どうも(^o^)
思ったより今日は仕事が早く終わったので、カタログでもアップします(笑)
今回からは「フラッグシップ特集」と行きます♪
ってコトで…
VG35センチュリーです♪
いや~乗ったコトなんざ全然ありません…(苦笑)
トミカであったなぁ…位の印象です(笑)
さてさて…そんなセンチュリーは1967年に豊田佐吉の生誕100周年であったコトもあり、「世紀」という名前の由来を引っ提げて誕生しています(^o^)
モデルライフが30年あったコトもありまして、マイナーチェンジや小変更を書きだすとキリが無いので、簡略化しますが、VG35センチュリーについては、昭和53年の排出ガス適合車になり、この型式になっています。
今回のカタログは昭和53年11月発行のもので、VG35へ型式が変更になった際のカタログです。
まずいきなりなんですが…
世阿弥について語り出します(爆)
センチュリーが純和風のショーファードリブンで有るコトを示す為にもこのような記述があるのでしょう(笑)
昭和53年…つまりは1978年なんですが、当時の日本車としては最大級。
アメ車のフルサイズ…より1回り小さい位でしょうが、それでも当時はかなり大きかったハズです。
ヘッドライトがスラントしてて、グリルが垂直に押し出されているのが、VG35までのセンチュリーの特徴なんですが、個人的には82年にビッグマイナーしてからの顔の方が好きですね…(^_^;)
まだこの時期はTOYOTAの文字が右端に配置されます。
何気に2本出しのマフラーなんですね…にしても怖いです…雰囲気が…(笑)
無鉛ガソリンのステッカーがリアガラス中央に貼られているのも珍しいですね(^o^)
この時代のセンチュリーのインパネは70年代のテイストがプンプンしますね♪
ステアリングにホーンリングがあるのに時代を感じます(^o^)
センチュリーらしく、まずはリアシートから…(笑)
独特の鳳凰紋様がいかにもセンチュリーって感じですね!!
なんとも肌触りの良さそうなシート♪
当時としては珍しく本革も設定されています♪
今でも十分に凄いですが、当時は凄い贅沢なクルマだったんでしょう…。
一方、前席は3種類用意されていまして…
・高級モケットのパワーベンチシート
・本皮革セパレートシート
・ラウンジシート
どれも贅沢なのは間違いないです♪
VG35センチュリーに搭載されるエンジンは1種類のみ。
4V-EU…V8、3400ccシングルカム、180馬力、27.5kg。
当時としては凄まじくパワフルなエンジンですね!!
重量が1.8tあるので何とも言えませんが、かなり速かったんじゃないかと思います。
ドチラかと言いますと、全域トルクフルの方が正しいかもしれませんね…(^_^;)
コレに3速のコラムオートマが組み合わされます。
何気に変わってるのがステアリングの機構で…
サスタワー上部にリンケージがあります!!
正直、このような独特な機構はこのセンチュリーでしか見たコトがありません…(汗)
この機構が独特なのは分かりますが、ドコにメリットがあるのかよく分からなくて…(苦笑)
案の定、82年のマイナーチェンジで一般的な機構へと戻されています…(汗)
サスペンションも当時としては先進的で、フロントはエアサスだったりします♪
リアに関しては、独立どころか車軸懸架で4リンク…(汗)
しかしながら乗り心地はかなり良かったんでしょうね♪
それにしても今、このエアサスって壊れたら修理出来るんでしょうか…(汗)!?
さて…やっぱりセンチュリーで凄いのは装備になってきます。
EL照明とは書いてますが、多分透過照明だと思われます…
それでも当時としては最先端…クラウンだってまだ透過照明じゃなかったんですから…(汗)
横に指針が動くメーターが時代を感じますね…(笑)
さらに、何とオートライト!!
しかもハイ・ローも自動切り替え!!
今で言いますトコのオートマチックハイビームが何と約40年前には実用化されてるっていう…(汗)
当然の如く、オートドライブなる、クルーズコントロールも付きます♪
で…70年代のクルマってクラウンでもドアが結構薄いのですが、写真で見ても分かる通り、ドアの厚みがとにかく凄い…(汗)
内張りの生地とかも凄くコスト掛かってますよ…やっぱり昔からセンチュリーって凄いんですね♪
で…エアコンも当然のようにオートエアコンなんですが、レバーの配置が独特です(笑)
サイドブレーキは足踏みで解除は手で行うんですが、解除のレバーが70年代って感じです(笑)
さらには空気清浄機まで…(汗)
現代でも十分にやっていける装備ばかりですよ…(汗)
リアのヘッドレストが回転式で古さを感じるのはともかく…
前後席パワーシート装備!!
但し、リアシートは独立パワーシートでは無く一体式。
110系のクラウンで左右独立が世界初採用されます♪
そして、さすがVIPの為のセンチュリー…
会合の後、奥歯に詰まった肉を爪楊枝で取る為の後席バニティミラー(爆)
歯クソはそのままゴミ箱へ…(爆)
さらにその後、愛人と会う為の身だしなみを整える為に、シェーバー等を使用する為のコンセントも完備されています!!
そんなカタログの最後は…
千利休で〆ます(爆)
ちなみに、京都でお茶漬けを出されたら、「帰れ」という意味らしいです←だからどうした??
永谷園のお茶漬けセットも京都ではお歳暮に送れたもんじゃありませんね…←余計な世話です。
オマケ
75年のモーターショーには、ガスタービンハイブリッドが展示されたようです(^o^)
コレは、ガスタービンで発電して、前輪左右に配置されたモーターで駆動するハイブリッド…
ってコトでなんとFF…(汗)
巡航最高速120キロで、一定時間なら160キロまで出るそうです!!
このような技術が糧となって今のハイブリッドがあるんでしょうね…そう考えるとコレは凄いです。
さて…そんな初代センチュリーですが、意外や平成初期物なら中古でバンバン出てきます。
しかしながら、VG35までの型となるとコレが全くと良いほどありゃしません…(苦笑)
やっぱり当時の10年以上経ったら1年車検のヤツが効いたのか…(汗)
それとも減価償却でただただ廃棄されたのか…(汗)
機会があれば乗ってみたいですねぇ…(^_^;)