どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
「後ろに人を乗せるクルマ」ってテーマで相変わらず話題をしております。
ってコトで…懐かしいねぇ…
サイバーCR-X後期です♪
コレが回りで乗ってる人がいても、運転したり乗ったりする縁がナゼか無かったんですよねぇ…(泣)
専門学校時代は同級生が1.5スペシャルエディションに乗ってましたね(^^)v
ただ…サイバーのSiRでさえ底値の時代にナゼに1.5を買ったのか…(汗)??
恐らく保険料や税金なんでしょうかね…見た目の雰囲気で楽しめればよかったのかもしれません(*'▽')
しかし、1.5でもショートホイールベース故に動きはトリッキーで、交差点でフツーに曲がってたらスピンしたなんて言ってましたね…(笑)
もう1人の友人もサイバーに乗ってましたが、事故で廃車にしちゃって、その後グランドシビックに買い替えてましたね…未だに乗ってますが(爆)
さて…そんなサイバーCR-Xは2代目モデルとして1987年にデビューしています♪
先代に付いていた「バラードスポーツ」の名称は消滅…どころか、本家が消滅しちゃってCR-Xの方が生き残ったという…(笑)
で…1989年に今回の後期型へとマイナーチェンジ。
最大のトピックは名機VTEC搭載のB16Aが搭載されたコトでしょう!
ただでさえ速かったCR-Xは、VTECを手に入れシビックと同様にテンロク最速マシンへとなって行くのです…。
そんなサイバーCR-X後期のキャッチコピー…
V計画、核心へ。
▶超性能DOHC VTEC、遂にCR-Xに搭載(SiR)。◀
1.6ℓ自然吸気で脅威の160馬力(ネット値)。
俊敏ライトウェイトに待望の超性能があたえられた。
進化したサイバー・スポーツ、NEW CR-X登場。
その全身が、全域で、操る意思に瞬時に応え、操る快感を瞬時に増幅する。
時代は今、スーパースポーツDOHCの底知れぬ本領を目撃することになる。
(以上、原文ママ。)
スゲェ。カッコイイ。そそる。
まさにその超性能はジムカーナで…峠で…はたまた大阪の環状族のハートまでもトリコにしたのでした(爆)
いいなぁ…ロゴの書体一つ取ってもカッコイイ♪
30数年を経た今も尚、オッサン達のハートに刺さって止まないサイバーCR-Xのカタログは1989年9月の内容で、まさに後期になった直後のモノになります。
基本的にフロント周りのフォルムはグランドシビックと似たような感じですね♪
まぁ…兄弟車なんで…(^-^;
その割にグランド顔のサイバーって見たコトが無いです…いたんでしょうけど。
で…後期でヘッドライトの形状やバンパーの形状が変わってます。
しかしながら元々のフォルムがイイのと、人気もあったからでしょうね…特に大きく変わった感じはしません(*'▽')
ただ…個人的には顔付きは前期のが昔から好みです(笑)
個人的にサイバーは前期も後期も黒ってイメージですね(^^)v
スパッと切り落としたかのようなショートデッキ。
後期になってテールレンズのインナーが丸みを帯びたデザインになったので、やや柔らかな印象になりました♪
基本的にリアスポレス派なので、サイバーもリアスポは無い方が好きですねぇ。
で…ハイデッキなのもあり、必然的に後方視界は悪くなります…(^-^;
しかし、サイバーはエクストラウインドウが付いてます♪
当時はインパクト抜群でしたし、このDNAはその後CR-Zへ受け継がれます。
更にプリウスも…(爆)
にしてもこのステアリングを左に切ったカットが絵になりますねぇ♪
インパネはグランドシビックと似てるようで少々違うようです(*'▽')
特にセンターの形状が違います。
しかし黒一色でスパルタン…しかし決してプラスチッキーで安っぽい訳でも無く、質感も備えていました♪
SiRのシートはサイドサポートに本革を奢ったハーフレザーシート♪
やっぱバブル期ってのもあって質感に抜かりが無いと思います!
ドアトリムもコレでもかって位に表皮貼ってますもんね(^^)v
あ…そうそう「後ろに人を乗せるクルマ」でしたね。
もうご存知ですよね…
ワンマイルシート。
ウマイこと名付けたもんです…まさに緊急用ってコト(笑)
少々捻った解釈ですが、「後ろに人を乗せるにはツライクルマ」…となります(爆)
犬が乗っても参るからワンマイルシートなんて言われたりもしてますしね…(苦笑)
このリアシートに長時間乗ったって人…最長記録がどれ位か気になります(笑)
そんなサイバーCR-X後期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・B16A…直列4気筒1600㏄DOHC VTEC、160馬力、15.5kg-m。
インテグラに世界初搭載されたVTECと同ユニットをCR-Xにも搭載!
