さて…前回のカタログネタに引き続き、今回はさらに馴染みの無い1台です…(苦笑)
2代目レオーネスイングバック前期です♪
子供の頃でもレオーネ自体が珍車だったので、現役で見た記憶も無いですし、旧車のイベントでもまず見ない1台です…(苦笑)
そんなレオーネスイングバックは1979年にデビュー…そりゃ32年も前のクルマなんですからイベントでもなかなかお目に掛かれないわけです…(汗)
その2代目レオーネの中でも歴代で唯一ラインナップされた3ドアハッチバックがスイングバックというモデルです♪
今回のカタログの中には出て来ませんが、個人的にはこの時代のスバル独特のインボードブレーキという構造やサイドブレーキが通常の後2輪では無く、前2輪に効くという特殊な構造が印象に残ります。
つまりサイドブレーキでスピンターンは出来ないという…(汗)
で…今回のカタログはいきなりページをめくるとこうなんですよ…
そう言われましても…(苦笑)
…
だったらもうチョット近寄れよ(爆)!!
な~んかフレンドリーどころかこのクルマをナゼ買ってしまったのかと悩んでるように見えると言う…(爆)
そんなレオーネは通常モデルだと当時のライバルと比べても地味~な印象が出ています…(汗)
マニアライクなモデルではあるのですが、当時から玄人指向なトコがしますね…(苦笑)
リアスタイルもファミリアに似ていますし、掴みどころの無い感じですね~。
そして吹出口が無駄に多いインパネ(爆)
しかし、メカ的や電子装備などは拘るスバル…
ヘッドライトやワイパーのスイッチ類はナゼかこのように個性的です…(笑)
警告灯も無駄に煌きます(爆)
今じゃ普通なんですが、この当時にオドメーターが6ケタというのはまだ珍しい存在でした♪
まぁ…大半はココまで走らんですけど…(苦笑)
とにかく個人的にはイマイチ捕え所を見つけにくいこのスイングバック…。。
内装もこれまた地味です…(苦笑)
実際に乗ってみないとわかりませんが、華美より機能性を重視しているかもしれませんね!
質実剛健なメーカーですから…(笑)
で…ボンネット内にスペアタイヤがあるのがこれまたスバルのFF車らしいとこですね♪
スバル1000からこの後のレオーネまで代々続いてボンネット内にスペアタイヤが装備されます!
さすがに現在じゃ衝突安全性の問題でまず見ることの無い光景です…(汗)
で…コレはシリーズ中で最もスポーティなモデルのSRXというグレードです♪
今で言いますトコのインプレッサWRX的なトコですね!
通常グレードは1300cc及び1600ccのシングルキャブレターなのですが、SRXは1600ccのツインキャブ…
ってかツインキャブって言葉に時代を感じます…(爆)
ただ、馬力はテンロクでグロス100馬力のOHVという当時のライバルと比べるとややアンダーパワーな印象ですね…(苦笑)
ミッションも他の5速のグレードと違い、専用のクロスミッションを搭載しています!!
この時代のスポーツグレードはナゼかやたらとヘッドライトウォッシャーを装備したがる傾向にあります…(笑)
そんなに使わないんですけどね…(爆)
で…ナゼかこのカタログは訳のわからん説明が入ってきます…(汗)
最早レオーネは関係ねぇ…(苦笑)
ベーコンエッグはマイルドじゃ無い気が…(爆)
マイルドに行くなら目玉焼きのままでいいと思うのは果たして自分だけなのか…??
そうそう…スバル車と言えばなんですが…
伝統の4WDモデルもあります♪♪
日本初の乗用4WDは初代レオーネなので、当然2代目にもラインナップされています♪
4WDモデルはバンパーにオーバーライダーが付いているのが特徴。
アンダーガードも装備されるのですが、一体ドコを走るのか…(笑)
オプションでヘッドコンソールも用意されますが、丁度70年代と80年代の時代の狭間に販売されたこの2代目レオーネは丁度時代の節目に試行錯誤で装備されたものが気がしますねぇ…(笑)
パッと見は地味~な感じのするレオーネですが、その後のレガシィやインプレッサの成功に繋がるには絶対に欠かせないモデルだと思います。
最近のスバルは筆頭株主のトヨタにいいようにされ、ついに伝統の名車サンバーが無くなるどころか軽自動車自体の生産すら辞めてしまいました…(汗)
挙句の果てにレガシィに到ってはかなり肥えてしまい、別のクルマに見えてしまい、先代までのスマートな面影が無くなってしまいました…。
個人的にはアウトバックが実は結構ツボだったんですけどねぇ…(泣)
スバルは代々デザイン的には地味なのですが、メカニズムには非常に凝っており、その代々積み重ねた独特のアイデアと技術によって、多くのファンを生み出しています。
時を遡るコト53年前、代表的国民車であるスバル360を生みだしたメーカーは悲惨な状況です…(汗)
名車スバル360やファンの間で農道のポルシェと親しまれるサンバーを開発した百瀬さんは果たして現在の状況を天国でどう思われてるのでしょうかね…??