どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります…
あったねぇ~けどあんまり懐かしいとはならなんだコレが…(汗)
ってコトで…
JZX90マークⅡ後期です♪
以前、前期をアップした時に友人のツアラーVでフル加速した話をしましたね。
後はそうですね…実家の近所でワンオーナーで乗られてる方がいるのをたった今思い出した(笑)
前に乗ってたGX71洗車してたら「俺もマークⅡ乗ってる」っておじいちゃんは話かけて来られまして…けど確か前期のダークグリーンのツアラー系だったかと。
あ!そうだ…ソレこそ自分2ヶ月位前に数mだけどチョコっと動かしたましたわ(笑)
前期2.5グランデGの屋根・革・マルチのフルノーマル。
だからか…あんまり懐かしく感じなかったのは(爆)
さて…そんなJZX90マークは7代目マークⅡとして1992年にデビューしています♪
バブルの波に乗りまくり大ヒットを飛ばした先代…80系をより進化させ、3ナンバー専用ボディへと進化!
更に気合は入り、専用工場を九州に建設するという…(汗)
しかし…バブルの波はデビューと共に崩れ、気付けば瞬時に日本のクルマ事情はRVブームへと変化します。
そんな激しい時代の変化のあった1994年に今回の後期型へマイナーチェンジ。
これまたそんなにコストが掛けれなかったのか?
それとも先代までとは行かずとも全く売れてないコトは無かったからか、その変更点は最小限に留まっていますね。
ちなみに個人的に見た目だけで言いますと、90系はクレスタが好きですね…後はチェイサーの後期。
マークⅡはこの手のハイソカーにしては、フロントグリルとテールランプがやや小ぶりで迫力に欠けた感じがどうも当時は好みでは無かったんですねぇ…(^-^;
今回のカタログは1994年9月のモノで、後期になった直後のモノになります。
ってコトで前述の通り、マイナーチェンジとは言えど小変更のレベルでして、最早間違い探しのような感じ…(汗)
今回アップするに辺り、自分もソコまで詳しくないので前期と後期の写真を見比べておりました…(苦笑)
どうやら後期になってパッと見で違うのはフロントバンパー。
そしてコーナーレンズがクリアからアンバーになってますね。
自分はどうやら見比べて分かったのは前期の方が好みだというコトです(笑)
リア周りでは、テールレンズ中央に分割するような黒いラインが入りました。
う~ん…ココも自分は前期のが好みですね。
あ…ちなみに先程のとこの写真のヤツはグランデ系。
インパネも変化無く、後期で木目のツヤがアップしている位のようですね(^^)v
自分は木目はツヤ有りの方が好みです♪
グローブボックスは足元…というよりドカンと上部に。
その他スイッチ類の配置がいかにも当時のトヨタ的ですね。
シートはいかにも当時のハイソカー的な生地に、大型のアームレストが特徴。
但し、センターコンソールが低いんですよね…81もそうでしたが…(^-^;
で…今見るととても豪華なのが本革シート。
先日、じっくり見てみましたが、現行車のように合皮部分が全然無い…(汗)
シートバックはおろかドアトリムまでキレイに本革♪
革もキレイに張りがあって座り心地もイイです(^^)v
一方、コッチはスポーツ系のツアラーシリーズ。
特にコチラは最強のツアラーVとなってます。
ガンメタのホイールも特徴♪
シートも専用のスポーツシートになりますが、個人的には見た目でグランデ系の方が好みではあります…(^-^;
そんなJZX90マークⅡ後期に搭載されるエンジンは全部でなんと6機種…(汗)
・2JZ-GE…直列6気筒3000㏄ツインカム、220馬力、28.5kg-m。
90系最大排気量となるエンジンでして、本来ならクラウンクラスのエンジン。
バカッ速でぶっ飛ばす訳でなく、豊かなトルクを楽しめる方に…。
・1JZ-GTE…直列6気筒2500㏄ツインカムツインターボ、280馬力、37.0kg-m。
最強のツインカムツインターボ。
踏めばアッという間に隣車線のクルマが点になる加速力。
燃料計も比例して減って行く訳ですが…(苦笑)
・1JZ-GE…直列6気筒2500㏄ツインカム、180馬力、24.0kg-m。
バランス的には妥当なスペック、オールマイティに過不足無い性能を発揮します。
・1G-FE…直列6気筒2000㏄ハイメカツインカム、135馬力、18.0kg-m。
車格の割に適度な性能、お買い得仕様に搭載されてるコトも多く、台数的に未だ現存率の高いエンジンでもあります。
