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2025年07月20日 イイね!

セラミック・レスポンス



どうも(^^)v

今回は自身でチョイスしました「DOHC」をお題としましたカタログになります。

いや~カッコイイですよねぇ♪



Z31フェアレディZ前期
200ZRシリーズ追加時です♪

個人的にZ31は前期のシャープなフォルムが好みでして、特にこの3ウェイツートンがたまらんですね♪

日産のイイところを存分に引き出しているクルマの1つかと…。

ただ、縁は無いですね…ディーラー時代に前期は入庫すらありませんでしたし…。

そんなZ31フェアレディZは、Zとしては3代目のモデルで、1983年にデビューしています♪

クサビ形のフォルムに日本初の3リッターV6ターボを搭載♪

ラグジュアリーとスポーツを融合させた日本最速の1台ではありましたが、S30時代と比較するとボディは拡大され、次第に豪華となったので、当初の出でたちとはかなり変化して行ったという感じではありました…(^_^;)

また、2リッターV6ターボも搭載されていたものの、コッチは正直3リッターの前ではどうしても目立たない…と…(汗)

ソコで、1985年にこの200ZRシリーズを追加!

最大の特徴は、C32ローレルで新搭載されたRB20にターボをドッキング!

更にそのターボが世界初のセラミックターボというのがポイントです(*'▽')

そんなZ31フェアレディZの200ZR追加時のキャッチコピーは…



セラミック・レスポンス

当時としてはかなりインパクトがあったかと思います(*'▽')

また、カタログの演出も物凄く硬派な感じが出ててイイんですよコレが!!

なのでついつい写真で見とれてしまうという…(笑)

それと余談ながら、CM曲は久石譲が手掛けてます…曲名はセラミック・ビート。

今回は200ZR追加直後となる、1985年10月の専用カタログとなります(*'▽')



コレ…ボディカラーが特に効いてますよね~。

元々ラグジュアリー色の方が強かったZ31ですが、コレで一気にスパルタンな感じに!

低いノーズに、フード上の大型エアインテークがまたスポーツな感じを出してます♪



震える。ツインカム・24バルブターボ……
感動は、このマシンを駆って、はじめてやってくる。


単にリアからのカットかと思ってますと、なんとコチラは2by2。

2by2はリアクォーターガラスの頂点がややなだらかなんですよね(*'▽')

そりゃ4人乗れた方が実用的ではありますが、好みで言えばカッコで2シーターなんですよね(*'▽')

リアテール上部のガーニッシュに入った200ZRの文字がまたイイですねぇ♪



このクールなコクピットとスーパーサポート・シートが、
男たちのハートを鋭く挑発する。


インパネは黒を基調として、確かに2連メーターと相まってスパルタンな感じです!

但し、エアコンパネルやら、各種物理スイッチはやや多い感じで少々ゴタついてます…(^_^;)

RBツインカムなんで、タコメーターも9000回転スケールで、こういうトコも当時としては高回転型スポーツのイメージを強くさせる1つかと♪



■精悍な黒とダンディなグレーを基調にデザインされた、
 200ZRのコクピット&インテリア。
 黒一色のなかにシルバーグレーの指針を配した大径のメーター、
 握りの太い3本スポークのステアリング、本革風のシフトブーツ。
 そしてシート地にはシックでスポーティなジャガード織りクロスを採用。
 フロントシートはハードなコーナリングにも身体をぴったりサポートする
 ❝スーパーサポート・シート❞だ。


新開発のシートではありますが、好みの問題にはなるものの、正直柄物が…(^_^;)

特に柄の無いシックな方が好みではあります…R30だとハイタッチモケットとかですね。

ただ、サポートがかなり張り出したシートですね(*'▽')



ザ・エキサイティング❝セラミック・ターボ❞。
いま、新しい神話が生まれた。


もうこのカットからしてカッコイイですよね(*'▽')

ポスターにしてもイイ位ですよ(笑)

そんなZ31フェアレディZ前期の200ZRに搭載されるエンジンは以下の通り。



・RB20DET…直列6気筒2000㏄ツインカムターボ、ネット180馬力、23.0kg-m。

最新鋭の直6…RB20に世界初のセラミックターボをドッキング♪



タービンローターに軽量なセラミックを採用するコトで、レスポンスアップを狙っているようですね(*'▽')

で…RBはそのままセラミックターボをR32まで採用して行く訳ですが(確かR33は斜流タービンでしたよね…)。

正直耐久性の面ではまずまずだったんでしょうね…GT-RでもN1仕様はメタルタービンになってたりしましたし。

ソレとこの時代の初期型RB…R31とかもそうですが、ノーマルのままだと実は言う程速くは無いっていう…(;´・ω・)

R32になってからこの辺りはかなり良くなってますね(*'▽')

コレに組み合わされるミッションは、5速マニュアルのみ…硬派ですねぇ(∩´∀`)∩



タイトコーナーはこのサスペンションのためにある。
パワードリフトも意のままだ。


もうホントにどのカットも秀逸!



足まわりはフロントがストラットで、リアがセミトレの4独になります。

最高速度250㎞/hを現実にしたスーパーキャパシティサスペンションを200ZR専用にチューニング♪

コレにLSDを標準装備し、元々最高速アタック的な特性をZをワインディング向けにしたような感じですね(*'▽')



鋭く応答するステアリング。
クロスレシオのギヤリング。
ブレーキもハイグレードだ。


細かい演出…何気に雨なんですよ。

んでもってリアワイパーもしっかり動かしてるし…(笑)



ブレーキはフロントにベンチレーテッドディスク、リアにはソリッドディスクを採用。

う~ん…日産車ってブレーキフィールは悪くないんですが、効きという面では正直もう一つって感じのコトが多いですかね…(^_^;)

コレにタイヤは215/60R15の超ワイドタイヤに、6.5JJのこれまた当時としてはワイドなホイールを組み合わせます(*'▽')

ちなみに空力性能も良く、cd値は0.31と中々の数値♪



装備としましては、この時代のスペシャリティカーにはよくあった、メーター周りのクラスタースイッチ。

操作性は…う~ん…何とも言えないものの、演出としてはイイですよね~(∩´∀`)∩

そしてステアリングはメモリー付のスウィングアップ機能が装備され、何気に実用性もあるっていう(笑)

この手は低いので、オッサンになると乗降時の「よっこらしょ」が標準装備になります…(苦笑)

そしてカギがまた凝ってる…セラミック製の飾りが付いたゴールドキーっていう(笑)

こういうのもイイですねぇ…何よりスマートキーと違ってメカって感じですし(笑)



ソレにZと言えばのTバールーフ♪

雨漏りしちゃうのは…まぁ、なんですが、コレこそZって感じですよね(笑)



リアスポイラーはディーラーオプションですが、コレを装備するとcd値は0.30に向上!

風を味方に付けます♪



で…200ZRシリーズのグレード構成はこんな感じで…。
車両本体価格は福岡県の販売価格です。

・2シーター200ZR-Ⅰ (5MT)…250万円

当時の最廉価仕様でコレですから、やはり高級スポーツカーですね(*'▽')

■2シーター200ZR‐Ⅰの主な装備
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・無段階調整式間欠ワイパー(フルコンシールド式)
・リアウインドウワイパー
・リアウインドデフロスター
・可倒式電動リモコンドアミラー
〇計器盤まわり
・透過照明メーター
・イルミネーションコントロール
・デジタルクォーツ時計
・ブースト計
・燃料残量警告灯
・半ドア警告灯
・ライト消し忘れ警報
・パワーステアリング
・ツイントリップメーター
・AM・FMマルチ電子チューナー&カセット+4スピーカー
・パワーアンテナ
・リヤゲートオープナー/フューエルリッドオープナー
〇室内
・スポットランプ
・運転席フットレスト
・大型コンソールボックス
・ラゲッジバンド
・コートハンガー
〇外装
・デュアルエキゾーストテールチューブ
・215/60R15スチールラジアルタイヤ+6.5JJアルミホイール
〇メカニズム・その他
・LSD
・等速ドライブシャフト
・SST(スペースセービングタイヤ&電動ポンプ

▲2シーター200ZR‐Ⅰの主なオプション
・フェンダーミラー
・エアコン


・2シーター200ZR-Ⅱ Tバールーフ (5MT)…297.7万円

Tバー装備の豪華版。雨漏り気にするならZR-Ⅰを…(汗)
Tバーの魅力を感じたいならコッチですよね(*'▽')

■2シーター200ZR-Ⅰにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・ブロンズガラス
〇計器盤まわり
・メモリー付スウィングアップチルトステアリング
〇室内
・エアコン
・パワーウインドウ
・助手席フットレスト
・ドアポケット
〇外装
・Tバールーフ


・2BY2 200ZR-Ⅰ (5MT)…258.1万円

バイツー廉価版ですね。

■2シーター200ZR-Ⅰにプラス、またはグレードアップする装備
〇室内
・リアスプリットシート
・ラゲッジルームランプ


・2BY2 200ZR-Ⅱ Tバールーフ (5MT)…305.8万円

最高グレードは、この通り300万円オーバー♪

200ZRでも結構な価格なので、300ZXの場合は更に…というコトになります…(汗)

■2シーター200ZR‐Ⅱ Tバールーフにプラス、またはグレードアップする装備
〇室内
・リアスプリットシート
・トノカバー
・ラゲッジルームランプ



コレにボディカラーは当時全て新色のようで4色になります(*'▽')

自分でしたら2シーター200ZR‐Ⅱ Tバールーフのブラック3ウェイツートンですね(*'▽')

いや~もう雰囲気でやられますって(笑)



ちなみに東京日産自動車の板橋営業所…なんだそうです。

まだありますかねココは。



で…コチラはZ専用のオプションという訳ではありませんが、ニスモが出していたオートルーバーランプ♪

当時はフォグランプ連動でカバーが開閉するフォグランプがありまして、今ではマニアが喜ぶアイテムの1つだったりする訳ですが…(笑)



なんとコレ…開閉に形状記憶合金を使ってるんですよ…(汗)

フォグランプ球の発熱で形状記憶合金が変形し、1~4秒で開きます。

そしてフォグランプをOFFにした時は自然放熱で戻るので約20分掛かると…(笑)

アナログながら、そういう使い方します!?って感じです(笑)

しかし、コレって何度も繰り返してると経年で折れたりしないもんですかね??



で…コチラもニスモの汎用品でスポーツステアリングホイール♪



コチラは車検対応品で、ホーンパッドが付くタイプもあるようですね(*'▽')



コチラはレースタイプ…恐らく小径で競技用なんでしょうね(*'▽')

正式なステアリング外径は未記載なので不明…。

ところで、車検に受からないので競技用という記載で販売するのはよくある手法ですが、ホーンとかも競技用って書かれて販売されてたりしますよね。

競技のホーンってなんだよ!?ってつい思う訳ですが(爆)

で…Z31フェアレディZはその後、翌年の1986年にビッグマイナーチェンジが入り、アメリカのNDIのデザインが採用されると共に、大型ブリスターフェンダーで一気にグラマラスなフォルムになります(*'▽')

そして1989年に次期型のZ32へバトンタッチ…日本初の280馬力という話題をかっさらい、バブル日産車の人気車種のウチの1台になりました(*'▽')

一時期は人気が冷え切って、ソレこそ20万とかでゴロゴロ転がってたZ31ですが、近年はネオクラブームと相まって、そりゃもう高い高い…と…(汗)

そして前期はあまり残ってないような気もしますね…(^_^;)
Posted at 2025/07/20 17:22:41 | コメント(5) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2025年06月15日 イイね!

わかった人が乗っている。



どうも(*'▽')

今回は「DOHC」をお題にリクエスト頂きましたカタログのアップとなります…。

そう…あんまりDOHCって感じじゃないんですが、ウソじゃないんです(爆)

ってコトで…



B13サニー前期 特別仕様車追加時です♪

そりゃもう小学校の先生から、高校の保険の先生、同級生のオヤジさんやらと、ドコにでもいたクルマってヤツですよ(笑)

しかし、意外やディーラー時代にはもう代替のケースが多かったのか、車検や整備での入庫は3年のウチに数台…って感じでしたね…(^-^;

大半はEXサルーンやスーパーサルーンってイメージで、不動産屋の営業車でJXとかがいたような感じかなと。

さて…そんなB13サニーは7代目モデルとして1990年にデビューしています♪

基本的なコンセプトは極めてオーソドックスなファミリーカーとしつつも、バブル真っ只中のデビューと相まって、その装備はクラスを超えた豪華絢爛な内容も兼ね備え、宿敵カローラに挑んで行ったモデルでもあります…結果はともかく。

また、メキシコでは「ツル」という車名で2017年まで親しまれる超ロングヒットモデルにもなっています(*'▽')

そして1991年に特別仕様車、1600スーパーサルーンe25thアニバーサリーが追加されたのが今回のカタログになります♪

もう名称通りなんですが、サニー発売25周年を記念した特別仕様車で、限定車という訳ではありませんね…(^-^;

そんなB13サニー前期のキャッチコピーは…



わかった人が乗っている。

デビュー当初は、陣内孝則がCMキャラクターでしたが、この25周年記念車辺りから伊丹十三へとバトンタッチ!!

