どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります♪
ってコトで…気づけばもう乗ってる人も少なくなりましたねぇ。
16アリスト前期です♪
以前のブログにもアップしてますが、平成17年位に友人がVベル買ったんで驚いた次第。
確か初期モノで20万㎞だかの過走行車だったものの、それでも8年オチ位な上にレクサスGSが出るかどうかの頃なんで、つい先日まで現行車&まだ当時ではかなり高かった20インチ入れてたんで周りの中ではぶっ飛んでリッチでしたわ…(笑)
しかしながら乗る機会は無かったですね…実際にディーラー時代に引き取りでS300を運転した位ですが、昔過ぎてもう記憶もほぼゼロ…(苦笑)
あ…一気に話題飛んでそう言えば今回のでリクエスト頂いたヤツは全て終了ですね。
で…今回のアリスト前期のカタログは写真の通り2冊ありまして、左側がBカタログ、右側のサイズ小さ目のアルバム形状のが本カタログになります。
本カタログだけですと、写真サイズの都合上アップしにくいトコがあるもんで、今回は2冊から写真を使っていきます(内容ほぼ同じ)。
さて…そんな16アリストは2代目アリストとして1997年にデビューしています♪
初代はジウジアーロがデザインしたことで有名ですが、2代目は完璧な自社デザイン。
また、プラットフォームはクラウンマジェスタと共通でありながらも、アリストは先代同様2JZツインターボを搭載した俊足セダンというのがやはり最大の特徴ではないでしょうか…。
トヨタの偉いところはこの辺りでちゃんと棲み分けしていて、やや車格の下がるクラウンでは後に出る170系でスポーツグレードのアスリートを出すも、2500㏄のシングルターボに留め、同格のマジェスタは3リッターでもターボは設定無し。
そしてアリストには2JZツインターボを搭載してキャラクターを各々に確立させてるのは凄いコトだと思います。
日産はこの辺り、シーマだろうがセドグロだろうがレパードだろうがVQ30ターボを載せちゃうもんだからキャラクターでやや被るトコが出てくる訳ですねぇ。
なんでもターボが選べるってのは聞こえがイイっちゃイイけど…(苦笑)
今回は2冊共に1997年8月のデビュー当時のカタログになります。
ってかもうそろそろデビューから四半世紀経つのか…恐ろしいなぁ…(汗)
ってコトで全高がやや高くポチャっとした感じのフォルムは先代に通ずるものがあり新鮮味は欠けますが、丸目4灯のヘッドライトが最大の特徴!
思えばY32辺りからスポーツセダンは丸目のような印象が定着した感じもありますが、ワールドワイドにレクサスGSとしても販売されたクルマなので、この辺りはベンツのEクラス辺りを意識しているかもしれませんね(^^)v
一見、愛嬌がありそうながらも実車を目にすると結構イカツイ感じもあります!
ただ、今のレクサスESよりも(GSもう無いから…)正直見た目の躾はアリストの方がいいように思います♪
リア回りもテールとリアフォグが分離して4灯になってますが、コレも当時としては結構異色な感じはしました…思えばレクサスブランドとして?翌年にデビューするアルテッツァとテイストを合わせてきた感じがしなくもありませんね。
それと好みは分かれるところなんでしょうが、リアのクォーターガラスがリアピラーの傾斜に沿わずに楕円になってる辺り個人的に違和感があります…(^-^;
フロントとリアが別のクルマのような感じがして少々一体感に欠けるのと、視認性で今一歩な感じがしなくもない…。
そうそう…ベルテックスエディションはホイールがメッキになるんですが、当時は純正でコレを採用してくる辺りに凄さがありました…
しかもVベルなら17インチ!
インパネは質感高く、表皮の仕上げなんて今見ても安っぽい感じがしません♪
正直最終のGS Fのがプラスチック部分は安っぽいかと…(汗)
メーターは径も大きく視認性に優れたオプティトロンメーター(^_-)-☆
室内はこのクラスにしても広く、シートも大きくゆったりとしておりました♪
で…ベルテックスエディションにしますと、外装色とカラーコーディネートしたシート表皮になるんですが…
コレはやり過ぎだろう(爆)
ヴェルテックスエディションにするなら、ココは奮発して本革がイイですね♪
通常のS300やV300でしたら、グレーやベージュの革になりますが、このヴェルテックスエディション専用の黒革シートがたまらんカッコイイんですよね(^^)v
何よりこれまた専用の黒木目のパネルが合うんです!
そんな16アリスト前期に搭載されるエンジンは全部で2機種…
・2JZ-GTE…直列6気筒3000㏄ツインカムツインターボ、VVT-i、280馬力、46.0kg-m。
当時は自主規制で280馬力なのはともかく、スープラ共々3リッターで46.0kg-mのトルクは驚異的でしたね!
最速セダンやらなんやらかんやら言われてたのも納得ではあります。
・2JZ-GE…直列6気筒3000㏄ツインカム、VVT-i、230馬力、31.0kg-m。
コチラは上記のNA版。
トピックとしましては、両エンジン共に可変バルタイ化…VVT-iが装備されまして、比較的低回転のトルクが弱い直6のドライバビリティを向上したところでしょう♪
また、2JZ-GTEはセラミックツインターボでレスポンスを重視しています。
コレらに組み合わされるミッションは、全車4速オートマのみ。
但し、V300系はステアマチックを装備します…しますが、ボタンが小さい…(苦笑)
んでもってステアリングの裏側にシフトアップ、表側にシフトダウンのスイッチがあって少々分かりにくかったりします…(^-^;
スポーツ走行するならスイッチは大きい方がイイ訳で、そう考えますと昨今のパドルシフトの方が実に合理的だと言えます。
足回りは4輪ダブルウィッシュボーン。
この時期のクラウン系のアッパーアームとかって走行中にスッポ抜けたりするようなトラブルがあったような気がします…今乗ってる人達は結構この辺りメンテしてるんでしょうかね…(^-^;
そう言えばこのアリスト点検してる時に初めてヘッドライトのオートレベリングの
センサーがリアサスアームに付いてるの知ったんですよね(^^)v
今やレベライザーは義務化されてますが、当時はまだ装着車が殆ど無かったのです…(^-^;
装備としましては、当時はまだまだ装着車が少なかったディスチャージ!