・4S-FE…直列4気筒1800㏄ハイメカツインカム、120馬力、16.5kg-m。
ガソリンでは最もベーシックなエンジン。
車格に対し、さすがにコレでは高速域がやや辛いかと…(汗)
・2L-TE…直列4気筒2400㏄シングルカムディーゼルターボ、97馬力、22.5kg-m。
性能的にはトルクもあるのでソコソコ走ると思われますが、ライバルのローレルはNAながらも6気筒という点で、高級感でやや劣るか…。
コレらに組み合わされるミッションは、グレードにより5速マニュアル。
後は4速オートマ。
足回りは4輪ダブルウィッシュボーンで、しっかりと路面を捕えます。
90系では1800やディーゼルでも4独になったのはトピックですね(^^)v
そしてトヨタお得意のTEMS。
しかし…採用グレードは3.0グランデGのみに縮小されたのが残念ではあります。
装備としましては、セルシオ譲りのオプティトロンこそ採用されないものの、トヨタお得意のデジパネがグランデGに標準、グランデにオプションで用意されてました(^O^)
スペースビジョンメーターなので虚像で映し出され、奥行があるような表示ですね♪
そして当時では高級オプションだったマルチ。
マルチ仕様は連動してエアコンにゆらぎ制御が入るようですね(^^)v
違いが分かるかは?ですが…。
それにしてもリアワイパー付きのハイマウントはどうにかならなかったのか…(汗)
もっとトランクパネル後部に埋め込むとかどうにかならかなかったのか…(苦笑)
ちなみにツアラー系だとリアスポに付くのでこうはならないようですね。
グレードはこんな感じで…
・3.0グランデG…最高級グレード。余裕のトルクでゆったりとクルーズを。
・2.5グランデG…バランスと装備がベストマッチ。
・2.5グランデ…ABSやらデジパネやら装備は減るものの、コレでも装備十分。
・2.0グランデ…2.5との違いは14インチタイヤや、パワーシートレス等…。
・2.5ツアラーV…最速グレード。唯一のツインターボ。
・2.5ツアラーS…2.5NAだけど雰囲気はスポーティ。装備も十分。
・2.5グランデG Four…雪国で豪華なハイソカーを。
・2.5グランデFour…上記のG無し版。
・グロワール…1.8とディーゼルを用意。当時から結構珍しいグレードです。
・GL…最廉価。1.8とディーゼルを用意。
ボディカラーはこんな感じで7色。
フラクセンマイカとはどんな色なんや??
って思って見てみますと、シャンパンゴールド系というか、ベージュ系というかそんな色です。
ウォームグレーパールは、グレーというよりパールホワイトですね見た感じ。
イメージカラーのアレです。
自分でしたら3.0グランデGに屋根・革・マルチの3点セット、ボディカラーはダークブラウンマイカというところでしょうか(^^)v
ちなみに価格はこんな感じ。
一番安いのが1.8GLで、オートエアピュリとステレオを付けてギリギリ200万を切る位。
一番高いのは実は3.0グランデGよりもツアラーVのオートマとなります。
気になるディーラーオプションでは、なんと90マークⅡにも油膜取りウォッシャーの設定があったようですね!
油膜とリなんてなってますが…。
果たして一体装着率はどれほどだったのか…(^-^;
そしてフロントスポイラーとサイドマッドガードを足したら12万超えという、当時としては結構なオプション価格ですね。
また、ハイソカーのステータス…ゴールドエンブレムも当然のようにご用意。
当時のナイスミドルのハートを刺激します(爆)
オマケ
当時の資料では、最高速は253.0km/hと現代の目で見ても結構な俊足セダンだったりします…軽いですしね(笑)
さて…そんなJZX90マークⅡですが、80万台強を売り上げたGX81に対し、コチラは20万台と一気に4分の1の台数になってます…(汗)
ちなみにアレだけなんだかんだ言われたC34ローレル…
なんと17万台売れてるんです(販売期間はローレルの方が半年長いってのもある)。
つまりマークⅡVSローレルだけだと半年差があれど、実はそんなに差が無いとも言えますね…(汗)
ちなみにチェイサーとクレスタはそれぞれ16万台。
で…90系合計だと50万台超えな訳ですから、当時はなんだかんだ言っても多かった多かった(笑)
しかしながら気付けば今や全然見なくなりましたね…(汗)
キッカケはスクラップインセンティブがあった2009年位だったんでしょうね。
う~ん…あの時の購入補助金25万円が無ければもっと残ってたかもしれないのに。
気付けば立場逆転してGX81の方がイベントでも見かけますしね…(^-^;