サニーが高級車と言い切る辺り、中々押しの強いCMではありますが…(笑)

今回はその記念車が追加された2ヶ月後となる1991年3月の内容になります。



まずは通常グレードからで、この1500スーパーサルーンが高級感と装備の良さ、そして実用性で1番バランスの良かったグレードかと思います(*'▽')

個人的には前期のデザインの方が好みではあります♪

ソレとプレスドアというのも高級感が増してイイですね(*'▽')



リア回りは先代のトラッドサニーを当時の流れに合わせ、やや丸味を持たせた感じになりますね(^^)v

ソレとドアハンドルがグリップ式なのは、今では大半がこんな感じなのに対し、当時は珍しかったんですよね~。

ただ、サニーはヒンジが現代のように手前に引っ張る訳では無く、フラップ式のように上に捻り上げるので、この辺りにやや違和感はあります…(苦笑)



インパネは当時では酷評だった絶壁インパネとお別れし、これまた当時の日産ではトレンドだった丸味を帯びたインパネへ…。

センタークラスターのリーチを従来型より70㎜近付け操作性をアップしているのが特徴で、各部のスイッチも程々に大きく操作性はイイかと思います(^^)v

但し、この時代の日産車はインパネのデザインを重視しちゃってる感も有り、背反で収納がとにかく無いという…(苦笑)

インパネトレイ等もオプション設定があったりしても、これまた浅く、実用性は…(汗)



シートはオーソドックスな1.5リッタークラスのセダンという感じです。

正統派のセダンながらも、全高は1370㎜とやや低め。

最もハードトップのプレセアよるは座れますが(爆)



B13サニーではホットモデルも用意され、GT-Sなるグレードもあります♪

GT-Sは1800㏄で、カローラより排気量が上回るのが特徴!

カローラで言うGTと同じ扱いになり、このサニーGT-Sも正直販売台数は結構少なく、今ではレアな存在に…。



GT-Sになるとブラックのインテリアにスポーツシートが組み合わされ、かなり雰囲気が変わります!!

当時の日産車はこういう演出がホントに上手いと思うんですよね…GTI-Rに準じた感じもしますし♪



で…コチラがこのカタログの時に追加された特別仕様車の1600スーパーサルーンe25thアニバーサリーなる長いグレード名称のヤツ(爆)

GT-Sと同じエアロバンパーが印象的。



コレになると運転席にセンターアームレストが付き、シート生地はエクセーヌに!

更にリアランバーサポートなる、サニーならではの装備が付くのが特徴です♪

確かにコレだけの装備になるとかなり雰囲気も変わりますし、チョットイイクルマに乗った気分が出ます(笑)

そんなB13サニー前期に搭載されるエンジンは全部で5機種…。



・GA16DE…直列4気筒1600㏄ツインカム、ECCS、110馬力、15.0kg-m。

正直そんなに台数は出てないかと思いますが、ECCSなんですよねコレ。

後はカローラに対してエンジンの仕様がどう見ても1世代遅れてる感じが…。


・GA15DS…直列4気筒1500ツインカム、電子制御キャブ、94馬力、12.8kg-m。

最も販売割合の高いユニットで、殆どのサニーはコレでしょう。

ただ…ツインカムなのに電子制御キャブなんですよ…(苦笑)

例えばこの時点でライバルのカローラはハイメカでほぼEFIでしょ~。

どうもユーザーへの請求力には乏しい印象ではあります…(泣)

そう言えばディーラー時代に先輩がキャブのバキュームホースが切れたの換えてたりしましたよ…(苦笑)


・GA13DS…直列4気筒1300㏄ツインカム、電子制御キャブ、79馬力、10.6kg-m。

上記1300仕様で最もベーシックなユニットですね(^^)v


・SR18DE…直列4気筒1800㏄ツインカム、ECCS、140馬力、17.0kg-m。

正直コレも最高出力でカローラのGTと同じ位…もしくは負けてる…。

ただ、排気量って数値以上にモノを言うので、サニークラスなら結構な動力性能♪

但し、ブルーバードクラスでも整備性が悪いのに、サニーのエンジンルームにコレですよ…地獄ですよ…(爆)

最もコレは後にサニーベースにSR18を積んだのがソコソコ売れちゃったもんで、全国の日産のディーラーメカはクリアランスの狭いエンジンルームで泣きを見るコトになります…

ラシーンって言うんですけど。



・CD17…直列4気筒1700㏄OHCディーゼル、55馬力、10.6kg-m。

唯一搭載されるディーゼルユニット。

サニーでは乗ったコトないものの、CD17の印象は、盛り上がりも無く、ただただ淡々と回るイメージですね…波が無いというか、陸を走るポンポン船というか。



コレらに組み合わされるミッションは、全車に5速マニュアル。

そして1600VRとディーゼルの4駆を除き4速オートマ。



足まわりはフロントがストラットで、リアがパラレルリンクストラット。

つまり4輪独立懸架ですね(^^)v

自分はB13ってホントにチョコッと動かしたりとかそれ位なので、特に印象がありません…(苦笑)



コレに仕様によっては、電子制御サスペンションのコンフォート・オートサス。

サニーですら電子制御サスですからスゴイ時代ですよ…(汗)

更にGT-Sには専用のハードにチューニングしたサスペンションって感じですね。



4駆の種類はなんと3種類も有ります…(汗)

1つはディーゼルに設定されるパートタイム4WD。

そして1500に設定されるのが、ビスカスカップリングを搭載した、フルオート・フルタイム4WD。

前後の回転差を吸収するコトにより、タイトコーナーブレーキングを無くします♪



そしてGT-Sには駆動力配分が可能で、当時最先端のアテーサを搭載♪

また、リアにもビスカスLSDを搭載するのも特徴!

カローラGTには無い4駆の設定があるのはアドバンテージでしょう(*‘∀‘)



また、GT-SはFFでもフロントにビスカスLSDを設定。

更に4輪ディスクブレーキもGT-Sならでは♪

また、カローラも後期で設定がありますが、ABSも装着可能。



ボディはこの時代の日産車はサビに強いイメージですね♪

少なくとも新車から20年位までは塗装こそヤレど、ボディがグッサグサな個体は、塩害の多い地方を除き、サビの無い個体が多かったかと思います。

反面、B14以降の日産車は防錆のレベルが落ちてて、ストラット周りが錆びてる個体がザラにある印象です。



装備としては、スーパーサルーンeや、GT-Sだけ…ではあるものの、ASCDなるオートクルーズもオプションで選べます!



そしてコレは1600スーパーサルーンe 25thアニバーサリーの装備写真。

運転席アームレストもクラスを超えた豪華さがありますし、リアランバーサポートなんてかなりの珍装備かと…(笑)

少なくともこの時代の日産車ではサニー以外に無かったと思います。



また、通常のスーパーサルーンは、こんな感じで、スーパーセレクションなるオプションがあります!!

コレが中々拘りの強い仕様で、全8通りの選択肢があります♪

まず外観で、ラグジュアリー・ルックとGT-Sルック。

内装ではラグジュアリー・インテリアとGT-S・インテリア。

コレに足まわりがコンフォート・オートサスとGT-S・サスという感じでとにかく凄い訳です。

スーパーセレクション①~⑧の内容を覚えてる人はかなりマニアックかと…(汗)

自分はあくまでブログに話題にするだけ…正直サッパリ分からん(爆)



で…グレードはこんな感じ。
価格表は添付されていた、日産サニー千葉販売の内容になります(*'▽')

・1300LE (5MT/4AT)…87万6000円/95万1000円
・1500LE (5MT/4AT)…93万円/100万5000円
・ディーゼル1700LE (5MT/4AT)…102万円/109万5000円

最もベーシックなグレードで、リアガーニッシュすらありません。
とにもかくにもビジネスグレードですよねコレ。

■LEの主な装備
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・可倒式ドアミラー
〇運転席まわり
・AM電子チューナーラジオ(デジタル時計組込み)
・1スピーカー
・2本スポークステアリング
・センターコンソール
〇シート関係
・クロス風レザーシート
・ヘッドレスト
・前席ショルダーアジャスター&テンションリデュースELR付シートベルト
・後席2点式シートベルト
〇内装
・ビニールレザー成形天井
・前席大型サンバイザー
・ビニール成形ドアトリム
・ドアポケット×1
・トランクフロアマット
〇メカニズム&タイヤ
・155SR13タイヤ

▲LEの主なオプション
・フェンダーミラー…10000円
・パワーステアリング…31000円
・リア3点式シートベルト…5000円

・1600VR (5MT)…124万2000円

ラリーベースのマニアックグレードで、恐らくタマ数は殆ど無いです…(汗)
現存してたらかなりのレアかと…。

■LEにプラス、またはグレードアップする装備
〇運転席まわり
・タコメーター
・燃料残量警告灯
・半ドア警告灯
・3本スポーク本革巻ステアリング
・パワーステアリング
・本革巻シフトノブ
・フレッシュベント
・トランク&フューエルリッドオープナー
・フットレスト
〇シート関係
・起毛トリコットシート
・運転席デュアルシートリフター
・大型クロス張りヘッドレスト
〇内装
・クロス張り成形ドアトリム
〇メカニズム&タイヤ
・前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
・前後スタビライザー
・185/60R14タイヤ

▲LEより更に選択可能なオプション
・織物スポーツシート&シートアンダートレイ&後席トランクスルー&トランクフロアマット…10000円
・アルミホイール…35000円



・1300JX (5MT/4AT)…90万4000円/97万9000円
・1500JX (5MT/4AT)…98万5000円/106万円

ビジネスと乗用を兼ねたような内容ですね。
又は乗用でも最低限位の装備でイイって人とか…少数だけど。

■LEにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・ウォッシャー連動間欠ワイパー
〇運転席まわり
・半ドア警告灯
・パワーステアリング
・フレッシュベント
・トランク&フューエルリッドオープナー
〇シート関係
・起毛トリコットシート
・運転席デュアルシートリフター
・クロス張り大型ヘッドレスト
〇内装
・カップホルダー
・クロス張り成形ドアトリム
・トランクルームランプ
〇外装
・サイドガードモール(グレー)
〇メカニズム&タイヤ
・フルホイールカバー

▲LEより更に選択可能なオプション
・チルトステアリング…5000円


・1500フルオートフルタイム4WD JX (5MT/4AT)…121万9000円/129万4000円
・ディーゼル1700パートタイム4WD JX (5MT)…未記載

4駆グレードで1番ベーシックなヤツになります。
雪国では重宝がられたのでは無いでしょうか(*'▽')??

■JXにプラス、またはグレードアップする装備
〇運転席まわり
・リッド付センターコンソール
〇メカニズム&タイヤ
・前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
・前後スタビライザー
・175/70R13タイヤ+フルホイールカバー



・1300EXサルーン (5MT/4AT)…97万5000円/105万円
・1500EXサルーン (5MT/4AT)…105万3000円/112万8000円
・ディーゼル1700EXサルーン (5MT/4AT)…114万3000円/121万8000円

乗用で一般的に乗るならこの辺りからで、十分内装の質感も感じられる内容♪
実際にEXサルーンは結構多かったですね(*'▽')
コレに1ページ使う辺り、メーカーもココを売れ線にしたかったんでしょう。

■JXにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・可倒式電動リモコンカラードドアミラー
・防眩式インサイドミラー
〇運転席まわり
・燃料残量警告灯
・ヘッドランプ消し忘れ警告ブザー
・AM/FM電子チューナーラジオ(デジタル時計組込み)
・2スピーカー
・チルトステアリング
・リッド付センターコンソール
〇シート関係
・シンカーパイルシート
〇内装
・クロス張り成形天井
・ドアポケット×2
・トランクフロアカーペット
〇外装
・ブロンズガラス
・カラードバンパー
・サイドガードモール(車体色)
・前後マッドガード(1500・1700)

▲JXより更に選択可能なオプション
☆パワーパッケージ…60000円
(タイマー付ワンタッチパワーウィンドウ&車速検知式オート集中ドアロック)
・後輪ディスクブレーキ&ABS&前後スタビライザー…11万5000円
☆スノーバージョン(寒冷地仕様に設定)…36000円
(スノーブレード、デアイサー、ハイマウントストップランプ、ミラーヒーター、シートヒーター)



・1500スーパーサルーン (5MT/4AT)…132万7000円/140万2000円
・1600スーパーサルーンe (5MT/4AT)…143万3000円/150万8000円
・ディーゼル1700スーパーサルーン (5MT/4AT)…141万7000円/149万2000円

1500では最上級グレード且つ、EXサルーンと2分して多かったのがコレ!
車両価格は一気に跳ね上がり、クラスを超えた豪華装備も出てきますね♪

■EXサルーンにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・イルミネーテッドフェンダーマーカー
・電動格納式カラードドアミラー
・ウォッシャー連動無段調整式間欠ワイパー
〇運転席まわり
・タコメーター
・オートパワーアンテナ
・4本スポークステアリング
・プッシュ式コントロールオートエアコン
・タイマー付ワンタッチパワーウィンドウ
・車速検知式オート集中ドアロック
・フットレスト
〇シート関係
・モケットシート
・シートアンダートレイ
・ハイバックリアシート
・6:4分割可倒式リアシート
〇内装
・助手席バニティミラー
〇外装
・テールパイプフィニッシャー
〇メカニズム&タイヤ
・前後スタビライザー
・175/70R13タイヤ

