どうも(^^)v
今回はカタログのアップになります♪
ただ…タイトルからしてこんなんですが…(苦笑)
R35GT-Rデビュー時です♪
コレ…確か記憶の限りなんですが、デビューする時に「R35はカタログが発行されない」って言われてたハズです。
当時働いてたディーラーでも配布してたのは今回の薄いヤツとDVDカタログのみ。
資料もチョコッと目を通してみたものの、モデルライフが長いコトもあり莫大になるので、今回は当時の記憶を思い出す限りで引き出して話題とさせて頂きます…(苦笑)
さて…そんなR35GT-Rがデビューしたのは2007年も年末に近い話…。
基本的に大きく違えど先代となる位置付けはR34スカイラインGT-Rになります。
そんな34Rが生産中止になって5年…ニュルブルクリンクで鍛え上げられ、連続走行としては当時世界最速のラップタイムを叩き出してたりしますね(^^)v
ってコトでメーカーとしては開発に気合が入りまくり、確かにそれまでのスポーツモデルからハイパーカー的な感じになったのがR35GT-R。
しっかしながら現場では不安だったりネガな声が大半でしたねぇ…(苦笑)
オイル交換の話とかタイヤの話とか定期点検の話とか全てが前代未聞でしたし。
まぁ…その件は追々で…今回はデビュー時の2007年11月のカタログになります。
ってコトでフロントマスクは2005年辺りにアウディが採用したシングルフレームグリルのトレンドから来てるのか…しかしながら元々のコンセプトGT-Rもこんなだったか。
とにかく時流に沿ったフロントマスク。
そして未だに開け方を知らないドアハンドル(爆)
正直タイヤ1つパンクしても結構ワヤでして、4本全交換で70万円って言ってましたね。
新車保証の規約がとにかくウルサイ…(苦笑)
しかしながら、自分はこのGT-Rがデビューして4か月後に退職したので、1回も入庫を見ないままとなってます…ハイパフォーマンスセンターの指定店舗でも無かったし…(汗)
リア回りはスカイライン伝統の丸テール…ってかこのR35ではスカイラインの名称が無くなって別車種扱いでしたね…(^-^;
確かにハイスペックで最速を目指したクルマなのかもしれませんが、従来のGT-Rユーザー層からするとニーズがかなり乖離したようなクルマだったとも思います。
インパネは当時こそ比較的大型だったマルチモニターに沢山の車両情報が表示され最先端のクルマって印象が大きかったですね。
通常の走行では180km/hでリミッターが効く訳ですが、ナビ上でサーキットを認識するとリミッターが解除され本気モードになるってのが画期的でした…。
そしてリミッター解除モードにした後はディーラーでメンテをしないと保証継続出来ないなんていう爆弾も用意されてましたが…(苦笑)
当時もっと本気だったのはブガッティヴェイロンでしたね…ボディのサイドシルに付いてるカギを回して本気モードにしたら400km/hオーバーで走れるけど、1回本気モードにしたら点検で200万以上掛かるとか…(汗)
確か全開時はリッター800mでガソリンが減り、僅か12分全開にすると満タンのガソリンがスッカラカンになるという…ヴェイロンは異常(笑)。
シート…乗ったコト無いんですが、恐らく絶品でしょうねコレ。
少なくとも32R(話題古いけど)の純正シートなんて結構な名品でございます。
で…このカタログ…ってか冊子。
メカの説明ゼロです…(苦笑)
なので簡易的に。
・VR38DETT…V型6気筒3800㏄DOHCツインターボ、480馬力、60.0kg-m。
当時の日本車では異次元なスペックですが、現行モデルではコレが600馬力と25%増しになってます…進化スゴイね~コレで新車保証効くんだから(笑)
ただ…当時は「GT-Rは直6だ!!」って声も多かったし自分もそうでした…(^-^;
確かセミドライサンプだったかなぁ…
専用エンジンオイル指定で15リッターとか要るんですよね…(苦笑)
コレに6速のデュアルクラッチミッション…DCTですね。
当時のコルベットとかと同じで、リアアクスル側にミッションが配置される「トランスアクスル」っていう方式も日本車じゃ異例…ってか未だに異例。
で…装備の話題もこの冊子は無いんです…(汗)
