どうも(^^)v
今回も相変わらず「後ろに人を乗せるクルマ」という内容でカタログのアップです。
まぁ…後ろに乗せるって言うと難しいトコなんですが…(^-^;
2代目エブリイ前期です♪
乗る機会は無かったですが、懐かしいですよね(^^)v
この手の軽の箱バンは使用寿命が比較的長いのと、引退後は物置となる機会もあるので、同年代の他の車種よりかは後年まで見かけるケースが多い1台かと思います♪
しかし…この前期となると今ではもう見かけなくなりましたね…(泣)
ソレこそ去年のネオクラだったか、この初期モノの極上車を見かけた時はメッチャときめきましたね(*'▽')!!
ボディカラーが当時でも見かける機会の少なかった赤ってのもあって逆に新鮮に感じた次第…。
そんな2代目エブリイは1985年にデビューしています♪
初代はキャリイバン・エブリイという、キャリイバンの乗用グレードでしたが、初代の途中でエブリイというネーミングで完全独立。
ミラクオーレがミラになるようなもんかと(ぇ
で…この2代目でもキャリイバンは存在する訳ですが、やはりネーミングとしては完全に独立しておりまして、乗用車感覚で比較的豪華な装備や内装を与えられたのがエブリイの立ち位置となります。
ちなみにエブリイも結局のところは4ナンバーなので貨物扱いになりますね(^^)v
そんな2代目エブリイ前期のキャッチコピーは…
Hi-Bit [one box car]
う~ん…なんだかイマイチよく分からない…(^-^;
そして、全身未来。誕生、新型エブリイ。
なんて書いてまして、確かに先代比で一気に80年代の雰囲気を出して来た1台だと思いますね(^^)v
今回はデビューして間もないであろう、1985年7月の内容になります。
ってコトで2代目となったエブリイ。
最上級グレードのEXになりますと、かなり豪華な雰囲気がします♪
オプションになるカスタムミラーとアルミホイール、サイドステップで一気に豪華さが増すのもあるとは思います(*'▽')
初代と較べますと更にスクエアでボクシーなフォルムになってますね(^^)v
で…さりげなく入ったサイドストライプの文字や色調のセンスがこれまた80年代を感じる訳です…「HERE THERE&EVERYWHERE」。
オシャレに見せようとしつつもどうも垢抜け切れない野暮ったさがイイ(爆)
リア回りは初代からの正常進化を感じる部分ですね。
縦長のテールに、真横に走った黒いガーニッシュは自分が子供の頃に街で見かけたエブリイそのものかと(笑)
インパネはシンプルながらも質感がそれなりにあるように思えます(^^)v
まぁ…経年劣化で樹脂の油分が飛んで、後年カサカサになるんですが…(汗)。
グローブボックスのフタの開き方や、その下に設けられたトレイ等に拘りも感じられます♪
エアコンパネルはインパネの一等地且つ、手探り操作に優れたダイヤルとレバーの構成。
その下にラジオ、比較的大き目の灰皿と、使いやすそうなレイアウト。
リアワイパー等のボタンがメーター周りに配置されたサテライトスイッチなんてのはいかにも80年代のトレンドが入ってる部分と言えるでしょう(^^)v
この時代の軽自動車にしては比較的豪華そうなリアシートから、今回はこのエブリイを取り上げています(^^)v
室内は最上級グレードでもこのように鉄板剥き出しのセミトリムなのには時代を感じますねぇ…(^-^;
夏の暑い日にふとココに腕が触れたら熱いんだコレが…(苦笑)
クラス初のフロントアームレスト、更にリアシートはこれまたクラス初の分割可倒式。
但し、リアシートは貨物なのでリクライニングしません…(^-^;
で…コチラは4WD。
当時としては大径となる12インチタイヤも相まってたくましく見えます(笑)
4駆のシートは色使いが派手め(笑)
いかにも80年代のRVって感じの配色です。
そんな2代目エブリイ前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…
・F5A…直列3気筒550㏄OHC、キャブ、31馬力、4.5kg-m。
コレでも先代比パワーアップ(爆)
クラス初のオートチョークは確かに豪華…今や逆にチョークレバーなんて知らんでしょう…(苦笑)
夏冬の切り換えを自動的に行う自動温調式エアクリーナ(爆)
コリャまたありましたよねぇ…夏冬で切り替えるヤツ(笑)
にしても車重800kg前後ありますし、グロス表記でしょうから恐ろしく走らんと思うんです…(汗)
だってねぇ…この時代のフロンテに乗ったコトありますが、1名乗車トコトコ走るなら…って感じでしたから余計に…(泣)
コレに組み合わされるミッションは、マニュアルが4速と5速。
そして4駆はエクストラローが付いた5速マニュアル。
更にグレードによっては当時としては豪華な部類の3速フルオートマ。
コレにオートマ…キツイだろうなぁ…100km/h出ないよなぁ…恐らく。
足回りはフロントがストラットで、リアが半楕円リーフのリジッドアクスル。
そうだ!思い出した!!