▲EXサルーンより更に選択可能なオプション
・AM/FM電子チューナーラジオカセット一体型+4スピーカー…4万円
・CDプレーヤー&電子制御アクティブサウンドシステム+4スピーカー…9万2000円
・ASCD(1600スーパーサルーンe ※除くGT-Sインテリア)…3万円
・電動ガラスサンルーフ…6万2000円
・アルミホイール…3万5000円
・ラグジュアリーインテリア(2WD)…3万8000円
・ラグジュアリーインテリア(4WD)…3万5000円
・GT-Sインテリア…2万円
・ラグジュアリールック…3万5000円
・GT-Sルック…6万円
・コンフォートオートサスペンション(2WD)…4万円
・GT-Sサスペンション(2WD)…2万円


・1500フルオートフルタイム4WDスーパーサルーン (5MT/4AT)…156万1000円/163万6000円
・ディーゼル1700パートタイム4WDスーパーサルーン (5MT)…未記載

4WDの最上級仕様ですね(*'▽')

■1500スーパーサルーンにプラス、またはグレードアップする装備
〇メカニズム&タイヤ
・前輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
・175/70R13オールシーズンタイヤ

▽1500スーパーサルーンより省略されるオプション
・後輪ディスクブレーキ&ABS(ディーゼルのみ省略)



・1600スーパーサルーンe25thアニバーサリー (5MT/4AT)…152万3000円/162万3000円

特別仕様車はラグジュアリーグレードの最高峰♪

■1600スーパーサルーンeにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・プロジェクターフォグランプ
〇運転席まわり
・AM/FM電子チューナーラジオカセット一体型(デジタル時計組込み)
・4スピーカー
・合皮巻4本スポークステアリングホイール
・本革巻シフトノブ
〇シート関係
・エクセーヌシート
・リアランバーサポート
〇内装
・フロントアームレスト(AT車)
・リアセンターアームレスト
〇外装
・エアロバンパー&シルスポイラー&テールスポイラー
〇メカニズム&タイヤ
・175/65R14タイヤ+フルホイールカバー



・1800GT-S (5MT/4AT)…171万8000円/179万3000円

名称からしてもハイパワースポーツモデルですね(^^)v

■1600スーパーサルーンeにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・プロジェクターフォグランプ
〇運転席まわり
・本革巻3本スポークステアリングホイール
・本革巻シフトノブ
〇シート関係
・織物スポーツシート
・スポーツタイプヘッドレスト
〇外装
・エアロバンパー&シルスポイラー&テールスポイラー
・大口径エキゾーストフィニッシャー
〇メカニズム&タイヤ
・後輪ディスクブレーキ
・フロントビスカスLSD
・185/60R14タイヤ+フルホイールカバー

▲1600スーパーサルーンeより更に選択可能なオプション
・スポーツオートサス…4万円
・14インチアルミホイール…3万5000円


・1800GT-Sアテーサ (5MT/4AT)…196万2000円/203万7000円

最強&何気に最高額で200万円超えになるのがコレです。

■1800GT-Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇メカニズム&タイヤ
・リアビスカスLSD

▽1800GT-Sより省略されるオプション
・スポーツオートサス



ボディカラーは全部で9色。

GT-Sだとダークブルーパールのイメージが強いですが、ライトグリーンメタリックの設定あったんですね…(汗)

自分でしたら、1600スーパーサルーンe25thアニバーサリーを…。

GT-Sのようなスポーツタイプはイイかな…(^-^;

ミッションは快適重視のオートマで、ボディカラーはライトグリーンメタリックでしょう(*‘∀‘)

コレにオプションで、ASCD、サンルーフ、ABS、アルミって感じで。

〆て諸費用込み157万3000円+3万円+6万2000円+11万5000円+3万5000円

つまり181万5000円か…当時の価値にしてもそれなりリーズナブルな気もしますねぇ。

C33のRB20Eメダリストでもコミコミ230万円位はするかと思いますので…。



で…コチラが価格表。

結局廉価グレードはエアコンが別なので、結局装着したら上級グレードとの価格の乖離が小さくなるんですよね…(苦笑)

しかも平成3年4月なんで、物品税も廃止されてるので、工場装着でも無いメリットも余り無いんですね…(但し消費税は6%です)。



ちなみに価格表の裏にチョロッとディーラーオプションが乗ってたので♪

個人的にはこのリアカーテンがソソります(笑)



さて…このサニーのエンブレムをゴールドで輝かせようというユーザーがドレだけいたのかは気になるトコ…ではあります(笑)

そして方位計もそんなに選ぶ人がいなかったと思うので、マニアックなオプションではあります(^^)v

さて…そんなB13サニーは、正直ベストセラーのカローラと較べると、ドコかメッセージ性が弱いというか…ストレートに目指すトコが伝わりにくいというか…(汗)

決して悪いクルマだとは全く思いません…しかし…。

カローラはあくまで日本のファミリーカーとしてアピールし、その中でも日本人が好む「チョット背伸びした高級感」が、これまた分かりやすいように散りばめられていたように思います。

一方でサニーは高級をアピールしたもんで、ファミリーカーという前提の存在感が霞む上、高級をアピールしたとて、やはりブルーバードには適わないのが見えちゃう訳で…。

正直ファミリーカーとしてのストレートさは、先代のトラッドサニーの方が分かりやすかったように思いますね(^^)v

結果として時代背景も有りまして、サニーとして売れたのはB13まででしょう…(^-^;

そしてやはり大衆車…今やまず見かけません…当然イベントでも。

やはりこういう当たり前に見かけてたクルマが1番見なくなっちゃうんですよね…寂しいもんです…(泣)
Posted at 2025/06/15 23:58:47 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2025年04月25日 イイね!

素晴らしき人生



どうも(^^)v

今回はみん友さんの愛車紹介に出ている車種のカタログアップになります。

いや~今見てもホントにカッコイイですよね…ワルな感じがこれまた♪

ってコトで…



Y30セドリック後期です♪

写真点数多いし、グレード多いし…3万文字以内に収まるかなぁ…アヤシイ…(苦笑)

この手のハチマル車が好きなら、言わずと知れた名車…日産のワルなエキスが存分に詰まった1台かと♪

特に後期…このギンギラギンな感じはまたY31と違う良さがあります(笑)

そんなY30セドリックは6代目モデルとして、1983年にデビューしています♪

基本的に従来型である430のキープコンセプトではありますが、日本発のV6エンジンに加え、高級車らしい豪華装備を更に充実…そしてモデル途中に最高峰グレードとなるブロアムVIPの追加で、ギンギラギンな高級車を突き進みます(*'▽')

トドメは、なんと当時国産最強のフェアレディZのV6ターボを搭載したV30ターボブロアムVIPの追加…なんともパワーで押し切って行くのが日産らしい(笑)

ココで最大のライバル、クラウンとはまた一線を画す魅力を持つ高級車としての地位を保ってたように思います(*'▽')

そして1985年に今回の後期型へとマイナーチェンジ♪

セドリック登場25周年となったこの年…更なる躍進を目指すかのよう、より豪華になった外観や、各種メカニズムの強化に加え、装備もひと際充実!

まさに80年代前半を代表する高級車像に磨きが掛かる内容となってます(*'▽')

そんなY30セドリック後期のキャッチコピーは…



素晴らしき人生、素晴らしきセドリック。

カタログには出て来ませんが、イメージキャラクターには230から二谷英明を継続採用…コレがまたジェントルでシビれます。

そうそう…このカットなんてまさにCMの飛行場ですよね(笑)



特に後期のCMはコレが好きですね~もうY30の魅力が30秒でコレでもかと…。

今回は後期型マイナーチェンジ直後となる1985年6月の内容。

何気に40年も前のカタログですか…(汗)



気品と風格をさらに磨いて、一新されたフロントビュー。
卓越のステイタスとして、新しいセドリックは、
大いなる充実と、洗練を極めて登場しました。


まずはハードトップから…V30ターボブロアムVIPっていうグレード名からして、色々テンコ盛りなゴージャス感があります(笑)

後期になってフロントグリルがフォグランプ内蔵となり、コレでイカツさ倍増!

更に比較的大きかったウインカーレンズ部分にコーナリングランプを採用したコトにより、クリアレンズが連続するようになったので、よりワイドな印象を与えます♪

まさに当時の堂々たる高級車…3ナンバーが庶民にとってステータスの時代です。



悠然たる走りを生むV6・230PSのビッグパワー。
洗練のピラーレスハードトップに秘めた、最先端装備の数かず。
リファインされた、格調高いリヤビューにも、完成度の高さがしのばれます。


テールレンズにはヨーロピアンテールのようなラインが入るのと、後期型はセンターガーニッシュがテールランプ同様のクリアレッドのレンズ調になるのが特徴。

特徴…なんですが、後期のこのリアガーニッシュが経年劣化で亀裂が入るんですねぇ…(泣)

コレが割れずにキレイなY30は中々ありません…ホント貴重ですよ…(汗)

全長4860㎜に対し、全幅は1720㎜…今見ると細長いですよね(笑)

こんな感じで細長く、そしてスクエアなボディではありますが、空力特性は当時としてはソコまで悪くないcd値0.38を叩き出してますね(*'▽')



"ジェットターボ”と命名された、最先鋭のV6ターボエンジンを搭載。
全域ハイレスポンス、瞬間フル加速の"ジェット・パワー”が、
力にあふれる会心の走行感を生みだします。


コチラは5ナンバーのハードトップで、ステータス性溢れる3ナンバーに対し、やや庶民的…実際に走ってるY30の大半はやはり5ナンバーモデルでしたよ(*'▽')

ただ、ソレでも当然ながら堂々たる高級車…当時の我が家には非現実的なクルマでしたよ…(汗)

この後期でバンパーがボディを隠す感じで面積を拡大。

やはり3ナンバーを見ちゃうと寸詰まり感は否めず、この辺りは当時の高級車はどのクルマにも見られた兆候でしたね…(苦笑)

但し、バンパーをカツカツに詰め、5ナンバー枠ギリギリまで広げられたボディなので、結構大きく感じ、ローレルより当然のように室内も広いですね(*'▽')



光通信ステアリング、ハイクオリティサウンドシステム…
先進の「エレクトロニクス技術」は、すべて、
快適なドライビング・ゾーンのために用意されました。


インパネは当時の日産車特有となる絶壁インパネ!

ケバケバしい程の木目調パネルに、インパネの所々にステッチ調の模様が入るのは当時の高級車のセオリーとなります(*'▽')

そう考えると実際に最近はステッチだけで言えば実際に入ってますからねぇ…。

オーディオ筐体は煌びやかなシルバーのパネルで構成されるのもこの時代。

そしてステアリングは未だ違和感のある、センターパッド非回転式です(笑)

よくよく考えれば、このステアリングの方が、エアバッグを内蔵する現代の方が合理的な気もしてきました…回転しないから、エアバッグの機能として設計しやすそうだし、なによりセンターパッドが回転しないから、内部のエアバッグハーネス等の接触で回転時に異音も出にくいし…。



セドリック独自のピラーレス構造と、
豪華な「VIPシートシステム」が生みだす、大いなるくつろぎ、そして開放感。
ここにも卓越のハイテクノロジーが活かされています。


インテリアはまさに走る応接間…昨今のヨーロピアン指向のモノに見慣れると、ゴージャスでギンギラギンという感じがモロにします(笑)

それにしてもトリムの至るトコがクロス張りで何とも贅沢…最近コレが無い。

ヘッドレストは耳がピンと立つような、当時のベンツ風。

ドアトリムに付いたベルトはY30の特徴とも言えます…コレが千切れそうで千切れない(笑)



一方で、本革シートの設定もありますが、不思議なのは、シートのみの本革。

ドアトリムそのまま…(汗)

このシートはソフトながらも、本革ならではの張りもあり、座り心地がイイですね♪



更にシートバリエーションが多いのもこの時代。

通常のセパレートシートに、幅広く座れ豪華なデュアルシート。

更にスプリットシートと呼ばれる一般的なベンチシートもあります(*'▽')

デュアルシートは前期VIPで乗りましたが、アメ車に乗ってる感がありますよ♪



最先端"ジェットターボ”プラス"スーパーソニックサスペンション”。
自由でアクティブな心と、
熱い情熱で駆りたい高級スポーティ・サルーン-アーバンX。


アーバンXは、グロリアで言うトコのジャックニクラスバージョンですね(*'▽')

コレも結構な高級グレードで、あくまでアメリカンなブロアム系に対し、コチラはややヨーロピアンな感じを意識してるように思います。

ひょっとしたら、Y31でグランツーリスモに発展する伏線的な感じなのかもしれませんね…(汗)