NAでリッター100馬力のようこそ…更にCR-Xは軽いときた!(約1トン!!)
パワーウェイトレシオは驚異の6.06kg/PS…(汗)
このハイパワーでパワステがオプションってのもぶっ飛ぶ訳で…(笑)
可変バルタイ…さらにそのバルブのリフト量を吸排気側共にコントロール!
焼鳥の「ねぎま」が開発ヒントになったVTEC…モチロン当時としては超ハイテク。
高回転カムに切り替わった時なんてもう最高でございます(*'▽')♪
・ZC…直列4気筒1600㏄DOHC、PGM-FI、130馬力、14.7kg-m。
前期まではコレが最強ユニットだった訳です。
ってかコレでも十分な動力性能だったと思うんです…
ただ…VTECのインパクトが強過ぎたと言えましょう…(汗)
・D15B…直列4気筒1500㏄SOHC、デュアルキャブ、105馬力、13.2kg-m。
コレでも実用エンジンとしても十分に高性能…ってかホンダはエンジンにメッチャコスト掛かってて、ちゃんと1気筒4バルブしてます…(汗)
チラッと昔に聞いた話では、ホンダはとにかくエンジンに対するコストの分配が高くて、トヨタや日産じゃソコまで予算が降りない…と。
ソレでいて実用燃費が良いのもホンダでしたね(^^)v
その代わりボディが華奢…なんてのもご存知の通り…(^-^;
コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル。
VTECを除き4速オートマの設定があります。
そういえばオートマは常時噛み合い式ってのもホンダらしい…(笑)
最近は知りません…CVTか…。
足回りは4輪ダブルウィッシュボーン…ですが、ストロークが足りてなくて跳ねる様に走るのがEF系。
グランドなんてビッシバシ跳ねてました(笑)
後期になってホンダお得意のALB…今でいうABSをオプションで設定。
LSDも装備出来るようになってますね(^^)v
装備としましては、このクラスでは豪華な部類に入るオートエアコンも選べます♪
そしてサイバーにはグラストップの設定もありました(*'▽')
ガラスにチタン被膜が挟まれていて、熱線を97%カット!
しかし…UVカットなんてものは時代的にありません…(苦笑)
IRなんて当然ありません…(汗)
今の時期特に思いますが、かな~り暑かったんじゃないでしょうか…(^-^;
更に初代でもあったアウタースライド式のサンルーフ♪
このクラスでもココまでルーフの設定があるってのは今考えるとスゴイコトです。
ディーラーオプションでは、エクストラウインドウに堂々と貼られたDOHCデカールが目立ちますね(^^)v!!
今じゃシングルカムの車種を探す方が難しい…スゴイ時代になったもんです…(汗)
グレードはこんな感じで…
・SiR…最上級且つ最強のVTEC搭載グレード。シートもハーフレザー♪
・Si…ZCエンジン搭載。前期の特徴だったパワーバルジは廃止…(泣)
・1.5X〈G-スペシャル〉…1.5最上級グレード。グラストップ標準で専用シート♪
・1.5X…最もベーシックなグレード。オプション付けて快適仕様になるのか?
さて…そんなサイバーCR-Xはその後、3回程度ですが、特別仕様車を出してます。
しかし…それは全部1.5…(汗)
前期にあったSiエクスクルーシブのような本革シート装備のテンロク超豪華仕様なんてのは用意されるコト無くモデルチェンジされています。
何気に改めて思ったのは、シビックがモデルチェンジしてもしばらくCR-Xは売られてるんですよね(*'▽')
で…モデルチェンジされたのは今でこそキューマル車としてマニアには人気のあるCR-Xデルソル。
当時はもうキワモノ扱い…あまりにもモデルチェンジで違うクルマになり過ぎた上に、パッと見でナゼかソアラに似てるフロントマスク…(苦笑)
ホントにあまりの変わりように受け入れられなかった位です…
今見ると凄くイイんですが…(笑)
そのCR-Xデルソルの良さに段々と気付くのは、ホリデーオートBGでデルソルが1列に並んでトランストップを一斉に上げているカットを見た時や、サンバグリーンパールの鮮やかなボディカラー…外板色に合わせたシート生地のカラー…なんてトコを知って行った時でしょう(爆)
若干脱線しましたが、今やサイバーなんてまずお目に掛かれません…(汗)
そうだそうだ…後に出たCR-Z。
アレは未だにハイブリッドも悪くは無いけど、テンロクでVTEC載せて欲しかったと思ってしまうのは自分だけでしょうか…アレもイイクルマだったのになぁ…。