自転車ロードレースの話題です。
6/14~6/22まで、スイス全土を舞台にツール・ド・スイスが開催されます。
今年はランクナウ・イム・エメンタールをスタート。
ベルンにゴールする9日間、全長1411kmのステージレースです。
スイスといえば、アルプス山脈を始め、高い山々がそびえ立つイメージがありますね。
しかし、山岳ステージばかりでなく、若干、山を越えますがスプリンターが活躍できる平坦ステージも存在しますよ。
山岳ステージで注目は・・・。
第2ステージは、いきなり上りゴールのステージです。
フルムザールベルク(標高1391m)へ上りきってゴールです。
第6ステージも上りゴールですね。
カテゴリー超級のヌッフェネンパス(標高2479m)を越えて、最後、ヴェルビエ(標高1523m)に上ってゴールです。
総合優勝争いでは、この2つのステージ、最後の上りが勝負所でしょうね。
今年の個人タイムトライアルは、上りオンリーの山岳タイムトライアルが第8ステージに登場します。
アルトドルフ~クラウセンパス(標高1948m)まで、延々と上り続ける距離は25km・・・。
この個人タイムトライアルで総合優勝は決着します。
さて、またまた私の当たらない総合優勝予想ですが・・・。
ズバリ、F・シュレック(CSC)!・・・でどうでしょうか?(^_^;
昨年のツール・ド・スイスの第4ステージ、隣国リヒテンシュタインのトゥリーゼンベルク・マルブンの上りゴールでステージ優勝を果たし、総合で7位に入っています。
上りも強く、平坦のタイムトライアルがない今年のコースでは、目立つ走りをしてくれそうな予感がしたもので・・・(^.^;
他の注目選手は・・・。
先のジロ・デ・イタリア総合2位に入ったR・リッコ(サウニエ・デュバル)も出場。
彼を推したいところですが、おそらくジロの疲れがまだ残っていると思います。
仮にリッコがツール・ド・フランスに出場するなら、このツール・ド・スイスは調整レースと考えて無理はしないように思えまして・・・。
ロードレースファンの注目は、何といっても、ジロ・デ・イタリアに出場せず、ツール・ド・フランス制覇を目論む、D・クーネゴ(ランプレ)の仕上がり具合でしょう。
クーネゴのジロ不出場は、イタリア人選手の中でも賛否両論がありました。
これで、もしツールでコケるようなことがあれば、同じイタリア国民からのバッシングは必死かと・・・(^_^;
総合上位に食い込んでくると思いますが、総合優勝を狙うかどうかは分かりません。
あくまで、クーネゴの照準はツールですから。
ジロで活躍したF・ペッリツォッティ(リクイガス)、A・クレーデン(アスタナ)あたりも有力候補ですね。
青い空、万年雪を頂くアルプスの山々、キレイな街並み・・・スイスの綺麗な景色の中を走る自転車の一団を見られるレースが始まります。
元プロロードマン、市川雅敏さんの“迷解説”も聞けると思います。
(市川さんはスイスを本拠地にしてヨーロッパで活躍した日本人プロロードレーサーのパイオニアです。)
おそらく、解説の中でスイス観光案内やグルメ情報もお話しされるハズです。(^.^)
ツール・ド・フランスの前哨戦とも言われるツール・ド・スイス。
とても楽しみです。(^.^)
※現在行なわれている、フランスのステージレース、ドーフィネ・リベレでは、A・バルベルデ(ケスデパーニュ)が総合トップです。
バルベルデは好調のようです。
Posted at 2008/06/14 16:30:50 | |
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