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2024年08月16日 イイね!

ヨーロッパをとりこにしたコンパクトカー



どうも(*'▽')

今回は「軽除くアンダー1500㏄車」をお題としたカタログのアップになります…。

この手にしては見た目が纏まってるクルマだなぁ~とは思ってます(*'▽')♪



大宇 M100マティス前期です♪

え??こんなの日本で走ってたりすんの!?

なんて思う人もいらっしゃるかもしれませんが、現行当時は時折走ってるのも見掛けたりしましたね(*'▽')

一体どんな人が乗ってるんだろう??って思うコトもありましたが、90年代末期当時の韓国車の中では、日本車に見劣りしないレベルでデザインのイイクルマだと思ってました(∩´∀`)∩

この時代の韓国車…ヒュンダイもドコかクセが強いし、サンヨン・ムッソーとかコランド、イスターナ等、ドコかしらでベンツとかに瓜二つ過ぎる車種ばかりでしたので、その中でオリジナリティを感じるデザインは先鋭的だったかと♪

誰がデザインしたかは知りませんでしたが、今回初めてジウジアーロデザインだと判明…なるほど(笑)

さて…そんな大宇マティスは1998年に初代モデルとしてデビューしています♪

コレまた初めて知りましたが、大宇ティコ(大宇が生産してた800㏄のアルト)の後継車で、エンジンもティコの改良版なんですね…(汗)

世界戦略車…とまでは無いようですが、ソレでも世界の各国で販売されてたりしまして、日本でも小規模ながら輸入して販売してたようですね…その話題はラストの方で…。

当時のキャッチコピーは…



ヨーロッパをとりこにしたコンパクトカー

イギリスの大学で開発され…ってソレも凄いけど、欧州を中心にソコソコ売れてたようなので、まぁ分からんでもない(笑)

今回は1999年5月の内容となります。




ってコトで、マティスの特徴はなんと言ってもこのデザインかと思います♪

恐らく日本で購入した人の殆どは、このデザインが決め手で間違いないでしょう(笑)

それにしてもジウジアーロってデロリアンに代表されるように、スクエアなデザインの印象がありますが、ココまで丸味を帯びたクルマもやってるんですね(*'▽')



韓国では軽自動車的な扱いとなるマティスなので、正直クオリティはそれなりの模様…(汗)

中には新車時にドアハンドルが外れた(定番トラブルらしい…)なんてコトも多々あるようで…(苦笑)

耐久性やクオリティなんてのは、やはり日本車ですよね…(^_^;)

個人的には、リアのナンバープレートはバックドアに装着されてるものかと思ってましたが、どうやらアレは後期型なんだそうで…。



インパネはある程度丸味をモチーフとしたような感じもありますが、全体的にシンプルに纏まっている感じがします。

右下はフードオープナーですかね…レバーが大きく使いやすそうではあります♪

センタークラスターは上段から、円形のエアコンレジスター、その下にこれまた円形のハザードスイッチやセキュリティランプ。

エアコンパネルはダイヤル式、その下にオーディオと、日本の軽自動車と遜色ないレイアウトにはなってますね(*'▽')

何気にカセットデッキの挿入口にはDAEWOOの表記が♪



シートは表皮の柄が結構クセのあるデザインですね…(笑)

パワーウインドウは最上級グレードでもフロントのみ…この辺りは割り切りを感じるトコですね(*'▽')

そう言えば、駆動方式こそ違いますが、何か似てるトコがあるなぁ…って思ってたら、アイも確かにデザイン的にこんな感じですよね…(笑)

ただ、アッチはマティスと逆…高級感のあるキャラクターではありましたが…。

そんなマティスに搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・F8C…直列3気筒800㏄SOHC、52馬力、7.3kg-m。

型式からしてスズキのエンジンを改良したヤツになります。

最高速度は144km/h。

軽自動車より排気量が多いので、動力性能的に有利な面をアピールしていますが、税制面のメリットが余りにも少ないので、日本ではアピールポイントに欠けますよね…(苦笑)

コレに組み合わされるミッションは、5速マニュアルと3速オートマ。

この初期モノはアイシン製で、コレは問題無いものの、後期の愛知機械工業製のヤツはトラブルが多発しまくるらしく…(汗)

ドチラにしろ、このクルマはエンジンやミッションを含め、どうやらトラブルが絶えない模様…サービス網も乏しい日本では、どう考えても販売数は見込めません…。

足回りは、フロントがストラットで、リアがアイソレーティングトレーリング。

メカニズムの大半が大宇ティコ…ってか基本がスズキですよね…但し品質が低下した…(汗)



装備としましては、正直ベーシックカーになるので、最低限とも言える内容。

カップホルダーは1つのみのようですし、グローブボックスも開閉不良が起きたりと、やはり品質はこの時代の韓国車という感じ…(汗)



ただ、上級グレードになると、多少は装備がイイようで、サンルーフやラージキャパシティボードなるトノボードもありますね(*'▽')



更に、日本車だとこのクラスではオーディオ内蔵、またはオプションとなるデジタル時計も装備しますし、上級グレードならCDプレイヤーを装備する辺りは、妙に豪華…と、言いますか、輸入車的な装備って感じがします(*'▽')




で…グレードはこんな感じ。

・M-Ⅰ…(5MT)
・A-Ⅰ…(3AT)

名称から非常に分かりやすいのが、マティスのグレード構成。
Mはマニュアル、Aはオートマの略…ってのは瞬時に分かります(笑)

■M-Ⅰ、A-Ⅰの主な装備
〇エクステリア
・リアスポイラー
・ティンテッドウインドウガラス
・カラードバンパー
・エキゾーストトリムリング
・プロジェクターフォグランプ
・155/65R13タイヤ+4.5Jスチールホイール+ホイールキャップ
〇インテリア・シートトリム
・前席バニティミラー
〇室内装備
・カップホルダー
・パワーステアリング
・フロントパワーウインドウ
・集中ドアロック
・エアコン
・デジタル時計
〇安全装備
・ABS (A-Ⅰ)
・チャイルドロック
・運転席エアバッグ (M-Ⅰ)
・前席エアバッグ (A-Ⅰ)
・ライトオンブザー
・半ドア警告灯
〇オーディオ
・ETR AM/FMステレオラジカセ35W×4ch+4スピーカー
・ルーフアンテナ