シート表皮はややクセのある柄ですが、一見してソフトタッチのモケットとは違うかと…。



名実ともに高級車の本流を歩み、栄光の歴史を拓いてきたセドリック。
セダンの頂点を示す重厚なシルエットに、230PSのパワーを搭載。
洗練を深めた、風格ある高級車像を確立しています。


あくまでドライバーズカーのハードトップに対し、コチラはフォーマルなショーファードリブン然としたセダンですね♪

コレはコレで重厚感がたまらないんですね~(笑)

ハードトップにも装着こそされますが、「VIP」のエンブレムがよりソレらしく際立ちます(*'▽')

正直VIPのエンブレムはコレくらい大袈裟な方がらしい感じするんですよね~。



革新のディーゼル-RD28型エンジンを搭載。
全身にみなぎる名車の格調と気品。
レベルを超えた静粛性と経済性に加え、
ディーゼルのイメージを変えた、高出力、高性能をそなえています。


セダンの方は、リアガーニッシュがテール同色では無いので、やや雰囲気が変化。

コッチは経年で割れるってコトは無いですね(^^)v

で…5ナンバーセダンになると、タクシーと基本的なトコが同じだからでしょうね…
正直やや簡素な感じはあります。

ソレとフェンダーミラーってのが効いてるか…。

セダンになると、全高がアップするのと、リアクォーターガラスが装備されるので、コレで一気に受ける印象がフォーマル寄りになるんでしょう。



のびやかな安らぎと高品質感に満ちたこの空間にこそ、
真の高級サルーンを求める私たちの思想が実現されています。
まさにVIPのために用意されたラグジュアリーな後席といえるでしょう。


クッションの厚いシートにドカンと鎮座したセンターアームレスト。
コレに自動車電話も相まって、偉そうなオーラが倍増(爆)

Cピラーの位置ってホント絶妙ですよね…プライバシーを適度に保つ秘匿性もあれば、要件によってこれまた適度に顔を見せるようにも出来ますよね。

クォーターガラスで採光も抜群。



風格あるプロポーション。大いなる走り。そして、質の高いインテリア。
スケールの大きなユーティリティを誇るハイグレードなワゴンです。


Y30と言えば、生産期間が長い分、ハードトップやセダンよりもワゴンに馴染みがある人も多いでしょうね(^^)v

フロントマスクもセダンに倣い後期マスクになる訳ですが、このまま90年代末期まで突入するコトになるとは、恐らく当時は開発陣ですら思わなかったかと…(汗)

イイ意味で80年代の味を21世紀まで伝えて行ったクルマですよね(*'▽')

そんなY30セドリック後期に搭載されるエンジンは全部で6機種…多いなぁ…(笑)



・VG20ET…V型6気筒2000㏄OHCターボ、EGI、グロス180馬力、22.5kg-m。

後期で搭載された2リッターターボは、世界初のジェットターボを搭載♪

コレはタービン内に可変ノズルを備え、過給圧に応じ、排気流速を調整し、レスポンスアップを図ったものですね(*'▽')

ホースの先端を潰し、水の勢いを変えるのと同じような仕組みです。



・VG30ET…V型6気筒3000㏄OHCターボ、EGI、グロス230馬力、34.0kg-m。

当時フェアレディZに搭載されていた国産最強ユニットを、前期の途中よりセドリックにも搭載…コレはクラウンに対して大きなアドバンテージなったハズです♪

当然今乗っても余裕の動力性能で、アンダーパワーなんてコトはありません(笑)

こういうコトやるから当時の日産って面白いんですよね~(*'▽')

・RD28…直列6気筒2800㏄OHCディーゼル、グロス100馬力、18.5kg-m。

後期でLD28から換装されたディーゼルユニットですね(*'▽')

型式からも通じるように、ベースとなったのはRB20。

世界初の機構として、サーボタイマー付インジェクションポンプ、副噴口式燃焼室、パワーセーブグローシステム、アイドルスピードコントロールバルブが採用され、今でも十分通じる静粛性と豊かなトルクを持ち合わせたエンジンです(*'▽')

実燃費も何気にイイです。



・VG30E…V型6気筒3000㏄OHC、EGI、グロス180馬力、26.5kg-m。

Y30で頭出しとなった、日本発のV6エンジンですね(*'▽')

VGはベリー・グッドの略で、低速からの豊かなトルクが特徴♪

街乗り燃費…は、何とも言い難いものの、高速走行での燃費が結構伸びるのが美点!

他にもV6ならではの滑らかさ、独特の音など魅力が多いです…名機。


・VG20E…V型6気筒2000㏄OHC、EGI、グロス130馬力、17.5kg-m。

上記2リッター版。

・CA20S…直列4気筒2000㏄OHC、キャブ、110馬力、17.0kg-m。

最もベーシックな4気筒エンジンは唯一のキャブ仕様。

正直、当時の大型クラスにコレを搭載するのは、出力的にはやや厳しいかと…(^-^;



コレらに組み合わされるミッションは、設定が多々あるので、詳細は省くものの、4速コラム、5速フロアマニュアル、そしてフロア又はコラムの4速オートマがあります。



足まわりはフロントがストラットで、リアがワゴンを除き5リンクのコイルリジッド。

ワゴンに関してはリーフリジッドになります…あ、ワゴンはリーフなんですね。

個人的に疑問なのは、なんでブロアムVIPとかまでリジッドサスなんだと…(汗)

ローレルやブルが60年代からセミトレ使ってるのになぁ…とは思います。

もっと言えばクラウンはフルフレームなのに、120系でロイヤルサルーンはセミトレにした位ですからねぇ…(;´・ω・)

なので、Y30で弄るとなると、ツラで加工アクスルでキャンバー入れて…なんて人がいないんですよね…(汗)

そんなコトもあり、社外ホイールを入れるなら、フォルテクスやワイザー等のツラじゃなくてもサマになるワイヤースポークが王道だったりしますね~。

ちなみに後期では写真のスーパーソニックサスペンションを採用♪

超音波ソナーを用いて路面状況を読み取り、減衰力を変化させる等、高級車らしい高精度なギミックを搭載しています(*'▽')



ブレーキはグレードにより仕様様々ですが、3リッターターボには後期でフロントブレーキに2ポッドキャリパーを採用!

更に4輪ベンチレーテッドという感じで、当時の国産車としてはブレーキに力を入れてます…まぁ確かに国産最強ユニットを積んだクルーザー級ですしね(笑)

ターボブロアムVIPに関しては、コレにABSが装備されてますね(^^)v



ピラーのないハードトップだけがもつ大いなる視界。
のびやかな室内にくつろぎながら、悠然と外景を楽しむ……
セドリックならではの悦びである。


4ドアハードトップは日本初採用の230から継続するピラーレスハードトップが魅力ポイントですね(*‘∀‘)

実際に自身も小学生の時に、親戚のアニキが乗るY30グロリアでピラーレスの魅力に取りつかれた人間です…(爆)

ローレルもそうですが、ホントに開放感が最高で、この時期は窓を開けて海沿いを走るのが気持ちイイですよ~♪



さて…装備としては、Y30名物のファンシーランプ…

通称:エロランプ(爆)

コレがホントにカッコ良くて、明るさも変えれるんですよね(*'▽')

今みたいにLEDでギラギラって訳ではありませんが、ソレでもかなり驚く装備でしたよ(^^♪

コレにナゼかアーバンXのエクセルセレクションのみに設定がある、バックスキャナー。

40年後の現在の視点で見ると、センサーが実に大きいコト…(笑)

まだ試験的な意味合いもあったのか…ブロアムVIPには装備出来ないんですねぇ。



Y30ではブロアム系とアーバンXにイルミネーションフードマスコットを装備!

コレもクラウンには無い魅力ポイントですね…今見ても素敵です♪

ソレに後期ではC32ローレルで世界初装備となった電動格納式ドアミラーを採用!

キーレスエントリーシステムなる、どう考えてもカギで開けた方が早いキーレスもあります…(爆)

ちなみに窓を開けたりも出来ます…まだまだ実験的装備だと思いますし、R31では既にカードキーに進化してますので、当時の日産がいかに進化する気合が凄かったかが分かりますよね(*'▽')

高級車なので、とにかく装備は多く、オートワイパーも設定。

センサー…集音マイクなので、拍手の音でも誤作動します…精度は…(汗)



V30ターボブロアムVIPにはオートレベライザーを装備し、車体を常に水平に保ちます♪

エアバネを装備するものの、かなりバネレートの低いコイルスプリングも併用。

コーナリングランプは後期で採用してますね~。



エアコンは空気清浄機のピュアトロンを内蔵…コレはクラウンも似た感じ。

面白いのは、ハードトップとセダンでエアコンの吹出口が違い、セダンはルーフ上部中央に大きなタイプが装備され、後席重視なのが分かります♪



V30ターボブロアムVIPは運転席に加え助手席もパワーシート…コレにメモリーが4名分装備されます!



リアシートもこれまた凝ってて、パワーシートは一体式と分割式が用意され、差別化されてたり…未だと絶対こんなコトしませんね…。



3リッターの助手席にはリラックスシートを装備。

足を伸ばせますが、運転手はもれなくニオイ充満プレイをするハメになります(爆)



コレも80年代の日産車特有の光通信ステアリング。

前期ターボブロアムVIP追加時に同時設定されてます(*'▽')

オーディオはJBLを採用…まではイイのですが、10番組も予約出来ちゃうラジオに録音機能付カセットデッキ…トドメにはカラオケマイクまで装備しちゃう(爆)

まさにギンギラギンの高級車…一体マイクを使った人がどれだけいたのか…(笑)

更にラジオには局名も表示されるのが当時としては最先端…なのですが、この液晶が大概経年劣化で死んでます…(泣)



コレに後席からもオーディオやエアコンが操作可能なリモコンも装備!

あぁ…コレもY30の特徴と言える、クリスタルカットと呼ばれるリアガラス。

ホントに今見ても斬新ですし、かなり製造コストが掛かったのでは??と思います。

しかもココまで形状が独特なので、工場の部品管理も大変そう…スペース取るし。



ルームミラーにはオートリフレックスミラーの装備もあります(*'▽')

コレも当時は最先端♪



ワゴンのリアシートは名物の逆向き3列目。

クルマ酔い体質には拷問(爆)

ソレにこれまた名物のリアサイドパワーウインドウですね(^^)v

まぁ便利と言えば便利か…。



で…グレードはとにかく多い…(笑)

まずは4ドアセダンから。価格は東京での販売価格。

・スタンダード (コラム4MT/フロア5MT)…132.2万円/136.9万円

最もベーシックなのが名称通りのスタンダード。間違いなく営業用。

■スタンダードの主な装備
〇シート形状
・セパレートシート(5速)
・スプリットシート(4速)
〇視界
・フェンダーミラー
〇シート関係
・運転席ランバーサポート(5速)
〇運転席まわり・インテリア
・リアドアステップランプ
・フューエルリッドオープナー
〇外装
・6.95-14-4PRタイヤ+センターキャップ
〇メカニズム
・リアスタビライザー
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ

▲スタンダードの主なオプション
・パワーステアリング&熱線リアウインドウ
・エアコン


・デラックス (コラム4MT/フロア5MT)…未記載/未記載
・28D・6デラックス (フロア5MT/コラム4AT)…未記載/未記載

装備が一気に充実します…主に法人需要とかでしょうけど。

■スタンダードにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・コーナリングランプ
・間欠ワイパー
・熱線リアウインドウ
・電動リモコン式フェンダーミラー
〇オーディオ
・AMラジオ+1スピーカー
・パワーアンテナ
〇運転席まわり・インテリア
・チルトステアリング
・水晶発振3針式時計
・グローブボックス照明
・トランクルームランプ
・トランクオープナー
・リモコンミラー
〇外装
・カラードバンパー
・サイドガードモール
・フルホイールキャップ
・テンパースペアタイヤ
〇メカニズム
・足踏式パーキングブレーキ(28DコラムAT)


・V20Eカスタムデラックス (フロア5MT/コラム4AT)…全て未記載

この辺りからオーナードライバー向けという感じでしょう。

■デラックスにプラス、またはグレードアップする装備
〇オーディオ
・AM/FMマルチラジオ+2スピーカー
〇運転席まわり・インテリア
・集中ドアロック
・リアセンターアームレスト
・後席パーソナルランプ
〇外装
・185SR14タイヤ+フルホイールキャップ


・V20E GL (フロア5MT/フロア4AT/コラム4AT)…全て未記載
・28D・6 GL (コラム5MT/フロア4AT)…全て未記載

ココまでになりますと、自家用としても充実してるかと思います♪

■カスタムデラックスにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート形状
・デュアルシート(コラム4AT)
〇シート関係
・フリーシートセッター
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナーラジオ+カセット+4スピーカー
・ダイバーシティFM受信システム
〇運転席まわり・インテリア
・パワーステアリング
・パワーウインドウ
・水晶発振式デジタル時計
・パネルライトコントロール
・フットレスト(フロアAT)
〇外装
・ヘッドランプモニター

