こんばんは♪
クリスマス??知らんし。
まぁ…とにかく今回はカタログネタです(笑)
初代プレセア前期です♪
コレも数年前位までは結構見かけてたんですが、見なくなりましたねぇ…。
ディーラー時代にも時折入ってましたが、プレセアならではのマリーンブルーメーターが印象的でした♪
そんなプレセアが出たのは1990年。
ローレルスピリットの後継車種としてサニーベースの4ドアハードトップで出ています。
プレセアとはスペイン語で「宝石」の意味で、グレードに「ct」という、宝石の重さの単位「カラット」を使用しているのが特徴です♪
どうやらこのプレセアというネーミング、5000件の候補の中から選ばれたものなのだそう…(汗)
ちなみに上記のCMに出ている、見返り美人役の桐嶋かれんは、約15年後にU31プレサージュ後期のCMにも起用されまして、その際に一部でチョット話題になりました♪
全身・センス、プレセア
と…書かれている通り、非常にデザインが凝っていましたね!
このプレセアのエンブレムは日産の女性デザイナー、水谷さんという方のデザインで、ローレルのエンブレムは勿論、Y30、Y31セドリック、シーマ、セフィーロ、サニーのエンブレムもこの方のデザインです♪
インフィニティQ45と同じく、プレセアもグリルレスデザインでしたが、コチラの方は全体的にフォルムが纏まっていた為か、一般…特に女性から好評だったようです♪
独特のインバース(凹型)形状のヘッドランプもプレセアが出す個性の一つです♪
リアのデザインもこれまた個々の部品で見るとそこまで特徴的では無いのですが、全体的に見ますと…「あぁ…プレセアだなぁ」とわかるデザインです。
そしてこのプレセアという車、カリーナEDの日産版…但しサニーベースの。
なので、室内はとても狭くて不評だったんですが、個人的には全く気になりませんでしたねぇ(笑)
独特のエクステリアとは裏腹に、インパネを見ますとどことなくサニーっぽい感じがしちゃいます…(苦笑)
この辺りマツダのペルソナなんて凄く大胆でパーソナルな感じがしましたねぇ♪
しかし、このプレセアはメーターに特徴があるわけです…
世界初のマリーンブルーメーター
昼間では普通のメーターなのですが、夜間になると内部に仕組まれたブラックライトによって、メーター盤面はブルーに、特殊塗料が塗られた指針は白っぽく光ります♪
これが結構カッコイイんですよ♪
細かいトコで言いますと、オドメーターも他車のように数字の間の隙間が無くて作りがよかったですね!
シートは至って普通の形状なのですが、仕様により内装色が3色ある他に…
ブラックスターやスポーツインテリア装着車ではGT-Rのような感じのスポーツシートになったりします♪
さらにオプションで2色のレザーシートがあったりとなんともバブリー(笑)
そんなプレセアに組み合わされるエンジンは1800、2000はSR系、1500に到ってはGA系の電子制御キャブです(爆)
この電子制御キャブ、経年劣化でバキュームホースが切れる切れる…(苦笑)
整備士時代に先輩がコレで苦戦していたのが印象的です…(苦笑)
装備面もバブル時代のクルマだけありまして、このクラスにしては豪華です♪
オプションで電子制御サスペンションが選択出来たり…
2000ct.Ⅱだったらクルコンも選べます♪
何気にサイドブレーキのリリースレバーもローレルやセフィーロと共通だったりするんですよ♪
コレ…結構便利なんですけどねぇ♪
また、この時代の日産車は上から下まで専用キー…(笑)
実に凝ってます(笑)
塗装に関しても、この時代の日産車お得意のスーパーファインコート♪
オプションでトランクバッグなんてものまで装着出来る始末です(笑)
グレード体系はこんな感じで、ボディカラーも豊富♪
個人的には2000ct.Ⅱが気になりますねぇ♪
そんな感じで豪華なコンパクトセダンって感じのプレセアでしたが、1995年にモデルチェンジした2代目は結構コストダウンされてましたねぇ…(苦笑)
アレはアレで中々いいクルマだったんですが、時代は室内広々ミニバンブームが来ちゃってまして、2000年には生産中止となってしまいました…(汗)
現在はこの手のセダンは室内スペースが稼げないという理由で、LクラスセダンでベンツCLSクラスがある位で、国産では王道だったのに今や全くそんな車がありません…(汗)
まさにバブルが生んだ落とし子…今乗ると実に味のある1台だと思います♪