・M-Ⅱ…(5MT)
・A-Ⅱ…(3AT)

MT車はコレが最上級グレードになります。

■M-Ⅰ、A-Ⅰにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・サンルーフ
・ルーフキャリア
〇インテリア・シートトリム
・60:40分割可倒式リアシート(A‐Ⅱ)


・A-Ⅲ…(3AT)

モデル中の最上級グレードになります(*'▽')

■A‐Ⅱにプラス、またはグレードアップする装備
〇エクステリア
・カラードドアミラー
・クローム&カラードアウトサイドドアハンドル
・175/60R13タイヤ+5Jアルミホイール
〇インテリア・シートトリム
・メタリック調インパネセンター
〇安全装備
・カーアラーム&キーレスシステム
〇オーディオ
・CDチェンジャー



コレにボディカラーは全部で9色となってます(*'▽')

自分でしたら、M-Ⅱのスカイブルーメタリックを♪

比較的ロースペックなパワーを、マニュアルでキビキビ動かすのが楽しそうなクルマだと思いますね(*'▽')

コレにA‐Ⅲの部品を移植してグレードアップなんてのもイイですね…全部ボルトオンで交換出来そうな内容ですし…(笑)



で…このマティス。

輸入元は株式会社マティスというトコなんですが、なんと本社は福岡!!

百道浜にあったんですね…。

なるほど…調べたら、ペイペイドーム??アソコの通り。

ってか福岡ドームでイイ加減固定してくれ…しょっちゅう名前変わって分からんわ…(汗)

だからですかね…稀に見かけるコトがあった要因の1つ…なのかもしれません。

で…このマティスは2000年に後期へマイナーチェンジした後、2005年にモデルチェンジ。

知りませんでしたが、この2代目も日本に輸入されてたそうです…見たコト無いわ…(苦笑)

ちなみに当の大宇は2000年に経営破綻…GMが親会社となってGM大宇になってるんだそうです…この辺り全く分からん…(苦笑)

ソレとこのマティスは中国でチェリーQQというコピー品まで出回っています…(汗)

寧ろこのチェリーQQを自分はノックダウン生産されてるクルマ位に思ってましたが、まさかのパクリカーとは…(苦笑)

もうココまで来たらついでに…ってコトで中古車検索すると、何と栃木で2代目の方がヒット…あるんだ…(汗)

ってか誰が買うんだコレ…(苦笑)!?

で…この初代マティスももう20年~25年選手になる訳ですから、現存して走ってたら結構奇跡的な個体だとは思います…部品どうしてるんだろ…(汗)??
Posted at 2024/08/16 17:18:51 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~輸入車~ | クルマ
2024年08月15日 イイね!

まさかの…ですか…(笑)



どうも(*'▽')

前回はスイフトの話題をしましたが、コレが7月20日の午前中の話題…。




午後からは、いつものトコへゴルフの車検で預けに行きました(*'▽')

(写真自体は引取時となる7月28日)

ゴルフの早いもんで9年オチ…オヤジが乗り始めて6年半が経過…早い…(汗)

今年の1月に初めてパワステ故障という大トラブルに見舞われ、32万円の修理代が天に舞って行きました…(苦笑)

反面、車検はノートラブルで通過…キーレスの電池を交換した位(笑)

ディーラーで実施した初回車検の3分の1という価格で済みました…激安(爆)

ってか偶然アイの車検代と同じっていう…(笑)

快調となったゴルフⅦ…まだまだ続投です♪


さて…今回そんなゴルフの代車となったクルマが…




スイフト(爆)

まさか1日のウチに2台のスイフトに乗るとは全く思わなかった…(笑)

このスイフトは前回アップしたヤツの1世代前のモデル…3代目となりますが、中でも最初期型の2010年式。

コレでももう14年オチになるんですね…つい最近のクルマだと思ってたのに…(汗)



よく分からなかったので調べたところ、スポーツを除く通常グレードの中では最上級グレードとなる、XSというヤツになりますね(*'▽')

今回は帰路の途中で寄った八百屋の駐車場での待ち時間にバッタバタ撮影したので、内容も簡略的な感じになります…ご了承を…(^_^;)



シートはヨーロッパ市場をメインターゲットに置いてるからか、コンパクトにしては僅かながら硬め…最も4代目のヤツと殆ど変わらない印象。

XSなので、アームレストが付いてますが、正直付いてるだけって感じですねぇ。

ちなみに先日のブログで話題にした、4代目モデルのドアガラスの鋭角具合。

この型も同様に鋭かったです…(苦笑)



インパネは、オーディオ周りがドット液晶で、ナビも装備されないので、この辺りで14年前のクルマなんだなって思うトコですね…(^_^;)

ソレと全体的にプラスチッキーで、まだ軽の質感をやや上げた程度という感じがしますね…この辺りは4代目で進化しているポイントなんだろうなと。



今回の個体は69000㎞と、年式を考慮すると低走行。

スピードメーターは200㎞/hスケールで、書体から1世代前の印象がします。

サブディスプレイの数字がセグメント表示になっている辺りからもそんな雰囲気が漂います…やはりモデルチェンジで細かいトコまで進化していってるのが分かりますよね(*'▽')



ステアリングはXSなので、パドルシフト…そしてクルーズコントロールを装備♪

但し、車速追従だなんてコトはしません。

経年でスポーク部の加飾が剥がれる模様。

そういえば昔のアルトワークスはエアインテークのダクトが剥がれてましたよね…(苦笑)



通常モデルの最上級グレードだけありますね…装備は結構充実♪

キーもプッシュスタートですし、トラクションコントロールに、フォグランプも装備してます(*'▽')



インパネ中央は件のドット表示オーディオ。

その下段がエアコンパネルで、写真では奥まってるので使い難そうに見えるものの、実際の操作性は特に問題も無く♪

コレは全くの憶測…スズキのクルマって地域によっては高温多湿であろう、インド市場がメインターゲットだったりする場合もあるので、仕向けによる性能差はあるかもしれませんが、基本的なクールダウン性能は高かったりするんでしょうかね(*'▽')??

