どうも(*^^)v
今回はリクエスト頂いてたカタログのアップと行きます。
ってコトで…
ZZT231セリカ後期最終です♪
正直、前期なら出た時の印象がそれなりにあるので色々と話題があるのですが、この後期ってイマイチ当時の印象が薄いんですよね…(^_^.)
何と言いますか…いつの間にかマイチェンしてて、しかもあんまり大きい変更点が無かったからですね…(^_^.)
ただ、この当時はもう日産はシルビアが生産中止で無くなり、このクラスはロードスターかインテグラって感じでしたね。
インテグラもタイプRばっかり話題になってタイプSはサッパリでしたし…(苦笑)
エクリプススパイダーなんてのは更に馴染みも無く。
そんなZZT231セリカは…なんともう20年選手ですか…(汗)
ともかく1999年にデビューしています♪
当時愕然としたのはソレまで当然のようにラインナップされていたGT-FOURが無いっていう…(汗)
まぁWRCも撤退してたから(アレ??カローラまだギリギリやってたっけ??)勿論無くて当然なのかもしれませんが、当時はセリカに4駆ターボが無くなった上に排気量が2000ccから1800ccになったのはショックでしたね…(苦笑)
ってコトでCMの印象からしてもデートカーとしてアピールしてたんですよね。
ただ、個人的にこのCMもインパクトがありまして、まさかまさかのマトモにセリカが映らない…リアビューだったり俯瞰からだったりで肝心のフロントマスクが出てこない…(笑)
しかもカップルが車内でキスしたり、海に向かって走って行ったり。
コレ確かあともう1パターンCMがあった気がするんだけどなぁ…(^_^.)
ソレとCMソングだったbirdの「空の瞳」。
CMよりこの曲が印象的でした…もう20年も前の話かぁ…(泣)
で…初期型は新車効果か当時はソコソコ見ましてね…。
ソコに2002年に後期へとマイナーチェンジ…内外装を軽く変更した位の軽めの感じですね。
今回はその中でも2005年12月に法規関係の小変更が入った後期最終型のカタログになります。
っつかこの後期最終型って4カ月しか無いみたいです…(汗)
この後期型で大きく変わったのがノーズのデザイン。
前期はバンパー上部のダクトにトヨタマークがありましたが、後期はソレが横長で薄いダクトになったので、エンブレムがバンパー状に移設されてます。
個人的には後期のが見た目でスタイリッシュにはなったと思います♪
もっというとフロントのこの横長ダクトを無くして長めのノーズを強調して欲しいんですけどね…(^_^.)
レイアウト上、冷却効率でムリがあったんでしょうかね…(汗)
ちなみにこの後期最終でフロントバンパー後部にあったウインカーレンズがフロントフェンダーに移設しています。
つまりフロントフェンダーにウインカーレンズがあるZZT231は4カ月のみしか無い訳ですねぇ…たった4カ月の為によくこの小変更したなぁ…(笑)
リア周りで言えばテールレンズがクリアレッドになってますね♪
ナンバープレート位置辺り歴代モデルの雰囲気が出てますね(*^^)v
インパネはセンタークラスターからインパネ上部にクロスするように入ったラインが印象的ですね!
丁度コンパスで円弧をクロスさせたあの感じです。
算数の時間にコンパスで三角形を描いたあの時を思い出します(ぇ
気持ち程度にとりあえず付けましたって感じのハザードスイッチ。
どうせならセンタークラスター上部にデカイスイッチを三角形状で置けばよかったのに(笑)
シートはハイバック形状でヘッドレスト一体式のバケットシート。
薄めのシートですが、サイドエアバッグも装備されています♪
そんなZZT231セリカ後期に搭載されるエンジンは以下の2機種…
2ZZ-GE…直列4気筒1800ccツインカム、190馬力、18.4kg-m。
ターボこそ無くなったものの、ソレでもNAでリッター辺り100馬力超えのスポーツユニットです(*^^)v
90年代後半のトヨタはVVT-iというバルブの可変タイミング制御を取り入れた機構が順次採用されましたが、このエンジンはさらにバルブのリフト制御(バルブを開く大きさ)まで入れた進化版。
1ZZ-FE…直列4気筒1800ccハイメカツインカム、145馬力、17.4kg-m。
一見2ZZのハイメカ版という単純な感じですが、何気に同じ1800ccでもボア×ストローク(ピストンの直径と、ピストンの往復量)が違ってるんです!
