こんばんは(^o^)
今回はカタログでございます…
それにしてもあったよね…こんなの…
オートザムレビューです♪
ちなみにカタログは90年9月のもので、まさにデビュー当時のもの。
個人的には特に何も無いんですよね…(苦笑)
小学校の通学路にオートザムがあったから、新車をよく見てた位で…(笑)
そんなレビューは90年にデビュー…ダジャレじゃねぇよ、本気だよ…ってコトでデビューしてます。
当時の4ドアセダンってのは一般的にどれもコレも車高が低く伸びやかなスタイルが多かった。
ソコにいきなりこんなズングリムックリしたデザインで登場したわけです。
キャッチコピーも…
なかったと思う、こんなクルマ。
そりゃねぇだろ…って感じで…(笑)
で…当時のCMキャラクターは、出演すれば何でもヒット商品になると言われた…
小泉今日子ですよ!!
通称:キョン×2←この表現がバブリー(笑)
しかもそのキョン×2が一気に4人も登場するCM…
つまりはキョン×16だった訳です(爆)
なのになのに…
コイツは全然売れなかった…(汗)
スタンドアップタクトもヒット商品に持って行ったキョン×2でしたが、レビューは全く効果無し。
クルマはともかく、小泉今日子としては黒歴史になっているコトでしょう…
勝手な推測ですが…(苦笑)
売れなかった原因は多分知名度と時代の先を行き過ぎたパッケージング。
クルマとしては乗ったコト無いものの、見て分かる位にマジメなパッケージングは素晴らしいです。
しかしながら、オートザムの知名度は一般的に見るとドコぞの海外メーカーのように見え、手を出しにくかったのと、ワイド&ローなスタイリングが全盛だった日本には全く受けなかったという事実。
実際に欧州では人気があったようです(*^^)v
ちなみに初代フェスティバのプラットフォームをベースとしています。
全長は僅か3800mm、全幅も僅か1655mm、キャンバストップで全高は1470mmと、日本で乗るには絶妙なサイズ♪
デザインも今見ますと中々にキュート。
フロントこそ少々アクが強いですが、リアに関してはさらにキュート♪
赤なんて実に可愛らしいです♪
インパネは今見ると非常にシンプルですね(*^^)v
しかし、当時はコレが質素に見えた…なんせ日本はバブル全盛期。
売れているのはワイン内装のカローラ1500SEサルーンなのです。
この辺りでトヨタはマーケティングが上手かった訳です。
まさに時代が早過ぎた1台。
シートに関しても、他車の寝そべらせて座らせるのではなく、アップライトなポジションで出来ています。
エンジンは2種類。
B5-MI…直列4気筒1500cc、88馬力、12.0キロ。
B3-MI…直列4気筒1300cc、76馬力、10.2キロ。
ちなみに全車EFI…マツダで言えばEGI-S。
ミッションは5速マニュアルと3速オートマチックが用意されています♪
で…レビュー最大のウリは…
3way電動スライド式キャンバストップ!!
なんとキャンバストップが前後どちらからでも開閉可能♪
しかもちゃんとリアシートから開閉可能なスイッチも設置されているのです(^o^)
さらに本革シートもオプションであるにはありますが、正直見た目からして高級感に欠けます…(苦笑)
パッと写真で見た感じではビニールシートに思われても致し方無いかもしれません…(汗)
後はダブルリンクヒンジで非常に凝ったトランク開閉機構。
そんなに大きくは無いですが、車格を考えても十分なトランクルームです♪
そんなレビューは、あなたの街のカーショップ…オートザムで販売されていた…と。
ちなみにこのオートザムレビュー…最近知ったのですが、実は2代目が開発されてまして、発売予定まで行っていたものの、急遽中止に…。
ネーミングが変更されて発売されたものが初代デミオだったんだそうです…(汗)
ちなみに初代デミオは大ヒット…倒産秒読み段階だったマツダをなんとか持ち直した1台なりました♪
コレは不幸中の幸いと言いましょうか…もし、デミオがオートザムレビューとして販売開始されていたら、多分売れずにマツダは無くなっていた…かもしれません…(汗)
デミオとレビューじゃ全然違いますもんねぇ…(^_^;)
オマケ
実は91年のモーターショーに、M2 1004というレビューベースのショーカーが展示されてます。
アルトハッスルやADMAXのようなポジションでしょうね(^o^)
結果コンセプトだけで終了しましたが、マツダとしてはそれでよかったのかもしれません…(苦笑)
そんなレビューは結局98年に生産中止…意外とモデルライフが長いんですよね(笑)
今なら底値で買えますし、意外やスタンス系で弄ると結構化けます♪
穴場な1台かもしれません(^o^)