現にエアコンが良く効きました…18℃設定ってのも今見ると大きいか…(笑)



後席はやはりミニマム…だからと言って座れないってコトはありませんが…。

今回は短時間の移動だった為、後席に座るコトが無く(母親は座った)、実際にどんな感じかは未知数…。



ラゲッジスペースはやはりミニマム…



ですが、ソコソコ深めのサブトランクが有り、この辺りは4代目同様の積載能力があるんじゃないでしょうかね(*'▽')

ちなみにエンジンルームの写真を撮るタイミングがありませんでしたが、搭載されるエンジンが以下の感じ。

・K12B…直列4気筒1200㏄DOHC、91馬力、12.0kg-m。

コレにCVTが組み合わされます(*'▽')

足回りはフロントがストラットで、リアがトーションビーム。

車両重量が990㎏と、ギリギリ1tを切ってます。

エンジンの基本的なスペックは同じながら、120㎏という車両の重量差に両親と自分の大人3名乗車…更にCVTが追い打ちを掛け、とにかく出足が重い!!

CVTはジャトコ製の副変速機付きらしいんですが、典型的なラバーバンドフィールで、加速がダルダルです…(汗)

特に4代目のマニュアル乗って数時間後にコレを体感したのが大きい…(苦笑)

フットワークがとにかく重め…ソレとこの個体自体のフロントショックが抜けてたのも影響してるのもありまして、中速域のコーナリングでは、安定感に欠け少々頼りない感じもありました…(汗)

最も、ショックを交換すれば、もうチョット姿勢が安定する…とは思いますがね…。

ただ、「おぉ~♪」っと思ったのが100km/h巡航時の直進安定性!

このクラスの日本車では体感したコトが無い、ステアリングがビシッと直進出てる感じがあります…この部分がゴルフⅦより良かったので驚きました(笑)

高速巡航で真っ直ぐ走る分には気持ちイイクルマでしたね~(*'▽')

次はカタログ挟んで…う~ん…。

日常のネタをチョコッとしますか…。

ではまた。
Posted at 2024/08/15 23:14:08 | コメント(7) | トラックバック(0) | インプレッション | クルマ
2024年08月14日 イイね!

美遊人



どうも(^^)v

今回は「軽除くアンダー1500㏄」をお題としたカタログのアップになります。

一時期はソコソコ見たんですがね…最近はコレも珍しくなりましたね~。




光岡 K11ビュート前期です♪

コレが出た時は、ラセードのミツオカがマーチベースの妙に古臭くてカワイイ車を出した…そんなイメージでしたね~。

まだジャガーマークⅡの存在すら知りませんでしたね…(^_^;)

その後、こち亀の江崎教授が出てくる回で知りました(爆)

で…毎日を旧車で過ごす自信は無いけど、クラシカルな雰囲気を楽しみたいという人にヒットしたのか、当のビュートは当時ソコソコ見掛けましたね♪

その後、いつもの板金屋さんにも以前よく入庫してる際にマジマジと見るコトになりますが、ハリボテ感がスゴイ…というか、やはり一般的な自動車メーカーのようなクオリティで仕上げるにはムリがあるよなと…(汗)

なんというか、雰囲気が最も大事というクルマです。

そんなビュートは1993年にデビューしています♪

前述の通りでマーチをベースにレトロ調仕立てにし、トランクをくっつけ基本的に4ドアセダンとしたモデルです(*'▽')

なのでメカニズムや内装は基本的にマーチですね…(^_^;)

このビュートというネーミングは、「美しく遊ぶ人」…「美・遊・人」のゴロ合わせから来てたりします(笑)

美しく遊ぶってどんなんだ(汗)??


う~ん…ビュートに乗って博多の街へ出て、スイパラでスイーツ食べてから、エステで肉体改造してから、ウインドーショッピングして…ってそんな感じですかね??

女子力磨く的な??

間違っても、ニンニク増し増しのトンコツラーメン食ってから、競馬、競艇、パチンコで、10万負けた挙句に、中州辺りのコインパーキングにビュート停めて、居酒屋をハシゴして、オネエちゃんの店でフルコース…なんていう遊びではないでしょう(爆)

余談ながら購入者第1号は座布団運びの山田くんだったりします…(爆)

どうも予約したら偶然第1号になったようですね(笑)

今回は前期の中でも、1996年6月の本カタログと、1995年4月のBカタログを交えてアップします♪



いつもの街並みに、穏やかにたたずんでいる。

と、言うコトで前後ドア、フロントガラスは完全にK11マーチ。

サイドマーカーもまんまマーチ。

コレ…何がスゴイって、フロントフェンダーからフロントパネルが一体なんですよね…(汗)

なので、ノーズを当てた場合、フロント周りは総とっかえとなります…(汗)

それと、横置きのエンジンに対し、縦長のフードなので、整備性が各段に低下…。

しかし、このクルマはスタイル有りき♪

個人的にはこのK11が一番ジャガーマークⅡに似ていると思います(*'▽')

また、整備性云々が低下するのは、この手のクルマは分かってやってますからね…もう全てはスタイル、デザインの為!

