どうも(^^)v
今回はカタログのアップとなります…相変わらず自身でチョイスしました「後輪駆動」をお題としております。
で…コレはホント気になるんだよなぁ…(;´Д`)
な~んで試乗しなかったんだ…(汗)!?
S660前期です♪
いや~もうデビューする時から、コレは気になる!って1台だった訳です。
で…販売されてから、まずは「試乗して考えよう!」という想いでありました…えぇ。
今はもうそういうコトはありませんが、この当時、ローレルよりしっくり来るならそのクルマに乗り換えるのもイイのではないのか?とも思ってましたので…(汗)
結果、どれに乗っても体に馴染むクルマが他に無いので現在に至ります。
しかしながら、1度どっかのタイミングで試乗を…なんて思ってたら生産終了してました…(苦笑)
思うに、丁度この頃は今のカミさんと付き合い出した直後で、2人乗りのクルマを試乗に行くと、自分とセールスだけで行くので、カミさんがディーラーに取り残されてしまう…と…(苦笑)
ソレも申し訳無いので、この手のクルマの試乗がしにくかったというのもあるんですよね…(汗)
事実、マークⅡの後釜候補でハイラックスや、他の車種とかは試乗したんですが…。
個人的に思うコトは、どんなに気に入ろうが、結果的に周りの取り巻く環境や縁により、乗れない時はトコトン乗れません…(苦笑)
そして、自分には全く縁が無いと思ってたクルマが予想外で来たりするもんです。
少なくとも自分が所有してきたクルマの大半がそうですね…。
さて、話題は少々脱線しましたが、そんなS660は2015年にデビューしています♪
実質的には、1996年に生産終了となったビートの後継的モデルで、当時入社4年目、26歳の人が社内公募でプロジェクトリーダーになるという、前代未聞の事態が発生しています…この辺りがホンダらしい(笑)
しっかし、バブルでも無いこんな時代によくココまで凝りに凝ったクルマを出したもんです…軽自動車のミニマムなボディに、ありとあらゆる技術をトコトン詰め込んでいます…(汗)
改めてカタログを読み直して思ったのは、バブルのクルマよりバブリーかもしれません…コリャスゴイね。
そんなS660前期のキャッチコピーは…
走る喜びへの、終わりなき挑戦。
その通りだと思います。
だってコレがもしトヨタで出てたら…自分はプリウスじゃなくてコッチ買ってますって…(笑)
けど生活ニーズに合わなくなっちゃって恐らく初回車検で泣く泣く手放してんでしょうね…(苦笑)
センタートンネルに子供乗せる訳にいかねぇもの…(笑)
ってコトで、今回はそんなS660前期の中でも2017年5月の内容になります。
と、言うコトで、レイアウト的に似通ってしまうのかどうなのかは分かりませんが、全体的なフォルムに横長のヘッドライトはまさにビートの後継♪
但し完全なフルオープンで無いってのはS660の特徴でしょう(*‘∀‘)
ただ、自身の好みの範疇ではありますが、フロントバンパーのダクトの開け方は少々流行りに乗っちゃった感じがありますね…自分はこの手の開き方がどうも苦手なので、社外バンパーでもっと閉じた感じのを探しちゃうかもしれません…(^-^;
探してみると、タイプも色々あるんでしょうが、モデューロのヤツとかイイですね♪
それとバックヤードスペシャル。
後はコレも好みですが、ナンバープレートがオフセットしてない…コレは最重要(笑)
一般的な軽はラジエターの配置の関係でオフセットしがちですからね…(苦笑)
このブルーも鮮明でイイですねぇ♪
リア周りは基本的に鋭いディテールで占めています。
そして、ビートのように気持ち程度のトランクすらありません…(苦笑)
フロントフードの中に気持ち程度のボックスこそありますが、実は幌を収納するとソレで終了する…つまりは幌収納箱と考えてイイです…。
ってかコレ1台で日常をこなすのはさすがにキツイかと…セカンドで楽しむクルマですね(*'▽')
室内はドライバー向けにインパネがラウンドしてまして、メーカーこそ違えど、ミニ・スープラという感じ。
しかし…ほぼ専用パーツ…コスト掛かり過ぎです…(汗)
で…軽でこのデザインを実現する為に、開発者は文字通りミリ単位の攻防をしています…(汗)
当然ながら乗車定員も2名…さすがに分かりますよね…(笑)
コレで4人なんて乗った日には雑技団でしかない…(爆)
センターコンソールの位置が高いのもミッドシップって感じで素敵です!
