どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
いや~当時は衝撃的な1台でした(^^)v
17クラウンアスリート前期です♪
コレは出た当時は衝撃的でしたね…クラウンに1JZターボ載って280馬力ってんですから…(汗)
で…出てすぐの頃にアドベンチャーフィールドでライドワンって言って予約したら30分乗り放題の試乗イベントやってたんですよね(^^)v
第1弾はトヨタの全ラインナップの車両から30分、1時間、2時間で有料で車両をレンタルして好きなトコを走るって内容で。
で…このアスリートの時は第2弾の時で無料だけど30分のドライブが出来るってヤツでした…勿論セールスマンはいません。
1999年も年の末はこのライドワンでアルテッツァと当時デビューして間もないこのアスリートに試乗した訳です…当時は免許無いからオヤジの横乗りですがね…(汗)
そんな17クラウンアスリートは1999年にデビューしています♪
この170系では従来モデルのマジェスタ、ロイヤルに加えて今回のアスリートを追加…従来120系の特別仕様車や130系の後期でもアスリートの名称があったので実質的に復活となる訳ですが、従来と違うのはグレードの1つとしてではなく、スポーティモデルとしてデビューしたコト…
そしてアスリートVにシリーズ最強の1JZ-GTEを搭載してきたコトが最大のトピックですね(^^)v
ライバルとなるセドグロに対抗する為にターボで武装してきたのは明らかな訳ですが、中小企業の社長の星となる…保守的で演歌調のクラウンにこのように刺激的なカンフル剤を投入してきたのは意外過ぎました(^^)v
話は戻って、その試乗をした当日ではアルテッツァの乗り味が少々不完全燃焼気味だったのに対し、アスリートの方はイイ意味で裏切られましたね…スポーティモデルと言えど比較的ソフトなアシのクルマがグイグイと加速して行くんですから(笑)
今回のカタログは1999年9月のモノになります。
当時はクラウンのラインナップでもイイ意味で異質だったのがこのアスリートVですね♪
格子状ながらも細いメッシュでスポーティなフロントグリル。
ヘッドライトも形状こそロイヤルと同じものの、インナーリフレクターを丸目4灯化して一気にスポーティ且つ若々しくなってます♪
コレで落として、前置きインタークーラー入れるのがカッコイイんですよね(^^)v
17クラウンはテールがマルチリフレクターになっててかなり高級感がありましたし、個人的にはテールも丸目化された後期のがよりスポーティで好みです♪
インパネは当時は黒木目のパネルが凄く新鮮で未だに好きなトコですね(^^)v
それとインパネ下のエンブレムの付いたオーディオのフタは高級感があって好きでした♪
この頃までのトヨタ車のインパネって厚めのパッドでシボの目も良くて質感がホントに高かったんですよね…(^O^)
シートはココまでが歴代のクラウンらしいソフトな感触でどことな~く演歌調の雰囲気を残したモノでしたねぇ(^^)v
ゼロクラウンは良くも悪くもこのクラウンらしさというのが無くなった気がします。
アスリートGでは本革シートもオプションで選択出来ます♪
シートにはギャザーが入り、これまた高級感を感じるモノです。
そんな17クラウンアスリート前期に搭載されるエンジンは全部で3機種…
・1JZ-GTE…直列6気筒2500㏄ツインカムターボ、280馬力、38.5kg-m。
アスリートVに搭載…演歌調のクラウンにバカッ速のエンジン。
VVT-iで武装され、低回転域では直6の2.5リッターと考えると十分なトルク…そして高回転まで気持ちよく回ります♪
ターボも決してドッカンな味付けではなくて、リニアなレスポンスでドライバビリティもイイです(^^)v
そういえば最後の直6クラウンですねぇ…。
・2JZ-FSE…直列6気筒3000㏄ハイメカツインカム、220馬力、30.0kg-m。
アスリートGに搭載…アスリート唯一の3リッター。
直噴D-4エンジンな訳ですが、自分の知ってる限りではエンストしやすいとかって聞いたコトないですね…実際どうなんでしょ。
・1JZ-GE…直列6気筒2500㏄ツインカム、200馬力、26.0kg-m。
アスリート/アスリートFourに搭載。
スポーティな見た目が良いけどターボまでは要らないなぁ…ってな感じの方向けでしょうか…(^-^;??