確かアレは高校生の時か…友人のオヤジさんが仕事でキャリイバン乗ってて、ソレに90年代のエブリイに履かせてた13インチのアルミを入れたらストラットやらアチラコチラに当たりどう頑張っても履けなかったんだ…(汗)
つまりそれ位ホイールハウスは小さい訳です…なんせ下のグレードは10インチ。
ブレーキはかなり上級のグレードでやっとフロントがディスク。
他は4輪ドラム…あのキャリイバンって確か4輪ドラムだったよなぁ。
さて…装備としましては、意外と収納が豊富で、オーバーヘッドコンソールだったりリアシートアンダーフロアボックスなんてのもあります♪
更に外したヘッドレストを収納出来るポケットなんてものも♪
この時代はまだ収納に関してアピールしてるクルマって少なかったので、このエブリイは結構頑張ってるクルマだと思いますね!
そして当時の贅沢装備となるエアコンは、グレードによってリアヒーターも装備される訳です♪
他にも細かいところでも工夫はありまして、クラス初の接着式ガラスを前後に採用♪
この辺りハメ込みガラス(サンバーとかってかなり後までHゴムのハメ込みじゃなかったかな?)のライバルに差をつけたってトコでしょうか(*'▽')??
ラジオ…FM無いんだ…(爆)
いや…あるだけいいのか…(苦笑)
で…ルーフはパノラミックルーフと呼ばれる、ルーフ側面に設けられた明り取りのような窓。
ジムニーとかにもありましたが、ジムニーの方は横転した時に割れたりするリスクの方が嫌われて中古だと安く狙えるヤツになります(爆)
またはクラス初のインナースライド式のガラスサンルーフ。
そうだそうだ…この当時のワンボックスってアウタースライドと言えば聞こえはいい気がしなくも無いが、いかにも取って付けた物置の扉のようなサンルーフが印象的(爆)
で…四駆モデルはアンダーガードバーを装備。
しかし中空の鉄パイプですから、物置になってる個体なんて今や朽ちて無くなってるかもしれません…( ;∀;)
そしてパートタイム四駆なんで、フリーホイールハブも装備。
但し、オプションでオートフリーハブも選択出来るようです♪
で…グレードはこんな感じで、4文字で表記されてますが、実際にグレード表記されるのは真ん中の2文字。
自己見解でなんですが、恐らく最初のEはエブリイのE。
最後の1文字はミッションの仕様ですね。
Aならオートマ、5速マニュアルならF、4速マニュアルならH…そしてエクストラローの付いた四駆モデルはJになりますね(^^)/
ってコトでまずはハイルーフ仕様から…
・EX…最上級グレードでパノラミックルーフ標準装備♪
・AX…電動サンルーフ装備で価格はコッチのが高いです。他の装備はEXと同じ。
・PG…ノーマルルーフになったのと、ホイールが10インチ。他の装備は同じ。
・PL…一気に装備が簡略された貨物仕様。時計やトリップメーターも省略。
・PA…シガーライター、助手席キーシリンダーとかも無くなるベーシック仕様。
で…お次はノーマルルーフのモデル。コッチはもうほぼ貨物的内容ですね…(^-^;
・GL…PLのノーマルルーフ仕様。ノーマルルーフでは最上級グレード。
・GA…PAのノーマルルーフ仕様。
・GB…GAの2人乗り仕様。
ラストは4駆シリーズとなります(*'▽')
・EX…4駆の最高峰、パノラミックルーフ仕様でシリーズ中最高価格♪
・PX…EXのパノラミックルーフ無し仕様。
・PA…4駆のPA仕様。ハイルーフ。
・GA…PAの標準ルーフ仕様。
う~ん…自分ならハイルーフのAXで、イメージカラーのロアールグリーンメタリックというヤツでしょうか(*'▽')
で…この2代目エブリイは、6年間のモデルライフの中でも軽自動車自体の規格変更に対応したコトもありまして変更点が多く、ターボが付いたり、エアロが付いたり、排気量が増えたりと都度改良が入ります。
そう言えば、エブリイと言えばのジョイポップやジョインなんてグレードが入って来たのもこのモデルから…。
ちなみに中古車を何気に探してみましたが皆無でございました…(泣)
そうだよなぁ…さすがに片田舎でも見かけないもんなぁ…(^-^;