「1990年代までに技術日本一を目指す」という目標と共に従来のモデルとは比べ物にならないほど走行性能が向上して走行面に関しては歴代で一番の一台だと思います。
今回はU12ブルーバード(初期)です♪♪
このU12ブルーバードはその後の日産の技術面の基礎となる一台として1987年にデビューしました♪
従来の珍装備豪華路線と打って変わって足回りや空力性能を重点に置いた当時の日産のイメージ変更最中の一台です。
前モデルのU11でFFになったのに、デザイン面ではFRの910をキープコンセプトで出してしまった為、バランスの悪いデザインで一気に不人気車になってしまいました…(汗)
そこに喝を入れるべく、当時の4WDのイメージ=ジープなどのクロカン車から、4WD=スポーツを取り入れた革命的な一台です♪
世界的にはスポーツ=4WDはアウディが先駆けですが、国産で言いますと、このU12ブルやスバルのレオーネなどが出てきます♪
カタログも当時のCM通り、雪道を走っているもので走行性能やメカニズムについての説明が多いものとなっています♪
デザインはこの当時の日産らしく、角ばった中にも丸みを取り入れたものです♪
このフルエアロ仕様はカッコイイですね♪
ブルーバードと言ったらどうしても赤のイメージが強いですね!!
ブルーじゃねぇし…(汗)
ボディは4ドアハードトップの他に4ドアセダンがあります♪
後はラリーモデルのSSS-Rや5ドアハッチバックのオーズィなんてのもありますが、それはまたの機会で…(笑)
インパネは絶壁インパネから抜け出してすぐのクルマじゃないでしょうか??
以前の高級何でもアリ装備と違って、シンプルに纏めてあって一つ一つのスイッチが大きいので使いやすいです♪
ボディはピラーが無いので、勿論ヤワヤワです…(汗)
室内は全高がある為、多少は後席も余裕があると思います♪
エンジンは初期型なのでCA18DET、175馬力です♪
後期になると新開発のSR20DETになりパワーも205馬力になります。
(SSS-Rは210馬力)
このU12最大の特徴は4輪駆動力最適制御システム…
ATTESA(アテーサ)です!!
アテーサとは…
Advanced Total Traction Engineering System for All
すなわち、誰もがあらゆる状況で思いのままの走りを楽しめる、先進の4輪駆動力最適制御システム
と、言う意味だそうで…
なんのこっちゃ??
仕組みをわかりやすく言いますと…
そこに1匹の犬がいたとして…
そいつは4つの足を動かすことは出来るけど、力の入れ方は常に一定。
走り出す時に後ろ足に力を入れたくても無駄に前足にも力が入っちゃうワケですよ…(汗)
コレが従来の4WD。
で、もう1匹の犬は前足の力をチョット抜いてその分後ろ足に力が入ります。
だから瞬発力も良く走り出しもスムーズ♪
コレがアテーサと思って頂ければ…
って説明が難しい…(苦笑)
理屈はわかってるんですけどねぇ…(苦笑)
そしてもう一つの新機構がSTC-Sus(スーパー・トー・コントロール・リア・サスペンション)です♪
コレは車線変更時に前輪を切った方向と同じ方向(同位相)に後輪も切れるサスペンションです♪♪
高速走行時の安定感アップにつながる…らしいです(笑)
その他、U12ブルの新機構についてのCMを何本かアップします♪
以下の通りです♪
4WD+オートマについて
と、まぁ…現代のクルマにも使われている技術もありますので参考になるのではないでしょうか??
意外と空力性能は考慮されていて
cd値=0.30だそうです!!
U12はそれだけ走行性能に関して力の入っていたモデルでした♪
まさにSSS(スーパー・スポーツ・セダン)にふさわしい内容だと思います♪
今回はツッコミどころ無かったなぁ…(爆)
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Posted at
2009/10/03 01:00:02