どうも(^^)v
色々ありまして、今のウチにカタログをアップしておくコトにしました…
ってコトで…
E39Aギャラン前期 Vシリーズです♪
この型のギャラン…売れましたね~(^^)v
けど実際に乗る機会も無く…1度運転席に座った位ですかね…(^-^;
ソレと
龍が如くの伊達さんの愛車(爆)
正確にはギャランっぽい何か…(爆)
コレまたゲームの中でも運転する機会に恵まれずリアシートから追ってのヤクザ共をハジキで撃ちまくるのみでした…えぇ…。
ちなみに龍が如く極みでは版権の絡みなのか、ギャランっぽい何かは更に改悪されて何かしらっぽいセダンになってます…(泣)
さて…そんなE30系ギャランは6代目ギャランとして1987年にデビューしています♪
元々は従来のギャランΣのような無難な路線で行く予定だったようですが、新鮮味に欠けるというコトから若手デザイナーを起用し、曲面基調のヌメっとした当時としては大胆なモデルチェンジをしています。
主なシリーズ展開として、G(グレ)、V(ヴィエント)、M(ミュウ)、4WD-Vの4シリーズで発表され、今回はデビュー2か月後に販売が開始されたVシリーズ専用のカタログになっています(^O^)
当時のキャッチコピーは…
インディビデュアル4ドア
よく意味が分からんので調べてみましたが、どうやら個性を発揮した4ドアてコトでしょうかね…確かに個性があります♪
カタログ自体は1987年10月発行のもので、発表直後に配布されたカタログになっています。
さて…そんなギャランの中でもVシリーズはギャラン最強のハイパワーモデルであります、VR-4があるのが最大のトピックです♪
一見、チョットしたエアロパーツを纏いまして控え目な雰囲気があるものの、その中身は世界のラリーを戦い抜き、また後のランエボへと繋がって行く上の非常にホットな1台。
ボディサイドのウエストラインが凹面でくびれておりまして女性的な柔らかさを出しつつもその中身はギンギンな訳で…正直ランエボより狼感が強いです。
特に前期は余計そう感じます。
一方コチラはその4駆でもターボの付かないVX-4。
正直コレでも当時としてはソコソコにパワーはあります…チョット重いけど…(汗)
このボディカラーといい、捜査用な感じも出てます…そういえば伊達さんのこんなだった…(爆)
インパネは外観の大胆さから比較しますと直線基調でなんとも三菱らしい…(笑)
後は運転席に座った感じでは…
メーターがとにかくデカイ!!
正直メーターが小さくて見難いよりかはイイですが、あんまり大き過ぎると目に入ってき過ぎる感じがあります…(汗)
エアコンパネルが手探り操作性に優れたダイヤル式、各レバーはガッチリと太く機能的…バブリーにコレ見よがしと小さなスイッチが並ぶようにあったハイソカーとは対称的です。
シートは軽く座っただけですが、フワッとしててクッションが柔らかな印象です。
この頃の三菱のシート(シャリオグランディス辺りまでかな…)はリクライニングレバーと横並びにスライドレバーがあるのがイイんですよね…地味に使いやすいんですよ(^^)v
フェスティバもこんな感じでした。
そんなE39Aギャラン前期Vシリーズに搭載されるエンジンは全部で2機種…
・4G63…直列4気筒2000㏄DOHCターボ、205馬力、30.0kg-m。
今見るとそうでもないように見えますが、1987年にグロスじゃなくてネットで205馬力…国産最強までは行かなくとも遠からず近からずなスペックのエンジンをミドルクラスのセダンに載せたってのがスゴイですよね(^^)v!!
今じゃ三菱に同等な例えが出来る車種が無いのでなんですが、プレミオにスープラのエンジン載せて4駆にしたような感じかな…と。
・4G63…直列4気筒2000㏄DOHC、140馬力、17.5kg-m。
当時としてはややスポーティなスペックでしょう♪
これらのエンジンはDOHC16バルブでは世界初のローラーロッカーアームを採用しています(^O^)
そして組み合わされるミッションは5速マニュアルだけです!!
こういう辺りに時代を感じますよね!
そしてこのギャランで三菱が提唱したのが…
「ACTIVE FOUR」
アクティブフォーとか言う位だから4項目だと思ってたら5項目(爆)
・4バルブエンジン
・4WD
ビスカスのセンターデフ入れてます~
・4WS
…と言っても50㎞/hから同位相に操舵する方式。
パワーシリンダーでロアアームの先端から曲げて行きます。
・4IS
ってコトで4輪独立懸架ですね…。
前がストラットでリアがダブルウィッシュボーン。
・4ABS
まんまですね…4センサー2チャンネル方式。
もっと言えば強引に4ドアも入れてしまえばよかった(爆)
装備としては、ギャランとミラージュにあったハズで、メーターの照明をグリーンとオレンジで切替出来るメーターカラーチェンジャ位ですかね…(^-^;
後は飛び道具的な物も無く、比較的フツーな装備が多いですかね…(^-^;
80年代後半に出たミドルセダンだからと言って変にバブリーでぶっ飛んだ装備も無く、実に質実剛健!
機能的でマジメなブレの無い1台だと思います(^O^)
ボディカラーはなんと初期モノはVR-4はシルバーとホワイトの2色だけ!!
VX-4になると全部ツートン仕様で5色用意されています♪
自分ならシルバーのVR-4ですね(^^)v
そして1988年3月にはラリーベースのVR-4RSが追加されます♪
ベースだけありまして見た目はかなりシンプル!
硬派な感じですね♪
内装もベースだけありまして、パワーウインドウも無いですし、写真のイタルボランテのステアリングもオプションです。
ドアトリムも簡素になってますね(^^)v
そんなギャランは1987年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するのですが、コチラがこれまた1988年3月に発売された受賞記念車です♪
コチラは全国限定700台で、専用ボディカラーのセルビアブラックになります♪
こうやってみますと黒のギャランって引き締まった感じがしてイイですね(^^)v
尚、通常のVR-4に対し専用ボディカラー以外には、シルバーのスリーダイヤのエンブレムになるのと、これまた受賞記念のエンブレム。
そして高級車の証だったブロンズガラスで一段と豪華に。
タイヤはポテンザRE-71Gが装着され、それにハイマウントストップランプも装備されます♪
さて…そんなE39Aギャランは、その後、VR-4にもATが追加されたり、MT車は220馬力…240馬力とコンスタントにハイパワー化されて行きました(^O^)
で…92年にモデルチェンジした次期型はトコトンコケました…(汗)
代わりに?正常進化版?になるのかDNAを引き継いだのは実質ランエボになりましたね!
ラリーの三菱のDNAが脈々と…特に4G63が名機となって行くルーツとなる1台ですよね(^^)v
そういえば今の三菱…もうラリー感がゼロ…(汗)
個人的にはD:5は出た時から好きですし、アイミーブやアウトランダーPHEVと魅力的な車種が何気にあるのは気になるトコですね(^^)v
後はランエボをやっぱり復活した方がイイとは思いますね…名称ギャランでもいいから。