コレは最近のワーゲンバス風の箱バンも全く同じです(笑)



行き先を決めずに、少し遠くに出かける。

このクルマはフロントも中々ですが、リア側の方が大手術…(汗)

リアピラーから専用になり、トランクリッドが設けられたセダンになる訳です。

トランクがドカンと出るコトにより、全長は4250㎜をソコソコの大きさになります。

トランクスペースは一気に大きくなります…。トランクスペースは。



外観とは裏腹にインパネは非常にそっけなく、どっからどう見てもK11マーチ(爆)

ステアリング中央のエンブレムに「MITSUOKA」とエンブレムを装備してる位…。



但し、オプションでこれ見よがしとそびえるように装着される木目のインパネが選択出来ます…。

ココまで来るとそれなりに印象は変わりますね(笑)



このビュートは、ベースのマーチ同様に1000㏄と1300㏄があり、コチラは1300㏄モデルの内装。

これは上級版の1300㏄モデルですが、やはりまんまマーチですね(笑)

ただ…1000㏄モデルは更に素っ気ない仕様となります。

コレもオプションでレザーインテリアがありまして、ソレを選択すると、やはりそれなりにクラシカルな印象にはなります(笑)

そんなK11ビュート前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…



・CG13DE…直列4気筒1300㏄ツインカム、79馬力、10.8kg-m。

ご存知マーチの1.3リッターエンジン。

スロチャン一体型エアフロが弱い意外は中々にタフなエンジンかと♪

・CG10DE…直列4気筒1000㏄ツインカム、58馬力、8.1kg-m。

上記1リッター版。
さすがに850㎏と重量増加した車体に対してこのユニットは結構キツイかと…。

コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル、1.3リッターにNCVT、1リッターに4速オートマ。

NCVTもこれまた弱点ですよね…(苦笑)

電磁クラッチで渋滞時等にギクシャクしちゃう、スバルのECVTそのものです…。

足回りはフロントがストラットで、リアが5リンクという、マーチ同様の内容。

マーチでは絶妙なフワッとした感じの、抜けたような…しかし、グッと踏んばっちゃう、フランス車的なアシが特徴でしたが、特にリアが重くなったであろうビュートでもこんな印象なのかは気になるところです…(^_^;)



装備もマーチ同様ですが、敢えて話題にすると、トランク…コレがネタでしょう(笑)

トランクはダンパーを持たず、このようにつっかえ棒でリッドを支持。

ラゲージは広大…にはなってますが、マトモに使えるのはマーチとして存在するトランクのフロア部分のみっていう…(苦笑)

延長部分は材質が弱く、トランクフロアに積載重量は30kgまでというラベルが貼られてます…(汗)



他は運転席エアバッグやパワーウインドウ…フロントのみじゃん…(汗)

とにかく標準装備で、マーチに準じた内容となってますね(*'▽')



で…グレードはこんな感じ。

・1000㏄ (5MT/4AT)…192万1000円/199万6000円

ベースとなるマーチのおよそ倍ってトコですよね…(汗)
この見た目と雰囲気にお金を出せるかどうか?って話になってきます。

■1000㏄の主な装備
〇視界
・フォグランプ
・間欠ワイパー
・ドアミラー
・熱線リアウインドウ
〇運転席まわり
・シートベルトワーニング
・燃料残量警告灯
・ヘッドランプ消し忘れ&キー抜き忘れブザー
・デジタル時計(ラジオ組込み)
・ウレタンステアリング
・運転席SRSエアバッグ
・パワーステアリング
・チルトステアリング
・フットレスト(AT車)
・オゾンセーフエアコン
・ワンタッチフロントパワーウインドウ
・集中ドアロック
〇室内装備
・バックドア&フューエルリッドオープナー
・トリコットシート
・リア可倒式シート
・フロントシートベルトショルダーアジャスター
・リア3点式シートベルト
・フロントコンソール
・リアコンソールボックス
・ドアアームレスト
・運転席フロントドアポケット
・ドアトリム
・サンバイザー
・ラゲッジフロアカーペット
〇外装
・クロームメッキバンパー
・クロームメッキオーバーライダー
・クロームメッキモール
・アルミサイドシルモール
〇タイヤ&ホイールキャップ
・155/70R13ラジアルタイヤ+クロームメッキハーフホイールカバー
〇オーディオ
・スピーカー内蔵AM電子チューナーラジオ


・1300㏄ (5MT/NCVT)…221万1000円/230万9000円

上級グレードになりますね…装備はソコまで変わりません。

■1000㏄にプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・防眩式インサイドミラー
〇室内装備
・ジャージシート
・リアヘッドレスト
・前席大型ドアポケット
・カップホルダー
・運転席バニティミラー
〇メカニズム
・前後スタビライザー



コレにボディカラーが全部で6色。

自分でしたら、マルーンメタリックの1300㏄の5速で…。

本来ならオートマでタラッと走りたいクルマですが、NCVTのリスクを考えると、マニュアルにせざるを得ない…(苦笑)

かといって1000㏄のオートマだと結構キツイでしょうからねぇ…(汗)

ソレと、ココまで外見やってるのに1スピーカーのAMラジオなのか…。

美しく遊ぶのは中々難しい…。



で…ソコまでオシャレにしたいのなら、全部選びなさいよと言わんばかりのオプションがコチラ♪

クラシックセレクションでウッドまみれにして、センターコンソール、レザーセレクション、サウンドセレクション、メッキセレクション…と…。

コレ…全部選ばないと正直ソレらしくならないじゃないですか…(爆)

全部選んだ場合、53万8000円する訳です。

で…1300㏄のNCVTの諸費用含んだヤツにコレを足すと、占めて321万6550円。

C34ローレルのメダリストVターボより…高い…(汗)

う~ん…スゴイクルマだ…ソコまで拘ってまでココまでしたい!って人はやはりトコトン好きなんでしょうね(*'▽')



で…先程の価格表とオプション辺りから実はBカタログの掲載内容なんですが、このBカタログには本カタログには掲載されてない、ミツオカの歴史なんてのを掲載♪

BUBUシリーズやラセード、ドゥーラ、ゼロワンなんてのと一緒にビュートに至るまで…って感じですね(*'▽')



で…コーチビルダー…まぁ確かにそうだ(笑)

もうほぼほぼハンドメイドですよね…恐らく個体差も結構スゴイでしょうね…(汗)

AのフェンダーがBには付かないとか絶対に出てきそうな気が…。

結構現物合わせで建付調整してそうですよね…(汗)

その辺りの品質管理とかって上手いコト出来てるんでしょうか…(^_^;)!?