で…シートは結構凝って開発したようで、カタログでこんな感じで細かく解説。
また、アシンメトリーカラースポーツレザーシート…(長ぇ!)なんていう、運転席と助手席でシートの色を替えた仕様も選択出来ます♪
こういう設定は珍しいですね…国産車では前後シートの色が違うのがトヨタのオーパにありましたが、コチラはオーパのようにタンデムでは無くカップル間。
個人的に思うのは、運転席側を汚れにくいダークグレーにして、助手席側は乗車頻度の低いライトグレーにした方が良かったような…(;・∀・)
そんなS660前期に搭載されるエンジンは1機種のみ…。
・S07A…直列3気筒660㏄DOHCターボ、64馬力、10.6kg-m。
車両重量はMT車で830kg、CVTで850kg。
JC08モードではCVTの方が燃費で圧倒的有利なのですが、面白いコトにWLTCモードではコレが逆転…MTの方が低燃費(笑)
ちなみに、ビート比較では、タイミングベルトがチェーンになってるので、チェーンが伸びない限り、整備の人が喜びますし、ユーザー側もベルト交換の費用が浮き、みんなが幸せになるハズです…。
ソレにエンジンはツインカムターボ…動力性能に不満はまず無いでしょう♪
ちなみにターボも専用…実に気合が入ってます(*'▽')
ただ、ビートには絶対的な速さこそ無いものの、高回転までギンギンに回すのがホントに楽しくなるんですよね…。
当時のホンダのエンジンは軽からNSXまでホントに楽しい(笑)
なので、恐らくS660とビートでは、エンジンの「楽しい」と「気持ちイイ」のベクトルが違うハズです。
コレに組み合わされるミッションは、軽初の6速マニュアルとCVT。
特に6速マニュアルの方は、2速にダブルコーンシンクロ、3速にカーボンシンクロを採用した本格的なヤツ。
足回りは4輪ストラットの独立懸架!
下回りにはエンジンの冷却効率を考え、NACAダクトを装備しています♪
更に軽初のアジャイルハンドリングアシストを採用♪
旋回時に内輪側へ微少ながらブレーキをかけ…要は曲がりやすくしてやろうと。
S660では無いものの、過去にとあるクルマで疑似的にこの機構をON⇔OFFし、違いを比較したコトがあります。
えっとですね…確かに効果はあります…プラシーボ程度ですがね…(汗)
ただ…こういうのは電子制御の恩恵ではあります。
ブレーキも当然のように4輪ディスク。
タイヤはネオバが純正装着されます(*'▽')
が…個人的に自身が過去に所有してきたクルマでこの手のスポーツタイヤって実は無縁です…(苦笑)
で…駆動方式は今更ですが、言わずもがなのミッドシップ。
前後重量配分は45:55…一番の重量物が後ろに行くのでどうしてもケツ側に重くなります。
しかしながら、経験上ですが、フロント側が重い方がいいかなって…。
高速域のフロントリフトはホントにコワイ…(苦笑)
AW11もアイも…なんなら以前乗せてもらったボクスターのゲンバラコンプリートだってそう…高速域でなんとも接地感に乏しいアレって、おマタがスッとする(笑)
回るだなんてコトは余程…なんですが、高速域でプッシングアンダーの嵐なんて根性無しのオッサンにはツラすぎます…(泣)
さて…ココからは装備面の話題。
ステアリングはホンダ史上最小径となるΦ350㎜のD形だったりします。
う~ん…ステアリングって過去にユニバーサルデザインだかで楕円形だったり、こんな感じでフットスペースの狭さを考慮してD型だったりする訳ですが、結果的に一番イイのは昔ながらの円形(笑)
D型ってのは最早機能美よりもファッションアイテム寄りな気がしなくもないです…ってか純正でよくこの造形で量産出来たなとも思ったり。
で…幌はこのようにロールトップ式という、丸めて収納するタイプです。
こうやってコロコロっと纏めてですね…丁度タイムリーなコトに恵方巻の季節。
調べたところ、2024年の方角は東北東なんだそうです。
まぁそんな今となっては、大手回転寿司チェーンやら、コンビニやらが販売戦略でやってるのが大半だろ?なんて思って間違いないであろうこの行事のコトなんざどうでもイイんですけど…(爆)
あの巻物も経時でノリが固くなって、あんなモンを一口で食った日には窒息しそうだし、なんなら美味しそうにも思えない…(苦笑)
我が家は数日経過して半額になったヤツを購入し、包丁で切り、フツーの巻寿司として食べます…味は同じだもの。
で??