▲カスタムデラックスより更に選択可能なオプション
・電動格納式ドアミラー



・V20ターボSGL (フロア4AT)…307.8万円
・V20E SGL (フロア5MT/フロア4AT/コラム4AT)…258.9万円/271.4万円
・28D・6 SGL (フロア4AT)…284万円

ココまで来れば当時でも中流階級以上の経済力がある方かと…。

ターボSGLに関してはカタログ記載の手書き価格より…高級車だ…(汗)

ちなみにカタログ記載の手書き価格と、当時の価格表に乖離があるのは、恐らく諸費用等を載せた価格かもしれませんね…にしても結構な価格…(汗)

■GLにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・合わせボカシフロントガラス
・オートライト
・フルコンシールド式無段間欠ワイパー
・タイマー付熱線リアウインドウ
〇シート関係
・全席前後調整式ヘッドレスト
・運転席メモリー式シートベルト
・リア手動式リクライニングシート
〇エアコン
・マイコン制御オートエアコン
〇運転席まわり・インテリア
・テレスコピックステアリング
・タコメーター(ターボ)
・多機能デジタル時計
・運転席フットウェルランプ
・減光残照式ルームランプ
・車速検知式オート集中ドアロック
・自動車電話収納ボックス付リアセンターアームレスト
〇外装
・フードマスコット
・運転席ドアキーエントリーランプ
・195/70SR14タイヤ+フルホイールキャップ

▲GLより更に選択可能なオプション
・ピュアトロン内蔵マイコン制御オートデュアルエアコン
・マイコン制御オートエアコンレス(ディーゼル)
・ASCD(ガソリン車)


・V20ターボブロアム (フロア4AT/コラム4AT)…324.3万円

2リッター最高峰はもう十分に高級車です…(汗)

■ターボSGLにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート形状
・デュアルシート(コラムAT)
〇視界
・電動格納式ドアミラー
〇シート関係
・一体式リアパワーシート
〇エアコン
・ピュアトロン内蔵マイコン制御オートデュアルエアコン
・後席天井冷風吹出口
〇オーディオ
・番組予約機能付電子チューナーラジオ
・ドルビーメタル対応カセットデッキ
・フルオートパワーアンテナ
〇運転席まわり・インテリア
・光通信ステアリング
・ASCD
・ワイヤレスリモコン(セパレートシート車)
・シートバック組込式後席コントロール(デュアルシート車)
〇外装
・イルミネーション付フードマスコット
〇メカニズム
・足踏式パーキングブレーキ(コラムAT車)

▲ターボSGLより更に選択可能なオプション
・リラックスシート(セパレートシート車)


・V30Eターボブロアム (フロア4AT/コラム4AT)…未記載
・V30Eブロアム (フロア4AT/コラム4AT)…338.6万円

超高級車の3ナンバーモデル。

■V20ターボブロアムにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・雨天感知式間欠オートワイパー
〇シート関係
・リラックスシート
・分割式リアパワーシート(ターボ)
〇オーディオ
・局名表示番組予約機能付電子チューナーラジオ(ターボ)
・TVチューナー
〇運転席まわり・インテリア
・局名表示付多機能デジタル時計(ターボ)
〇外装
・大型フルカラードバンパー
・195/70HR14タイヤ+フルホイールキャップ(ターボ)
〇メカニズム
・ツインシリンダーフロントディスクブレーキ(ターボ)

▲V20ターボブロアムより更に選択可能なオプション
・助手席パワースライドシート(ターボのセパレートシート車)


・V30ターボブロアムVIP (フロア4AT/コラム4AT)…406.6万円

当時の最高峰、豪華の極み、成功者のステータス…素晴らしき人生。

■V30ターボブロアムにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート関係
・4名分メモリー付運転席マイコンパワーシート(セパレートシート車)
・運転席パワーシート(デュアルシート車)
・助手席スライドパワーシート
〇オーディオ
・録音機構付ドルビー・メタル対応カセットデッキ(マイク付)
〇外装
・アルミホイール
〇メカニズム
・オートレベライザー
・スーパーソニックサスペンション(セパレートシート車)
・アンチスキッド

▲V30ターボブロアムより更に選択可能なオプション
◎スーパーセレクションⅠ
・キーレスエントリーシステム
・JBLスピーカー
・オートリフレックスミラー
◎スーパーセレクションⅡ
・スーパーセレクションⅠの装備+本皮革シート



書くのが大変だぁ…次いでやっとハードトップ(笑)
ちなみにセダンと違い、全車フォグランプと電格ミラー、タコメーターが標準。

・V20E GL (フロア5MT/フロア4AT)…227万円/239.5万円
・28D・6 GL (フロア5MT/フロア4AT)…236.1万円/247.6万円

やはりオーナードライバー向けのハードトップなので、最廉価でもGLになります。

■セダンGLにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・ブロンズガラス

・28D・6 SGL (フロア4AT)…未記載

ハードトップのディーゼル版SGLですね。

■セダン28D・6 SGLにプラス、またはグレードアップする装備
〇運転席まわり・インテリア
・ファンシーランプ組込オーバーヘッドコンソール



・V20E SGL (フロア5MT/フロア4AT/コラム4AT)…291.3万円/303.8万円
・V20ターボSGL (フロア5MT/フロア4AT)…未記載

コレもディーゼルのセダンとハードトップの違いと同じで、エロランプだけ。


・V20ターボブロアム (フロア4AT/コラム4AT)…332.7万円

ハードトップの2リッター豪華版ですね(*'▽')

■セダンV20ターボブロアムにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート関係
・運転席パワーシート
〇オーディオ
・6スピーカー
〇運転席まわり・インテリア
・ファンシーランプ組込オーバーヘッドコンソール
〇外装
・195/70HR14タイヤ+フルホイールキャップ

□セダンV20ターボブロアムより省略される装備
・一体式リアパワーシート→リラックスシートとセットオプション扱い


・V30Eブロアム (フロア4AT)…352.9万円
・V30ターボブロアム (フロア4AT/コラム4AT)…未記載

ハードトップも3リッターモデルはココから。
オーナー向けとショーファー向けって感じで、セダンとやや装備が異なります。

■セダンV30Eブロアムにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート関係
・運転席パワーシート
・助手席スライドパワーシート(ターボ)
〇オーディオ
・6スピーカー
〇運転席まわり・インテリア
・ファンシーランプ組込オーバーヘッドコンソール
〇外装
・195/70HR14タイヤ+フルホイールキャップ

□セダンV30ターボブロアムより省略される装備
・分割式リアパワーシート→一体式が標準で分割式はオプション扱い


・ハードトップV30ターボブロアムVIP (フロア4AT/コラム4AT)…419万円

最高級且つ、全体で言えば最高額となります♪

■セダンV30ターボブロアムVIPにプラス、またはグレードアップする装備
〇オーディオ
・6スピーカー
〇運転席まわり・インテリア
・ファンシーランプ組込オーバーヘッドコンソール



で…アーバンシリーズなるヤツは、グロリアのジャックニクラスバージョン同様。

オーナー向けのスポーティバージョンって感じかと。

・アーバン (フロア5MT/フロア4AT)…272.4万円/284.9万円

装備内容はGLをやや豪華にしたターボ版って感じですね(*'▽')

■ハードトップV20E GLにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート関係
・前席前後調整式ヘッドレスト
〇外装
・フードマスコット
・195/70HR14タイヤ+アルミホイール
〇メカニズム
・スーパーソニックサスペンション
・4輪ディスクブレーキ


・アーバンX (フロア4AT)…340.4万円

価格がグッとアップするように装備も充実♪

■アーバンにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・合わせボカシフロントガラス
・オートライト
・雨滴感知式間欠オートワイパー
・タイマー付熱線リアウインドウ
〇シート関係
・4名分メモリー付マイコンパワーシート
・運転席パワーランバーサポート
・運転席メモリー付シートベルト
〇エアコン
・マイコン制御オートエアコン
〇オーディオ
・ドルビー・メタル対応カセットデッキ
・6スピーカー
・フルオートパワーアンテナ
〇運転席まわり・インテリア
・テレスコピックステアリング
・多機能デジタル時計
・ASCD
・運転席フットウェルランプ
・ファンシーランプ組込オーバーヘッドコンソール
・減光残照式ルームランプ
・車速検知式オート集中ドアロック
〇外装
・イルミネーション付フードマスコット
・運転席ドアキーエントリーランプ

▲アーバンX専用オプション
◎エクセルセレクション
・キーレスエントリーシステム+JBLスピーカー+バックスキャナー



やっと…やっと…ワゴンですよ…(爆)

・V20Eデラックス (フロア5MT)…185.9万円

ワゴンの最廉価仕様がこのデラックス。
内容からして貨客両用という感じですね~。

■ワゴンV20Eデラックスの主な装備
〇視界
・ハロゲンヘッドランプ
・ハロゲンフォグランプ
・間欠ワイパー
・熱線リアウインドウ
・リモコン式フェンダーミラー
〇シート関係
・運転席ランバーサポート
〇オーディオ
・AMラジオ+1スピーカー
・パワーアンテナ
〇運転席まわり・インテリア
・チルトステアリング
・水晶発振式時計
・グローブボックス照明
・リアドアステップランプ
・ラゲッジルームランプ
〇外装
・6.95-14-6PRタイヤ+フルホイールキャップ
〇メカニズム
・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ

▲ワゴンV20Eデラックスの主なオプション
・テールゲートワイパー
・エアコン
・パワーステアリング


・V20E GL (フロア5MT/フロア4AT)…未記載
・28D・6 GL (フロア5MT/フロア4AT/コラム4AT)…224.8万円/235.3万円

ディーゼルならワゴン唯一のベンコラが選択可能♪
もっと豪華なベンコラのワゴンが欲しい場合は、
最終型のSGLリミテッドになりますね(*'▽')

■ワゴンV20Eデラックスにプラス、またはグレードアップする装備
〇シート形状
・デュアルシート(ディーゼルAT)
〇視界
・テールゲートワイパー
〇シート関係
・運転席フリーシートセッター
〇オーディオ
・AM/FM電子チューナーラジオ
・4スピーカー
・ダイバーシティFM受信システム
〇運転席まわり・インテリア
・パワーステアリング
・パワーウインドウ
・水晶発振式デジタル時計
・パネルライトコントロール
・集中ドアロック
・フットレスト(AT車)
・ラゲッジルームランプ
・フューエルリッドオープナー
・テールゲートオートロック
〇外装
・サイドガードモール
・ヘッドランプモニター
・185SR14タイヤ+フルホイールキャップ

▲ワゴンV20Eデラックスより更に選択可能なオプション
・ドアミラー


・V20E SGL (フロア4AT)…246.8万円

ワゴン最上級グレードはフロアオートマのみの設定♪
一気に豪華になるのが特徴ですね(*'▽')

■ワゴンV20E GLにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・合わせボカシフロントガラス
・オートライト
・フルコンシールド式無段間欠ワイパー
・タイマー付熱線リアウインドウ
〇シート関係
・前後調整式ヘッドレスト
・運転席メモリー付シートベルト
〇オーディオ
・カセットデッキ
〇運転席まわり・インテリア
・テレスコピックステアリング
・多機能デジタル時計
・運転席フットウェルランプ
・減光照明式ルームランプ
・車速検知式オート集中ドアロック
〇外装
・フードマスコット
・運転席ドアキーエントリーランプ
・195/70SR14タイヤ+フルホイールキャップ



コレにボディカラーが全部で15色!!

但し、グレードにより設定が無いヤツもありますし、コレだけグレードバリエーションが多いと、どうしてもカラー設定が増えますよね…(苦笑)

自分でしたら、ベタですがハードトップV30ターボブロアムVIPのスーパーセレクションⅡ…つまりテンコ盛り超豪華仕様を♪

コレにボディカラーはレディッシュブラウンメタリックなんて良いですね~!

恐らく激レア仕様でしょう(笑)



いや…ホントに当時の高級車は威力があるというか…。

もっと今と違って脂が乗ったギンギラギンなパワーがありますよね(笑)

なんというか…今の40~50代と昭和の40~50代ってチョット違いますよね。

玉木宏や竹野内豊とか…ジェントルだけどドコかスマートな。

今の高級車像がこんな感じかな…と。

対してこのY30セドリックって…



そ!!そ!!こんな感じ!!

ジェントルのベクトルが違うのと、ドコか近寄りがたい貫禄があるじゃないですか(爆)

こういういぶし銀のカッコ良さ…コレがイイんですよね~。

ターキーより炭でカリッカリに焼いた鳥皮の焼鳥。

ウイスキーより大吟醸。

あぁ…素晴らしき人生、素晴らしきセドリック。

で…今やお気軽入門ハチマル車なんて言えなくなりましたね…(汗)

相場が一気に高騰…もう手が出せない…(苦笑)

この雰囲気ってやっぱ独特じゃないですか…。

クラウンにも出せない独特の世界…やっぱいいなぁ…。
Posted at 2025/04/25 21:56:32 | コメント(15) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2025年02月21日 イイね!