小さな工場には、夢がある。

確かに大手自動車メーカーには絶対に出来ないコトが出来ます!

ソレがミツオカの強みであり、魅力なんでしょうね(*'▽')

で…この手のレトロ系を認めない人もいますが、個人的にはレトロな雰囲気を手軽に愉しみたいなら全然イイと思うんですよね(∩´∀`)∩

ココからジャガーマークⅡを目指して乗り換えに挑むキッカケが出来るならソレはそれで素晴らしいですし、このままレトロな雰囲気を日常的に愉しみたいならビュートを乗り続けてもイイですし、なんならビュートの存在自体がトコトン好きなら、ビュート沼にハマるのもイイと思います。

コレ…旧車の世界も同じで、妙に新参者を拒む人が一定数います。

偏見かもしれませんが、60代位のオッサンが特に多い…(苦笑)

真のマニア??何をもって真のマニアなのか??

短期で手離すからニワカ旧車乗り…イイじゃないか…経済はニワカで回っている。

1台のクルマを何十年にも渡り維持してる方が寧ろ特殊で少数だぞ??

若いヤツが旧車に乗るのは認めん…いやいやあんたらも元々初心者からのスタートだろ??

寧ろ若い子たちが興味示さないと、オッチャン達がこの世からいなくなっちゃうと、漏れなく全車溶鉱炉だぞ??

日本史やら世界史やら絵画等に興味を持つ人が後年生まれるから、名刀も書物も名画も残ってるんだぞ(笑)

あとハイパワー&豪華グレード一辺倒も同じ…好きで本人買ってんだからいいじゃねぇか(笑)

マニュアル信者もそうですね…だったらテメェの手で全メーカーの新型車マニュアルにしてみやがれ…なんで現在9割以上がオートマやCVTで世の中占めてるんですかね?と(笑)

と…いう風に「クルマ好き」と呼ばれる括りも様々な人間模様があり、面白い反面、結構メンドクサイ(爆)

ミツオカ??大いに結構♪コレも大事な自動車史の1ページだ!

ってコトでビュートの世界。こういうのも楽しいんじゃないでしょうか(*'▽')??
Posted at 2024/08/14 18:59:13 | コメント(13) | トラックバック(0) | カタログ~光岡~ | クルマ
2024年08月13日 イイね!

通勤快速。



どうも(*'▽')

今回は7月20日辺りの話題を…。

最近は約1ヶ月程の時差でやってますね…別にイイけど(笑)

更に昨日のカタログから偶然スズキ繋がりっていう…(^_^;)

先日、地元の後輩が通勤用のクルマを買い替えた訳です。

以前、ミラージュをアップしましたが、ミラージュはまさかのクランクメタルが流れエンジン終了して廃車…(苦笑)

そして昨年ヴィッツに買い替えた訳ですが、コレがなんと事故で小破…(汗)

車両価値的に修理より買い替えの方が上回るので廃車?の模様…。

で…先日新たな通勤車でやってきた…。



一気に新しくなった(笑)

ってコトで平成29年式のスイフト…グレードは1200のRSってヤツです。

どうやらスイフトって「軽快」とか「快速」って意味なんだそうで、まさに通勤快速という(笑)

コレで毎日高速で片道50㎞程の通勤をこなす訳です…距離伸びるぞ~(笑)

現在はまだ4万㎞を切る位…更にマニュアルです♪



この型のスイフトは正直全く馴染みが無いのでイイ機会です(笑)

スイスポは確かこの型から1400ターボになってますよね(*'▽')



で…やはり毎度話題にしてる経年による無塗装樹脂部分の白化…。

購入したスズキのディーラー中古車はかなりサービスがイイようで、バンパー含め後日新品交換で対応してくれるそう…しかも車両もガッツリ値引き…(汗)

かなりサービスがイイですね♪



ちなみにフォグランプはイエローバルブへ交換♪



リアフォグはリアバンパーの最下部中央に装備されます(*'▽')



ドアトリム辺りは、クラス相当という感じ。

窓を開けてみる…



こんなに角ばってるのか!!

別にいいんですが、「結構鋭いよね~」なんて会話を…。



RS…とは言うものの、スポーツモデルでは無く、標準的な仕様。

しかし、シートは適度な硬さとホールド感で、小一時間乗った感じではとにかく快適ですね(*'▽')



ステアリングは、極端では無いものの、D字型形状となってます(*'▽')

舵を切るときの違和感も皆無♪

ステアリングスイッチはオーディオのみで、クルコンは未装備。



インパネ右端は今や当たり前となったプッシュスタートスイッチ。

その下にはトラクションのOFFスイッチ。



中央部は上段からハザードスイッチ、ナビ、ダイヤル式エアコンパネルが並び、いずれも操作感は上々♪



インパネ中段辺りには助手席側までガンメタの加飾パネルが入ります。



運転席足元は、マニュアル車なので、当然ながら3ペダル♪

但し、ナゼか前オーナーがスズスポのアルミペダルを付けてます…他はノーマルなのにナゼ…(汗)!?



しかし、この手のベーシックモデルでも今やシートヒーターを装備してます…豪華な時代になりました(*'▽')



センターコンソールの最前方には、12Vのソケット、更にUSBソケットも完備!

その下はサイズによってはスマホも収納出来そうですね(*'▽')

結構装備が充実してる印象があります♪



やはりキャラクターもあるんでしょうね…全体的にスポーティな印象です♪

メーターは220㎞/hスケール。



次いで後席側の話題を…。

ドアノブは正直見た目重視…開けやすい感じでは無いですが、元々2人で乗る機会の多いであろう車種ですから、ソコまで気にならないでしょう(*'▽')

で…リアピラーのガーニッシュ…コレも経年で白化するらしい…(汗)



リアシートはヤリスに比べれば十分広いでしょうね(*'▽')

移動にも十分行けちゃう居住性です♪



トランク容量も必要にして十分。

500mlペットボトルの烏龍茶1ケースが縦に積める奥行き。



スイフトRSに搭載されるエンジンはこんな感じ。

・K12C…直列4気筒1200㏄DOHC、91馬力、12.0kg-m。

圧縮比は12.5と高く、今時のエンジンって感じですね♪



歩行者保護の為、エンジンフードが高いのか??

