコでもありますね…。
タイミングギヤ式のエンジンでシンプルな機構ってのもありまして、耐久性は高そうですが…どうなんでしょ。
VC…直列4気筒1800㏄OHC、95馬力、15.2kg-m。
科学技術省長官賞を受賞したエンジンらしいですね…コスモAPとかルーチェにも載ったりしたそうで。
どちらのエンジンも全く馴染みが無いですね…(苦笑)
コレらに組み合わされるミッションは、5速のコラムマニュアルのみ。
ライバル?ショートだとライバルになるのかな…タウンエースは3速オートマをラインナップに加えてきた時に5速のフロアどころかコラムしか無い。
こういうのを見ますと商品力というか…先見性はトヨタに軍配があると言わざるを得ないかなと思います…(^-^;
足回りはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがリーフリジッド。
ワンボックスではオーソドックスな形式になります。
ボンゴならではというのはやはりリアがダブルタイヤってコトですね(^^)v
小径にすることで低床なまま荷室がフラットになるのはメリットですが…(汗)
整備性でやはり好きになれない…(苦笑)
装備としましては、大開口なものの、パネルというサンルーフ。
シチュエーションが謎。
ロケバスなのか!?
ムリのあるウォークスルー(爆)
どう見てもス〇ローとかで親も注意せずに店内走り回ってるガキにしか見えません…(苦笑)
後はコレだ!!っていう目立った装備が実はあまりなくて上級グレードでも比較的簡素ですね。
グレードはこんな感じでまずはショートから…
・9人乗りデラックス…一番シンプルなヤツですね。ほぼバンです。
・9人乗りウエストコースト…豪華版。
・9人乗りハイルーフカスタム…ウエストコーストより装備は落ちます。
・9人乗りハイルーフウエストコースト…ショートではコレが最上級。
ロングは3グレード…全部ハイルーフです。
・9人乗りロングウエストコースト…コレが最上級。
・9人乗りロングカスタム…ショートと同じ装備内容です。
・10人乗りロングデラックス…唯一の10人乗り。塾の送迎バスとか最適♪
自分なら9人乗りのロングウエストコーストのサンルーフ付きを。
コチラはオプションカタログになります。
兄弟車のボンゴボンディと共通。
オプションをコテコテに付けられると雰囲気が変わります♪
これまたモロに80年代初頭のアウトドア感満載という仕様。
う~ん…やっぱロングのがカッコイイですわ。
ツインクーラー…ランドセルみたいですね(笑)
お値段26万9000円と結構なお値段。
サイドストライプは各種用意。
けどなんで茶色のボディに…(苦笑)
類似色でスッゲー分かりにくいんですけど…(汗)
ピラーオーナメントはボンゴ用は左の2種、ボンディ用が右の2種。
コレはアクセントとして自分なら付けたいアイテムになります♪
スパッツの色合いの悪さ…(苦笑)
C23セレナの四駆にもタイヤとフェンダーの隙を隠すようにスパッツの設定がありましたが、ボンゴの場合はコレを一体どれだけの人が付けたのか…。
マフラーカッター 900円。
標準にしてしまえ。
900円ですよ…900円。
ちなみに鉄メッキ…すぐにサビが来そうな…(汗)
結構スタイルのいいモデルの姉ちゃん。
このカタログから40年…恐らく60代位の方なんでしょうかね…なんて思っちゃったり。
そりゃボンゴも見かけなくなりますって…(汗)
ハードランプ高い(爆)
時代から言って恐らく日本製。クオリティはイイんでしょうね。
しかしながら4500円って結構しますよね…(^-^;
今ならヘタすりゃ100均で売ってる…しかもLEDで長寿命で光量も大きいですからねぇ…(^-^;
上の写真にはフットレストもございます。
オマケ
コチラは1981年の東京モーターショーで展示されたキャンパー仕様。
当時のRVブームを先駆けたコンセプトカーなんでしょうね(^^)v
ポップアップルーフは2段式で中々面白いですが、よくよく考えますとコレから約15年後にオートフリートップが純正で出る訳です。
一方で、ボンゴスライディングフロアという福祉車両…コレも時代を先取りしてますね。
結局のところ現在はノーマルのハイエースにリフター装置を付けたものが一般的出で、ココまでオリジナルのボディを架装してスライドドアをヒンジ式にした上に、上下開きのドアにする仕様なんてものは一般的では無いですね…(^-^;
低床ダブルタイヤのボンゴならではのアイデアだと思います。
さて…そんなボンゴですが、とうとう自社生産を終了して、まさかのタウンエースOEMになり、ロングボディのブローニイはハイエースOEMになってしまいました…(汗)
しかもマツダが開業100周年で…(汗)
やっぱり独自モデルじゃそんなに採算取りにくいんですかね…(^-^;
広島市内に行ったらホントにマツダ車ってよく見るんですよ…そんなに売れてないとも思わないんですがねぇ…(汗)