SHIFT_the way you move



どうも(*'▽')

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります…。

コレ…ホント縁が無いんですねぇ…(苦笑)




K13マーチ デビュー時です♪

このクルマが出た時はもう日産を辞めていたので、実は未だ乗ったコトすら無く…。

ただ、出てすぐの頃、今は無き天神のイムズにあった日産福岡ギャラリーで、まさにこのイメージカラーの展示車が飾られていたので、各部を見て触れて…位はやってますね(*'▽')

で…K12と比べ、明らかに低下した質感になんとも言えない気持ちに…(汗)

バックドア周りのプレス品なんて、バリが出てたりで大丈夫なの??って位。

ソレとタイ製になってるんですよね…つまり輸入車。

どうやら製造品質はかなり削られた様子で、新車間もない頃からフューエルリッドの裏や内板にサビが発生するレベルで防錆が弱い個体もあるとか云々…(汗)

K12もソレこそ車体の隅々まで満遍なく壊れましたが、内外装のクオリティはそんなに悪く無かったんですよね(*'▽')

まぁとにかく個人的な商品としての総評としましては、正直良い印象は…(^_^;)

最もマーチに限ったコトでは無く、2010年前後の国産車は総じて「つまらない」車種…いや、自分が興味を持てない車種がことごとく出てきたという感じはあります。

さて、そんなK13マーチは3代目モデルとして2010年にデビューしています♪

ってか15年も前になるんです!?

そうかそんなになるのか…(;'∀')

で…前述の通りタイ製へと移行したのと、マーチでは歴代唯一3ドアの設定が無いモデルとなってます(*'▽')

月販目標4000台に対し、とりあえず2週間で1万台の受注はあったようで、滑り出しとしてはまずまず…でしたがね…(*_*;

そんなK13マーチがデビューした時のキャッチコピーは…



SHIFT_the way you move

この時代の日産ってこのSHIFT_〇〇っていうキャッチを色んな車種で使ってましたが、こんなコピーなんざサッパリ印象に残りません…。

他にも…「エコマーチ」なんて書いてまして、この時代は日産に限らず各メーカーが「エコ」を連呼…。

そしてこのエコはほぼ偽善に成り立った、実用的で無いアイドリングストップや、実用域を無視するような燃料タンクの軽量化、ウェット路面ではどう考えても喰いつかないであろう規定空気圧がやたらと高く転がり性能の低いエコタイヤ等…正直ロクなコトしてないイメージが強いですね…(苦笑)

ココ10年位ですかね…さすがにコレはやり過ぎだろう…って感じでしょうか、近年はマトモに戻ってきたのと同時に、当時よりは魅力度のある車種も増えてきたかなと思ってます。

で…今回はデビュー直後となる、2010年7月の内容です。



いつもの街なのに、空気まで新鮮に感じる。
マーチとなら、毎日が新しいときめきで満たされる。


フロントピラーからリアドア辺りまでのフォルムは先代、K12のコンセプトをそのまま受け継いだ感じになりますね(*'▽')

一方で、フロントマスクは、正直リーマンショックの影響はゼロでは無かったんじゃないかな?ってのと、タイで生産するので、設備側の都合もあったりするんじゃないかな??なんて推測の域を出ませんが、K12比ではかなり簡素になりました。

ところで、このバンパーのモール部分は単体交換可能なんでしょうかね??

でしたら多少の擦り傷であれば、この部分の交換で済むので修理コストがグッと下がるのはメリットでしょう(*'▽')

ソレとメインカラーに黄緑を持ってくるのはチョット冒険ですよね(笑)!

ガチャピンポーターとかが代表的かな…そういえばK13もガチャピン感あります(爆)



信号待ちなどで停車したら、エンジンを自動停止。
ガソリンを節約して、とびきりエコな走りを楽しめます。


ってコトで早速エコのワードも出てきます。

リア周りは、ナンバーポケットがリアバンパー側へ…。

正直パネルのプレスも簡素になった気がしますし、K12の方が個人的には愛嬌がある感じがします…。

バックドアも良く見るとコレはハンドルで開くタイプですかね??

K12は何気に電磁スイッチ使ったりでコスト掛かってましたね~。



周囲が広く見わたせて、車両感覚もつかみやすい。
初めての道も好奇心を優先できる、運転しやすさです。


インパネは一目瞭然でかなり簡素化されちゃいましたね…(汗)

K12はこの辺り正直クラスレスでオーバークオリティな感じはあったんですよ…よく壊れる云々はともかく。

各種メーターやオーディオ、エアコンのパネルはモノクロ液晶で、この辺りがやや古さを感じます。

ココで個性的なのはエアコンパネルの造形ですかね(*'▽')

ソレと何気にインナードアハンドルがメッキで、この辺り妙にコスト掛けてます。



ときにはひとり気ままに。ときには仲間とにぎやかに。
明るく上質な室内には、時間を忘れさせる快適さがある。


シートはこのクラスとしては平均的な感じですが、リクライニングレバーのデザインが独特なのと、後席のヘッドレストは着座時に必要な高さに上げないと、背中に違和感があるような形状にしていますね(*'▽')

ちなみに思いつきで調べましたが、全幅は1665㎜…意外とやや狭目なんですね~。

そう言えばリアドアトリムの表皮部分がありません…最上級グレードですが、こんなもんなんでしょう…(^_^;)

そんなK13マーチのデビュー時に搭載されたエンジンは1機種のみ…。



・HR12DE…直列3気筒1200㏄DOHC、79馬力、10.8kg-m。

先代で用意された1.5リッターが廃止され、1.2リッターのみに…。

しかも1気筒削られて3気筒になっちゃってます…(汗)

確かに、1気筒辺りの排気量は増えるので、低回転でのパンチはありますが、ソレは余程制御を緻密に行わない限り、NV性能の低下が免れない…と。

コレが660㏄の軽でしたら、まだ1気筒辺り220㏄なので、パンチも弱く然程気になりませんが、なんせ1気筒400㏄…爆発力が違うので、振動も大きくなりますよね。

ミラージュはその中でもマシな方で、ヤリスの1リッター及び1.5リッターはこの振動がイマイチ未消化。

GRカローラは別物です…アレは最早3気筒ってのがほぼ分からない(笑)

マーチは乗ってないので何とも分かりませんが、この3気筒ならではの音・振の制御をどれ位緻密にやっているのかが気になるトコではあります。



コレらに組み合わされるミッションは、エクストロニックCVTのみ。

時代の流れですね…。



足回りは、フロントがストラットでリアがトーションビームという、このクラスでは典型的なレイアウトですね(^^)v



で…4駆のシステムは、先代も採用していたe-4WDになります。

この時代の電気モーターは実用速度域でのアシストすら怪しいレベル…(汗)

なので発進から20㎞/h程度が精々アシスト可能な領域かと…( ;∀;)

やっと実用域で不満の無い仕様になったのは、2020年のヤリス辺りから…。

近年のヤツは130km/h位までアシスト可能なハズでして、この辺りはEVの技術進歩からの恩恵という感じがします。



で…どうやら、アイドリングストップシステムは、このK13が頭出しのようで、日産はコレをエンジン進化型エコカーのピュアドライブと謳うんだそうな。

個人的にこういうのは採用してくれるなとは思いますね…(^-^;



装備としましては、運転席アームレストがあるのは快適性で有利ですね(^^)v

確かK12はディーラーオプションで置き型のヤツはあったんですが、標準では無かったかと…。

コレにシートリフターやチルトステアリングも装備。

この辺りは妥当ですかね…テレスコまであれば中々ですが。



個人的にはコレがK13唯一のネタ的装備かと(*'▽')

タイヤアングルインジケーター…この手は時折装備するクルマが出て来ては消えて行きます(笑)

古くはL70ミラやEP82スターレット…調べると近年ではタントにあるようですね~。

正直そんなのいるのか??って思うんですが、コレすら感覚が無い人も一定数いらっしゃる訳ですね実際…(^-^;

大半コンパクトカーに装備されますが、2リッタークラス以上のクルマでは見るコトが無いですね…。



その他装備群。

インパネはアッパーとアンダーにボックスがありまして、収納力はK12より優れてますね(*'▽')

エアコンパネルはオートだと確かに独特のデザインで新鮮な感じに見えるものの、圧倒的に使いやすいのはマニュアルエアコンのダイヤル式のヤツですね…(苦笑)



で…先程のタイヤアングルインジケーターのヤツは、メーター内のディスプレイも兼用しています(*'▽')

モノクロながら各記念日と、燃費表示や警告表示と、表示項目数はそれなりにありますね(*'▽')

結婚記念日とか登録するのかなぁ…(;´・ω・)



で…グレードはこんな感じ。

・12S (CVT)…95万2000円

最もベーシックなグレードになりますが、当時の価値でもコレはかなり安い!!

アイドリングストップも装備されませんし、拘らないならコレでもイイかと。

ちなみに初期の販売割合は9%…こんなもんでしょうね…(^-^;

■12Sの主な装備
〇視界
・フロントUVカットグリーンガラス
・最適配光マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・防眩式ルームミラー
・車速検知無段間欠ワイパー
・リア間欠ワイパー
・電動リモコンカラードドアミラー
・バッテリーセーバー(ルームランプ、ヘッドランプ)
〇運転席まわり
・車速感応式電動パワーステアリング
・チルトステアリング
・フットレスト
・リモートコントロールエントリーシステム
・パワーウインドウ
・キー連動室内照明システム
・デジタル時計
〇空調
・ダイヤル式オゾンセーフマニュアルエアコン
〇オーディオ
・オーディオレス+スピーカーレス
・ロッドアンテナ
〇シート/内装
・トリコットシート
・運転席シートリフター
・リア可倒式シート
〇外装/タイヤ・ホイール
・165/70R14タイヤ&フルホイールカバー
・スペアタイヤ
〇安全/メカニズム
・前席上下調整式シートベルトアンカー
〇寒冷地仕様
・大型バッテリー

▲12Sの主なオプション
・SRSカーテンエアバッグシステム



・12X (CVT)…117万1000円

中間グレードで、おおよそ装備はコレでコト足りるでしょう(*‘∀‘)

実際に初期1万台の63%がコレです。

■12Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・UVカットフロントドアグリーンガラス
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
〇運転席まわり
・シルバーフィニッシャー
・プッシュエンジンスターター
・インテリジェントキー
・運転席バニティミラー
・電源ソケット
・インストアッパーボックス
〇シート/内装
・アシストグリップ
・リアパーセルシェルフ
〇外装/タイヤ・ホイール
・フロントグリルメッキ加飾
・カラードドアハンドル
〇安全/メカニズム
・アイドリングストップ
・エンジンイモビライザー

▲12Sより更に選択可能なオプション
・プライバシーガラス
・プライバシーガラス+SRSカーテンエアバッグシステム


・12G (CVT)…139万9000円

最上級グレードで、初期1万台中、21%がコレですね(^^)v

■12Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・プライバシーガラス
・オートライトシステム
〇運転席まわり
・メーター内ディスプレイ
・タコメーター
〇空調
・オゾンセーフフルオートエアコン
・外気温度表示
〇シート/内装
・織物/トリコットシート
・リア可倒式シート(6:4分割)
・運転席アームレスト
・助手席シートバックポケット
・メッキインナードアハンドル
〇外装/タイヤ・ホイール
・フロントバンパーロアグリルメッキ加飾
〇安全/メカニズム
・SRSカーテンエアバッグシステム



・12X FOUR (CVT)…133万8000円

4駆グレードはアイドリングストップが付きません…要らないけど。

■12Xにプラス、またはグレードアップする装備
〇外装/タイヤ・ホイール
・タイヤパンク応急修理キット
〇寒冷地仕様
・ヒーター付ドアミラー



・12G FOUR (CVT)…156万6000円

全体で最高額の仕様になりますね(^^)v

■12Gにプラス、またはグレードアップする装備
〇外装/タイヤ・ホイール
・タイヤパンク応急修理キット
〇寒冷地仕様
・ヒーター付ドアミラー



コレにボディカラーは全部で9色。

コンパクトカーらしくポップに富んだ印象があります(*'▽')

自分でしたら12Gのスプリンググリーンでイメージカラー通りの感じで。

ちなみにオプション設定が無いように思いますが、このクルマは大半がディーラーオプションなんですよ…(^-^;

なので、最上級グレードでもオーディオレスにスピーカー無しで、ナビ等はディーラーオプションで…という感じになりますね~。



で…コチラはオーテック特装車で、マーチでは定番のレトロ調仕様のボレロになります(*'▽')

中間グレードの12Xをベースとするものの、写真の通り内外装に専用装備が多数奢られ、割合ゴージャスな感じに…。

・ボレロ (2WD/4WD)…139万6000円/156万3000円

価格だけで言うと、12Gより3000円安いので、好みで選択肢は2分しますね(^^)v

■12Xにプラス、またはグレードアップする装備
・専用フロントバンパー
・専用メッシュデザインフロントグリル
・専用エンブレム
・専用アルミホイール
・プライバシーガラス
・ボーダー柄専用シート地
・フロスト柄専用フィニッシャー
・専用モノトーンインテリア
・本革巻3本スポークステアリング
・メッキインナードアハンドル
・オゾンセーフフルオートエアコン