またはハイブリッド等がラインナップされる関係からか??

エンジンルームはこの通り結構なスキマがあり、軽より整備性が良さそうです(笑)



最近のFFは後方排気が主流だと思ってたので、前方排気ってのは意外でした(・o・)

それにしてもスッカスカ。



コレに組み合わされるのが5速マニュアル♪

ストローク、節度感共に良好で、小気味よくスコスコ入ります(*'▽')

エンジンも下からのトルクが厚いので、ブン回さなくてもスイスイ加速♪

排気量の差もありますが、3気筒のミラージュより圧倒的に元気ですし、前のヴィッツより断然快適(笑)

870㎏という、スズキならではの軽量設計が効いてます…とにかく動きがイイ♪



足回りはフロントがストラットで、リアがトーションビーム。

軽量ながらも中速域で適度なドッシリ感もありまして、侮れませんねコレは♪

タイヤはダンロップのルマン…エナセーブはPHVの純正装着で、転がり抵抗が低いだけで、縦横のグリップも低けりゃ、雨天時にEVのトルクをグッとかけたら死にそうなタイヤでしたが、ルマンに関しては、日常領域の使い方では特に不満が出ないであろう感じでしたね(*'▽')

ミラージュ…ヴィッツと、不幸ながら比較的短命だったので、恐らく今度のスイフトはかなり乗るのではないのかな??と…思ってます(笑)

さて…実はこの話題には続きがあるんですが、ソレはまた近日中に…。



ではまた。
Posted at 2024/08/13 21:53:50 | コメント(6) | トラックバック(0) | インプレッション | クルマ
2024年08月12日 イイね!

違いを掴みにくいですよね…(汗)

どうも(*'▽')

今回は「軽除くアンダー1500㏄車」をお題としたカタログのアップとなります。

いや…コレが全く馴染みが無い…(苦笑)




JA51ジムニー1300
一部改良時です♪

そう…ジムニーなら古けれど未だ見かけないコトも無い、あの軽クロカンですよ(笑)

そして15年位前なら辛うじてジムニーシエラは見たりしてましたよね(*'▽')

このジムニー1300ってのは、そのシエラとはまた違うんですよ…(汗)

そもそも子供の頃に見かけてたコトもあるんでしょうけど、正直違いが少なくてピンと来なかったのかもしれません…前後から見たらナンバーで分かるけど…(笑)

さて…そんなジムニー1300の元になるジムニー自体は1981年にデビュー。

そして遅れて1982年に普通車版としてジムニー1000がデビューしています♪

先代モデルでも、途中からジムニー8という普通車モデルがあるにはありましたが、台数が出なかった為、日本市場では軽モデルだけで行く予定でモデルチェンジしたものの、市場からの要望が出たので追加した…と。

更に1984年に新たにカルタスのエンジンをベースに開発した1300㏄を搭載した、このジムニー1300にバトンタッチしたというカタチになってるようです(*^^*)

で…今回のモデルは、1985年に主にパノラミックルーフを追加していること、そして各種装備の見直しが入っていますね(*'▽')

カタログ自体は1986年1月の内容で、このパノラミックルーフが追加された翌月の発行になっています♪




楽しむために、一流のクルーを集めよう。
ジムニー・ツーリング。

ハードな装備のかわりに、軽快な会話を乗せてゆく。
それが、ジムニー・ツーリング。
走りの快感を知る大人たちのこれは、新しい楽しみだ。
4WDの実力をさりげなく隠して走るもうひとつの旅。
新たにパノラミックルーフのワゴンも加わって、新展開の走りも見えてきた。
愉快な大人達のパーティ、ジムニー・ツーリング。
いま、僕たちは2つの走りを手に入れた。

ってコトで…

違いが分かり難い…(苦笑)

まずはエンブレム…1300って書いてる(笑)

ソレと分かり難いんですが、どうやらバンパーが大きいようで、全長が意外や160㎜も長いんです…けどコレじゃ分かり難い…(汗)

細かく見ればグリルとフロントのパネルも違うか…パネルの下部とバンパーの上部の間に吸気口?みたいなのがありますし…。

ソレとオーバーフェンダー…コレで全幅が70㎜違います。

ただ、現行のジムニーシエラと比べると、いかにもなオーバーフェンダーでは無いので、スッキリしていて分かり難いですよね…(^_^;)



次は、ひとりで。知らない道に出会う、ジムニー・ツーリング。

ロングドライブのラストシーン。
クルー達も少しずつ無口になる夕刻の一瞬。
辺りが少しずつ、黄金色に染まりだすと、
ジムニー・ツーリングのエンディングも近づく。
ゆっくりと、荒野から離れてゆく、この時間が好きだ。
次はひとりで。
心地よい疲労を楽しめる人々は、また、地図の上の理想郷を探し始める。

こういうのが新車で選べるってのが実にイイ時代!!

しかもこの手の屋根が無いヤツも、ハーフメタルドアとフルメタルドアの2種類がありますし、フロントガラスまで倒れちゃう!!

現代のクルマでは絶対に得られない解放感…スーパーセブン位じゃないです(笑)?