コレらに組み合わされるミッションは、アスリートGとアスリートに5速オートマ。
アスリートVとアスリートFourは4速オートマです。
ゼロクラ辺りの6速オートマはECUだったかトラブル起きたりしたハズ…コッチの4速ないし5速のが丈夫かもしれません…(^-^;
足回りは4輪ダブルウィッシュボーン。
ハイパワーエンジンを積んでいる割には比較的ソフトな味付けでクラウンらしさがイイ塩梅で残った乗り味です♪
また、先代の150のピラードハードトップからサッシュドアのセダンになり全高も高くなった訳ですが、cd値だけで言えば0.29と結構イイ数値だったりします♪
装備で言えばこの当時にオプションでブラインドコーナーモニターがあるのはかなり先進的だったハズです(^O^)
今見るとカメラもフロントバンパー左右に取って付けたような感じですね…(^-^;
こうやって見ると20年でかなりこういう面は進化…今ですと広角レンズがフロントグリルに小さく1個付いてるだけです。
電動リヤサンシェードも高級感を感じる装備の1つ。
Rレンジに入れて自動で下がるのがチョットカッコイイ訳です♪
クールボックスはリアセンターアームレストの中。
しかしながらアスリートGにオプションなので装着車は結構少ないかと思います…(^-^;
リアフォグは寒冷地仕様に。
意外とイイのはテールランプ代替制御システム…テールランプが断線したらストップランプを減光点灯♪
一時的な応急処置的な装備もあるのがクラウンらしいおもてなし感と言いますか…。
グレードは全部で4つ。
・アスリートG…3リッターエンジン搭載で意外や一番高いのはコレ。
・アスリートV…最速&一番タマが多いのはコレでしょう。アスリートと言えばV。
・アスリート…見た目スポーティに行きたい方へ…。クラウンらしく装備は十分♪
・アスリートFour…上記4駆版。
ちなみに日産はこのクラスで4駆になるとRB25ターボになるのが面白いトコです(笑)
ボディカラーは全部で8色…意外や202ブラックが無いのです!!
自分ならアスリートVでローズレッドマイカかオリエントブルートーニングⅡで。
ジャンクションのフルエアロ巻いて前置きインタークーラーでスポーツVIPな感じにしたいですね♪
ホイールはヴァルドのドゥシャトレとかカールソン1/6EVOなんかでシックに纏めるのもカッコイイですし、フェンダーを気持ち叩き出してメッキのSSRプロフェッサー入れて…なんてイイですねぇ♪
当時はガレージアンサーのアスリートとかも良かったですねぇ♪
で…コレも20年選手で最後の直6クラウンでしかも280馬力ターボと来た(笑)
歴代でもよくよく考えたら結構な異端児ですよ(笑)
この17でアスリートはヒットして…その後はメインだったロイヤルを食い尽くすような比率で売れまして…今はもう…
そうだ…もう無いんだった…(汗)!!
今はRS系ですよね…伝統のあるロイヤルも無くなった…(汗)
いや…クラウンを革新的に変えるのが悪いとは思わんですよ。時代は移り変わり流れて行くもの…言葉通り「時流」に沿ってニーズを掴まないと行けない。
けど…変わり過ぎだよなぁ…名前だけで跡形も無いッス…(苦笑)
ニュルで何もかも走って鍛えんでイイです…たまには演歌聞きながらソフトなサスで温泉行っちゃうようなリラックスなんあってもイイじゃないすか…(泣)