で…当初のグレードは全部で3グレード。
・GT-R…777万円。
当時としてもかなりの破格値で内容からすると超バーゲンプライス…ではあった。
ただ…その後のランニングコストが取り過ぎな位に異様だった訳です。当時は。
上記のオイル交換しかり、タイヤ交換しかり、定期点検の内容しかり。
・GT-Rプレミアムエディション…834万7500円。
通常のGT-RにBOSEサウンドシステムとヒーター付シート、レイズのダーククロームアルミ、そしてランフラットタイヤが付属した豪華版。
・GT-Rブラックエディション…792万7500円。
通常のGT-Rに対し専用カラーのシートにレイズ製アルミとランフラットタイヤが付いた仕様。
コレにボディカラーが6色。
自分でしたらヒーター付シート欲しさにプレミアムエディションでしょうねぇ。
買えんけど(笑)
ボディカラーはこの手のハイパースポーツ系にしては良く言えば硬派だし、悪く言えば目立たない。
ポルシェとか目が覚めるようなオレンジやグリーンがあるのに。
しかしながらこのクルマはシャープな色の方がボディラインが際立つかとも思うので…。
ベタにイメージカラーのアルティメイトメタルシルバーでしょう。
塊感や重量感が出やすい色だとも思います。
ちなみに限定1000セットでスナップオンのツールセットが用意されてたり…(汗)
専用の光輝ジャッキとかもそうですが、明らかに実用不十分な内容…(苦笑)
恐らく本気且つ保証無視で自身でGT-R弄る人ならスナップオンをキャディからフルキットで揃えるでしょうし、自身でガレージでホイール外す人がパンタ使わんだろうっていう…(爆)
油圧ジャッキ買いますわな。
あくまで話題提供やコレクターズグッズにしたいだけのパフォーマンスなハズ。
さて…コチラは付属するオーナーズノートなる冊子。
主に点検はハイパフォーマンスセンターに認定された店舗で行い、定期点検内容にアライメント測定まで入るっていう…。
コレが当時やれ現場でトップが研修に行かないといけないので、後は抜けた分で回りが必死に通常入庫回さないかんやら、やれハイパフォーマンスセンターに認定されたらされたで高いアライメント測定器を入れないと行けない上(新車のGT-R来るかそれ以上かな…)に、測定の仕方もマスターしないといけない(まぁ比較的簡単ではありますが…)、更に研修修了者しか点検出来ないとか多々規約があったような気がします…(汗)
今は環境下がかなり改善されてるとは思いますが、大昔はそんなだった気がします…(汗)
メーカーの都合に全国の現場はかな~り振り回されたんじゃないかなっと。
で…コッチはGT-Rコレクションなるグッズ関係。
主にアパレル系なグッズが大半。
この10万円のブリーフケースを筆頭に財布や名刺入れ等々…。
キーホルダーなんて一見お手軽な一品でもGT-R価格。
一種のアミューズメントですね…ディズニーグッズだったりアンパンマンミュージアムだかと何ら変わりない(爆)
請求するベクトルが違うだけっていう…(^-^;
確かにこの手のエンスー系の琴線に引っ掛かる車種ですと、お馴染みとなってくるドライビンググローブ…。
自分は1度も付けて走ったコトがありません…(苦笑)
お値段2万円。
アタッシュケースは50万円です(爆)
コレ買う人…使用用途はなんなんでしょうね(汗)??
アパの社長が契約書入れて走り回るとか(ぇ
しかしながらアタッシュケースにドライカーボン入れてくるか…スゴイね…(汗)
自分はこういうケース持ってても入れるもんないもんなぁ…(苦笑)
カタログ入れるとか、会社のバスツアーのチラシを入れるとかそんな用途しかない(爆)
さて…そんなGT-Rですが、モデルライフが長いコトもありますし、やはり生粋のGT-Rファンは多数いらっしゃいます(*'ω'*)
既に初期モノなんて重課税対象になる位に時を経ちゃったもんで、最早新車保証なんて無いGT-Rなんてゴロゴロあります…。
恐らく当初のかなり厳しいハイパフォーマンスセンター等の規約も結構緩くなってるんじゃないでしょうかねぇ…(^-^;
1度機会があったら乗ってみたいなとも思います…乗れば印象がガラリと変わっちゃうかもしれませんね♪