で…こうやって黄昏て立ってますが、トラブってロードサービス待ちにしか見えないという…(爆)



で…フロントからまだ辛うじて1300㏄モデルって分かるかもしれませんが、リアならもう至難の業…(苦笑)

今だったらオリンピックナンバーとかで登録し直したジムニーもいたりするから余計ややこしい…(苦笑)

ミラジーノとミラジーノ1000を見分ける位に難しいと思います(爆)



ステアリングを握るたび、少年に戻っていく。

初めてステアリングを握ったのは、父の膝の上で、僕はまだほんの子供だった。
仕事に出かける前の父の車のシートで、エンジン音を口まねしていた頃。
高いアイポイントは、僕にその頃のことを思い出させる。
想像のなかのドライブで行った峠や砂浜を、いま僕は確実にトレースする。
この感動だけは、少年の頃と変わらない。

こんな感じでポエムが多いのは、80年代のカタログならでは…(笑)

インパネも普通車仕様だからと言って、大きく豪華になってる訳ではありません。

まんま一般的なジムニー…デジタル時計が少々贅沢。

質実剛健で適度にスパルタン♪

初代なんてほぼ鉄板のようなインパネだったかと…(汗)



ジョークをひとつ、ジムニーの装備に加えよう。

ロングドライブの必需品は、ウィットの効いたジョークだ。
リラックスできるシートに、4人の会話が弾み始める。
この雰囲気が、僕たちのいつものスタイルなんだ。
パノラミックルーフから差す日射しが、ジムニーのなかをゆっくりとまわると、目的地が近づいた。


さて、室内はバン仕様もありますが、コチラはワゴン仕様。

フロントはサポート大き目のバケット。

後席スペースはバンより広大…にはなってますが、明らかに不自然なシートポジションなのは明白で、足を投げ出してムリヤリ座らないとダメですね…(苦笑)

そしてリアゲートギリギリまで迫った後席シートバック…そう荷物が載らない。

この辺りがジムニーの装備に加えられたジョークなのかと(ぇ

大人2人に荷物をドカンと載せるか、リアシートの片側を倒し、3人プラス荷物で移動するのが妥当でしょう…(苦笑)

ちなみにこのパノラミックルーフが追加された際に、助手席のシートスライドと分割可倒式リアシートも採用されてます(*'▽')

ココは間違いなくプラスな改良点でしょう♪



そして一応前席フルフラットにもなります(*'▽')

恐らく初代より確実に快適性は進歩していると思いますし、より乗用車の感覚になってます!

しかし、現行のジムニーはもうコレを知ってると快適過ぎ…リッパなモノです♪

そんなジムニー1300に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・G13A…直列4気筒1300㏄OHC、電子制御キャブ、グロス70馬力、10.7kg-m。

カルタスの1リッター3気筒をベースに4気筒化して、1300㏄としてます(*'▽')

どうやらその際にエンジンブロックをアルミ製にしたコトにより、ベースとなったカルタスのエンジンよりも20kg軽いというのも特徴となってるようですね~。

そして電子制御キャブレターになったコトで、空燃比フィードバック制御や、減速時のフューエルカットも採用されてます♪



コレに組み合わされるミッションは5速マニュアルのみ!

ベースとなるジムニーに対し、下からのトルクが豊かなのと、馬力もあるので、高速性能で多少有利という感じでしょう。

ただ…ジムニー自体がこの時にEPiターボになってるんですよ…(笑)

更に2ストモデルも併売され、マニアにとっては天国のような状態(爆)



足回りは前後共にリーフリジッドという硬派なアシ。

自分はコイルになって以降のJA12しかこの型は乗ってませんが、ソレでもユサユサした動きとゴツの目立つ乗り味でしたね…(^_^;)

しかし、ジムニーに乗り心地を求めちゃダメですね…(現行は除く)。

マニアな方は伸びるアシを好むのでリーフを推します…そしてスタビはカット。



4駆は当然ながらパートタイム式(笑)

トランスファーレバーで切り換えます(*'▽')



そしてコレも当然ながらフリーホイールハブもあります。



コレも説明するまでも無い、ハシゴ型フレーム。

このように下回りが簡単に見れるのもカタログの魅力♪



最低地上高は215㎜をかなり取られてるのと、開口部のステップも高いので、乗降性はともかく…ってそんな話は二の次か…(苦笑)

アプローチアングルとディパーチャーアングルもしっかりと取られてますので、正直ノーマルでも十分な訳ですよ(笑)

ココから本気で岩場を登る人は、バンパーを外してボディの一部を切り出し、ゲタのようなタイヤを履かせていく訳ですね~(爆)

あのガチャガチャした本気仕様も結構好きなんですよね…ボディがベッコベコでもコレが似合うんですねぇ(笑)



装備としましては、何度も話題にしてますが、パノラミックルーフを設定。

ハイルーフにもなるので、全高も145㎜アップして、室内空間も広々♪

と…新車時はファッション感覚で装着する人も当然いた訳ですが、中古車市場ではグッと価格が下がります。

クロカンをやる人からすると、横転した際にガラスが割れちゃうからリスクしか無い訳です…ハイルーフ分で重心も上がりますしね…(苦笑)

安く楽しむなら、コッチを購入し、ガラスを蹴破って、鉄板で塞ぐ…と(笑)



で…ココがジムニー1300の違いでしょうね…大型ブラックバンパー(笑)

正直そんな特別感も無いですが…(苦笑)

ソレと、これまたパノラミックルーフ追加時にハロゲンヘッドランプも採用♪

幌のタイプはフロントウインドウが倒れるので、ロック…軽トラのアオリみたいな感じですよね~。



AMラジオはいかにも昭和な針の動くヤツ。

キー付グローブボックスは幌タイプの防犯上の関係からか、全車に標準!

デジタル時計は当時のこのクラスからすると少々贅沢品か(*‘∀‘)??



幌のタイプはサイドブレーキのレバーにもロックを装備しますし、もう1つはスペアタイヤ…コレは全車にロックが標準。

スペアタイヤ泥棒っているんだろうか(爆)??



