もう他の方も多数ブログをアップされてますが…、今回は非常にショックでショックで…。
櫻井眞一郎さんが17日に81歳でお亡くなりになられました。
未だに信じられません…。
正直今回の件は嘘であって欲しいと思いましたが、どうやらこれが現実のようです。
クルマに対する思想、設計理念にはただただ頭が下がるばかりで、片山豊さんと共に尊敬するエンジニアの一人ですので、一度はお会いしてみたいと思っていました。
櫻井さんと言えば、勿論のことですが、代表するのはやはり…
スカイラインです。
このクルマが生み出されたからこそ、この世にクルマを愛する者が増え、そして文化を築いていったのだと思います。
初めは、プリンスの技術が誇るファミリーセダンとして登場したスカイラインですが、S54型においてポルシェ904との僅か1周でしたがデッドヒートを繰り広げ、日本車でも外国車に打ち勝てるのだという希望を国民に与え、また、ハコスカのレース50勝という金字塔を建てた事により、人気を不動のものとし、老若男女、誰もが知っているクルマとなりました。
その後、櫻井さんはR31のデビュー直前まで開発に携わり、R32の時に、直接の弟子である伊藤修令さんにバトンタッチされ、当初のコンセプトとは大きくかけ離れた感がありますが、時代の波に揉まれながらスカイラインは現在に到ります。
自分の身近な体験で話しますと、中学1年の時ですから今からもうかれこれ14年前の話ですが、親戚が突然ヨンメリのGTX-Eに乗り換えて我が家へ遊びに来ました。
残念ながら当時はまだ免許が取れる前の話で運転はできませんでしたが、親戚の運転するヨンメリの助手席に乗せてもらって国道3号線を軽く流しました。
そのスカイラインはL28改3.1仕様だったのですが、地の底から湧き出るようなL型独特のなんとも言い難い音と共に、2速でも軽々とホイールスピンをする強烈な加速だったのが未だに脳裏に焼き付いております。
そしてあの走る楽しさをそのまま力強く…、しかし美しく表現されたデザインと硬派感漂う黒一色の内装にスカイラインの凄さを感じました。
その時のスカイラインの印象やドラマでのスカイラインを含む日産車の活躍…、そしてスカイラインの血統を受け継ぐローレルを所有していたこと…、周りや親戚が日産車に多く乗っていたことにより親近感があったこと、そして櫻井さんや片山さんなどの築いた日産自動車の歴史…
そういったもの全てが刺激となりまして、自分は日産自動車の整備士を希望し、3年間働かせて頂きました。
残念ながら今の日産自動車の経営方針や、自分の整備士としてのセンスが無かったこと、その他いろいろありまして辞めてしまいましたが、日産で整備士を曲がりなりにもしたからこそ今の自分が存在するわけでして、そのことについては決して後悔しておりません。
なんか話が脱線しちゃいましたね…(苦笑) スイマセン…(汗)
その他、櫻井さんが開発したもので意外だったのは…
日本で初めてミキサー車を開発した人。
スカイラインに乗っていなくても、櫻井さんのこのような功績があったからこそ、今の生活があるんだと思いますと本当に偉大な方です。
残念ながら、スカイラインを自分はまだ一度も所有したことがないですが、経済的に余裕が出来た将来、1度はR30までのスカイラインを所有してみたいと思っております。
そういえば、櫻井さんはスカイライン以外にも携わったクルマがあります…。
C31ローレルです。
元々初代ローレルはプリンスで開発が進められていただけありまして、プリンスの血が、そして櫻井さんの魂が少なからず注がれたクルマだと思っております。
そう考えますと、スカイライン譲りのRBエンジンを搭載したウチのローレルにも少なからず櫻井さんの魂が入っているのだと思いますと、とても誇りに思います。
実際にRBエンジンには櫻井さんも開発に携わってるようですし。
ちなみに調べたところ、櫻井さんが当時の日産の役員に「スカイラインにはどうしても直6が必要だ」と説得してRBエンジンが登場したらしいです。
それを聞きますと益々このクルマを大事に乗って行こうと思います。
そんなこんなで長い話になってしまいましたが、最後に…
櫻井さん…クルマを愛する全ての人に、夢を与えて頂き本当にありがとうございました。
そして自分の今までの人生に櫻井さんの造り上げた歴史は絶対に影響していると思います。
これからも自分を含め、クルマを愛する世界の人々によってスカイラインというクルマは永遠と語り継がれることでしょう。
心よりご冥福をお祈り致します。
※15時追記
沢山のイイね!及びコメントありがとうございます。
櫻井眞一郎さんがどんな人なのか?
又その設計思想はどんなものなのか?
気になる方は下のリンクにアクセスしてみてください。
http://www.nissan.co.jp/SKYLINE/BLOG/DEVELOPER/HISTORY_01/index.html
その独特の設計思想にこの方は本当の技術者であるとつくづく思われると思います。
Posted at 2011/01/22 06:23:41 | |
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