まだまだ社外品でも10万だかしてた時代に、このアリスト事故車とかからヘッドライトのユニット一式を外して移植されてる方もいらっしゃいましたね(^^)v
なんせ当時でも片側ヘッドライトが1個16万円だなんて聞いてぶっ飛んだ記憶があります…今じゃそんなクルマがウジャウジャいる訳ですが…(^-^;
ヒーター付ドアミラーは超音波の時代は終わり、現代のモノと同様のただのヒーター付に。
リアフォグランプは前述の通り、当時はまだまだ装着車が少なかった時代。
ただ…全車オプションではあります。
安全装備も今や義務化のVSCも当時はまだまだクラウンマジェスタが世界初で出したばかりだから超先進装備だった訳です。
そしてARS=アクティブ・リア・ステアなる4WSもあったんですね…(汗)
V300系は全車装備…コレは知りませんでした…(^-^;
VIP系でフェンダーとリムヅラとかする人ってやっぱりアリストもキャンセラーとかあったんでしょうかね??
そしてインパネには前述の通りでオプティトロンメーター。
今や時代は変わり…オプティトロンもあるはあるけどフル液晶メーターが主流となってきました…(汗)
ただ当時はホントに画期的でしたね(^^)v
そしてマルチ…もあるんですが、今回は逆にマルチレス車の方のインフォメーションディスプレイの方を話題に。
「見えるラジオ」として画期的だったFM文字多重放送を筆頭に、クルコン表示や燃費計なんてのも♪
このドット感が当時のたまごっちを彷彿とさせます。
FM文字多重も懐かしいなぁ…当時ルシーダに付けてたデルナビでよくFM福岡の文字多重を見てましたよ(笑)
まだ携帯も持ってなければ、その後持ってたとしてもパケ代無制限でも無いし、J-SKYの通信料もバカにならなかったですから…(苦笑)
助手席でリモコン使って文字多重見て暇潰しなんてやってました…時代ですねぇ。
一方、純正装着のオーディオは国内初のデジタルプリアンプなんてのを採用。
実はオーディオに関しては興味ないもんでこの辺全く分からん…(苦笑)
そしてスピーカーは有名処のJBL…マークレビンソンはもう少々後の話題。
で…グレードはこんな感じで…。
・V300…ツインターボ搭載の最速セダン。走りを愛する大人達へ…。
・V300ベルテックスエディション…まさに“頂点”黒内装にリアスポ付。
フロントグリルも専用。最強最速のアリスト。
・S300…気軽にアリストを愉しむ大人達へ。ベーシックなアリスト。
・S300ベルテックスエディション
NAのナチュラルフィーリングを”頂点”の装備でを愉しみたい贅沢な大人達へ。
ボディカラーは全6色。
自分ならココはV300ベルテックスエディションのレッドマイカで。
オプションで屋根、本革、マルチの3点セットを。
それにスノーバージョンとリアフォグも。
リアスポレスにして、ジャンクションだと派手目になりがちだからオートクチュールのフルキットで行きたいですねぇ(^^)v
アンサーの車高調にヴィエナクライスとか履かせてですね…どうしても好みでソッチ方向行っちゃう…(笑)
ちなみにコチラが価格表。
やっぱり高級スポーツセダンだけありまして、Vベルなんて500万円に届く位…(汗)
ちなみにコチラはTRDスポルティーボのアリストの冊子。
まぁ…TRDってだけありまして、走り重視です。
見た目ベッタベタなVIP用とはベクトルが違う(笑)
ってコトで車高調では無いサス&ショック…そしてスタビのセット。
他にもホイールやサスペンションブレースなんてのもキットにあったようですね♪
ちなみに1997年って言えばまだまだ車高調なんてかなり高かったかと思いますし、自分が免許取った2003年でもフルタップなんて雲の上の存在で、全長式付けてるヤツでもスゲェ金持ちって感じでしたよ…(苦笑)
今はメーカーさえ考えなかったら、フルタップでさえも一桁で来るでしょ…
スゴイ時代ですよマジで。
ちなみにビンボーだった自分は、エスペリアのダウンサス→サスカット→JIC全長式→クスコのフルタップというある意味流れに沿ったような感じになってます(爆)
話は少々脱線しましたが、このアリスト…当時は人気車種だったので、結構長い歴史になるかと思ってたもんですが、その後のレクサスチャンネルの発足によりアリストはGSへと名称変更され、アリストの名称は意外と早くに消滅してしまいました…(苦笑)
個人的には正直GSになってからどうもパッとしないクルマになった気がします。
なんせツインターボでスープラセダンのようなクルマが一気に大排気量ハイブリッドなんていう、方向性の違うクルマになってターゲット層が一気にズレちゃいましたから…(汗)
GS Fも乗ったことありますし、そりゃ凄いんですがね…どうもアリストの暴力的な感じとはまた違ったような…賢いスポーツマンみたいな感じになっちゃったのは、どうも違和感しか無かった訳で。
まぁGS F単体で見れば勿論イイクルマなんですが…。
やっぱりアリストって名前がしっくり来るんだなぁ…(^-^;