ココからはオプションで、傾斜計やロールバー♪

ロールバーは幌のタイプならクロカンしなくても保険で装備はしておきたいですねぇ…(^-^;



デラックス幌

なんかこのネーミングが妙にツボるんですよ…(汗)

・幌(フルカバータイプ)

とか、そういう表記じゃないんだと…(笑)

クロームメッキのホイールや、オートフリーハブなんてのもラインナップ♪

クロームメッキのホイールは結構雰囲気変わると思います(*'▽')



で…グレード構成はまずオープンのタイプから。

・ハーフメタルドア…(GKL)

ドアフレームを持たない、1番解放感のあるジムニー。

■ハーフメタルドアの主な装備
〇ダッシュボード
・AMラジオ
・デジタルクロック
・タコメーター
・トリップメーター
・シガーライター
・2速+間欠ワイパー
・ドアスイッチ付3ポジションルームランプ
・ヒーター
〇インテリア
・前席サンバイザー
・防眩式インサイドミラー
・3本スポークステアリングホイール
・インパネアシスタントグリップ
・キー付グローブボックス
・アンダートレイ
・リアアッシュトレイ
・ビニールレザーシート
・助手席ウォークイン機構
・シースルーヘッドレスト
〇エクステリア
・ハロゲンヘッドランプ
・助手席ドアキー
・キー付フューエルタンプキャップ
・サイドプロテクションモール
・サイドストライプテープ
・電子ロックキー付スペアタイヤ
〇足回り
・フロントスタビライザー
・フリーホイールハブ
・フロントディスクブレーキ
・バキュームサーボ
・195SR15タイヤ+8スポークホワイトホイール

◎オープンモデル専用装備
・リアゲートトリム
・パーキングブレーキロック
・エクステンションセンターピラー


・フルメタルドア…(GML)

ネーミングが妙にカッコイイと思うんですが、要はドアフレームが付いたタイプ。
ドアフレームとドアガラスがある以外はハーフメタルドアと装備は同じです。



・バン…(GDL)

名称通りの4ナンバーバン仕様で、後席はとりあえず付いてるような感じ。
シートと足元含め、後席の前後長は僅か475㎜…雑技団でしか座れない(爆)

■オープンモデルにプラス、またはグレードアップする装備
〇インテリア
・ルーフサイドアシスタントグリップ
・フルファブリックシート
・荷室マット&リアホイールハウスカバー
・塩ビルーフサイレンサー
・クォーターウインドウガードバー
〇エクステリア
・熱線リアガラス
・開閉式クォーターウインドウ



・ワゴン…(GWL)

名称が潔くて分かりやすいですねぇ(笑)
後席がなんとか座れるワゴンタイプ…但し荷室スペースは絶望。

■バンにプラス、またはグレードアップする装備
〇ダッシュボード
・パーキングブレーキインジケーター
〇インテリア
・左右リアアッシュトレイ
・分離可倒リアハイバックシート
・リアシート自動ロック
・2点式リアシートベルト
・トリコットルーフサイレンサー



・パノラミックルーフワゴン…(GYL)

一応?最上級グレードって感じでしょう(笑)
このクルマにそんなトコは全く求めないでしょうけど…(苦笑)

パノラミックルーフが装備される以外、ワゴンと全く同内容です。


自分でしたら、フルメタルドアのファンタジーブラックですかね(^^)v

やっぱり解放感があって、ワイルドなジムニーがイイですねぇ♪

但し…ドアガラスは欲しい(爆)


オマケ



コレは1985年の東京モーターショーでの一幕。

手前のモデルは発売2ヶ月前に控えたパノラミックルーフワゴンそのもの。

で…その奥にある白いヤツが、EXPと呼ばれるショーカーで、電動ウインチやプロテクトバーを装備してるようですね(^^)v

まぁ…コンセプトというよりも、ドレスアップ版という感じでしょう♪

で…何気に中古車を検索してみると、壊滅的ながらもジムニー1300が3台程。

ウチ1台は、エンブレムが輸出仕様になってたりするものの、極上ノーマル!

他はリフトアップやら、サムライ仕様になってます…定番ですねぇ~(笑)

更に驚いたのは、ジムニー1000で検索すると、321台しか販売されなかったジムニートラックが何台も出て来る(爆)

恐らく2台位はキャリイの荷台(共通品)に入れ換えて改造してるようですが、中にはフルオリジナルのフルノーマルまで出て来て驚いた訳で…(汗)

ソレとスズキは共通品が多いんでしょうね…場合によっては内装パーツでも所々で新品出ちゃいますね…ドアのレギュレーターハンドルとか。

パーツが豊富でカスタマイズが自由なのは、やはりジムニーの醍醐味でしょう♪

さて、そんなジムニー1300は約4年間で7400台位が販売され、1988年に生産終了。


思うに、550のジムニーがターボでパワーアップされたりする中で、見た目がそんなに大きく変わらない、この普通車版を敢えて購入しようって人はやはり少数でしょうね…違いがとにかく分かり難い…(苦笑)

そりゃ乗り比べれば低速のトルクが豊富で、1300の方が乗り易いんでしょうけど、果たして税制面での不利を被ってまで、コレにするのか?ってコトなんでしょう。

で…一旦間をおいて、1993年に商品力を向上させ、ノーマルジムニーとの差別化も分かりやすい、ジムニーシエラが登場♪

コチラはまだソコソコ見ましたね(^^)v

未だに中古車もソコソコ在庫出てますし♪

更に話は飛んで、現行モデルは明らかにその見た目での違いが分かりやすくなり、シエラはノーマルジムニー比でゴツくなり、敢えてコチラを…って人も多いですね(*‘∀‘)

現に周りで2人が購入。

そういえば、ジムニーってトコトンハマる人は長く乗るんでしょうね…特に酷道クロカン楽しむならコレでしょうし(笑)

後は居住地域や職業柄で唯一無二な人…コレが強い。

反面、通勤やレジャーで楽しむ人は、結構短期で手放す人が多いように感じます。

現に周りで3人が新車でジムニーを…、そして2人がシエラを…。

結果、5人全員手放しました(爆)
Posted at 2024/08/12 05:16:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | カタログ~スズキ~ | クルマ

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「例年通りですが、年始年末の挨拶やってたらキリが無いんで、その旨のコメントを頂かない限り省略してます…ご了承を…。」
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