ボレロは専用カラーで全4色。

高級感を演出する為か、ダーク系カラーが多いですね。

また、ディーラーオプションながら、ホイールのスポーク部に貼るデカールも…。



一応コチラが価格表…ご参考までに…。




コレはディーラーオプションカタログになります(*'▽')

元々が輸入車扱いとなるからか、アイテム数は比較的少な目…。



スプリンググリーンだったら、更にガチャピン感の増すフルエアロ(笑)

コレだけでも結構印象が変わりますね(*'▽')



このエアロ仕様になると全体的にユーロ感が増すように思います…タイ製だけど。

ホイールのチョイス次第で化けそうな予感がしますし、ドアミラーウインカーもこれまた雰囲気が変わるアイテムかと(*'▽')



他にはインテリアパネルキットがありまして、どう考えてもスプリンググリーンを選択した人にしかマッチしないであろうパネルを出してきます(爆)



最も、ソレ以外の人でこの手のパネルが欲しければ、このアスリートタイプのパネルでイイと思いますが…(笑)



他は特段目立ったアイテムは無く、ラゲッジキッキングプレートが後は気になった位…。

大体この部分はK12の場合しっかりと樹脂トリムだった訳ですが、モロに鉄板が剥き出しで、アルト並のクオリティへ格下げ…。

コレでなんとかゴマカシは効きます…。

さて、そんなK13マーチですが、その後、スポーツモデルのNISMOが登場したり、30台限定ながら、オーテックA30というブリスターフェンダーの特殊モデルが出たりと、それなりにスポーティなキャラクターのモノを出したりしたものの…

やはり税制面と維持費の安さ、そして年々豪華になっていく軽自動車へとユーザーは流れ、正直モデル末期は息絶え絶えという…(汗)

ソレでも2022年まで販売され、モデル自体が幕を閉じました…。

マーチって結構なブランドでしたが、丁度40年の節目の時ですよ…最後の灯はホントにあっけない感じでしたねぇ…(;´・ω・)

で…代わりのモデルが無いんですよ…ノートに集約という強引なオチ。

当然ですが、軽自動車では無く、この手のコンパクトカーへの純粋なニーズはある訳で、顧客はヤリスに流れて行くと…(苦笑)

ノートじゃ違うんですよ…やっぱり。
Posted at 2025/02/21 13:57:12 | コメント(8) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ
2025年01月26日 イイね!

simple&smart



どうも(^^)v

今回はリクエスト頂きましたカタログのアップになります。

ハハハ…もう多々触りましたぜコイツは…(爆)

ってコトで…



Z10キューブ後期です♪

もう前期から後期まで…ディーラー時代に多々入庫してましたが、日産車としては意外と大きな故障も無いのが美点。

では…ありますが、まぁとにかく物理的なパッケージングは結構ムチャです…(汗)

ただ…当時の日産の台所事情を考えるとコレが精一杯どころか、商業ベースで見るとスーパー親孝行車ではあります…(笑)

個人的には、今回のカタログには出て来ませんが、21歳の頃、今でいうマッチングアプリで繋がった1つ上の姉ちゃんが、アルテⅡに乗ってて、コレがスゲェへんなヤツだったと…(苦笑)

妙にこのキューブに乗ってるのをドヤ顔で自分へ言ってくるんです…。

私のはキューブはアルテⅡだと…。そうか…そうなのか…(;´・ω・)

で…運転中に気を失って何回かツッコミかけた話なんてのをやたらドヤ顔で言ってくる。

要はてんかん持ちな訳で、当時はとある事故で全国的に持ち上げられる前の話…正直このてんかん発作という病気があるコトすら知りませんでしたが…。

ちなみに自分と遊んだ理由は「ローレルの横に乗ってみたかった

別にオマエのコトはどうでもイイとハッキリ言われ…なんだあの女…(苦笑)??

結局2度程会いましたが、最後はたまたま地元の女友達と遊んでいるトコにソイツがやってきて、ナゼかこの女友達と意気投合…。

2人で小倉駅の裏ロータリーへ逆ナンされに行ってくるからココでサヨナラ…と、消えて行きました…おぉおぉ勝手にやってくれ(-_-;)

しっかしなんだったんだ??あのアルテⅡの女…(苦笑)

なんて説明すりゃいいか…ココで書くには語彙力不足でどう伝えたらいいのやら…(汗)

とにかく変な女だったなぁ…(苦笑)


そうだ…他にもスタンドでバイトしてた時に前期キューブに入れ逃げされたコトまで思い出し…(汗)

おぉ…そう言えばSK.さんのZ10で当時北九州に初めて出来たからだったかな…若松のカッパ寿司へ行きましたね(^^)v

すぐ潰れたけど…(苦笑)

しかも新築の店舗だったのに、数年で更地になりました…(汗)

そんな訳で、ナゼか良い思い出がそんなに出てこないZ10キューブは1998年に初代モデルとしてデビューしています♪

ご存知の方も多いかと思われますが、K11マーチのプラットフォームをベースに開発されたトールワゴンで、インパクトのあるCMも有りコレが予想外のヒットへ…。

元々の月販目標台数は8000台と、ソコソコ強気…ではありますが、発売1週間で1万台、18日で2万台、1ヶ月で3万台と順調に推移…。

更に8ヶ月で10万台と、結構なペースで売れてるんですよ…確かにウジャウジャいましたよZ10は…(笑)

なので、日産もこのキューブには発売翌年に装備の充実度がソコソコ高めの改良を実施。

そして2000年に今回の後期型へマイナーチェンジし、兼ねてよりネガティブポイントとなっていた、4名の乗車定員を一般的な5人乗りへと変更。

更に内外装をリファインさせたり、バリエーションを強化させたりしているのが特徴です(*'▽')

そんなZ10キューブ後期のキャッチコピーは…



simple&smart

もう全然ピンと来ない…(苦笑)

前期の「アソブ、ハコブ、キューブ」のインパクトが強過ぎる…(汗)

今回はマイナーチェンジ直後の2000年9月の内容になります。




ってコトで…このカタログは斜め前とかいう通常のカタログにあるアングルで大きく撮られてるカットが無いんですよ…(苦笑)

ってコトでまずは真正面。

全然変わってないように見えて、実は結構全体的にテコ入れが入ってたり…(汗)

やっぱり台数出てるクルマは小型車なれどそれなりに開発費が出るんでしょう♪

ヘッドライトは大きくなり、ヘッドライトインナーが2段形状へ…。

フロントバンパーも地味に台形の形状でインテークが変わり、グリルも実は全然違うんですねぇ…(汗)

その割にはそんなに違うように感じない…(苦笑)



サイドから見た感じはほぼ前期のまま…アルミが変わったりしてる位です。

で…このキューブは全高1625㎜と、タワーパーキングに入らない高さなのに、実は室内高って見た目ほど高くありません…(苦笑)

元々のマーチ自体、プラットフォーム開発時…つまり1990年頃に、こんなに重量が嵩むキューブが生まれると思って開発されてません…。

ソコに、この上屋がドンと乗っかるので、プラットフォームを補強しないといけない上、フロアもフラットになるべくならやっておきたい…(汗)

結果的に誕生したのが、2重底の上げ底フロア…当然室内高は狭くなる…。



で…今度は後ろから…。

テールランプはブレーキ部分もクリア化され、スッキリとした印象に♪

リアバンパーはやや角張って大きく見えるような感じにはなるものの、リフレクターが横長から縦長に…。

見た目の安定感という意味で、自分はリフレクターが横長の前期の方が好み。

コレはフロントマスクにも言えるコトで、前期はヘッドライトが後期比で細い分、やはりコチラも見た目の安定感が出てるように思うのです♪

反面、後期ヘッドライトは目の下にクマが出来たようだなぁ…と…。好みの範疇。



そそ…コチラはヤンチャチック仕様のライダー。

前期はオーテック扱いでしたが、後期で標準的なカタログモデルへ昇格♪

この時代にチョット流行ったビレットグリル風。



インパネは、後期で写真のグレー色を追加。

上げ底なので、ハイトワゴンにしては、やや足を投げ出す感じ。

しかし、まだキューブは全然許容範囲で、ルネッサなんてヒドイもんでした…(苦笑)

インパネは各部のスイッチ類が大きかったり、エアコンパネルがダイヤル式なのはイイとして、カップホルダーやら灰皿やら…リーチなんて丸無視で結構下に追いやられる始末…。

そう言えばメーターの盤面がブルーだったのも懐かしい。

後はコラムオートマのレバーがスッと伸びます…伸びますが、最近聞いた話では、今時の免許取り立て世代は、このコラムオートマの扱い方が分からないそうで…(汗)

そうか…今はインパネシフトやエレクトロシフトマチックが全盛だから、余計そう感じるのか…(汗)



ハイ…このように高い床面。

そして前席と後席の床から座面までの高さの違いが大きく分かるかと…。

但し、リアシートの利便性は格段に向上♪

後期では3人掛けになると共に、スライドやフォールディング機構を装備!

恐らくユーザーニーズがかなり多かったんでしょう…(^-^;

他に気になるのは、ヘッドレストがビニール素材で触感が余りにも安っぽい…(汗)

しかし装備されてるだけイイか…確か本気の初期モノはリアヘッドレスト無いんですよ…(;´・ω・)

そんなZ10キューブ後期に搭載されるエンジンは1機種のみ…。



・CGA3DE…直列4気筒1300㏄DOHC、85馬力、12.2kg-m。

前期の途中で排気量が1274㏄から1348㏄へと地味にアップしてるんですね~。

なので、CG13からCGA3になってる…と。

そうそう…このカタログはエンジンの写真が全く載って無いんですよ…(苦笑)

なのでこのカットを…。

マーチ比較で、さすがに1000㏄はアンダーパワーでラインナップされず。

動力性能的には正直この1.3は不満無く走ってたかと思います(*'▽')

そしてモデル末期にはコレがハイオク化され、101馬力になった仕様も追加されますね♪

コレに組み合わされるミッションは、4速コラムオートマ、またはハイパーCVTのコラム。

更にステアリングスイッチを搭載した、ハイパーCVT M6のコラム。

このスイッチがやや小ぶり…押せないコトは無いが、絶えず上下左右に揺れる車内でコレを簡単に操作出来るのか…まぁ…出来るんだろうなぁ。

ココでミッションが選べるなら、迷わずコラムオートマを…(苦笑)

んでもって、足回りはフロントがストラットで、リアは2駆が5リンクコイル、4駆はストラット。

4駆は北九州のディーラーでは入庫したのを見たコトが無いですねぇ…(^-^;

いや…このZ10は燃料タンク上部がボデーと接触して割れるリコールがあり、1日に何台も対策やってましたよ…(苦笑)

その時にリフトで上げて、タンクを固定するバンドの後部を外し、足回りの前にあるタンクをやや傾斜させ、タンク上部に接着剤の塗布とアルミシートを貼り付けてましたねぇ…(苦笑)

なので、必然的に足回りが目に入る訳ですが、リジッドサスばかりでしたねぇ。

ちなみにZ10キューブ…ヘッドガスケットからプラグホールへオイルが溜まるのと、スロチャンが弱い以外は結構丈夫で壊れないんですよコレが(笑)



さて…装備としましては、前述の通り後期でシートスライドを追加♪

200㎜のスライド量はかなり重宝するかと(*'▽')



更にキューブという車名どおり、フロア高の件さえ無視すれば、車内は結構スクエアなのはメリットですよねぇ(*'▽')♪

この後期でリアシートはダブルフォールディングも可能になったので、比較的フラットな荷室が出現!

荷物はバンバン載ります…コレは美点♪



自分は利便性でイイのか難しい装備だとは思っていますが、ガラスハッチも装備。

確かこの時期の日産って、リバティやアベニールも装備してましたが、全て一過性のモノで、その後は一気に廃れて行きました…(苦笑)

最近の日産だとC27セレナはガラスハッチがあった位。

確かに便利?かもしれませんが、自分は雨漏りのリスクが高いと思ってしまいます…サンルーフより漏れるでしょう…(汗)

なんせこの通り、開口部周囲のウェザーをガラスで挟んで止水するだけですからねぇ…(苦笑)

ガラスの建付調整で圧着力をアップするしか無いですし、なんせ垂直に近い傾斜なので、重力もそんなに掛からないときた…更にバックドアみたいに重くないので、荷重も掛からない…(苦笑)

そう…実際にキューブで漏れてるのを見たからですよ…(;´・ω・)

アベニールやリバティと違い、ガラス面積も小さけりゃ、バックドアが起きてますからねぇ…。



他に後期で追加されたトコは、フロントドアトリムにマルチホルダーなるカップホルダーを装備♪

コレは取り出しやすく便利なんですよ(*'▽')

L900ムーヴにもありましたね(^^)v



グリルエンブレムの「C」のマークも個人的には懐かしい(笑)

キーレスはナゼかマーチとキューブはリモコンが凝ってたんですよね(*'▽')

キーホルダータイプでキーと別体…他にもそんなクルマはありましたが、マーチとキューブだけ車体のシルエットをしたキー…しかも3色位あったかな…。

サンルーフはオプションで用意されるものの、装着車はかなりレア。

ラゲッジアンダーボックスはこの時代辺りから増えて来ましたね(^^)v



他にも収納がとにかく多いのはZ10キューブの美点でしょう♪

但し、写真左下のフロアアンダーボックス…。

コレって上げ底で2重になったフロアの隙間を利用した収納…なんですが、フロアマットの下にあるので、取り出すのが面倒なのと、密閉が甘い(フタが乗ってるだけ)ので、開けると高確率で砂が入ってます…(苦笑)



日産車としてはオーディオには力が入ってる方になりますね!