あぁ…装備の話題だった…(汗)
エアコンは主に下腹部に暖を取るコトが可能なミッドモードを設定♪
確かにこの厳寒期にこういう配慮は非常に有難いですよね(*'▽')
ソレと実質タルガトップ的な感じなので、なんとリアに第3の窓があるっていう(笑)
しかもパワーウインドウ♪
ハイラックスサーフを思い出します(ぇ
もしくはダイナのダブルキャブ。
で…何気に衝突安全にも結構気を配られてまして、世界初の内圧保持エアバッグ!
なんていうヤツを助手席側に装備してます(*'▽')
エアバッグって本来膨らむと結構な速さでしぼみます…コントみたいに膨らんだままってコトはありえませんよね(笑)
で…コイツはその膨らんだままの時間を比較的長くしてやろうと…ソレでもコンマ数秒の世界です。
そして昨今の車種では珍しく、ディスプレイは取って付けたような配置。
結構出たての輸入車…ゴルフⅦの初期モノなんてまさにこんなでしたが(笑)
で…このS660はGセンサーやらスロットル開度、ブレーキ圧の表示と、ソレらしい機能も搭載しています(*'▽')
しっかしホントに装備は充実してますね…こういうトコは古いクルマと違って羨ましいトコなんですよ(*‘∀‘)!!
LEDヘッドライトはモチロン、スマートキーも装備♪
AUX端子、USBジャックもありますので、オーディオ関係で困るコトも無いです…BluetoothあるからCDも嵩張りません(笑)
また、車速連動オートボリューム機能も搭載…要はビートのスカイサウンドと一緒♪
ホンダ・スカイサウンド・システムとか名称付けてカッコ良くしとけばイイ気が…トヨタとかだったらこういうのにイチイチ名前を付けたがります。
で…グレードはこんな感じ。
・β (6MT/CVT)…198万円。
ピュアに、妥協なく。
走る喜びを磨いたベーシックモデル。
ってコトでコチラが廉価仕様で、価格はドチラのミッションを選択しても同じ♪
■βの主な装備
〇安全装備/運転支援機能
・運転席&助手席&サイドi-SRSエアバッグシステム
・クラッチスタートシステム(MT車)
・アイドリングストップシステム(CVT)
・ヒルスタートアシスト機能
・LEDヘッドライト
・オートライト
・LEDポジションランプ
・イモビライザー
・セキュリティアラーム
〇快適装備/メーター
・ミッドモード付フルオートエアコン
・i-pod対応USBプレーヤー/AM/FMラジオ+2スピーカー
・AUX/USBジャック
・スマートキー(ピアノブラック)
・アレルフリー高性能脱臭フィルター
・チルトステアリング
・ワンタッチウインカー
・インフォメーションディスプレイ
〇インテリア
・メーターバイザーリング(ピアノブラック)
・プッシュエンジンスタート/ストップスイッチリング(ピアノブラック)
・ステアリングガーニッシュ(ブラック×ピアノブラック)
・スポーツファブリックシート
・防眩ルームミラー
・キー付グローブボックス
・助手席シートバックポケット
・コンビニフック
〇エクステリア/ガラス
・プリントアンテナ
・ユーティリティボックス(フロントフード内)
〇足回り/走行関連メカニズム
・アジャイルハンドリングアシスト
・Fr:165/55R15アドバンネオバAD08R+5Jアルミホイール(シルバー)
・Rr:195/45R16アドバンネオバAD08R+6.5Jアルミホイール(シルバー)
・前後スタビライザー
・前後260Φディスクブレーキ
・応急パンク修理キット
▲βの主なオプション
・シティブレーキアクティブシステム
・センターディスプレイ
・α (6MT/CVT)…218万円
より上質、精悍に。
素材や仕立てにこだわったハイグレードモデル。
ってコトでコチラが最上級仕様となります…何気にサイノスと逆なんですよね(笑)
■βにプラス、またはグレードアップする装備