2ZZの方がボア径が大きくストローク量が小さい(82.0mm×85.0mm)のに対し、1ZZの方はその逆(79.0mm×91.5mm)。
つまりは2ZZの方が高回転型スポーツエンジンで1ZZの方が低回転域でのドライバリティを重視したトルクフルな実用型エンジンというのが分かります♪
コレらに組み合わされるミッションが、2ZZが6速マニュアルとスポーツステアマチック付の4速オートマ。
1ZZが5速マニュアルとフツーの4速オートマ。
足回りはフロントが通常のストラットサスとこの当時トヨタのFF車の一部に採用していたスーパーストラット。
リアはダブルウィッシュボーンになってます♪
また、スーパーストラットサスのマニュアル車はヘリカルLSDも装備されてます(^O^)
装備としては、後期型から当時こぞって採用しはじめたディスチャージヘッドランプを装備♪
更にこの後期最終型はヘッドランプレベライザーが法規の絡みで装備された上、メーター上にフォグランプ点灯のインジケーターが追加されたようですね(*^^)v
それとリアフォグランプ装着車はリアバンパーに2灯装備されます♪
寒冷地仕様車のみの装備なので結構レアかと思います(^O^)
さて…そんなZZT231セリカ後期最終型のグレードは全部で3種類。
トップグレードはSS-Ⅱスーパーストラットパッケージ。
ソレでもなんと240万…(汗)
まぁコレにナビ入れて諸費用組めば値引きしても280万円位かな…。
そして次点がSS-Ⅱ。
約220万弱…20万位安い。
装備差はアシとLSD、ソレにアルミペダル、純正アルミホイール、フォグランプ。
ココは好みですかね…(^_^.)
ソレとエントリーモデルのSS-Ⅰ。
コレで190万円位ですね。
ボディカラーは全部で7色。
シートが3色。
自分ならSS-Ⅱの6速マニュアルでイエロー。
シートはブラック&レッド。
オプションでフォグランプと寒冷地仕様、んでもってムーンルーフと行きたいトコです(*^^)v
そしてディーラーオプションが結構面白いんですよ(笑)
後期最終なので2005年のカタログですが、オプション自体はデビュー前に考えていたハズですので、1998年辺りに用品チームが色々考えてラインナップを検討したのでしょう…
なので90年代末の流行りと21世紀の先取りしようと模索した感じがプンプンします(爆)
まずこのホワイトのインテリアパネルは90年代末にインテリアパネルをホワイトで統一しようとアフターマーケットで流行ったものを追った感じでしょう(*^^)v
シルバーは2000年辺りのトレンドを狙った感じで、レッドのパネルはスポーティな感じをイメージしたのか…はたまた賭けか…。
ただ明る過ぎてチョットキツイなぁ…(苦笑)
ソレとスケルトンタイプのスポーツリッド。
ココも2000年辺りのスケルトンブームに乗っかろうと勢いで行ってみたのか…
しかし給油口を見せてどうなるのだ(笑)!?
ただ、セリカ乗るならネタで欲しいですねコレ(笑)
ソレと現在の方がエンジンルームがコンパーネントカバーで覆われた車種が大半なのに意外とこの手のカバーがオプションで無いってのは不思議。
まぁ…ソレほどユーザーがエンジンルームを開けて見る機会が無くなってきたってコトなのでしょうか…(^_^.)
後はこのサイドストライプにときめく(笑)!
チョット80年代のテイスト入ってますよね(*^^)v!!
今のクルマもディーラーオプションでイイからこういうの入れてくれないかなって。
後は…コレは…どうなんだろ…チョットディーラーオプションで取り扱うのは意外な感じがしました(笑)
オマケ
1999年のモーターショーにはクルージングデッキというコンセプトカーがありました♪
bBオープンデッキの兄貴分のような雰囲気がありますね♪
遊び心でこういうのがあったら面白いんですけどね…採算上ムリでしょうが、夢は持てそうです(笑)
完璧なレジャーカーですね♪
さて…1970年に「未来の国からやってきたクルマ。」として日本車にスペシャリティカーというジャンルを開拓して一世を風靡したセリカですが、この後期最終型となる2005年には最早この手のジャンルはもうゼロに等しい存在に…(泣)
セリカが開拓したスペシャリティカーというジャンルの末路はセリカ自身によって封印されたのかもしれません。
2019年の現在、こんなクルマが日本車にあるのか…と言われると無いですね。
敢えてコレが時代の流れで変わって行ったものがハリアーやC-HR等のSUVだと思います。
C-HRは特にリアシートに乗れば分かりますが、あの独特な包まれ感、閉鎖感はセリカのスペシャリティな要素が活かされてますよ(*^^)v
足回りもザックスのイイの入っててコレが中々イイ訳で…セリカ直系のスペシャリティは無いかもしれませんが、DNAやエッセンスは多少なりとも残っているのかもしれません…。