このクラスでピラーツィーターにフロアウーハーまで搭載されます(*'▽')

コンセプト的にもそうなんですが、ターゲットユーザーは若者。

実際に購入層は20代が最も多かったようです(^^♪



意外や先進的なのは、2000年の時代で、オプション扱いながらもISO FIX用のチャイルドシートアンカーが選べます!!

コレの何が凄いか…この時代なのに最新のチャイルドシートが付くんですよ!!

コレ以前の車種に乗ってる人は、大半が3点式ベルトで固定…してるんですが、現在販売されてるのはISO FIX用がほぼほぼで選択肢がホントに無いのです…(汗)

更に古い2点式になると、アメリカのメーカーの1商品のみが対応…。

しかし、お値段結構するのと、簡単に売られてる訳でも無いので、誰も買いません…(苦笑)

なので、ウチもそうですが、キャラバンが2点式なので、3点式用をベルトの取り回しでムリヤリ固定してます…(泣)



で…グレードはこんな感じになりますね(^^)v

・F (4AT)…113.8万円

最もベーシックなグレード。初期の販売比率は10%なので、まず選ぶ人が少数。

■Fの主な装備
〇視界
・最適配光マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・マルチリフレクターリアコンビクリアランプ
・間欠ワイパー
・リアワイパー
・熱線リアウインドウ
・可倒式ブラックドアミラー
・UVカットフロントグリーンガラス
・UVカット断熱フロントドアグリーンガラス
〇運転席まわり
・クリーンフィルター内蔵オゾンセーフエアコン
・抗菌仕様
・チルトステアリング
・液晶オド、ツイントリップメーター
・ガラスハッチオープナー
・電源ソケット
・フットレスト
〇オーディオ/ナビゲーション
・アンテナ
〇シート/インテリア
・運転席シートリフター
・ハーフドアトリム
・運転席側フロントドアポケット
・助手席シートバック買い物フック(1個)
・助手席シートバックポケット
・リア可倒式シート(5:5分割式スライド、クッションフォールドダウン機構)
・リアシート買い物フック(4個)
・ラゲッジネットフック(6個)
・リアフロアアンダーボックス(2個)
・ラゲッジフロアトリム(カーペット)
・ラゲッジアンダーボックス
・ラゲッジサイドポケット(両側)
・バックドアアシストストラップ
〇外装/タイヤ・ホイール
・ガラスハッチ
・ブラックドアハンドル
・165/70R13タイヤ+ハーフホイールカバー
〇メカニズム/安全
・フロントスタビライザー
・前席上下調整式シートベルトアンカー

▲Fの主なオプション
・電動ガラスサンルーフ
・ISO FIX対応チャイルドシート用アンカー
・前席SRSサイドエアバッグ
・寒冷地仕様(ヒーター付ドアミラー、強力ヒーター、リアデフォッガータイマー等)
・ワイパーデアイサー(寒冷地仕様のみ)


・S 2WD (4AT/ハイパーCVT/同M6)…123.8万円/128.1万円/129.6万円
・S 4WD (ハイパーCVT/同M6)…148.1万円/149.6万円

中間グレードのSは、販売比率45%と、ソコソコ高いです♪
また、ココで4WDが設定。選択肢もグッと増えます(^^)v

■Fにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
〇運転席まわり
・本革巻3本スポークステアリング(M6車)
・集中ドアロック
・マルチリモートエントリーシステム
・キー連動室内照明システム
・パワーウインドウ
・マルチホルダー(2個)
・運転席カードホルダー
〇シート/インテリア
・フルドアトリム
・両側フロントドアポケット
・両側リアアームレストポケット
・リアシートバックピロー
〇外装/タイヤ・ホイール
・メッキドアハンドル
・175/60R14タイヤ+フルホイールカバー

▲Fより更に選択可能なオプション
・キセノンヘッドランプ
・プライバシーガラス
・アルミホイール


・ライダー2WD (4AT/ハイパーCVT/同M6)…134.8万円/140.6万円
・ライダー4WD (ハイパーCVT M6)…160.6万円

後期でオーテックの持込登録車扱いから、正式なカタログモデルへ昇格♪
日産らしいワル感が出てるとは思います(^^)v

■Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・プライバシーガラス
・電動格納式リモコンメッキドアミラー
〇運転席まわり
・シルバー色エアコンダイヤル
・本革巻3本スポークステアリング
〇オーディオ/ナビゲーション
・オーディオレス+6スピーカー(シルバー色ドアスピーカーグリル)
〇シート/インテリア
・ライダー専用シート地/フルドアトリム
〇外装/タイヤ・ホイール
・ライダー専用装備(フロントバンパー、グリル、サイドシル&リヤサイドプロテクター)


・X 2WD (4AT/ハイパーCVT-M6)…140.8万円/146.6万円
・X 4WD (ハイパーCVT-M6)…166.6万円

最上級グレードになるのがコレ…販売比率はS同様45%になります♪

■Sにプラス、またはグレードアップする装備
〇視界
・プライバシーガラス
・防眩式ルームミラー
〇運転席まわり
・シルバー色エアコンダイヤル
・本革巻3本スポークステアリング
・助手席バニティミラー
・ルーフコンソール
〇シート/インテリア
・運転席アームレスト
〇外装/タイヤ・ホイール
・サイドシルプロテクター
・175/60R14タイヤ+アルミホイール

▲Sより更に選択可能なオプション
・キューブスーパーサウンドシステム
(CD一体AM/FMラジオ+6スピーカー+フロアウーハー、140W、デジタル時計付)



ボディカラーは全部で5色…思ったより少ないですねぇ…(汗)

ただ、キューブって年次改良や専用色採用の特別仕様車が度々出てたので、結果的にカラーバリエーションが多いような気もします(*'▽')

自分でしたら、Xのブリリアントブルーの4ATを…(笑)

オプションでキセノン、スーパーサウンドシステム、サンルーフ、ISO FIXアンカー、サイドエアバッグ、寒冷地+デアイサーのフルオプションでしょう(^^)v


で…実は後期のZ10キューブはコレだけでは無いのです…。




クセ強ッ(爆)!

その名も「キューブ スクエア」…名称通りでなんと分かりやすいコトか…(笑)

とにもかくにも、この四角いフロントグリルが色々ぶっ飛んでます…(苦笑)



反面、リア回りは非常に大人しく、バックドアガーニッシュが装備される位。

車名にグレード…カクカクで攻めてる割に、スクエアのエンブレムは書体がややミスマッチな気がしなくもない…(;´・ω・)



スクエアの内装は基本的に通常のキューブ…しかし、メーターベゼルやスピーカーグリル、ヒーターコントロールパネルのレバー等、細かいパーツに色が入る位の違いがあります(^^)v



ボディカラー自体はホワイト一択…しかし、グリルと内装のカラーで5色を設定。

どれもクセが強い(笑)

チョット家電品っぽい感じありますよね…空気清浄機とか冷蔵庫とかの白物感。



また、オーテック扱いオプションでカラーに合わせた専用1DINのCDMDデッキ。

MDってのが時代を感じますねぇ…(笑)

そして助手席マルチボックスとヒーターコントロールフィニッシャー…。

要はエアコンパネルに付ける加飾ですね(*'▽')

そしてシートカバーもこれまた…マリカのレインボーロードみたいやないですか(爆)



まだまだ続きます…コチラはオプションカタログ。



これまたクセがメチャ強い…(汗)

ってか…このエアロ見たコトあるかなぁ…(苦笑)

フロントバンパーも…ですが、バックドアスポイラーもこれまた…(汗)



更にメタリックバージョンなんてのも…。

コッチは特段…寧ろ意外と好きな部類ですが、フロントグリルでかなり雰囲気が変わります♪

しかし…コレも見たコトが無い…(笑)



単体パーツでは、視界を敢えて潰すウインドウフィニッシャー。

コレは見たコトあったと思います(*'▽')

室内側から見たらどんな感じなんでしょうかね…。

まさか両面の貼り跡が見える…なんてコトは無いでしょ…(^_^;)



他はボディサイドモールとリアバンパーフィニッシャー…コレも…(汗)



スポーツマフラーやペダルカバーは分かりますが、ホーンなんてレアアイテムでしょう(笑)

赤はまだしも黄色は目立つでしょう。



こんなステッカーキットあったんですね…気持ちはスポーツ…と。

このアルミとミラーカバーは記憶がバリバリ!!

コレ付けたキューブにガソリン入れ逃げされましたから…(爆)



とにかくカスタマイズ要素豊富なキューブ。

スモークカラーエンブレムは正直実車をパッと見ただけでは気付かないか…(汗)

インナーがブルーになるヘッドランプなんてのもあったんですね( ゚Д゚)!!

そしてサイドストライプもこんな感じで。



定番のインパネクラスターはアルミ調と木目調を用意♪

マルチボックスストッパーなんてのも…CTワゴンRの4型みたいです(笑)

で…オーバーヘッドコンソールはクセが強い(笑)!!

しかし見た目重視ですね明らかに…収納容量や収納のしやすさ、収納用途なんてのは正直…(汗)

色からしてクセがスゴイですしね…(笑)



定番シートカバーにキッキングプレート。

時計はパオと同じじゃないですか??

けどキューブで付けてるのは見たコト無いです。



イルミはこの通りで、90年代末に出た車種のイルミアイテムって感じですね~。

まだLEDもそんなに多用されていないので、電球に色を付けたカバーが付いてたりとか…。

ココまでのビレット系のエアロ、革のシートカバーやイルミアイテム…。

今回ブログへアップする為に用意してて気づいたコトがあります…。

コレ…bBじゃん…(汗)

通常のZ10キューブはライダーでもソコまでそんなイメージは持ちませんでしたが、コレらのアイテムを装備して行くと、なんかbBと似通ったものを感じ…。

bBを開発する際、絶対ベンチマークでキューブをターゲットにしてるとは思います。

bBの上手いトコはキューブには無い演出した悪さを出したコトでしょう。

キューブの場合チョット違いますもんね…元から日産らしいワル感が出てるだけで、狙ってやってる感は無いですもの(笑)



その他、隅々までアイテムは行き渡り、これまたレアなシートクッション。

更に残照式ルームランプなんてのもディーラーオプション。

今や結構なクルマでこんなのは標準になりましたが、こういうのは用品にして、欲しい人だけが装備してもイイ…とは思います…(^_^;)

ただ…恐らく生産コストなんてたかが知れてそうなので、全車標準にした挙句、新車販売を一律上乗せした方が利幅的にメーカーが有利になりやすい…とかもありそう…(苦笑)



コンソールボックスやシートアンダートレイなんてのもオプション。

今やスーパーハイト系の軽を買うとこういうのは既に装備してますし、ましてや装備しないと商品力でライバルに負けちゃうんでしょう…(苦笑)



日産名称:ネオンコントロールなる、コーナーポールは定番用品。

フェンダーイルミが珍しくこの手としてはありますが、フードが短いハイト系なので、高さのあるイルミを採用。



いよいよコレで最後…ニスモのS-チューンキットのリーフレット。



K11マーチと共用の内容になりますが、写真赤い枠のヤツはマーチ用で、青がキューブ用。

つまりコレを見ると殆どがマーチで、キューブはついでに掲載ってイメージが強いです…(苦笑)

さて、そんなZ10キューブはこの後、件のアルテⅡなんかを追加…。

ハイオク仕様になって101馬力のモデルが登場する等、正直この手の車種でニーズが要るのか分からないようなヤツまで出てきます…(苦笑)

この辺りが日産らしく、市場動向丸無視…ゴーン体制になろうと、結局根本的なトコは変わってないというか、素人目に見ても需要がありそうな車種をことごとく潰し、理想ばかりの電動化を追った結果がコレ。

プロダクトアウトが悪いとは言いませんが、ほぼ全てがそんなやり方だから詰むんですよ…(汗)

で…話題を戻すと、2002年に次期型のZ11へバトンタッチする訳ですねぇ。

Z11はZ10比でパッケージングやデザイン等、やっとソレらしい感じで上手い空間の使い方が出来た訳ですが、今度はメカニズムがボロ過ぎて閉口…特に初期モノ。

対してZ10はホントに丈夫でしたね~(*'▽')

ただ…さすがに登場から四半世紀が経ち、現在ではさすがに見るコトが無くなりました…アレだけ走ってたのにですね…(´・ω・`)

そういえば最近中古でスクエアが出てきてたまげましたね…よく残ってたもんです…(笑)

キューマル車入門編にはイイのかもしれません…タマさえあれば当時の日産車の中では丈夫な部類ですので(∩´∀`)∩
Posted at 2025/01/26 17:13:01 | コメント(16) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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