〇安全装備/運転支援機能
・クルーズコントロール
〇快適装備/メーター
・スマートキー(カーボン調)
〇インテリア
・メーターバイザーリング(高輝度シルバー塗装)
・パーキングブレーキノブ(クロームメッキ)
・エアコンアウトレットノブ(クロームメッキ)
・プッシュエンジンスタート/ストップスイッチリング(クロームメッキ)
・インナードアハンドル(クロームメッキ)
・ステンレス製スポーツペダル
・本革巻シフトノブ
・本革巻ステアリングホイール
・スポーツレザーシート(本革×ラックス×スエード)
・アシンメトリーカラースポーツレザーシート(ホワイトパールでのみ選択可能)
〇エクステリア/ガラス
・サイドターンランプ(クリア)
〇足回り/走行関連メカニズム
・アルミホイール(ブラック×シルバー)
コレにボディカラーは上記の6色。
01.プレミアムスターホワイトパール (32400円)
…ピュアな輝きを保つ、透明感のあるホワイト。
02.アドミラルグレーメタリック
…精悍さと気品をたたえたスタイリッシュなグレー。
03.プレミアムミスティックナイトパール (32400円)
…多彩な表情を見せる、エレガントなブラック。
04.プレミアムビーチブルーパール (32400円)
…明るく鮮やかなブルーに、爽やかな輝きをプラス。
05.カーニバルイエローⅡ
…引き立つ個性。心ときめく軽快なイエロー。
06.フレームレッド
…存在感を主張する、鮮やかなレッド。
自分でしたらビート感を出したいので、αの6速でカーニバルイエローⅡを♪
オプションでシティブレーキアクティブシステムと、センターディスプレイって感じですかね(^^)v
で…コチラは同じく2017年5月に登場した、期間限定の特別仕様車となる、ブルーノレザーエディションというヤツですね(^^)v
特にメカニズムで変化点は無いものの、各種装備に違いを見せたのがこの特別仕様車となります(*'▽')
上級グレードのαをベースに、インテリアカラーをジャズブラウンとして、やや大人っぽい印象に仕立てています。
また、通常ではオプション扱いとなるセンターディスプレイを標準装備に♪
ホイールとドアミラーがオールブラックになる他、インテリアに専用のプレートが装着されます。
車両本体価格はベース車+10万円の228万円。
ボディカラーは専用のベルベットマルーンメタリックを含む計3色…。
ってかコレがマルーンだとは…(汗)
てっきりオリーブグリーンとかその辺りかと思ってたんですが、マルーンとは少々意外。
オマケ
元々は2011年の東京モーターショーで展示された、EV-STERが源流。
ってかルーツはEVから来てたんですね…(汗)
いや~ガソリンターボで出してくれていてありがたや♪って感じかと。
そして2013年にはS660コンセプトというコトで、最早市販化に向けてのプレビューモデルと言わんばかりの内容です(^_-)-☆
さて…その後のS660は、2020年にマイナーチェンジをして後期型へ…。
そして2022年に生産終了となりましたが、モデル末期は駆け込み需要で増産したのと、コレに合わせて中古車価格が爆上がり…(汗)
一瞬で本来の価格の倍近い辺りまで推移してましたね…。
最近はどんなものか中古車を見てみると、下は100万を切る怪しそうなヤツから始まり、おおよそ納得行く個体や仕様を買うなら170万円が相場って感じです。
そして新車同様の低走行や未登録なんてのになると400万円は超えたまま…(汗)
正直、後継車が出ない限りは恐らくこの相場でしばらく推移するんじゃないかなと…(汗)
軽オープンというジャンルで括ればコペンもありますが、アリャまあ別。
そう言えば次期コペンはFRだなんだかんだでコンセプトカーも見たかったのに…。
もうそんな状況じゃないでしょう…ねぇ。